人狼議事


151 雪に沈む村

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【人】 こひつじ アリス

――……誰?

『ふいに後ろからガサガサと茂みを掻き分ける大きな音。
不思議そうに、お嬢様の蒼い瞳は物音の主を探そうと振り向きました。

……そこには、枝葉塗れの少年達の姿が。
一人は金髪に上品そうな焦げ茶色の瞳をした小生意気そうな少年。
もう一人は褐色の髪に円らな煤竹色の瞳をした、少し落ち着いた少年。

村の子供達でしょうか。突如現れた小さな乱入者に、恐怖や混乱よりも先に好奇心が湧いてきました。』

貴方達。ここが何処だかお解り?
かのブランフォート家の御庭ですわよ。
その汚い恰好でお入りになるなんて。不届き者ねっ!

『そんなお嬢様の言葉とは裏腹に、口元は楽しげに弧を描いていました。長らく見ていなかったお嬢様の笑顔でした。』

(86) 2013/11/23(Sat) 23時半頃

こひつじ アリスは、メモを貼った。

2013/11/23(Sat) 23時半頃


[大丈夫、というチェシャの心配そうな声に苦笑する。
まさか彼女にも指摘されるとは思わなかった。
もうそこまで魔力が消耗しているのだろう]

――今日は心配されてばかりだな。

[思わず小さな呟きが漏れる。
村の皆の優しさが、温かい]

我も、冬眠の時が近いのだ。心配はない。
チェシャの母上とは――そう、友人だ。

[敢えて過去形にはしなかった]


【人】 こひつじ アリス

ふふふ!やった!当たりましたわ!
クシャミの、のろまさんーっ。

……きゃ!
む〜〜〜〜〜〜、やりましたわね!!!!

[>>87 手を叩いて笑っていると、肩の辺りにぼふんと雪玉が当たった。
痛くは無かったけれども、雪の欠片が顔に細かく当たる。
ぷ、と頬を膨らませると、わしゃわしゃと膝下まできている雪を蹴り上げて、クシャミの近くまで来る。
至近距離までくれば、彼を見上げる。……こんなに背が高かっただろうか?
昔は、もっと背丈に差がなかったように思うのだけれど。]

……えいっ!

[気持ちを悟られまいと、手元の雪を、乱暴に掻き上げて粉雪を傍の猫にかけてみたり。もはや雪玉にすらなっていない。渾身の一撃!と大きく作った雪玉は、すぐに二つに砕ける事を学んだり。
雪塗れの顔で、時折二人で目を見合わせて笑う。
その笑顔も息を切らして、不器用に。]

(94) 2013/11/24(Sun) 00時頃

【人】 こひつじ アリス

ぷ!………子供なんだから。

[>>92 やれやれと大人ぶった小さなレディはスカートを捲し上げる事も忘れて、雪の中、転んだクシャミに近づく。
>>93 そうこうしていると、クシャミに問われる。冬の過ごし方。蒼い目は静かに揺れた。]

メーは……お父様と爺と一緒に、屋敷で冬眠するわっ。
そろそろ爺が迎えに来ると思いますわ………ふぁぁ……

[欠伸をひとつして、そんな事を答える。
黒猫の過ごし方を聞かされれば、足元の乱された雪を見ながら、ぽつりと呟く。]

……そうですか、もう塒を……。
良かったじゃないですか。お子様のくせに。
……よく見つけられましたわね。
お困りじゃないかと。少し心配していましたのよ。
………何なら、”特別に”屋敷のベッドでもお貸ししようかと思っていましたけれど。……不要ですわね。

[蹄の先で、雪の塊を踏みつぶした。]

(96) 2013/11/24(Sun) 00時頃

こひつじ アリスは、メモを貼った。

2013/11/24(Sun) 00時頃


そっか……友人だったのね。

[ 雪遊びの最中、ピーターの優しげな声が聞こえれば穏やかに微笑んだ。ピーターやオセローともこんな風に遊びたいなと思いながら、]

メーも………友達ですよね?
ピーターとオセローは、メーの友達ですよね?

[はらり、とひとつ雪粒が鼻先にかかる。
祈るような囁き声は、二人には届いただろうか。

されど、ぼんやりと……声が遠くなっていく。
頭に霞がうっすらとかかっている気がする。眠りの時がすぐそこまでに近づいていた。]


ああ。もちろんだとも。友達だ。

[チェシャの問いに、ピーターは深く頷く。
“カルヴィン”ではない自分も友人として受け入れてくれたチェシャの言葉が、ひどく嬉しくて]

――ありがとう。チェシャ。

[“カルヴィン”では恥ずかしくて言えないことも、今なら正直に言えた。たまには大人も便利だな、と思う。
眠りにつこうとする彼女に、その感謝の言葉は届いただろうか。
春に会う時は。ピーターとカルヴィン、どちらが先になるだろう。
想いを馳せながら]


【人】 こひつじ アリス

…………。

[>>101 俯いたままクシャミに撫でられるが儘になっていた。
なんとなく顔を上げる気になれなかった。
――…けれども、]

…………ま、あ………。

[>>103 予想だにしなかった贈り物に言葉を失った。
真鍮独特の艶めいた金色が美しい。
細い指で表面をなぞると、僅かな凹凸。それは猫の形をしていて。
かざしてクシャミと比べて眺める。
なんとなく、真鍮製の猫も彼のように、はにかんだ笑顔をしているような気がする。]

………し、仕方ありませんわね……
う、受け取って差し上げますわ。光栄に思いなさい!

[蒼い目は、ほんのりと水を張っていた。
長い睫を瞬かせて、それを払い落とす。――…そして、]

(105) 2013/11/24(Sun) 01時頃

【人】 こひつじ アリス

――…ありがとう。

[一言、それだけぶっきらぼうに小さく囁くと。
背を伸ばして、彼の頬に軽く口付けを落とした。
白い頬は、こんなに寒いのにひどく紅潮していた。]

(106) 2013/11/24(Sun) 01時頃

【人】 こひつじ アリス

『随分色んなところを駆け廻りました。もうへとへとです。
>>66 物知りなウォーレンに尋ねてみましたけれど、無駄足でした。
ジリヤのお店に出かけてみたり、はたまた山の裏手にある洞窟まで足を運んでみたり。
足が棒のようになったころ、ソフィアのお店から伸びるV字型の足跡を見つけました。足跡を自分の足で消さないように慎重に追うと、それはウォーレンの工房に続いていました。なんと、入れ違いだったのでしょうか。
慌てて工房へ続く小道へ入ると、――…お嬢様の姿が!
雪塗れになって、誰かと話していました。
ひょろりとした黒猫は、紛れも無く7年前に爺とお嬢様が助けた青年。
何やら、お嬢様がいつもより晴れやかに見えるのは気のせいでしょうか。

……お嬢様!
大きな声で叫ぶと、お嬢様はハッとして振り返りました。
そして爺の姿を見とめると、シュンと耳を垂らしました。』

(107) 2013/11/24(Sun) 01時頃

【人】 こひつじ アリス

ごめんなさい……爺。探していらしたのよね………、

『流石のお嬢様も罰が悪いのか、いつものように気丈な姿勢ではありませんでした。不安げに蒼い瞳が爺を見上げております。
名残惜しげに、クシャミから身を離すと。ゆるゆると爺の後ろに回り込んでいます。

……帰りますよ。
驚かせないように、優しげな声でそれだけ言うと、お嬢様の背中を軽く押して雪の小道を歩き始めました。クシャミが何かしら爺に話しかければ、挨拶の一つでも交わし、お嬢様と遊んでくれた事の御礼を告げたでしょう。
黒猫からだいぶ離れたところまで歩いた後、お嬢様は思い立ったかのようにくるっと振り返り。大声で、』

(108) 2013/11/24(Sun) 01時頃

【人】 こひつじ アリス

―――……クシャミ!!
春になったら―――…お花見に行くわよ!!
付き合いなさいっ!!

『それだけ言うと、早足で屋敷へと再び歩き始めるのでした。
爺は慌ててお嬢様の後を追いかけます。
途中、お嬢様が髪飾りを欲しがれば、ジリヤの店で何かしらを買い与えたでしょうか。村の悪ガキとすれ違えば、雪合戦の第二ラウンドが始まったかもしれません。

――……そして、屋敷に戻れば、』

……また春には皆様に会えますわよね。

『そう言って、アリス・ブランフォートは冬の眠りにつくのでした。**』

(109) 2013/11/24(Sun) 01時頃

――……またね。オセロー。ピーター。

メーの大切な友達。また春に会いましょう。

[夢の間際、そっと囁き声で。**]


こひつじ アリスは、メモを貼った。

2013/11/24(Sun) 01時頃


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