人狼議事


20 Junky in the Paradise

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【人】 双生児 ホリー

[ローラの右耳には噛み痕が付き、少々の糸が解れた。その事を気にかけるような素振りはなく、ぺたりと床に座り込む。冷たい感触。爪先で床を引っ掻く。何かを掘り出そうとするように、かりかりと。かりかりかりかり、音は羽音のように続く]

[かりかりかりかりかりかり、
 親指の爪を噛む。]

[ぐるぐると目の前の光景が回って、うまく立ち上がれなかった。ぐるぐる。あちらこちらで縺れ合う者達の姿も、歪む]

(134) 2010/07/07(Wed) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

[かり。爪を噛むのをやめ、ヴェラを見上げた。彼の姿もぐるぐると歪み、最初は誰だかも判別できなかったが、じっと見つめていると視界も大分収まってきて、辺りを飛び交っていた単語が収束するように、どのような言葉をかけられたのかも理解できた]

……美味しいわけ、ないじゃない。
貴方に、ガキなんて言われる筋合いはないわ。

[呟くように返事をする。前に彼に対した時のものとは同じようで明らかに違う口調。声は相変わらず幼いままに。
 Down,down,down. 穴に入ったように、気分が落ち込んでいた]

(138) 2010/07/07(Wed) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

サイモンは、そっちにいるわ。

[ヴェラの問いに壁際の方を見る。そこには今にもずり落ちそうに壁に寄りかかっているサイモンの姿があったか]

許せない。
許せないわ、サイモンを誘惑するなんて。
あんな女、ローラも苛め殺してしまうに違いないわ!

[泥棒猫、とでも罵りかねない様子で言う。座り込んだまま、ローラの両耳を掴み、床に叩き付けるようにした。何度も、何度も。経過をわかりやすく説明などはせず、できもせず]

(144) 2010/07/07(Wed) 02時頃

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

 許せない…赦せないゆるせないユルセナイ

[ホリーの言葉の矛先が自分とも知らず、
ただ其の単語だけを小さく口の中で繰り返す]

 ユルセナイ
 ユルサナイ


 お堅い女王様だもの
 どうせアタシのコトもきっと軽蔑してるんでしょう

[スティーブンと共に在る女をノーリーンと認識は出来ずも、
焦点はあわずも冥い瞳に其の姿を映し口の中で呪詛を呟く]

 アナタも―――おちてしまうとイイのよ



 の、ノーリーンさんも、
 こ こわい人じゃなくなっちゃえばいいの のに。

[男がいつも女中に怯えるのは──"常識"から、
 責められているように感じるからか。]


[渡した薬を飲んだ後のサイモンが、
 愉しそうにしていてくれるから、
 ── 自分が認められたような気になって、嬉しい。

 結果、サイモンがどうなろうとも、
 人を喜ばせられたと錯覚できる幸福感の方が、
 男にとっては──常識よりも大事な快楽。]


【人】 双生児 ホリー

[糸がより解れるのも掠り傷が付くのも構わず、ローラをひたすら床にぶつけていたが、ヴェラの提案を聞くとはたと手を止めて]

やり返す? ……
何があるかしら。何かあるかしら。
あの女の大事なもの。

あるなら、そう、やってやりたいけれど。
いいえ、やるべきだわ。
何かあるかしら。返すの。何か……

[何か、とぶつぶつ繰り返しながら、そぞろな瞳はしかし熱心にマーゴの姿を探す。マーゴが視界に入れば、咄嗟に手を伸ばしたが、歪な距離感、実際に掴める程、触れられる程にそれは近くにはなく、宙を掴む。だから、とにかくじいっと眺めた]

(148) 2010/07/07(Wed) 02時半頃

[紡がれる呪詛は耳に届いているかどうか。
 目の前の女中から否定が返ると
 怯えるように、表情をゆがめる。]



 …… こわく、なく、なっちゃえばいいのに…
 そしたら、もっと、愉しい よ?

[彼女も同じように、気持ちいいに流されやすくて
 同じように、意思が弱ければいい。

 ── "女王"に奉仕するのも、

 同じところにおいで。と。
 きっと、それは、身勝手な理由から。]


 教えたげればイイじゃない
 きっと女王様も悦ぶわ

[囁く声は冥く小さく床に横たわるノーリーンにも、
離れたヴェラやホリーやサイモンにも届かない]

 スティーブンは上手よ

[実際の彼の性的な手練手管がどれ程のものか。
目の前の女をおとす為に珍しくスティーブンを褒め背中を押す。

彼の手練手管は如何程か。

少なくとも過ごす間に足りない事があれば、
恥じらいない阿婆擦れは女の要望を伝えてきただろう]


【人】 双生児 ホリー

[服を乱したマーゴ。服を乱した婦人。サイモンを誘惑した、と思い込んでいる相手。敵意も露に睨み付けながら、手をついてふらりと立ち上がる。ヴェラが離れていったのには、気が付きもしないままだったか。揺らぐ足取りでマーゴに近付き]

……貴方なんて、貴方なんて、貴方なんて。
誰にだって股を開くような女……!
許せないんだから!

[マーゴを見上げるようにして、幼い少女のような姿は、幼い少女ならばまず考えもしないだろう激しい罵りの言葉を吐く。そして、耳を持ったローラと何も持たない手とで、その体を叩こうとする。ぺちぺちと、元々の非力と酩酊故に、ごく弱く]

(153) 2010/07/07(Wed) 02時半頃

[褒め言葉にぴくりと耳が動く。

 気を大きくしたように鼻が膨らむも
 一気呵成にとはならないのは、
 謙虚を通り越し卑屈な男の性質が故。

 それでも。
 背を押されて、服を乱す手からは
 ぎこちなさが消える。]


【人】 双生児 ホリー

貴方なんかと一緒にしないで!
許せないわ、そんなので……
大丈夫よ、奪ってやるもの!

[マーゴに向けて続ける攻撃的な言葉は、脈絡が薄い。己の腕に向かって伸ばされる手には、実際に掴まれてから、片手がマーゴの体に当たらなくなったのがわかってから、ようやく気が付き]

な、離して!

[ローラの柔らかい体でマーゴの腕を叩き、掴まれた腕を振り、その手を払おうとする。全力で、実際にはやはり弱い抵抗をする]

(156) 2010/07/07(Wed) 03時頃

【人】 双生児 ホリー

許せないもの。
貴方が願うなら、聞かないわ。全て、全て。
叩いてだって……

[抱き寄せられて耳元で囁かれれば、びくりと小さく体を揺らし、眉を寄せた。反射的にか止む抵抗。ノーリーンが崩れる姿は認めていたが、今は何より目の前の姿しか見えずに]

叩いて……!

[開放されるとその隙を突くように頬を張ろうとした。成功したとしても外したとしても、少しだけ満足そうに笑みを浮かべただろう。よろり、よろり、後ろに数歩下がり]

(161) 2010/07/07(Wed) 03時半頃

[欲しいと思っていないものに対しての征服欲は薄い。
 だからか、ノーリーンへは奪う熱が湧かない。]

[ちらり、と行為の最中、声を荒げる、
 少女のような女性の方を見遣る。
 硝子越しの視線は、きっと、見咎められにくい。]


[男がノーリーンに施す手管は、教えられたそれをなぞる様。]

[幸せを感じていたときを手と心でなぞりながら、
 マーゴとホリーに向ける視線は

 ──大事な報酬が先に壊されてはしまわないか、と

 そんな風に、* 心配している*。]


 『見せて』

[囁いた阿婆擦れはスティーブンの見せて呉れたものへ、
其の対価を支払う様に頬へと口接けを落とした。
欲望に塗れた性急さ以外に彩られた優しくあまい口接けを]

 もっとシテ

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[クスリだけでなくホリーの感情に煽られる様に、
燻る想いは衝動へと変貌を遂げて囁く声は熱を帯びる。
渦巻く感情は捌け口を求める様に留まらず]


【人】 双生児 ホリー

駄目……!

[サイモンの名前を聞くと、すぐに僅かな笑みを消し、代わりに敵意と、それ以上の焦燥の色を顔に浮かべた。もつれる足に転びかけながらも走り出す。速度は精々早歩きといったところだったが]

駄目、駄目……駄目なんだから……
サイモンは、貴方なんかに渡せないんだから!

[先に歩いていったマーゴに見るからに必死の態で追いつき、留めるようにその袖だかスカートだかを掴もうとする。駄目、と、呪文か何かのように繰り返し繰り返し零しながら]

(163) 2010/07/07(Wed) 04時頃

[近づいた折にはスティーブンの面持ちも見えただろうか?
どちらにしろ焦点はぼやけ彼の懸念に気付く事はない。

渦巻くどす黒い感情を厭い振り払わんと快楽を求めて、
ゆらゆら上半身を揺らし水滴を落としながら従兄へ歩む]


【人】 双生児 ホリー

なんで、私が……貴方なんかに、

[露になるマーゴの恥部と、その言葉には、眉を顰めてあからさまな嫌悪を示す。それでもサイモンの事をちらつかせられたなら、唇の端を噛み、両手を強く握り締めて]

……本当に、サイモンに手を出さないと誓う……?

[ぽつりと零す。対格差というハンデがあっても、やりようによってはマーゴを無理やり引き止める事もできただろう。だが薬に酔わされている脳髄は、正答など導き出せず。無意識のうちに周囲の熱に当てられても、いたのかもしれない。
 マーゴから何かしら肯定があれば、沢山の男を銜え込んできたのだろう其処に顔を近付け、幼いような舌を伸ばした。躊躇いは明らかに、されど生娘らしさは薄く。
 実際、見た目から想起されるような、男を知らない初心な少女ではなかった。マーゴと違い、今まで関係を持ったのは、二桁にも遠いだろう、かつて「恋人」だった相手に限られていたし――同性を相手にした事などは、一度として*なかったが*]

(165) 2010/07/07(Wed) 05時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 05時頃


[渦巻く感情が静けさを取り戻せば従兄を犯そうと、
考えていた事すら遠く半ばは既に忘却の彼方へと流れて。
ホリーの髪を梳きながら零した囁きは吐息に紛れる]

 …心配しなくてもサイモンを寝盗ったりはしないわ
 コレでもアタシなりに大事にはしてるのよ

[奔放すぎる娘を放任の一言で黙殺する家族と違い、
サイモンは招待状を呉れる以前から屋敷に部屋も呉れた。
珍しく覗かせた他者への想いは肉欲とは掛け離れる。

酩酊の最中で水音と体液に塗れるホリーにも、
快楽の味を知り始めたノーリーンにも届きはしない呟き。
スティーブンが此方を気にしていれば*聴こえたか*]


― 回想 ―

 はじめまして? 其れとも久し振り?
 莫迦だから素敵なヒトしか覚えられないの

[以前にも顔を合わせた事があったスティーブンの顔を、
阿婆擦れは覚えておらずそんな風に挨拶した。
従兄の悪友と遊ぶのに忙しく彼を気に留めていなかった。

逆に人の記憶に残りそうなスティーブン特有の訥る口調や、
時に不快感を与えそうな張りついた愛想笑いにも、
負の感情すら擁いておらず遊び相手候補への愛想よい応対]

 何もなくて退屈してたの
 アタシと遊びましょ

[誰彼へ掛ける誘い文句を囁きスティーブンに身を寄せる。
不器用な彼が女の抱き方を覚えはじめるまで、
幾度かはそんな会話が繰り返されたのかも知れない]


 コレをアタシに?

[スティーブンに贈られた花束を抱えて不思議そうに、
或いは鞄や服の包みを贈られた時は、
クリスマスプレゼントを前にする子供の様に無邪気で]

 ありがと

[折々にスティーブンが覗かせていたであろう想いには、
目の前に並ぶ贈り物に夢中で気付かぬまま。
だから彼がアイを囁きだした折には眉根が寄った。

其れでも暫くは聞き流し目を瞑ってもいただろう。
スティーブンの奮ったであろう勇気も、
息衝く想いも受け流しながらも快楽を貪っていた]


[下心を擁く男が女を誘うのと其の理由は大差なく、
仮令デートに誘われたとて断りはしなかった。
貪りあう快楽に徐々に熟成されてゆくものは互いに別。

スティーブンに明確なプロポーズをされた時か、
或いは其れを何度か仄めかされた時か。
何時ものように顔を合わせると何時ものように口を開く]

 別れましょ 付き合ってた気もないけど

[スティーブンにとっては誘い文句と同じく唐突だったか。
少なくとも別れのおもさは等分ではなかっただろう。
けれど着ていた服が彼の贈り物だったのは*偶然ではない*]



『もっと』

[柔らかいくちづけに心が躍り上がるよう
 優しく与えられるものはその先を予感させるから。]

 もっと…

[それが──けして、確約なわけではないのだと
 けれど、男は気づかない。]

 もっと……

[もっと。と、褒美に歓びを覚えて先を強請る
 「愛情」と、綺麗な大義名分を被せられた慾は
 底なし沼のようにより多くを求めて縛ろうとする。]


[ノーリーンに与える手で褒美を得られるなら、
 その手を休める事はなく──ただ、]


 … … …

[ホリーとの様相を気にしていた耳に、
  紛れ込む言葉にぴくりと肩が揺すられた。

 ノーリーンに与える言葉が途切れるのは
 肌へのくちづけで誤魔化しても、
 挟まれるのは、聴こえた──"特別待遇"への長い沈黙。]


[硝子の奥の目は、目の前だけを見詰める。
 眼鏡のフレームの中に覗く世界だけに、
 視野が狭められてしまったかの様に。]


 ………、こわ、こわさ…

 壊さ 、さな さなきゃ。

[沈黙の以後。口内で繰り返されていた篭る声が
 外に出されたのは、
 与えられた"使命"をなぞる言葉]

 こわ 壊さ、さなきゃ……
 せ 世界、全部。



 とく…"特別"は、

 ひと
 ひとりで い、いいんだよ。

[他の特別は要らない、と、男の目は、
 目の前にはいない──*サイモンを網膜に描く*]


【人】 双生児 ホリー

[座るマーゴの片足を空いている手で軽く押さえるようにして、その前に膝を突く形になる。一目で使い込まれてきたとわかる様の其処に舌先で触れ、ゆっくりと這わせていく。鈍くなった舌の神経にも明確に感じられる、熱と、塩気と酸味と苦味が混じり合った美味とは言い難い液体の味。白濁の主らしい男の名を聞けば、反応するように舌先と指先が僅かに震える。
 屈辱とも憤りとも、それ以外の何物ともつかず]

……ん、……く……

[時折喘ぐような息が漏れる。髪を鋤かれれば、熱い吐息を耳元に感じれば、少しずつ、己の熱も煽られていくようで]

あ、……私は……
貴方なんかに、

[常の節制を失っている本能。唇をなぞられながら向ける表情は、「女」の欲望が感じられる、ぼんやりとしたものだっただろう。
 それでも、その事を、己の其処に滲む熱を感じられないよう、顔を背けるようにして]

(169) 2010/07/07(Wed) 22時頃

双生児 ホリーは、厭世家 サイモンの名を聞けば、か、と頬を染めて*

2010/07/07(Wed) 22時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 22時頃


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