276 ─五月、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ロビンの背にケヴィンが掛けた言葉>>221は、マークにはまだ文字通りにしか解らない。 薔薇と月がどう結びついているかも>>222、直ぐには察せない。]
先輩、まさか、 薔薇に突っ込んだりとかしたんですか……?
[だからこの言葉も、文字通り花壇の薔薇の木での事故を思ってのことでしかない。 ただ見慣れぬ様子への気掛かりが、マークを無意識に動かしていた。
食欲と幸せを齎す小麦の、琥珀がかった白い「色」も、今は感じられないから――。 フェルゼにした時>>1:166と同じように、マークは鼻先を、ケヴィンの耳元に近づけた。**]
(229) 2018/05/20(Sun) 11時半頃
|
メアリーは、イアンの姿を中庭で見た記憶は、どの程度あったのだったか**
2018/05/20(Sun) 11時半頃
[ 薔薇と、紫陽花とは違う。
雨に濡れながらも、寄り添い咲くのが紫陽花とすれば
蔓を絡ませ棘で傷付けながら、一人咲くのが薔薇。
中庭にあるただの花(おれ)に
誰が愛を囁くというのか。
棘で傷付くだけの薔薇(おれ)に
誰が寄りそうというのか。
咲こうとしていた蕾をもぎ取り
迷いも無く握り潰した。
溺れるような花の中――― ]
|
[罪悪感、と今のマークは言う。>>228 されど花冠の「お姫様」にとっては、やってしまった、程度の落ち込みだった。その位自信に満ちていた。
好きな服を着る為の努力は多々あった。そしてそれは自分の理想に、素直すぎる程に――今でも素直だと評されているが>>1:319――従った結果。 それを人は健気と呼んできたのか。当時のマークは、そんなことも気にせずに生きていた。
あの時、モリス>>5が長所と言った「振る舞い」が実際どんなことなのかは自分でも判らず、けれど前に「健気」だと自分に言った人がいたことは事実で。 予想しなかった返答に瞠目しながら、結局、「ありがとう」も言いそびれたままになっていた]
(269) 2018/05/20(Sun) 21時頃
|
|
[さて、マークが鼻先を近づける様>>229は、くちづけというよりは耳打ちに似た仕草になった。 ひくつく鼻腔は、匂いを捉えはしたが――]
ぶ えっくしゅ……
ご、ごめんなさい、先輩。 くしゃみ、掛かったかも……。
[立ち話での冷えが続いた所為。 これの所為か、或いは別の理由でか、マークの脳裏にはケヴィンの匂いの「色」はまだ浮かばない。 ただ一つ確かなのは、マークが非常に気まずい顔になったことだった。
その後、幾つか言葉を交わしたりもしただろうか。 最終的にマークはケヴィンから離れる形で、シャワー室へと入っていった*]
(271) 2018/05/20(Sun) 21時頃
|
|
[暫くして、入ってきた時と同じ恰好で、マークはシャワー室から廊下に出た。 ただこの部屋にドライヤーというものは無く、長い髪は半ば濡れた塊の状態。長髪の生徒は他にもいるようだが>>0:#4、彼も苦労しているのだろうか。
湯冷めのリスクを避けるようにそそくさと自室に戻って、手っ取り早く身形を調えた。髪は二つ結い。 それから漸く、食べ物を摘むために、食堂では無く談話室へ。 そう、まだラルフからの差し入れ>>0:397を食べていないのだ。]
(……流石に渇いちゃってるかな、タルト)
[そう思いながら、談話室の扉を開けた*]
(276) 2018/05/20(Sun) 21時半頃
|
メアリーは、ユージンの姿は談話室にはなかったが、
2018/05/20(Sun) 21時半頃
|
[薔薇の香に紛れて漂うのは、ハーブティーと、苺とバターとチーズの色。クッキーや土の残り香までは判らぬくらい微かだったろうけれど>>97。 そんな談話室の扉を開けるなり、マークの鼻が真っ先に捉えたのは、煙草と汗の混ざった色>>301。]
っ、 あ、 オスカーせん……ぱい?
[そんな匂いが全く想像できない相手が、すぐ目の前に居る。それも不穏な問い掛けと共に。 けれど彼が浮かべる笑みの形は、まるで「想像する通りの」オスカーの通り。 混乱に視線移ろわすこと、数秒。漸くおずおずと、見下ろす形でオスカーに向き直って]
ラルフ先輩のタルト、貰いに来ました。
[こんな時でも、実に素直な言葉を吐いてしまった。]
(307) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
|
|
[単に「完璧」な人間を前にした時以上の緊張に――否、戦慄に見舞われたのは、「中庭」>>305の語を聞かされた時。
まだ陽が昇っていた時、中庭で悠人と話していたところをオスカーに見下ろされていた。 それにも関わらず、今、マークは全く別の記憶を呼び起していた。そう、少し前の――]
僕が、……フェルゼ、先輩と、 いた、ことですか。
[思わず、自分の唇を両手で覆った。呼吸が荒くなる。瞳が揺れる。 探るように覗き見るオスカーの瞳に圧されたかのように、一歩、後ずさる*]
(308) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
|
|
[マークが動揺したのは、「逢瀬」の現場をオスカーに見られたかもしれないこと以上に、その「逢瀬」の中で自分が、フェルゼが何をしたか、を思い出してしまったから。 あれから、未だ向き合う覚悟ができていない人。 マークはその人>>313の足音に、まだ、気付かない*]
(315) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る