155 楼夢館
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
かしこまりました。
では直ちに手配致しましょう。
[そう言って、手早く携帯電話を使ってタクシーを呼び出した。
程なくして、タクシーが表に止まった連絡が入る。]
…タクシーは表に停めているそうです。
[彼にそう告げた。]
すまないな……いや、ありがとう
[救急の番号は知ってはいたが、タクシーの番号は知らなかった。
酷く手間を掛けたことに感謝の言葉を述べると――]
いいえ、お気になさらず。
俺達使用人の事はこき使ってくださって構いませんよ。
[そう言って微笑みかける。]
|
―朝食後・玄関先― [食べた後の食器を片付け、玄関先へと向かう。郵便屋が毎朝届けてくる手紙を受け取ったのは、此処に来て初めての事だった。いつもは、他の人が受け取っているから。]
ゼルダ様宛が、これと……これか。これは……え?
[仕分けをしている最中だった手が、唐突に止まる。差出人は、母が入院している病院から。宛先は、自分。 初めての手紙に、手が震えた。今まで、受け取ったことなどなかったから。
ソロリとそれを、ポケットに滑りこませる。残った郵便物の仕分けを終わらせると、用具入れへと忍び込んだ。 震えの止まらない手で、それを開ける。 中に入っていたのは、一枚の紙だった。
『お母上の墓地が共同墓地へと移されました。 お亡くなりになってから二年経ちましたので、これを最後の通知と致します。』
力の抜けた手の中から、紙が滑り落ちていった。**]
(154) 2013/12/12(Thu) 01時頃
|
――もしも、
もしも、世界中が紙でできていたなら、
海が、みんなインクだったなら、
いったいぼくらは、どうして生きれば良いんだろう
[また歌うようにして、部屋を出る。暖かいパンとスープが欲しい。
そうだ、厨房へ行こう。一言口を聞けば、きっと誰かが慌てて用意してくれる。
かあさん、ここは素敵な所です。あなたが言った通りに。
寝床は暖かいし、食事はおいしい。
それに、なんだって、あなたもここにいるようじゃないですか。]
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る