人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 花売り メアリー

強くなど──…

[僅かに苦笑して、小さく首を振ります。>>89
けれどもふと止めて、そうして隻眼の青年を見上げました。]

強く、なくとも。
つよく──あれるように、在りたい。

そう、思うのですわ。

[そう言葉を切り、黙って此方を見つめる隻眼に微笑むのです。
無言の祈りは聞こえずとも、無骨に優しい気遣いは静かに伝わってくるようでした。]

 …いいえ、いいえ。

(100) 2010/06/23(Wed) 01時半頃

花売り メアリーは、一度言葉を切り───

2010/06/23(Wed) 01時半頃


【人】 花売り メアリー


…解放、出来はしないのですか。




    ────「元」を断てば。


[ずっと考えていたこと。

ローズマリーの揺らぎ、その彼女が城主の魔力に一瞬で攫われたあの光景、サイラスの苦しげな表情を思い返して、そう真剣に口にしたのです]

(101) 2010/06/23(Wed) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

…さして、長い時ではなかったけれども…多分。

[苦しげに顔を伏せた、紅の眼差しが胸に残っています。
血色を分けた、人ならざる眷属の瞳の色が。

──その中に浮かんでいた、瞳の色が。]


分からない、分からないわ──…でも。

出来れば、マリーねえさまの記憶も戻るかも知れない。
サイラスさまも、助けられるかも知れないじゃない…っ!!

ワインと、水も──…。

[ベネットの言葉が胸に重く響きます。>>115
けれども自らに言い聞かせるように、ふる。と、首を振って続けました。]

ワインを、注ぎ続けなければ…いつかは、きっと薄くもなるわ。

(118) 2010/06/23(Wed) 02時頃

【人】 花売り メアリー

[言い募り、訴えるように青年たちを見遣ります。
笑みを深めて此方を見遣る青年に、ふと哀しい笑みを向けました。>>116

…分かって、いますわ。
わたくしひとりの力では、どうにもならない。


 ──けれど、何もせずに朽ちるのを待つわけにもいかない。


[形見のペンを握りしめ、そう宣言するのです。
サイラスに言及する言葉には、ただ黙って眉を下げて見せました。]

(122) 2010/06/23(Wed) 02時頃

【人】 花売り メアリー

それに──…

[その先は言葉にせずに、口を噤みます。
思いの先は、翡翠の瞳の薔薇の上へと。]


 (───マリーねえさま。)


    (…本当の、幸せはなに?)


[或いはこれすらも、一層の哀しみをしか齎さないのでしょうか。
ひとたる身に、その先は計りえなかったのです。]

(126) 2010/06/23(Wed) 02時頃

【人】 花売り メアリー

ですから…、力を。知恵を、貸して欲しいの。
このまま、終わらないために。

[そうして問うのです。

吸血鬼を倒す術を知らないかと。
これまでの文献、彼らが知りうる情報を。

───当の吸血鬼の耳に届いているとは、未だ思いもよらず。]

あの、それと…ドナルドさま。
宜しかったら、わたくしでも扱える武器をご存知ありませんこと?

その…、あまり詳しくないものですから。

[最後の問いは、少し恥ずかしそうに問い掛けました。**]

(131) 2010/06/23(Wed) 02時頃

[これは女が失った過去の記憶の欠片。


女は良家の娘として人として生を受けた。
元来身体が弱く外に出る事も稀だった。
唯一知る外の世界は白薔薇の咲く庭園。
遊びに来てくれた二人の兄妹だけが心の慰め。

医師から二十歳まで生きられぬと宣告されていた。
長く生きられぬと知りながらそれを嘆くことはなかった。
もう少しだけ丈夫であれば、と思ったことはあるけれど
限りある生をひたむきに生きていた。

残る時間があと二年に迫った時――
この城の城主と出会う。
出会いは白薔薇咲く庭園だった。


――美しくも哀しげなひとだと女は思った。]


[無知な女は彼を魔性だと気付かない。
気づいた頃にはすでに手遅れ。
城主は女の命が短い事を知り憐れに思ったのか
時を止める術がある事を明かす。

このままで良いのだと、女は抗った。
神から与えられた命をまっとう出来るだけで良い。
家族や親しいあの兄妹と離れるのは辛いと
――そう、一度は拒絶したのだ。


けれど次に目覚めた時には
抗った記憶も人だった記憶も失っていた。


否、本当は何か大事なものをなくしたのだと
それだけはわかっていたのだけれど

此方を見詰める城主の眸が何処か寂しそうに感じられて
その日から、城主の傍にあることが自分の存在する理由となった]


花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時頃


――…私の望みはお兄様と共にあること。


お兄様がそう仰って下さるなら
私は限りある生を――…


[言い掛けた自身の言葉に、瞬く。
何を言おうとしていたのだろう。
緩く首を振りその言葉を打ち消した。

続けるべき言葉が見つからず女の聲がぴたりと止んだ]


【人】 花売り メアリー


生きること……。逃げること。

[ドナルドの言葉>>132に、不意に兄の言葉が脳裏に蘇ります。
逃げろ。と繰り返した兄は、やはり同じことを伝えたかったのでしょうか。

───自らの手の届く限りに、助けたいと。]


肝に、命じますわ。…ありがとう。


[青年の手は、暖かく心までも包んでくれるかのようでした。
気遣いの裡に潜む諦観に気付くことはなく、ただその優しさにのみ笑みを向けたのでした。**]

(136) 2010/06/23(Wed) 02時半頃

[記者を連れ歩きながら
知人に先立たれ独り生き延びてきた過去を振り返る。
若いうち、未だ人と己の区別がつかなかった頃

幾度求めた手を振り解かれたか
幾度理由も無く虐げられたか
あまりに遠い昔の話は、霞がかってしまって

鮮明なのは、此処数年の出来事]


[未だ、城で宴を催す前の事だった。
食事の度に夜の街を彷徨い
月明かりの下、白薔薇の庭園でひとりの娘を見つける。
儚い夢のような娘だと感じた。

其の理由は直ぐに知れる。
警戒心も無い様子で、語りかける声
ならばと、正体を明かし
其の身に永遠をくれてやろうと誘いかけた。

美しい華が、枯れる前に散るのが惜しいと思う。
珍しいことだと自嘲した]


[喜ぶかと思った娘は、首を縦には振らなかった。
思い通りにならぬ歯痒さ。
彼女もまた私のものにはならぬと言う
拒絶した彼女に
気付けば牙を立てていた。

血を分け与える行為は、微妙な匙加減が必要なもの。
女の血を吸い尽くす手前で止め
命の散りかけた其の身を次は己の血で満たす。
人ならざるものへと変わっていく
其の身で受け止めきれぬほどの快楽が
彼女の記憶を何処かへ飛ばしてしまったのか]


[意識を飛ばした娘を連れて、城へと戻り
熱が出たのか毒を中和すれば良いのかと、
下僕に薬を買いに走らせる。
今思えば愚かなことだ]


 ……私のローズ。
 永遠を生きるもの。
 共に――…


[翡翠の瞳を再び見る事が出来た其の時から
刷り込みのように、幾度も繰り返す言葉。
ぴたりと止まった彼女の聲
城主は甘く優しく囁き続ける。
錯覚も永遠に続けば、其れが真実となるだろうから*]


――…うそつき。


[死を望んでいた白薔薇に対する聲は
震えの混じる情けないもの]



 ――……聲が、

     聲が、震えておいでですよ、お嬢様――

[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。
常の柔らかな響き、
けれど、どこか硬質な――]


[――新たな聲が聞こえた。
自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]


――……、


[逡巡するような間が生じた]


貴方の気のせいよ。


[沈む聲がそう答えた]


 ああ……

[目覚めの吐息がひとつ]

 ――気のせい……
    左様でございますか、ならば結構、


              ――お可愛らしいことですね?

[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]


[城主の甘く優しい囁きが鼓膜を震わす。
幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]


やはりお兄様にお任せすれば良かった。


[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]


お兄様――…
私はまた、間違えてしまったのでしょうか。


[甘い白薔薇の聲に心が震える]


可愛くなんて、ない……
偽りは、…やめて……


[これは違う。
違うのだと自らに言い聞かせながらも
途惑いは隠せず上擦る音色]


 
 
[ツキン、と、鈍い胸の痛みが女を苛む**]
 
 


[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]


 ……ああ、ではどんなお言葉でしたら、
 信じていただける?


         あなたのお望みのままに、
         謳って差し上げますよ、お嬢様――……


[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]


[ふと、



                声が増える
                  増えた。]


 ――……セシル?


[声ならぬ聲が混じる。
よく知ったおと
瞼を閉じれば、其の先に
手元に置きたいと思った蒼天は色を変えて]


 ふ……ふふ


[吐息の間で笑みを浮かべ、可笑しなことだと囁き零す]




 私のローズ
 お前の望みは叶っただろう?

 ……セシル……目覚めたか


[愛しい
そんな感情が魔物に存在するものか。
是は執着
朱に交わり染まる蒼がただ惜しいだけ
胸に渦巻く甘い痛みの説明を
誰も城主に授けてはくれぬ**]


【人】 花売り メアリー

─廊下─

わたくしも…、お伽噺だと思っていましたわ。

ずっと。
──このお城に来てからさえ。

[兄の訴えを半信半疑で聞いた日のことを思い出します。
僅かに目を伏せるのは、続いて呼び起こされる記憶の所為。]

まあ、そうでしたの。
でも──…だから。


 …あたたかい。

[伏目がちに懐かしく微笑むのは、ドナルドの優しさが心に沁みるから。
ふわりと優しく、手から心までも温もりが伝わるようで。>>142
痛ましげに向けられた微笑に、哀しい笑みが返りました。>>150

(188) 2010/06/23(Wed) 10時頃

【人】 花売り メアリー


そうですわね。銀…。

[ベネットの言葉に思案するように小首を傾げ、やがて困ったように向けられた双眸を見つめます。>>145

…ベネットさま?


   ───それは。


[青年が取り出したのは、華奢な装飾の銀のナイフ。]

(189) 2010/06/23(Wed) 10時頃

【人】 花売り メアリー

…っ、そんな大切な───!

[語られる由来に、はしばみの瞳が瞠られます。

──「この城に消えた」
その言葉は、何よりも雄弁に彼の姉の辿った末路を示していました。
ふる。と、首を振って、銀のナイフへと視線を落とします。]


ベネットさま。

あなたは、他にご自分を守れるのですか?
このナイフが、姉君の唯一つの護りならば───

(190) 2010/06/23(Wed) 10時頃

花売り メアリーは、す。と、はしばみ色の瞳がベネットを見つめ

2010/06/23(Wed) 10時頃


【人】 花売り メアリー


…わたくしは、あなたから姉君の手を取りあげられない。



   ──、…姉君さまが…、きっと哀しまれますわ。



[向けた表情は、同情に似たものであったでしょうか。
時は違えど同じ境遇にある者として、ベネットへと緩く首を振ります。
ナイフを差し出す青年の手に手を添えて、そうして彼を見上げたのです。]

(191) 2010/06/23(Wed) 10時頃

【人】 花売り メアリー


ベネットさま。



…ありがとうございます。


[受取れぬと言いながら、顔に浮かべたのは精一杯の感謝と微笑み。
城内を満たす絶望と哀しみに抗うように、ただ儚い希望をのみ、強いて見つめて微笑んだのです。**]

(192) 2010/06/23(Wed) 10時頃

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