6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 03時半頃
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[記憶の欠片をもう一度紐解いてみる。 あの光景はなんだったのだろう、と。
私の記憶に、あんなものは存在しない――]
(89) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[エリシュ街の路上に捨てられていた私を拾ってくださった兄上。
カサルティリオに所属していた兄上は戦いに身をおいていたから、私は孤児院で育ったけれど。 任務が終われば、いつでも顔を見に来てくれた。
兄上のお友達たちも、とても私を可愛がってくれたっけ]
(90) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[――ああ、ここからは残酷な記憶《Marchen》
ある任務の最中に咎屍《ナイトウォーカー》に心を乗っ取られてしまった兄上は、お友達を壊して。市民を壊して。 虐殺の果てに孤児院に辿り着く。
子どもたちは次々屠られていって。
最後に兄上が私に微笑んで腕を振り上げた瞬間――]
(91) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[前後の記憶はあれだけ鮮明なのに、ここだけが未だにはっきりしない。
覚えているのは、子どもたちの流した血(なみだ)から海を創り出したこと。
緋色の大海に人魚姫の名前を喚んだこと]
(92) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[気がついたら、緋色の大海はいつのまにか消え失せていて。 兄上の亡骸だけが私の目の前に横たわっていた。
そして……未知の魔術体系を発現させたことがきっかけで。 枢機院十三魔爵家が一つリグレット家に引き取られ、兄上につけてもらった名前もその時に捨てた。
カサルティリオには間もなく自らが志願して入った。周りの人間は嬉々として受け入れてくれた]
(93) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[だから存在するはずはないのだ。 異形への復讐と、兄上への贖罪が私の記憶を形づくるモノなのだから。
あんな記憶など、存在するはずが――――]
(94) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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―― の記憶――
[私は気づいた時には籠の鳥《caged bird》だった。
――いや、鳥とすら言えない。魂の両翼《ゼーレ・フリューゲルス》が欠けた存在]
(95) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[ある時、もうひとりの片翼が、私を導いた。 鳥籠を壊してくれた。 私の運命(さだめ)を識らせてくれた。 私を家族の元に還らせてくれた。
それからの戦いの日々もまた厳しかった。 でも、かあさまや――――にいさまが、いてくれたから。 辛くはなかった]
(96) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[ある時――にいさまが裏切りをはたらいた。
やさしいにいさまは、他のすべてを捨て去ることができなかった。 傷ついた私を庇い、凍てつく監獄に入れられてしまった]
(97) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[――――だから私は願った。
にいさまを救って。
私からは何を差し出してもいいの。
命さえ差し出せるの]
(98) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[ は言った。
――ならば。
これまでの全ての記憶を差し出せ。
その美しき片翼を差し出せ。
――そうだ、お前に流れる時間すらも童子の時まで巻き戻してしまおう。
遙か遙か離れた時空にお前を捨て去ってやろう。
――――それでも、救いたいのか?]
(99) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[解(こたえ)は、最初からひとつだった]
(100) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[ザックと会話している最中、彼が視線を合わせようとしないのを気がかりに感じたのか>>83]
……どうしました?私の顔に、何かついてますか?
[泥でもついているのかと、確かめるように片手で軽く頬に触れる。 …しかし、特に普段と変わりない感触だった]
(109) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 21時頃
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[白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》を見つめている。
そこに異形が在るならば。 そこに滅びの根源が在るならば。 いかなければいけない――。
幻燈鏡《セフィラ》の主・アリス。 不可解な記憶にいた自分。
こんなにも欠けた破片《ピース》があるとは思わなかった。 しかし、それでもカサルティリオのリンデル・リグレットとして。 断罪を、贖罪を。 続けなければならない――]
[宵が堕ちたのは、紛れもなく煉獄《カサルティリオ》]
(113) 2010/03/21(Sun) 21時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 21時半頃
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[ザックは何ともないというが――]
…そう、ですか。
[首を傾げる。 わずかに釈然としない感情が滲んだだろうか]
…………。
[白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》の精巧さか、魔力《マナ》の奔流がすぐ近くに感じられる。
――女は鏡をぎゅっと握り、誰にも聞こえない小さな言霊(こえ)で何かを呟いた。 そして新たな聖戦の地に、足を踏み入れる。
祭門の異変は女が鳥居をくぐった直後のことだったので、気づけなかったのだろう**]
(126) 2010/03/21(Sun) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 23時半頃
[血。
紅き、生命の色。
ああ、やはり美しい――
この手で触れれば、いや、その紅き液体を浴びれば。
どんなに心地よいだろう。]
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