人狼議事


258 【突発誰歓】鬼渡し弐

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[身体さえ丈夫だったら、優秀な兄たちにも決して引けを取らない自負はあった。
兄たちが自分と同じ年の頃と比較しても、わたしの学力は群を抜いて高いという。
丈夫に生んでくれさえすれば。
幼いころは、母を何度も恨んだ。

しかし、母はわたし以上に傷ついていた。恨んだところで、母は己を責めてわたし以上に嘆く。それを何度か繰り返した後、わたしは恨むことをやめた]


[父は週末になると、都合がつけばわたしに会いに帰省をしてきてくれた。
兄たちはいずれも多忙で、年末年始以外顔を合わせる事はなかった。
都会に住む年近い従兄弟たちは、夏休みになると避暑でこちらに滞在した。わたしは外で遊ぶことはできなかったが、家の中が子どもたちの声で賑わうと、わたしの気持ちも晴れた。
そのような夏を何度か過ごし、秋を迎え…───今年はじめて、季節外れの曼殊沙華を目にすることになる。*]


 

    [ 本当は――ねえ。あいつのことが聞けるって
       …… 未練がましく喜んでいるんでしょう? ]

           [ 知っているのよ、あたし。
             自分のことだもの。 ]

    [ 逃げないで、逃げないで、逃げないで ]

          [ 繰り返す言葉は自覚しなくったって
            心の中では、まだ叫び続けているのに! ]

 


 
 [ 馬鹿なあたし 何時になったら
   そのことと正面切って向き合える? ]




              [ …そんなの神様だってわからないさ。 ]
 


[あの時、面が割れて一瞬だけ触れた。
光の粒子となったそれは、わたしを鬼に変える事はできなかったけれど、面を継いだ者たちの記憶や思念が流れ込んできた。

その中の記憶の一つに、夕顔が居た。
もう一つ、そっくりな顔をした姉。こちらは双子の朝顔というらしい。
夕顔が掘り起こす、曼殊沙華の根。
それをどうやって使ったか、一部始終がそこで語られていた。

篁が代々、この地で名士を輩出してきたかわかるかい?
子どもの浅知恵なんかで太刀打ちできる相手じゃあない。
消されたくなければ、…───あまり欲を張らない事だ]

 わたしが居なくなっても、いい子にしてるんだよ。

[夕顔の柔らかな髪の上に手を置き、そっと頭を撫でた。*]


― 名の知れた家の気苦労 ―

[ 曼珠村には幾つか名の知れた古い家が残っている。
 御門の家や、篁の家などがそう。

 …但し、古い家である分家同士の確執なんかも多い。
 姉と篁の家の二番目の兄さんは婚約しているけど、
 彼処の家には一人だけだ!って祖父の教えに則って、
 あたしは別の家の人間と許嫁になったわけさ。
 親だのその上の祖父祖母だのに嫁ぎ先を決められるなんて
 まるで犬や猫みたいだって、姉は嘆いていたけど。

 実質的に勘当されたあたしの(元)婚約者様みたいに
 家を飛び出してまで言いつけに背くことはしないつもりらしい。

 お金持ちの家だし、大事にしてくれるだろうってさ。
 別に好きでもないけど、家の決めたことだからって。
 そう経たないうちに御門の家と篁の家は婚族になるんだろう。
   その時にはあの赤い花の咲いた別の世界で見た顔と
     もしかしたら顔を合わせることがあるかもしれないね。 ]


[ …もしかしたら引き取られた誰かとも。 ]

[ 婚約者のいなくなったあたしには、
 別の家か、それとも篁の家からか。

 また誰か相手を見繕って兎も角家を出そうって話があるらしい。
 婚約者に逃げられた娘なんて家の恥なんだってさ。
 近くはダメだ、いっそのこと遠くの医者や弁護士を探すかって、
 親戚連中が話しているのを、少し前に聞いた。

 あたし、逃げないなんて一言だって言っちゃいないのにね。
 もしかしたら見合い写真の中に知り合いに似た顔
 あったりしたかもしれないけど、よく見ていないから知らない。

 将来性のない仕事。
 …つまりは辞め易い仕事ということでもある。 ]


 ざんねんです、あきのしんさま
 あきのしんさまが食べてくださらなかったから、私も戻ってきてしまいました

 しかたないので、ここでいっしょにあそびましょう?
 こんどはあなたを恨みつづけてあげますよ


【人】 硯友社 みょんこ

[一陣の風が身を切っていく。意味するものは嵐の前触れか、それとも。]

今年もさっぱりだったなー、曼珠沙華。

[年々曼珠沙華の姿を見る事は少なくなっていった。水が汚れたのかは知らないが、シーズンでもなかなかお目に掛かることはできない。

何か忘れ物がある。けれど、それが何だったのかはもう思い出せない。もどかしい。]

(78) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃

おいでよ。


【人】 硯友社 みょんこ

・・・・・・・・・・・・?
空耳か。

[小さな声は、大きな風にかき消された。

頂上からあたしを呼ぶ娘を追って、ゆっくりと石段を登っていく。]

(79) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[───ついに、彼女が帰る事はなかった。**]

(80) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃

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