56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[その囁きは、自分で少し、吐き気がした。
“ベネットが死んだのは、誰のせいだ”
―――、考えるのが怖かった。
それは、オスカーへの囁きではなく、
自分自身への慰めかもしれないと。]
[彼からの囁きには、無言でかぶりを振って。]
…俺は、やることがある。
お前は休んでろ。
[ベネットの事で、受けている精神的ダメージは大きかろうと。]
…俺が、守ってやればよかったんだ。
[自分を慕ってくれた彼の顔を思い浮かべて。
か細過ぎる程の鳴き声は、向こうには届かないだろう。]
[やることがある、と言われて何を思ったか]
なあ、お前、俺の傍に仕えるのが役目だったよな。
……何かあったら、タダじゃ済まねーぞ。
[それは、遠まわしの心配で。]
俺がいないと不安か?
[俺は大丈夫だと安心させる様な声音で。]
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―礼拝堂前―
[ぼんやりと、その大きな扉を見ていた。 人並みに礼拝はしていたけれど、ここ数日は忙しくて、行く暇もなかった。]
ん……ここにも、血……?こんな所にまで……
[それが、自分が来る少し前に、ここで襲撃を受けたノーリーンの物だということは、知る由もなく。>>50]
(73) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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こう見えても、…寂しがりなんだよ。
[どこか余裕を持った声色に、
冗談なのか本気なのか取れないような言葉を。]
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血……怪我。
[小さく呟いて。目をごしごしと擦った。]
……うん。行かなきゃ。
[負傷した者…まだ生きている者がいる限り、進まなくてはならない。
動かねばと自覚すると、喉が渇いているのに気づき…水を飲んでから、治療の手伝いに行こうと考えた。]
(77) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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命令なら行ってやらん事も無いぞ。
[男に返す声音は、何時も通りの淡々としたもの。]
…俺が捕まえた捕虜が、脱走した。
フィリップと、神父がそいつに殺された。
お前も気をつけろ。
[いくら剣の腕が良くても、人を殺す技術に特化した人間を相手にする事は難しいだろう。]
へえ、んじゃいつでも命令される準備しとくんだな。
[いつも通りの彼女の返答に、
自分も少しだけ、いつもの調子を取り戻して。]
誰にモノ言ってんだ。
…見つけたら、殺す。
[睨みを効かせた瞳は、赤。]
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―医務室―
あ、イアンさ……
[医務室へ向かい、先程の件で声をかけようかとした所に、先に声をかけたローズマリーの姿を見つけ、少々ためらう。>>82
さすがに喧嘩をする元気もなかったが、彼女の首に包帯が巻かれているのを見つければ、眉を寄せた。]
(85) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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お前には、無駄な危険を犯してほしくは無いのだが。
[殺気を漂わせるような囁きに、ゆったりとした口調で返して。]
…俺が殺るから。
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…お怪我、されたんですか。 砦の中も安全とは限らないようなので…お気をつけ下さい。
……赤騎士団長に用事がありまして。 それが終わったら、自分の仕事に戻ります。
[こちらに気づいたローズマリーに告げる。疲れた表情と、負傷者の血にところどころ染まった服で、衛生兵だとわかったらしい。>>96]
あの…さっきは。余計なことを言ってしまってすみませんでした。
[戦場で思わず叫んでしまったことについて、イアンに軽く頭を下げた。慰めの一つでもかけたかったけれど、片割れを失ったばかりの団長にかけられる言葉はなく]
(98) 2011/07/03(Sun) 00時頃
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…なら任せたぜ。
[言って、今しがた公女から聞いた話を思いだし]
…どうも、姫様にも手ェ出してたらしいな。
領主護衛だって聞いたけど?
領主護衛?
[イアンの言葉に眉をしかめて。]
…っ。
[領主護衛を勤める程の男ならば、かなり手強い相手だという事が予測されて。
それにしても、何故領主護衛があんな場所に居たのか。]
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助かった?…そっか。それなら、良かった。
大変だと思うけれど…イアンさんは一人じゃないから。
[そう笑いかけて。頭を下げると、負傷者の治療に戻った]
(114) 2011/07/03(Sun) 00時半頃
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―砦の外へ―
うそ、毒?解毒剤…だめ、これは……!
[治療の最中、毒矢に倒れた死者の話を聞き。 遺体を見てみれば、砦内には解毒剤がないのが知れて。]
私、摘んでくる!
[次に犠牲者が現れることを考えれば、いつでも用意しておく必要がある。 近くの森に生えていたはずだ。副団長が襲われた知らせは、まだ来ていなかった。だから。敵が潜んでいるとも知らず、森を目指して、砦の外に走っていったのだ]
(116) 2011/07/03(Sun) 00時半頃
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[一本の矢が、衛生兵の首の側面を穿った。]
(117) 2011/07/03(Sun) 00時半頃
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[声をあげる間もなかった。 頚動脈をやられたのだろう、大量に血を撒き散らし、地面に崩れ落ちる。]
(118) 2011/07/03(Sun) 00時半頃
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…………!!!
[激しい痛み。血液が喉を塞ぐ。苦しい。 …痛い。涙がこぼれた。
薬。料理のレシピ。趣味のポプリ作り。包帯。公女への反感。友との約束。砦の仲間。衛生兵だった亡き父への憧れ。
娘を象っていたもの全てが、瞬く間に消えていく。 そして、何一つ残すこともできず、黒い瞳から光が消えた。
一衛生兵の死。
*戦場では、よくあること*]
(119) 2011/07/03(Sun) 00時半頃
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