人狼議事


307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜

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― 夜・阿東礼家 ―

[ 父親の代が六人兄妹だったこともあり、阿東礼家には増築された離れがある。その一角に優の部屋はあり、恵瑠のために用意されたのも離れで使われていない部屋のひとつだった。
 夜更けになるより少し前、優は恵瑠の部屋をノックする。入るぞ、と声を掛ける彼はパジャマ姿。恵瑠に近寄り、手を差し出した。]

 恵瑠。
 せっかくうちに来てくれた、いうのに。
 別の部屋で寝るのも、おかしな話。

[ 屈み込んで顔を寄せ、軽く唇にキスをする。
 手を繋いで行こうかと、きゅっと握った。]

 行くぞ。
 俺の部屋、隣の隣やき。

[ 廊下に出ればまだ起きている家人の気配もあろうか。とはいえ、ぱたりと部屋の扉を閉めてしまえばそれも聞こえなくなってしまうのだ。]


― 夜・優の部屋 ―

[ 恵瑠の身体を優しく抱きしめ、座らせる。
 すでに敷かれた布団の上だった。
 宵越しの夜の再現のように、けれど異なるのは
 その先の行為を二人ともが知っていること。
 そして、もうひとつ。]

 夫婦(めおと)になって初めての晩、になるからの。
 恵瑠の好きなようにしてやりたいと、思うてるが。
 いちばん、大事にしたい相手やき。

[ 彼女を見つめ、口づけを重ねつつにこりと笑った。
 肩から背中へそっと撫でていきつつ、ゆっくりと
 妻になった少女の返事を待つだろう。]*


―夜・阿東礼家―


……ふぅ。

[新しく自分の部屋となった空間を見渡す。
持ってきた荷物は、教科書や制服や文房具、そしてまだ子供じみた洋服たち――これだけだと、なんだかお嫁に来たというより新たに養子になったと言われた方がしっくり来そうだ。

自分でそう思ってショックを受けつつ、唯一女性らしいと言えなくもない姿見の前に立ってみる。
なんの変哲もないパジャマ姿。
すこし跳ねた毛先を摘んでため息をついた。

こんなので果たしていいのだろうか、なんて。
心の中で頭を抱えていれば、ノックの音が響き、ワタワタと優を出迎えたのだった。

そして、手を引かれるまま、まだ慣れない廊下を進み彼の部屋へと歩いていく。
逸る鼓動の音を感じながら、きゅっと手を握った。]


―夜・優の部屋―

[布団の上におそるおそる身体を乗せるのは、普段彼が使っているものだと思うだけで体温が上昇していくから。
とりあえず正座になるのは仕方なく。

優の顔を見上げて、言葉を聞いて。
目を丸くしてから頬を染めた。]

す、好きなように……。

[と言われても、これからするであろう行為の知識はすべて彼から教えられたもので、選択肢はあまりない。
真っ赤な顔で口付けを受け入れながら、暫くして。]

あ、あのね。

この前はずっと手を繋いでくれたから。
今度は、たくさん、抱きしめて……してほしい。

[あとは優さんのやりたいことがいい、と。
ちいさな声で、囁いた。*]


― 夜・優の部屋 ―

[ 恵瑠の言葉は願いというにはささやかすぎて、
 優は微笑んで肯定する。]

 ええぞ。たくさん抱きしめながら、して。
 腕の感触、忘れられんようにしちゃる。

[ 答えてまずはぎゅ、と抱きしめ、引き寄せる。
 囁く小さな声に頷いて。
 こりっと軽く歯で耳朶を挟んだ。]

 あとは、俺のやりたいこと?

[ 半ばは想定していたのだ。
 恵瑠はそう言ってくれるだろうと。]

 ……ふふ。そんなら、また。
   俺の好きなように、俺の奥さんを犯してしまうが。 
 


[ よかった、と返事が返った一昨晩。
 繋がりあった最中に彼女が知らず覚えたその感覚が
 どんなものだったかは尋ねようもない。]

 可愛らしい顔、見せてくれたからなぁ。

[ けれどその時、誰よりも可愛らしく彼女がこの目に
 映ったことを優は強く記憶していた。
 だから、同じような響きで、別な言い方を探る。]

 恵瑠が身も心も、俺のものに変わっていくように。
 抱きしめられて、逃げられないと思うくらいに。

 もう駄目、って言うまで、たっぷり愛してやろうな。

[ また口づけて、彼女の服を上から脱がせていく。
 上半身を裸にさせればこちらも上を脱いで、素肌同士で抱き合って。次には下も躊躇なく、下着も含めてすべて恵瑠の身体から剥ぎ取ってしまおう。]


[ 自分はパジャマのズボンと下着だけ着けた姿。
 裸にさせた恵瑠をさわりと撫でつつ、腕の中に
 抱き包んで囁いた。]

 残りは、俺の奥さんに脱がせて貰おうかな。
 身動きくらいは手伝ぅちゃるきぃ。

[ パジャマの生地は早くも固く勃ち上がった屹立の形にはっきりと押し上げられていた。
 にこやかに笑みつつ、彼女が手を動かす合間にその裸身を手と指で愛撫し始める。緊張した心と身体。少しずつほぐすように、唇が届く箇所へ軽いキスを落としていく。
 優も恵瑠と同様の裸になったなら、ぶるりと揺れる大きな雄肉が先走りに濡れた姿を現すだろう。]*


―夜・優の部屋―

[抱きしめられて、ふ、と息を吐き出す。
優のあたたかさに包まれると心がほかほかするのだ。
でも今はそれだけというわけにはいかない――耳朶を食まれ、ひゃ!と肩を跳ねさせてしまえば。

一気に心臓が跳ね、体温が上がり始める。
まだありありと覚えている宵越しの夜、それは身体も同じで、じんわり熱を帯びていく。

気が早いと思われないだろうか。
はしたないと、思われないだろうか。
そんな心配が心を掠めるが、優の台詞が更に煽ってくるからどうしようなく、恥ずかしげに目を伏せて。

“俺の奥さん“という響きに頬を染め、くすぐったそうに笑い、優のパジャマの裾を握りしめた。]



奥さん……。
私、優さんの奥さんになれたんだ……。

[かみしめるように呟く。
じんわりと、幸せで。
優さん、と呼ぶ文字は同じでも、自分が彼を呼ぶ声は柔らかさを増し、大好きという気持ちが込められていると思う。]

――はい。

変えてください、……逃げたりなんかしないから。
つ、ついていけるかは少し不安だけど!

[あの夜より遠慮ない様子なのは伝わるだろうか。
もうダメは言ってしまいそうだとこっそり思いながら、優の手によって生まれたままの姿にさせられてしまう。
やはり、まだ、恥ずかしい。
ぴたりと太腿をくっつけてまた正座をして、もし何か言われたら、赤くなって軽く睨むように見つめたりしたかもしれない。]



ぬ、脱がせる……。

[優の顔を見て、晒された上半身を見て。
そして目線は下へと。
昂りの形にこくりと唾を飲み込んで、そろりそろりと手をズボンへ伸ばし、脱がせてゆくだろう。]

……っ、で、できた。

[下着を脱がせ終わり、畳んで置く。
柔らかな愛撫にいちいち反応してしまったりしたから、時間はかかってしまったと思う。
なんだかもう息が乱れてしまっていた。

元気いっぱい、という様子の彼自身はもう濡れている。
ずくん、と下腹部が疼いた気がして、太腿を擦り合わせながら、次はどうしようと彼を見上げてみる。*]


― 夜・優の部屋 ―

[ こくん、と恵瑠のつぶやきに頷きを返す。
 その響きに胸のうちが暖かく擽られる気がした。
 心地良くさと愛おしさだけが残る響き。]

 ……はは。
    あんまり、最初から無茶はさせんつもりやき。
    少しずつ変わっていってくれたら、良え。

[ 目を細くして気負う声へ応えた。逃げないというならどこまでも、自分好みの彼女になるよう変えていってしまおう。昼はそのままの彼女で、新しい生活にも馴染んでいくことだろうけど。寝室では――優だけのものになるように。]

 行儀良いのう、恵瑠は。
 可愛らしいぞ。

[ 裸にさせた彼女から手を離すと、優の出方を伺うようにまた恵瑠は正座に戻る。その様をじいっと見て、少し意地悪く笑った。]


 
 そしたら、恵瑠。これから、ここで俺を待つ時。

[ 頬を染めた彼女の身体に触れて、耳元へ。]

 今と同じ、この格好で待っててくれるか。
 正座して、裸で。
 夫の。俺がやって来るの、待っててほしい。

[ そう待たせることはないぞ、と言い足して。順番に風呂を使った後になるだろう。恵瑠が先、次に優というような。
軽く睨むようにされた後、返事はあったかどうか。]


[ 恵瑠の手が自分を脱がせていくあいだ、手助けと愛撫とは半々というより後者の割合が勝っていただろう。
 軽く息を見出した彼女を見やる。
 優の下着までも畳んで置いていく律儀さに、また心の中で暖かなものを感じつつ。]

 ん、、、それなら、先に着けておく、か。
 俺の手に、指。添えてみな。

[ 太腿をすり合わせる様子。幾らか準備は整いつつあるのだろう。けれどまだ、何も解しも確かめもしていないから。ぴ、と包みを破り避妊具を取り出して、屹立した男性器に極薄い皮膜を被せていく。]

 たくさん抱きしめられて、ってお願いやき。
 おいで、恵瑠。俺の上。

[ それが終われば自分の上へ、と恵瑠を抱き寄せる。
 熱い屹立を彼女の花弁に押しつけられるように
 彼女の腰を調整して。]


 
 ぎゅっ、て恵瑠のこと、抱いたまま。
 俺からも少しずつ、動かしてくき。

 恵瑠もゆぅくり動いていってみな。

[ 自分の上にある恵瑠の身体を揺らすように、太腿と腰、それに彼女の尻を捉えた手の動きを連動させていく。
 動く向きは前後というより上下が近いか。ずりっ、と雄幹が花弁を擦りあげ、雁首が雌蕊を押さえて刺激する。
 恵瑠からの動作も加わるなら、それは次第に大きなものとなり刺激と快感を増させていくだろう。]

 まだ、入れなくても良えが。
 準備出来てきたら、……っ、初めての時みたく。
 恵瑠のなか、たくさん、愉しませてもらうぞ。

[ 口づけを間に交え、桃尻をしっかりと鷲掴みにして揺さぶっていく。粘着質な音は次第に、室内に大きくなっていくことだろう。]*


[夜にここで優を待つ、意味。
もうそれが分からない子供ではない。]

こ、この格好で?

[ぱしぱしと目を瞬かせる。
それってどこの家でもそうしてる――訳はないことくらい分かるが、こくりと頷くことで返事をした。
恥ずかしくても、優が望むなら、そうしたい。
ただそれだけの気持ちだった。]


[この前、避妊具の付け方は見せて貰ったから。
今回は自分が着けてあげることになるのかと覚悟をしていたら、そういうわけではなかった。
ちょっとだけホッとする。
あの時はいっぱいいっぱいで、やって欲しいと言われてもうまく出来る自信がなかったのだ。

そっと優の手に手を添えて。
薄いゴムを、昂りに被せていく。
自分の中に迎える準備をしているのだと思えば、じんわりと下腹部が濡れるような錯覚に囚われた。
いや、気のせいではないのかもしれない、けれど。]


え、あ……っ、上って、そんな、

[そうして抱き寄せられて。
戸惑いながらも言われるまま、膝立ちから太腿を少しずつ開き、下ろしていく。
くちゅりと花弁と先端がくっつく音がして、彼に支えられている腰が震えてしまった。]


[自分で動くのは、初めてで。
腕を伸ばして優にしがみ付きながら、勇気を振り絞るようにして、ひとつ息を吐く。]

や、やってみる……っ、んあっ

[それより先に花弁が擦り上げられる。
ぬるついた昂りに花弁は開かれるのに、その奥に突き入れられるのではなく、先端は花芽を押しつぶすように。
ぞくぞくと気持ちよさが背筋を駆け上っていく。]

あ、あ……っ、こんな、感じ……?

[ぎこちなく自分からも動いてみれば。
おそるおそる、より当たりやすいように腰を寄せ上下に揺らせば、下腹部同士が密着し、昂りの熱も、彼の体温もより感じられた。

自分が、彼のものを濡らしている。
ひびく水音がそれを教えるようで羞恥を高める。
それでも動くのをやめない、やめられないのは、彼のためか、自分が気持ち良いからか。]


[この体勢だと常に優の顔が近くにあるから、少し見上げれば目があって、潤んだ瞳に彼を映しこむ。
時折眉根が寄るのは快楽に耐えるためだ。
そして、ほんの少し――これじゃ足りないと思いはじめている自分に戸惑ってしまっているため。
この前貫かれたのを思い出し、まだ迎え入れてもいない内壁がざわめいている。

優の言葉を聞きながら腕の中で身を震わせ。
口付けで熱くなり始めた吐息を伝えて。
どれほど経ったか、むずがるように腕に力がこもる。
その頃には花弁は蜜を滴るほどに溢してしまっていた。]

っ、ふ、……

[幾度か言い淀んで。
唇を震わせては閉じてから。]

わたし、大丈夫だから。
優さんの……、それ、…………っ、もう、

[これ以上言えなくて。
ぎゅうと身体を押しつけて、肩口に顔を隠した。*]


【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しの深夜・早希と― >>57>>58

[アイスを口にする早希と隣同士。
少しひそめた声で、穏やかに言葉を交わし合う。]

そっかぁ。
島の外だと、学校に何百人も生徒がいたりするんだよね。
仲良しの友達作るのも大変そう……かも。

[女の子らしくお洒落な子も多そうだ。
早希は素のままでも可愛いと思うが、周りに合わせないわけにはいかなかったのかもしれない。
それでもやはり、どこか輝いても見えたけれど。]

早希ちゃんなら、これからも、きっと大丈夫だよ。

[無責任な!と言われたりして。]

都会のどんな子だって、あんな高いところに登れないし、飛び降りられないだろうし。
私にとって早希ちゃんは最強だもの。

(61) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[自分へのカエル100匹はトラウマものだとは思うが、あれをわざわざ用意しただろう早希に驚きすぎて、なんとなく良い思い出ですらある。
その辺は口には出さないで。]

……時々強がってないかなーとか思ってたけど。

[くすりと悪戯っぽく目を細めて。]

私、都会に出た早希ちゃんのこと、時々考えてた。
どうしてるかなって。

渡くんとか、心配してたんじゃないかなぁ。
瑠璃ねぇも、かな。

[早希を見て、微笑む。]

(62) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[問われたことには。
窓の外の夜空を見上げてから、ぽつりと。]

島の生活……ちょっとしんどかったんだ。
出ていきたいって、少し思ってた。

[不思議なほど素直に言葉が溢れていった。
早希が今村に住んでいないことと、なにより、彼女がなんてことない様子で聞いてくれたおかげだった。]

でも、ね。……今夜で、変わった。
島に居たい理由ができたよ。


宵越し、来て良かったなって、おもう。
早希ちゃんは、――どうだった?

[彼女の首元の赤い印。
それが彼女にとって良いものであることを願いながら。*]

(63) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃


……ありがと…。
私、ルリ姉が初めてで良かった……

[期待も不安も大きかったエッチの快楽と苦痛。
身体はクタクタでも心は最後まで支えられ絶頂を迎えるときでさえ自分に合わせて一緒に共有してくれた。
セックスに対しての偏見も憧れも抵抗もすべて受け止めて素敵な事だって教えてくれたルリ姉に、たくさんの感謝の気持ちが沸いてくる。]

私もルリ姉のこと好き……かも?
こんな気持ちになれるのなら何回でもルリ姉とこういうことしたいかも……

[あとを引く余韻が心地良くてすっかりと浸っている自分、奥に挿れたままのティルドから伝わるルリ姉の存在がずっと安心感を残していて、レズでもいいななんて思ったりもしている]

えっ……と。
ルリ姉は来年もくる……?

[すっかりと嵌ってしまいそうな甘美な一日に、いつか今日のルリ姉みたいに素敵なセックスを教えられたらなんて思い馳せながらその傍らでルリ姉に甘えたい自分もいる。**]


どういたしまして。
早希ちゃんに気に入ってもらえたら、私もかいがあったわ。

[感謝してくれる早希の頭を撫でながら、熱く火照った体を冷ましつつ、抱き合ったまま横になり、顔を見つめる。
男の子相手とは違う、しっとりとした余韻に浸るのは心地いい]

私のこと好き…か。うん、ありがと。
もっとしたい?そっか。…嬉しいわね。
早希ちゃんとだったら、もっとこういう事するのもいいかも。
こういう事だけじゃなくて、一緒に出掛けたり、お話ししたりも…
楽しいかもしれないわね。

[バイセクシュアルの気はあまりなかったはずだけれど、そういう付き合いも悪くないかも、と思っている自分がいるのは、少し驚きだった。あるいは、思ったよりも彼女の愛らしさにあてられていたのかもしれない]

うん、私は来年も…私の知っている子がいなくなるまでは来るつもり。
引率続けるかどうかは、考えてるとこだけどね。

早希ちゃんも来るかしら。だったら、嬉しいわね。

[くすりと笑んで、たっぷりと胸の中で愛しい子を甘えさせてあげることにした**]


【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しから数日後―

[色んな意味で慌ただしくなった日々。
それでも、優と夫婦になることが村中に知れ渡る前に、自分の口から伝えたいなと思って。

優にも予め伝えておいただろう。
宵越しから数日後、本格的な引越しの前、お礼兼手土産の袋を抱えて瑠璃の家を訪れることにした。]

ごめんください。

[ベルの音を鳴らして。
瑠璃が出てきてくれたなら。]

あの、ちょっと、お話ししたいことがあって。
いえそれより先に、……この前の宵越しでは引率してくれて、ありがとうございました。

[ぺこりとお辞儀をする。]

(64) saiki 2020/09/21(Mon) 16時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


これ、良かったら。
あまり上手く焼けなかったけど……。

[差し出した袋の中にはクッキーが入っている。
早朝台所を借り、ここ数年ご無沙汰だったお菓子つくりなんてものに挑戦したのだ。

宵越しの前、島を出たいと零した時。
それよりもどこか晴れやかで柔らかな表情を浮かべ、瑠璃へと笑っているだろう。*]

(65) saiki 2020/09/21(Mon) 16時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―次の週末― >>59>>60

[本格的な引越しは青空の広がる日になった。
優のそば、軽ワゴン車の隣で眩しげに目を細める。

荷運びは、優の妹である成海も、手伝ってくれるらしい。
遠慮がちながらも嬉しげに礼を言う。
後部座席に座ると、ガタゴト道を走る音と共に、運転席と助手席、兄と妹の会話を耳にして表情を緩めていた。
なんだか聞いているだけで心がほかほかする。

大好きな人と、その家族。
仲良さそうなのって素敵だなと思うのだ。]


……え、健一兄さん?

[そうして成海の口から飛び出たのは予想外の名前。
きょとん、と目を丸くする。

面白そうに語られ始めた様々な過去の顛末を、表情をころころさせながら聴くことになるのだった。]

(66) saiki 2020/09/21(Mon) 17時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


そんなことがあったんですか。
全く知らなかった……。

[そう、自分はあの兄のことを殆ど知らない。
話しかけられたら怖いと、苦手だと思うばかりで、返事をするより早く逃げたいばかりだったから。

成海の語る兄は、なんだか少し親しみやすく感じた。
すぐに彼への印象は変えられないかもしれないけれど、これから先への希望が見えた気がした。]

成海さん、ありがとうございます。
教えてくれて。

これから……少しずつ。
兄とも話していけたら……いいな。

[ほんのり眉を下げて微笑む。
関係上は自分が義理の姉になるのかもしれないが、年上の彼女のことを姉のように慕い始めていた。**]

(67) saiki 2020/09/21(Mon) 17時半頃

うん……
絶対綺麗になって来るから……
約束だよ?
ルリ姉にしか………私も甘えれないし

[胸の中に引き込んでくれるから、チュッチュッと胸を口で啄みながら雛鳥のように甘えてみる]

ピヨピヨ………
なんて……


[そのまま赤面しながら顔を沈めていくけれど、接合部がずれて擦れてその刺激にびっくりしてバツの悪い顔を見せてしまう。] 

ふ、普段は普通なんだからね
だから……
普段の私見ても驚かないでね…?

[それからいつまで甘えていたかは定かではないけれど、ルリ姉と結び直せた絆と大人の証に満足して行為を終えた。*]


うん、約束…ね。
あらあら。短い間に随分好かれちゃったな。
ま、私も… そうなんだけど。

[胸を啄まれながら、頭を撫でて甘やかす。頬にキスを落としたりしながら]

ふふっ……まるで、鳥の赤ちゃんみたいね。早希ちゃん…
綺麗になってくるの、楽しみにしてるわ。

[恋人同士というよりは姉妹か、むしろ親子のようにも見える触れ合い。
それでも膣内にはお互いに張型が残り、周りは汗と女の匂いに蒸れかえっている。
今度は彼女にバンドをつけてもらっても楽しそうかな、とふと考えてしまった]

そうなんだ。普段の早希ちゃんも…うん、見てみたいな。
驚かないわよ。見違えちゃうかもしれないけど。
楽しみにしてる。

[彼女が望むならいつまででも甘えさせてあげた。
彼女への手ほどきは、それまでの子達のものよりずっと濃密で、忘れ難いものになったのは確かだから、できる限りずっと一緒に居たはず**]


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