260 3日村
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ねえ、バルメロス。 あなた、剣はどうしたの? あのキラキラした素敵な剣よ。 ───核≪コア≫を、破壊するための。
[少女は無邪気な声で問いかける。人形>>93の祈りなど知らずに。救いを──正当なる、美しき救いを知らずに。 雛罌粟は美しい花言葉を持つことを彼女は知っていたのだろう。本来の、女神としての少女がこの場に居たのならば、その花言葉の通りにきっと皆を導いた筈だ。 けれど。]
──ねえバルメロス。あなたにお花をあげるわ。 雛罌粟の花よ。 花言葉は、眠り────。
(95) 2016/12/08(Thu) 00時頃
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──あなたを、眠らせてあげる。
[ゆるりと弧を描いた唇が、彼の額に口付けを落とした。]
(96) 2016/12/08(Thu) 00時頃
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覚えてないのね、バルメロス。 うふふ、いいのよ。 わたしは豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫。 もう、思い出さしてくれなくても、いいの…───
[だから、もう一度。せめてもう一度だけ、あの暖かい腕で抱きしめてほしいのだと。本当の願いを口にはせず、少女は慈愛の微笑みを見せる。 否定を続ける本能と理解を得た思考は齟齬を繰り返して、一つの結果に辿り着く。結局は、猫の言った通りなのだ。 遥か昔、バルメロスが地下に降りた時、本当は彼>>38に「もうあいつは戻ってこない」と告げられた時から、真の願い≪もう一度愛してほしい≫は叶わないことなど、心の奥底では理解して居たのだ。]
(101) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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────いいのよ、バルメロス。何も思い出さなくて。 あなたは、真に世界を救いなさい。 それがわたしの、女神としての最後の言葉と…祝福です。
[最後は、叱責するように。混乱する彼>>98に畳み掛ける。 そして、あなたに。]
(103) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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わたしの中のあなたに、最後の眠りを。
ごめんなさい、しめおん、たなとす、そして ────おやすみなさい、バルメロス。 あいしていたわ。
(104) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 英雄からそっと手を離すと、
────おちる、 おちる
崖の下 ]
(105) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 世界樹から放り出された体は、軽く 軽く 花のように。
落ちた先から祝福の花が、雛罌粟達が散ってゆく。 開かれる大地に、ゆっくりとその体は包み込まれて──
ぐしゃり ]
(108) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 散った実は柘榴の粒。
女神の体は呆気なく、地面に取り込まれて ────そして、門が開かれる。 ]
(109) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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────沈んだ世界の中心≪Ocutopusの心臓≫
(110) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 少女を喪う世界樹はまるで後を追うように、走る、疾る。 幹を割って現れたそれは、地下への扉。 その奥に見える────世界の心臓≪コア≫。]
──ごめんね、ふたりとも。 わたし、堕ちてもめがみだったわ。 あとは、おねがい。
[ そうして幻想的な理想郷≪Waltz of the forest≫は青い希望の鳥と共に、消え去った。 残るのは雛罌粟の花弁、柘榴の粒と────あの時、彼にあげた雛罌粟の栞の、もう片割れ。]**
(111) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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あぁ、精々可愛らしく人形劇≪踊って≫やるサ。
[そうつぶやく声は誰にも聞き取られず空に溶けた]
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[ ハンプティ・ダンプティ
割れた卵≪あのころのしあわせ≫は 二度と元には戻らない。 ]**
(114) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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