人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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ふん。
愉しみを探す事を止めた枯れ木は朽ち果てると良い。

その国を最初に落すのは私だ。

[そうして渡った異国は、退屈を暫し忘れさせた。
戦い方を知らぬのに挑み、消えて行く命。
始祖を追い掛けて、この国の戦士に鬼と戦う術を教えた
戦士達との激闘。
そして文化と全て物珍しく高揚させた]


ホリー、まだ死ぬ理由を私は持たぬな。

[左腕を落した戦いの中、命のやり取りに昂揚し嗤いながら
ホリーに告げた言葉をまだ覚えている]


【人】 幸運の科学 リッキィ

――っ!

[“斬った”って手応え。そんなに深くない。>>66
でも機動力を削ぐの、ちょっとはできたよね。

僕は左腕を振り上げる。
そのまま円に向かって振り下ろせばいいものを、]


いい、のかな。―――……。

[僕の手は一瞬、固まったみたいに動かなくなる。
僕の中に浮かんだ思いは声になってくれないけど、身体はまだ正直な方みたいだ。

迷う。

それでも振り下ろした左の刃は円の急所をとらえることはない]

(85) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

いいの、かな。明にーさん。

円を連れてかないで、帰って来ても。

[迷う。
どの道が円にとって幸せなのか。

だってこんな、吸血鬼とニンゲンの戦いに乗り込まないで、平和に暮らすのが、
僕の考える幸せの中では最良の形だから]


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 23時半頃


あなたを逃がせなかった。

[>>+8 それだけの理由を告げて、続く言葉はない]


[名を、呼ぶ声がした。
 零瑠だけを呼ぶ声が。

 現状をふと冷静に考えて見れば、そもそも零瑠の一択しかない。]

は。

[応じたのは、まだ視界に真弓の背があった頃。]


[暫く掴んだままの理依の手を右の方向へ放ると、守護隊の一員が悲鳴を上げた。彼の顔を打った腕が地に落ちきる前に、軍服を更なる赤に染め上げた。

駆けながら、主に報告を。]


―――真弓が、あなたに弓を。
反逆の意を示しました。


 ……良いんじゃないかな。

[5年ぶりの我儘。

 リッキィの、やりたいようにやってごらん。

[自分の我儘にも重なっていた。
 自分が手を伸ばさなければ助かっていた人がいたことに、
 それは通じている。]


[指の先までも支配する絶対的な命。
感情も意志も捩じ伏せられる――のは、自分だけなのか。周の様に、拒絶出来ずに居るのは。
同じ命は今も真弓を縛っているはずなのに。
それとも、ホリーを討ったから楔は消えたのか。]

……

[あぁ、どんな表情をされるのか。
 直接見れないのが残念だ。

 此もまた、喜びなのか。
 愉しいと笑うのか。

 主を想えばこそ、何が最善であるのか、迷う。]


 ……ホリー様の剣を前に、芽を潰す事が出来ませんでした。

 申し訳ありません。


[随分と言い訳めいている。
 仕方がない。

 真弓に武器を向けた守護隊員しか、殺して居ないのは事実なのだから。]


真弓が?

[反旗を翻したと零瑠が報せる
続いて止める事が出来なかったと詫びる聲

思えば真弓は感情の操りが上手かった。
常に分厚い氷の上の姿しか見せず、凍えた水の下で
動き続ける感情を隠し続けていた。

あからさまに反抗を見せていた理依。
静かに静かに『機』を狙っていた真弓。
従順に仕え続けた零瑠。

最も、零瑠の心の内も本当は知ってはいないのだろうが]

なかなかに面白いな。

[それぞれの違いが面白い]


[雛がここまで育つとは想定外だが、だからこそ面白い。
だからこそ、まだ。

人間は全滅させるには惜しい。

餌と言う意味だけでなく]

私を愉しませるのに、やはり必要だな。

[その意味を理解出来るとすれば、永い永い時を生きた
鬼だけだろうが]

ホリーと並ぶだけの鬼が横にいないのは残念だな。

……零瑠、お前はどちらの横に並ぶ?
真弓か、私か。好きに選べ。

[寂しいと言う感情は未だ知らず。
ただ、誰も横にいないのも退屈だと。
少しだけ思った。それだけだ]


――……、ありがとう。

[僕は相変わらずうまく笑えないままだけど、明にーさんにそう言われて気が軽くなった。]


頑張れると、いいけど。……にーさんの分まで。

[さっきの口ぶりはまるで、誰かの幸せを願うことさえ、誰かの迷惑になるって思ってるみたいだった。

僕がここでうまくやれれば、明にーさんは誰かの幸せを願えるようになるのかな]


[記憶の欠片。
『漣桜様と――お父様と、愛した結晶がこの子なの』

 『贄』は『子』になった。
 
 つまり、愛が実った事になる。






 ……いや、この理論は飛躍し過ぎている。

 仲睦まじい『両親』と、それを主と自分に重ねて――例えば、主の私室で過ごした穏やかな時間がずっと続けば――とも、想う。]


[反旗を翻した真弓がどれ程抵抗出来るのだろう。
零瑠に問い掛けた後、呼び掛けは真弓へと]

真弓、よく耐えたな。大したものだ。
褒めてやろう。
だがどうせならもっと抗って貰おうか。

吸血鬼以外、目に収めた命は全て殺せ。
その力で。

[ホリーの血が何処まで抗う力になるのか、知らないが。
今まで明確にしていなかった命令を彼女に告げた]


[浮かんでは留まり消える、紅鬱金の瞳。
 面白いと言うのなら、
 そう望むなら、


 あなたの額に鏑矢を――…]


……なに、が

[何が必要と? 分からず問いを落とし


っ!


【人】 幸運の科学 リッキィ

……どうしたの。来ないのかな?

[僕は斬った手ごたえを得られなかったマインゴーシュを鞘におさめて、また間合いを離した円を見る。>>107
来ないならこっちから行くよ、って台詞が付きそうな素振りは見せずに、]


……。そう、だね。

[僕の左手は記憶が生み出した小さい円の幻影の手を握る。>>113
昔、街の子に囲まれてた時にこうしてたよね。

一つ上のねーさんだからってちょっと前に出て、でも怖くないわけがなかった。
あの時僕がちゃんと円を守っていられたのは、絢矢が一緒についてたからなんだよ。
僕ら、きっと一緒なら、どこへでも行けたのに―――]

(134) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

戻れない。

……戻れないんだ。

[幻影は消えた。
残ったのは、今の僕らだけ]

でもみんなと一緒にいたいから、僕は、
“自分のワガママ”で円を連れてこうとしてたんだ。

[ああ、回りくどいことを言ってないで、本題に入らないと。>>123]

円と斬り合ってる最中に、僕に牙を立てて吸血鬼にした……、ホリーって吸血鬼は死んだよ。
つまり、えぇと……。

[つまり“始祖様”の命令にある程度は抗えるんだよね? というかこれは……今まさに抗ってる状況?]

僕と明にーさんは“始祖様”を守らなくても、いい。……はず。

だから、……ごめん。

(135) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

零瑠。私の横に並ぶ技量があるか。示して見せろ。

[浮かぶ笑みは無慈悲に告げる。
選んだのなら、その覚悟を、能力を見せ付けろと**]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[僕には“お姉様”が死んだことは分かっても、誰の手で殺されたのかまでは分からない。>>149

それより問題なのはどこまで“始祖様”の命令に抗えるのかだし。

そもそもどこに行ったんだろう“始祖様”。
その気配は遠く、僕らの周りはやけに静かだ]


まだ、完全に解放、されたとは限らないよ。
それに、―――え?

[円が武器をしまってこっちに駆けてくる。なんで?]

(154) 2014/02/18(Tue) 02時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ



だーかーら、僕もう吸血鬼なのに……。

[僕の手から脇差は滑り落ちたけど、血塗られた手は伸ばせない。こんなに円が近くにいるのに。

「しょうがないなぁ」なんて言って頭を撫でてあげることもできない。
誰かに幸せを与えるには、浴びてきた血が多すぎる、だから。

僕はやっぱりうまく笑えなくって、
笑えないのをごまかすために、目を閉じた**]

(155) 2014/02/18(Tue) 02時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 02時半頃


 ………ねぇ、あまね。

 おれは、家族を、うらぎってるの?


[遠く問い掛ける声は、弱く震え、縋るよう。*]


 ……真弓を選ぶとでも、お思いでした?

[返事を期待せずに問いを聲に乗せ。]


選んでも裏切ったとは思わなぬな。

[零瑠が投げかけた問い>>*に笑みは深まる。
どちらを選ぶか、苦悩する過程が大事で、
結果は気にはしていなかった。
斃す相手が増えたと思う位だったが]

だがホリー以外が側にいるのも悪くは無い。

[ホリー並みの能力の鬼で無ければ、ただの邪魔であった。
今の零瑠がホリーに匹敵するかと問われれば、等記号で
結ぶ事は難しい。
しかしそのレベルで無くとも、側にいる事を許容は出来る]


私の傍にいるのは1人で良い。
零瑠、お前が選んだと言うなら人の心捨て、
仲間の首を持って見せて見ろ。

そうすれば常に私の一番傍に置いてやろう。

[毒を注ぐように零瑠に言葉を注ぐ。
人と鬼の合い間を溺れながらも泳ぎ続ける様を
面白いと眺めていた。
だがもうそれも終わりだろう。
ならば人を棄てて鬼となって見せろと、最後の決断を
誘惑と共に零瑠へ投げた**]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[なんだか――夢を見てるみたいな気分だった。
これはいい夢? それとも悪い――って訊くまでもないね。僕が見る夢がいい夢なはずがないんだから。


さんざんみんなの影を追いかけさせて、あとちょっと手を伸ばせば触れられるとこまで近付けさせておいて。
触れた! って思った瞬間に目が覚めて、僕は冷たく昏い現実に引き戻されるんだ、いつも]

(191) 2014/02/18(Tue) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

駄目、駄目だよ、円、……ねえ。


何も円や絢矢、みんな、が始祖様と、……吸血鬼と戦うことなんてなかったのに。
誰が、――誰がその道を示したの?
安吾にーさん? それとも他の、白いコートの人?

[だから僕は、自ら夢から覚めるためにこんな言葉を投げかけるしかできない。
心の片隅で気になってたのは確かだけど]

(192) 2014/02/18(Tue) 20時頃


――……、

[>>+9 気に病む必要は無い、
その言葉には、すると言葉が滑り落ちた]

そうね、
最初からもっと、
死に物狂いで抵抗してくれたらよかったのに。


……ばか。

[喧嘩傷を諌めたような、
そんな物言いと似て、けれど確実に違う言葉*]


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 22時頃


 ……そうでしょう。何も裏切ってはいない。

寧ろ、あなたの命に逆らいながらも刃を向けた方が―――…

[息を吐く。]

俺は、あなたの機嫌ばかり窺っている。
どうすれば歓びに為るかと。そんなこと、を。


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