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っにゃう、
ぐるる… ぐる──
[猥らに絡み付く粘膜を引き出すように腰を引いて、抵抗を受けながら押し込んで。
慣れてはいないだろうに必死に応えてくれるオレに、忍耐は削げるばかり。
耳に断続的に流れ込んでくる盛った声のいやらしさに尻尾を立てて、溢れ出す先走りで抽送は滑らかさと激しさを増していく]
みゃ、あ。
おれ、 おれ…いっしょ に
[もっと声を聞きたいと執拗に瘤を擦り立てて、もっと味わいたいと最奥を何度も突いて。
手の甲へ重ねた指を絡め、腰を抱える腕でオレの前も扱きながら、
想いの絶え果てて世界を白く染めるまで、深く貪るように交わった**]
[一気に追い上げられ、喉の奥からひっと短い声が出る。
無理やりそうされているのは気に食わなくとも、身体は甚く正直に快感を甘受して、びくびくと悦ぶように震えた。
かぶりを振る。目を瞑り、目を開ける。
宙に浮いたような格好のまま、身じろげば柔毛が肌を撫でまわす。
吸盤のように吸い付かれて、敏感な身体がひくついた。
前から与えられる大きな手からの直接的な刺激と、身体を縦横無尽に這う刺激に、頭がくらつく。
懇願するように手を伸ばした時、手の動きが容赦がなくなって]
――な、ひいっ!?うっ、あっ!?
[びくっと自分の滑らかに黒い尻尾が跳ねて、甲高い声が落ちる。
我慢していた時に与えられた予期せぬ強い刺激に、オスカーはあっさりと吐精してしまった。
堪えていた分、脳みそを白く塗りつぶす脱力感も大きく。
糸が切れたように弛緩して、点々と床に染みを作る白濁を荒い息のまま見ていた]
ん、んん……んっ
[身体を抱きしめられ、耳朶を食まれて耳を動かすだけの抵抗をする。
聞こえのいい声が、言い聞かせるようにそっと囁いてきて。
運ばれながら薄らと目を開け、シューロの顔を見上げた。
は、と熱い息を吐く]
……糞食らえだ、変態野郎。
[機嫌はすこぶる悪いらしく。
毛を逆立てて、精一杯の悪態をついた*]
んっ、ぁ…… うちのせいなん、か?
ひどい、なぁ…… ンぅ……
[
……ふ、ニャ…… ァ ん
ヤニや、ん……そこ、エエ……ょ……
ン ぁッ……!
[
……、っぁ…… ぅん……?
[徐々に器用さを増してきた快楽に身を委ねていると、視界の隅、ヤニクが何かに手を伸ばしているらしいことに気が付いたが]
ヤニやん、何し……
…… ッ、ぁ……ふァッ?!
[それが何なのかを確かめる前に、ぞわりと柔らかく擽ったいような感触が、張り詰めた雄の先端に齎された。]
は、ッ…… ヤニやん、なっ……!
[何をしたのかと、ちらりと視線を向けてみれば、あのキジ羽根が彼の手の中にあるのが見えた。]
は、ァ……ん
それ、アカン…… わぁ、ッ……
ふぁ、ひゃ……ッ!
[アカンという割に、身体は過敏に反応し、先端から滲んだ体液は些か羽根を汚したか**]
そんなつれないことを言う口にはおしおきが必要かな。
[オスカーの悪態には艶めいた笑みで応え、深く犯すような接吻けを与えた。
![]() | 【人】 宝飾交易 黍炉[寝てしまったオスカーを鏡台へ残し、床に降り立つと、ひとつ伸びをしてリビングを見渡す。 (8) 2014/07/27(Sun) 10時頃 |
[ご都合主義の名の下に、魔猫シューロが呪文を唱えると、土鍋は大理石の浴槽に変化した。
夏薔薇の花弁を散らしたジャグジーだ。
浴槽の中の段差に腰掛け、露骨に筋肉質ではない、だが有為に耽美な身体を晒して、シューロは近づいてきたものを呼び込もうと待ち構える。
ブクブクと気泡の弾ける湯の中ははっきりとは見えないが、キャサリンは「棘か…」とか呟いている。
そんなにハードにする気はないようですけどね。**]
[ その気にさせるように、丁寧に指を舐め上げる。時折目線を上げてオレの反応を伺いながら ]
んー?っ、あは
そんなの、オレが確かめてみればいいんじゃないの…っ?
[ はしたないのは承知の上。でも我慢などもう出来ないから。尻尾をくるりと絡めて、オレが喉を鳴らすのに共鳴させるようにうるるると鳴らす ]
ふ、足りない…
ちょ、だい…?
[
…ん、ひぁ
やさしー、ね?オレ…
[ 気を紛らわしてくれているのだろう、耳を舐めてくれたオレに愛しさが募る。その舌が鼻先に触れた時、少し顔をずらして噛み付くように口付けた。それからいいよ、という意味を込めてふわりと笑う ]
っ、あ!…
ひにゃぁぁぁぁぁぁん!!
[ 後孔を拡げて押し入ってくるオレの熱。粘膜を焼け尽くされそうな程にそれは熱く。体格差もあってか息をするのも苦しい。でも確かな充実感がそこにはあった ]
ひゃあっ!…ふぁあ
それ、それ気持ちいい、よ
[ おねだり通りに自身を責め立てられ、甲高い声を上げて喜ぶ。お礼とばかりにジョーのものを弄る手に力を入れて、丁寧に舐め上げればジョーの気持ち良さそうな声が聞こえて ]
あは、気持ちいい…っ?
これ、こんなことにも使えるんだよ
[ くるりとキジバネを回して得意げに。上がる可愛らしい声に上機嫌に喉を鳴らした ]
[ キジバネで幹をついと擽り、そのまま先端の溝に軽く差し入れてはくるりと回す ]
ふぁ、ジョーさん気持ち良さそう…
うれしい…
[
アカン…?
嘘ばっかり、嘘はいやだ、よ
[ だってこんなに蜜を零してと、ジョーの先端から滲む蜜をぺろりと舐めとる。こんな甘い蜜、羽に吸わせるのでは勿体無い ]
む、ぁ…ちゅ、ん…
[ そのまま、零れた蜜を丁寧に舐めとる。勿論、ふにふにと手も動かしたまま。キジバネで袋の下にある後孔を擽ってみようかと思ったものの、経験値の低いヤニクにはそこまでの勇気が出ず ]
ふなぁぁぁご…なぁぁあお…。
[粘膜は鈴むんに縋り付く様に絡み付いたまま離れずに、
去ろうとすれば追い掛けて、押し込まれれば抱き包むを繰り返す。
引き摺り出された快感を再び身体の奥に押し込まれて
満たされていく感覚に逆らえるはずも無く、甘えたように高い音を
床下に響かせるだけ]
う、ぁ…あっ、鈴むんの…でいっぱい…。
わかんねけど…っと奥まで欲しいっ、ぁふ。
[もっともっとと際限無く高まる生理的要求は
留まる事を知らずに口から零れ、自ら腰を揺らして気持ちイイと
思う場所へと誘っていく。
誘う動きは自然に鈴むん自身を深く咥え込み、根元から扱く様に
粘膜で包み、簡単には抜けなくなる棘すら心地好いと味わい]
お、俺…また出るっ…ね、鈴むん…一緒に。
中出して…、俺の中、全部鈴のにシて。
[羞恥も痛みも無くなればただ欲望に忠実に、前まで扱かれれば
耐える事無くその手を汚して肉筒で鈴むんを締め上げ、
重なるまま混じり合えば良いと願うほどの熱を求めあった**]
確かめさせてもらうぜ?
泣いたって知らないからな。
[大体な誘いを仕掛けてくるヤニク
うるると震える喉仏に軽く牙を立て舐め上げる]
きついけど悪いな。
[明らかな体型差から無理をさせるのは承知の上で、ふわりと笑う
ヤニクの瞼や耳に何度も唇と舌での愛撫を繰り返しゆっくりと
身体を裂いて行く]
うわっ…きっつ…。
[やはりがっつきすぎたかと思うほど、入口も中も狭く、
みっちりと詰め込んだ肉を押し進める度に痛みすら伴うほど。
だがヤニクの負担はそれ以上だろうと、ゆっくり進めながらも
皺をピンと伸ばすほど硬く太い肉は、ヤニクの粘膜全てを
削ぎ落す勢いで擦りながら奥へと収まって行く]
ヤニク、判る? 全部俺の。
[苦しいだろうヤニクの呼吸を邪魔しない様に後頭部や喉を丁寧に
指と舌で解しながら、粘膜をゆっくりと堪能する。
呼吸に合わせるようにひくひくと締め付けてくる柔らかな温もりが
堪らない]
なぁヤニク。
お前の下の口。上と同じ位いやらしい。
あったかくてぬるぬるで吸い付いて来て。
じゅぽじゅぽ言ったりする?
[わざとらしく言葉を選び、
そろそろどうかと腰をゆるりと動かし始める。
腸液と俺の先走りを混ぜ合わせて打ち付ける音と卑猥な水音
両方がヤニクの耳に届くまで**]
その鍋〜、
トマトとニンニクとチーズ投げ込んであげようかぁ?
[洋風トマト猫鍋の完成です。
白鈴むんの精一杯のわるいかお]
シューロ、僕の家族をカラッカラのミイラにしたりしたら許さないんだからね
[ふしゃあと小さく威嚇してみせて、ぴゃっと踵を返した*]
ァ、は……にゃ、ぁン
[
ヤニクの雄を咥えたままの口端から唾液が垂れ、頬を伝い落ち、煉瓦に小さな染みをつくった。]
ン……ぷ、は……ァ。
なにゃ……ァ、 ヤニや、ん、手厳しい、なァ……
[嘘はいやだ
けど……
[不意に、声のトーンを少し下げる。
口淫から暫し手淫に切り替えて、下唇を湿らせながら、欲の浮かんだ視線をヤニクへとやり]
……けど、やっぱアカンわ……そんなんや なぁ?
[キジ羽根とヤニクの手を捉えようとするように、ゆらぁりと尾を揺らし、嚢よりも更に奥まった箇所へとそれを誘う。]
ほら、ヤニやん……見たってぇな。
うちのココんトコ……早よ、ヤニやんに弄ってほしゅぅて、たまらんて……
[窄まりは、まだ硬く閉じてはいる。
けれど、まるで解かれるのを待つかのように、ひくひくと小さく蠢いた。]
なぁ……格好ええとこ……見せて、くれるんやろ……?
[そう、誘いの言葉を囁きながら、指でするりとヤニクの雄を撫で上げて、再び口へ導いて、ピチャピチャ音を立てて舐りだした**]
―床下で昼寝―
[幾度果てたのだったか数えてもいない。
オレの声とオレの匂いとオレの肉筒との全部に包まれて思うさま食い荒らし、求められる以上を与えて与えられた。
くたりと力を抜いて広い背中に胸を寄せる]
……
[口を開いてオレにだけ届く鈴の音を鳴らし、牙が穿った首の傷を舐めた]
御馳走様
今だけは オレの中ぜんぶ僕の。だね
[嬉しい、と囁く。
それから汚した尻尾の付け根から袋、肉茎まで丁寧に清めた。
舐めとっては美味しそうに喉を鳴らして、棘でぐちゅぐちゅに熟れた孔は一際丹念に、粘膜の襞の一つ一つまで舌で掻き出して。
ひょっとしてアディショナルタイムに突入したかも知れないけど、最終的にはオレの腕の中にすっぽり収まって、約束通り枕になって昼の微睡みに沈み込んでいったのだろう**]
こんなとこで
そんな匂いさせてそんなエロい顔してたら
君に酔っぱらった猫に食べられちゃうよぅ?
[しぱしぱと瞬いて顔を顰めた]
はあ……?
[言われたことに、もそもそと顔を向けて。
少しうつろな目を、しぱしぱさせる。
エロいとかそういう自覚はなかったものだし、キウイの香りがどういう作用をもたらすかぴんときてないものだから。
それでも指摘されたのだからとりあえず身体を起こそうと試みるが、やはりまだ気だるく、ぺしょんと崩れ落ちて]
……変なやつが来たら引っ掻くから、いい。眠い。
[上半身を鏡台にもたれさせて腰を上げたまま、出来そうもないことを言って]
ぁん…っ
[ 誰が年下の前で泣くものかと思いつつ、正直自信はなかった。
っはぁ…っ!?
にゃ…っ、ひ、あ…く
[ オレのものはやはり大きくて。声を上げようにも息をするので精一杯だった。オレが、慰めるかのように唇を落としてくれているものの、痛みは無くなってはくれない ]
…っ
は、…あつ、…
[ 後孔を押し広げる様にして、オレが入ってくる感覚にくらりとした。全てが収まる頃には早くもその感覚に慣れて息くらいは出来る様になるだろう ]
っはあ…
[
ひぁ…ん
や、じゅぽじゅぽなんて…っ!
[ ナカにあるオレがどくりと脈打つ感覚にどきりとして。卑猥な言葉に今度は必死に首を横に振る ]
!ぁ…、
やぁ、待って…、まだ
[ ゆるゆると腰を動かし始めたオレに目を見開いて。待って待ってと首にすがってみるが意味はなさない。じゅぶじゅぶと淫猥な音が鼓膜を揺らし、慣れてきた身体が快感を拾い始める。しかしヤニク自身はそんな状況と身体の変化にまだついていけていない ]
…あ、あ…っに…
ひゃあ、やだ!だめ、待って…
止まって…ぇ!!
[ 腰がオレの動きに合わせてゆらゆら揺れる。止まっては、オレに向けてか、自分に向けてか ]
[床下の残り香はどちらかといえばただの果実の匂いだったけど、オスカーからは枝葉の。つまりマタタビそのものの香りがした。
瞳孔をじわりと膨らませて、びたびた尻尾で鏡台を叩く]
起きて、お風呂いってきなよぅ
[鏡越し、虚ろに蕩けた黒猫の双眸を覗き込んだ。
確かに鏡の奥の愛らしい黒猫は天使のように綺麗でいて、どこか酩酊に崩れた色香を放っている]
……変じゃないやつが来たら?引っ掻ける?
たとえば、ほらぁ
[爪をしまった指先でつい、と花咲かすようにオスカーの背骨の上を辿った]
じゅ、…ぁ
ふあ……ん
[ ぽろりぽろりと漏れてくるジョーの甘い声
…んんっ?
っひあ…
[ もっと声が聞きたくて口いっぱいに頬張っていると、不意に聞こえたジョーの低い声。欲の滲んだ視線を向けられて、ごくりと喉が鳴る ]
…っ
え、あ…
[
……、いい、の?
[ とは聞いて見たものの。答えなど求めていない。ひくひくと動く蕾に目を奪われて ]
っ、もぅ…
んん、にゃ…っ
[ 低く、挑発するかのように問われては。誘われるように蕾に舌を伸ばした。皺ひとつひとつを丁寧になぞりあげ、孔の周りをキジバネでくるりとなぞる ]
っふ…ぁ…
[ ぴちゃりびちゃりと自身を舐めるジョーの舌使いの音、自分の心音、現状。全てのものが興奮のための材料になって、止まらない ]
―全95ページってとんだ長編ですよキャサリンちゃん―
んん、オレの声もすき
[手を伸ばして、オレの喉仏へ触れる。
指先と耳とに響く振動へ、とろんと目を潤ませた]
いいよ…
声が枯れるくらい、死ぬほど鳴かせ───っひぁ!
…にぃ、みぁぁん
[尻全体を筆先で撫でられたような感覚に喉を反らす。
ふさふさした柔らかい被毛、そこに隠れた尻尾の硬い部分が入り口を触り始めると、きゅうきゅうと糖度の高い鳴声を上げて。
自ら股を大きく開き、引き寄せるように尾をぴたりオレの腰へ巻き付けた]
ふぁ、おれ…
[幾らも弄られないうちに蕾は綻んで、先端が触れるたびはくはくと緩んで中へ誘おうとする。
はしたなさを自覚はするけれど、耳を染める朱が色を増すくらいで。鈴を転がすようにオレの名を何度も紡いだ**]
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