22 共犯者
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―森の中・泉―
[橙色の太陽が水面に差し、きらきらと輝いている。 その眩しさに瞳を細めながら、泉の水を掬い、がぶがぶと飲み、存分に顔を漱いだ。 仮にこの泉がミツカイサマのものだとしても、もう気にも止めない。
近くの低木から小さな実をむしり取り、それを口に含みながら、泉の脇に腰を下ろす]
……うん。
[頭が冷える気配は、まだしない。 眠っている間にも、酷い悪夢を見た気がする。 だが――少しは、その悪夢を振り払えていると、良い。
結局日が暮れきるまで泉の脇に居た。 疲れた顔で広場に姿を見せるのは、巡礼の始まる直前頃になるだろうか**]
(185) 2010/08/05(Thu) 11時半頃
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[隣に人の気配を感じ、ゆると顔を上げた。 記者だった。 軽く鼻を鳴らして、泉に視線を落とす]
いいですよ、そんな。責も何も。僕はただ、自分のためにミツカイサマを殺したいだけです。
・・・・・・外からいらっしゃったあなたに、誰がミツカイサマなのかを問う訳にもいかない。
[それだけ言って口をつぐむ。 去る背中は、静かに見送った]
(190) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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双生児 オスカーは、ぼんやり水面を見つめて*
2010/08/05(Thu) 14時半頃
――決心はついたか。
[ 昨日、ラトルの娘――マーゴを生贄に捧げることに躊躇いを見せた同胞に、彼は一日の猶予を認めた。
その決意が出来たか、と同胞に問うているのだ。]
お前がどうしても殺せぬと言うのならば、俺がやってもよい。
だが、もう待てぬ。
[ 声の底に冷たい刃を秘めて、同胞に選択を迫った。]
―巡礼二夜目・夜の森―
[憤りをホリーにぶつけるかの如く。
彼女が血族かどうかは彼にはわからない。
刺青と古傷に塗れた彼の背中は
繊細でしなやかな同胞のそれとは対照的だったかもしれない。
行為を終えると、鮮血で濡れた口を拭い、
同胞の方へ改めて寄る。
彼の力、彼の英知、彼の肉体、彼の香り。
彼の胸に付いた血液を舐めとり、彼に乞う。]
俺はアンタを護りたい―――。
[再び出会えた大切な同胞。
それ以上に。
彼は「神」で有り続けなければならない。]
………。
[やがて、一つの決意を固め、
同胞に向けて、問いへの答えを口にする。]
ラトルを―――生贄に。
ただ、俺に、やらせて欲しい。
[ 血を舐め取る同胞の舌が胸に触れる。
まだ狂熱の余韻に酔う彼は、僅かに開いた唇から艶を含んだ喘ぎを洩らした。
「護りたい」と言う言葉が同胞の口から零れた時に、その月色の瞳が少しだけ揺れた。
その揺らぎは瞬時に押し込められ、淡雪のように消える。
続く「ラトルの娘は自分がやる」と言う言葉も想定のうちではあったけれど。]
――そうか。
分かった。
[ 彼はただ、短く答え、
そして、もう一度祝福を与えるように同胞の額に口接けた。]
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―広場―
[日が落ちて、鐘が鳴る。 どこからともなく現れて、広場に集まる人間達を一瞥する。 合図があれば、無言で森へと踏み込んで行った]
(232) 2010/08/05(Thu) 21時半頃
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―森の中―
[月の光は届かない。 昼のそれとは、全く様子を変える森。
傍らに居た姉はもう居ない。 失うものも、最早無いだろう。徐に胸元からナイフを取り出す。 僅かな明かりを反射して、それは鈍く輝いた]
……でも、誰だか分からない……
[手当たり次第にこいつを突き立ててしまえばいいか、と――危険な考えが脳裏をよぎった。 すぐに頭を振って否定する。それでは、ただ供物を捧げるのと何も変わらない。 森の中では、ミツカイサマはきっと正体を現している。 そう信じ込むしかなかった。そう信じ込み、ミツカイサマを探すしか]
(266) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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―少し前の事―
>>244 [近づいてきたのは、村でも古い血脈を持つ家の青年で。 つまり、最初の日に村長夫人を撃った例の男で]
儀式をしっかり遂行する? ミツカイサマを殺すためには、まず僕の友人達を手にかけねばならないと、そうおっしゃるのですか? ――……冗談ですよ。
[荒げた声を抑える。 ふいと視線を外す。その先には、トニーがパンを配る姿が目に入っただろうか]
……戻ってこれたら、何か食べようと思います。 無理ですよ。今は食欲なんて無い。
でも、ありがとうございました。
[森に入る、その直前に。ヘクターの方を振り向き、口元を吊り上げただろう]
(274) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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双生児 オスカーは、飾り職 ミッシェルの足音に気がつき、ナイフをしまいながら振り返った。
2010/08/05(Thu) 22時半頃
[ 同胞の後姿を注意深く観察する視線。]
無理はするな。
[ ぽつりと一言だけを送る。]
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……すいません、ずっと森に居ました。 一応、休みはしたので大丈夫です。
[じっと向けられる視線に訝しげに首を傾げる。 だが、次に彼女の口から放たれた言葉に目の色が変わった]
――! 教えて下さい!今すぐに、本当に知っていらっしゃるなら!
[押し殺した囁きではあるものの、動揺と興奮は抑えきれない]
(279) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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ラトルの家……? ああ、何か『力』があるみたいって話は、聞いてましたけど。
[儀式と同じで、そういった話には端から興味を示さなかった身である――今回の事が起こるまでは。 そんなことが、と目を見開いてミッシェルの話を聞いた]
……その、もう一人って誰なんですか?
[口早にその続きを聞き出そうと]
(286) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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――ちょっと、ミッシェルさん!?
[肝心な所ではぐらかされてしまった気分だった。 森を出られたら、マーゴの話を聞いてみようとは思うものの。 これ以上待ちきれないのも、また事実で]
……やっぱり、僕自身で何とかしなきゃ。
[周囲に人の気配が無いのを確認すれば、もう一度ナイフを手に、いよいよ森の奥へ。 柊の葉っぱだけでは足りない。決意だけが、先走っていく]
(292) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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双生児 オスカーは、ランタン職人 ヴェスパタインの掲げるランプの灯りに、昨晩と同じく足を止めた。
2010/08/05(Thu) 23時頃
[ヴェスパタインから額に祝福を受けたその時、
不意に以前彼から出された「宿題」が浮かぶ。]
なあ、アンタ…。
もしかして
ヒトを すべて 屠る 気 なのか?
あ…いや。
さっきのは、なんでもねえ。
まだ、早ええよな。
[今は覚悟を決める時。
彼女は耳を傾けてくれたが…。
彼女が居る限り、彼を危険に晒し続ける事になる。
その時同胞の体から、
異国の人間の香りを一瞬感じたような気がしたが、
敢えて気が付かない振りをした。
巡礼者の数はどんどん減っている。
今は、彼を護る事を第一に考えねば。]
広場で、ミッシェルがテッドに
何か嫌な感じがする物を渡すのを見た。
まさか、彼女が「護る者」―――?
いや、だとしても、
ラトル…を放っておけないだろう?
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[ランプの明かりが見える。 記者の声が聞こえる。
頭の中で、部外者だと割り切っていた二人の取り合わせだ。 早くミツカイサマを探さなければ――どくどくと脈打つ頭が、そう訴えかけては居るのだけれど。 どうにも記者の小難しい話が耳について、その身を近くの樹に寄せた]
(298) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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[ 彼はその時、問い掛けて自ら打ち消した同胞を物問いたげに見詰めただけだった。]
さあ……分からん。
だが、何か口実をつけて始末してしまいたいものだ。
[ きっぱりとした冷たい呟き。]
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……変な取り合わせ。
[ぼそりと呟く。 余所者同士、案外馬は合うのかもしれないけど。呑気なものだよね――と口元に嘲笑とも冷笑ともつかない笑みを浮かべて、その灯りが目に入る範囲で足を進めた。
昨夜。灯りに目を取られている間に、自分は方割れを永遠に失った。 ……また、指の感触を思い出してしまう。 その時、声]
あ、ヴェスパタインさん。 御免なさい、何か……毎晩、お世話になっちゃってますね。 今日は、光は……もう必要ないんですけど。何か、気になっちゃって。
[気遣わしげな声。ナイフを抜く気は流石に抑えられて。 小さく苦笑した]
(307) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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すみません。 ……ありがとうございます。
特に昨晩は、本当に……
[昨晩。 何かあったのかとランプを向けて声をかけてくれた人だと、そう思っていて。 傾けられた首を、じっと見つめた。 ランプの灯りはついているのに、闇は――やっぱり深いんだな、と思った]
(315) 2010/08/06(Fri) 00時頃
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