人狼議事


307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜

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続けるぞ。
もう少し、此処を好くしてやるで。

[ 秘部へ触れていく指の動きも最初より大胆に。
 だが、少しするとある一点で指先を止めた。
 下着ごしに感じた陰唇の上端辺りだ。
 クリトリスの付近に狙いを付け、優しく震えさせていく。]

ここ。
気持ち良いとこ、どこか分かるか?

[とりわけ敏感な箇所だから、送る刺激は柔らかいもの。 

 長々とは続けず、様子を見ては身体の他の部分を愛撫しつつ間を空けて、それからまた肉芽への刺激に戻る。

 そのようにして恵瑠の身体がしっとりと汗ばみ始める位にまで、快楽と感度を高めようとしていくのだった。]*


[優の答えを強くはふたつの求めない問いに
こくこく頷くことで肯定を返す。

今まで想像したことがないわけではない。
恋愛を語る本を読みながら夢想した夜もある。
けれど、こんなところ、自分で触るのも風呂に入る時くらいで、誰かに触れられるのは初めてだった。

体勢が変わり、少し楽になって。
しかし、より脚を開きやすくもなり。

目元を赤らめながら。]


んんっ、優、さん、なんだか身体が熱い……、

[密着する体温がより息を熱くする。
これでもまだ服越しだというのに。]


[下着越しの、とある一点。
指先が掠めたときの感覚に肩が揺れた。
思わず、反射的に太腿を閉じかけてしまう。]

そこ、ダメ。

[なんて零してしまう。
少し怖かった。その理由は、]

そこ、……気持ちい、のかな?

[惑い、視線が揺れる。

クリトリス、という名称を知らない。
でも快感を拾いあげることはもうできる。
じん、と疼くような。
悶えてしまうような。]



あぅ、……んん、

[ゆっくりじっくりとした快感の波。
肌をなぞる指先のひとつひとつが引き金になる。
秋の始まりの涼しさの中で、肌は汗ばんでいく。
下着の中もまた潤みを帯び始めていると知る由もなく、優さん、と吐息を溢した。

そっと振り返り。
先を強請るみたいに、見上げる。*]


[此方を振り返る恵瑠の表情は
身体の奥から引き出された熱に赤く色づいて見えた。
見上げる眼差しと視線が重なると、己の情欲もその存在を意識せずにおけない程には膨らんでいると気づく。]

恵瑠。
貰うぞ。唇。

[仄かに開いた唇へ視線を移して短く言った。
応じる猶予も与えずに、優は少女の唇を奪う。
重ね合わせた唇どうしを離さぬままに、
彼女の下着に触れた指を蠢かせると、
くちゅっ、と吸い付くような感触があった。]


[軽く口を開くようにして、彼女の唇を開かせる。
舌の先を尖らせて、つ、つ、と突き入れるようにしてみるが、不意打ちに奪った口づけだ。
恵瑠が応じ返す事まで求めはしない。
ちゅ、っと音を立てて口を離すと、
にこりと笑って少女を見た。]

こっち、見てくれるものやから。
つい気が逸ってしもうたわ。

[先の言い方をまた使って、悪びれる様子もなく。
初めてだったか?とは、問わずとも彼女の様子で知れる事だろう。宥めるように、彼女の二の腕に手を添えて。]

続き。出来るか?
もう少し先に進めながら。

[言って片方の手で、自らのワイシャツのボタンを外していった。肌蹴た下からは薄いグレーのTシャツが覗いていく。]


 
恵瑠も。ワンピースだけで良いき。
脱いでしまい。

[片手は彼女の二の腕に触れたまま、
器用にボタンを外し終える。
それから、そちらの手も離すとワイシャツもTシャツも、
ばさりと脱ぎ捨ててしまった。]

下着になって、また続き。
手伝うてやった方が良いか?

[そういう歳でももうないのは承知だが。
冗談交じりに彼女を見て、今度はスラックスのベルトに手を掛けた。]*


[初めてのキスだった、と思う。
自分がそう意識してのものは初めて。

一応声はかけてくれたけれど、多分断ったりはしなかったけれど、なんの答えを返す暇もなかった。
今まで見てきた優にしては少し強引な仕草。
彼の顔が近づいてくるのをどこか茫然と眺めてしまって、気付けば唇が重なり合っていて。

瞳が丸く見開かれる。
キスしてるんだ、と認識する。]


んん、ん、ふぁ…っ

[自然に唇を開かされる。
ぬるりとした感触は優の舌、なのだろうか。
味わったことのない感覚にゾクゾクしたものが背筋を通り抜け、瞳に涙が滲んだ。

されるがままに口付けを交わす。]



……は、

[音を立てて唇が離れる。
短い時間だったのだろうが、不思議なほど長く感じて、糸のように伝う唾液を眺めていた。

嫌だったという表情はない。
束の間、ぼうっとしたように惚けていた。

気が逸った、とは。
自分が優をそうしたということなのだろう、か。

上気した顔のまま暫く彼を見つめて。
へにゃ、と小さく小さく笑った。]



続き……うん、大丈夫。

[宥めるように添えられた手から、さっきまでよりも高い体温が染みてくるような気がした。
彼も熱くなってきているのかな?]


じ、自分でできますっ

[冗談交じりの響きにちょっと反発しつつ。
それが恥ずかしさを誤魔化すのにちょうども良くて。

ワンピースを脱いで、布団の外に畳んで置く。
それから所在なさげに斜め下を見た。

さっきまで優の衣擦れの音がしていた。
今はもうシャツなどを身につけていない筈で――顔を上げて直視するのに、とても勇気がいる気がしたのだ。

細く長く息を吐く。落ち着けるように。
優のベルトの金具が、鈍く灯りを反射していた。*]



そいたら、手伝わんでも良いか。


[自分でできるというのに手出しすることもない。優は布団の上でスラックスを脱ぐと二枚のシャツと一緒に外へ押しやる。恵瑠の方を見れば下を見ているようで、視線をこちらへ向ける様子もない。

それはそうだろう、と思う。いまや優は上半身を裸にして、履いているのは黒いボクサーパンツだけ。伸縮性のある布地は股間にある雄のふくらみをはっきりと浮き出させているのだから。

キスのあと、優を見つめてきた彼女は可愛らしかったな、と思う。顔を上気させて、ぼうっとした様子。それを他の誰かと比較してではなく、純粋に恵瑠自身の可愛らしさが表れている、と感じた。]


恵瑠、こっち、見ぃ。

[優の声は先ほどよりも高い位置から彼女へ届く。
 膝立ちで恵瑠の傍へ布団をいざりよる様子も、目だけでなく耳からも捉えられたことだろう。そうして見上げるなら、彼の顔は少女のすぐ近くにある。]

口づけと、指と、その先と。
続き、しよう。

[彼女の手を取って、自分の身体に引きつけるように。
そうして唇を重ねようとしていった。
その事が恵瑠からもしっかり認識できるくらいの動作。]

いつまでも座ったまま、でも居られんし、なぁ。
布団の上。
寝かせてしまわんと。

[キスを交わしながら、この次の動きを予告する。けれどすぐにはそうせずに、優の手は下着姿になった相手の素肌を這い回っていく。まだこの体勢でしたい事があるのだ。]


[ 恵瑠の背中から腰へ下りた右手の先が
 ショーツの端へ触れる。
 優の指は隙間へ潜り込み、桃尻を直接撫でていく。
 もう一方の腕は彼女の背中に回し、抱きとめる形。

 脱いでしまったなら直に触れるのは当然となるが、
 まだ裸になりきっていないからこそ、
 自分の好きなように恵瑠に触れていると感じるのだ。]

さっき、気持ちよかったとこ。
覚えてるな?

[ ショーツの縁から手を抜いてはしまわずに、彼女の前へと動かした。素肌と生地の間へと手を忍び込ませる。
キスの合間に継ぐ吐息と、彼女の表情と、見守りつつ。

 陰核を包む皮の上へ手が届くと、指の固い皮膚が乱暴な刺激を生まないよう、ささやかな振動から始めて。
 徐々に徐々にその強さを増させていった。]**



……。

[こっちを見るように言われて。
それでも恥ずかしくて。
でも、こちらに近づく優の足がシーツを波立たせる。
彼の声はすぐ上から降ってきていた。

手を取られ、男の裸体が目の前に現れる。
ひゅ、と軽く息を飲んだ。
今度は心の準備をする時間を与えられて。
また口付けをするんだと、思って。

近づく顔に、震える瞼を閉じることで応えてゆく。
キスって目を閉じてするんだよね、多分。
拙い偏った知識を参考にしつつ。
たとたどしく、遠慮がちに唇を寄せようか。
彼の唇に触れることに嫌悪感などは一切なかった。]


[座ったままではいられないと言うけれど。
まだ横たわらせる気配はなかった。

自業自得だけれど、目を閉じてしまったから平衡感覚が掴みにくく、両手を彷徨わせてから。
恐る恐る、優の身体に掴まることになった。
筋肉の弾力のある硬さが伝わってくる。
自分との身体のつくりの違いをまざまざと感じる。

布越しじゃない掌の感触。
ショーツの中に忍び込む気配に、ひぁ、と高い声。
口付けに消えていくかもしれないけれど。

お尻をなぞり、さらにその先へ。
台詞からも予想はできる。
抱き留められたまま、弱々しく、いやいやと首を振るのは、抵抗になっているのかどうか。
まだなくならない恥ずかしさが頬を赤く染めた。]



――っ、や、

[予想通りの場所に指は辿り着く。
さっき、初めて気持ち良さが生まれたところ。

前へ行く途中に、彼の指は湿っていたかもしれない。
直接触れられる衝撃に瞼が開いた。
唇同士がずれて、吐息と唾液が溢れてしまう。]

ぁ、あっ、ゆう、さん…っ

[優しい振動が徐々に高まっていく。
じんじんと疼く快感が、思考を染めるようで、訳が分からなくなってきて、生理的な涙が浮かぶ。

気持ち良くて、なんでか、こわい。
しがみ付くようにしてまたぎゅっと目を閉じた。*]


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2020/09/12(Sat) 21時半頃


[
『キスするときに目を閉じるのは世界を閉ざすためだ。
 相手を心の中で見つめて、そこに受け入れるため。』

 本をあまり読まない優であるが、
 いつだか図書館でふと手に取った一節を覚えていた。
 といって、彼はあまりそうしたことはない。
 その一節はヒロインが語るモノローグだったのだ。]


[ それを連想した訳ではないけれど、
 顔を近寄せるのにつれて瞼を閉じる
 恵瑠の様子を可愛らしく思った。

 きゅ、と彼の身体に縋ってくる手の小ささも。
 それらを愛でつつ悪戯を仕掛ければ高い声
 優は小さく笑んで思う。
 そっちだけじゃないというのに、と。]


[ ほのかな湿り気を指先が感じ取り、優の表情は和らいだものになる。肉の尖りにそっと触れはしたものの、彼女の瞼が開かれた気配を察するに、そこの感度も高いのだろう。初めての体験への緊張と羞恥心がそうさせていたのかもしれなかったけれど。]

……ん、……ふふ。

[ 唇が離れて、呼ばれた名前。まだ閉じていた蕾の彼女を少しずつ開かせていると、声の響きに興奮をそそられていくが、返す声はあくまで優しく呼ぶように。]

恵瑠ちゃん。
だいじょうぶ。無理はさせん、て。

[彼女の中では今までに感じたこともないくらい、多くの感覚が同時に湧き起こっているのだろう。今までの引率の経験からも、性急に進める気持ちは優には起こらなかった。]



……横に、なろうか。
ゆっくり、目を閉じたまま。

[ 恵瑠が顔を上げてくれれば軽いキスを送るだろう。
 しがみつくようなままなら腕の中へ包むようにして。
 彼女と一緒に、身体をころん、と横倒しにしていった。]

少し、脱がせてしまうでな。
続けていったら、濡れてくるものやき。

[ と、ショーツの端に手をかけて、くるりと丸めるようにして太腿の半ばあたりまで下げていった。太腿を閉じ合わせて防ごうとしても、くいと布地を引いて秘所を露にさせてしまうだろう。]

……初めては、こわいな。
気持ちが落ちつく暇も、少ないて。


 
でも、なぁ?

恵瑠ちゃんとするのは、
俺にとっても、初めてのこと。

どきどきしとるし、心配もある。
恵瑠が気持ち良うなれるかな、と。

[背中に触れた手を撫であげて、
 彼女の髪を柔らかく撫でて。]

俺のことも、触ってみるか?
男の身体、どんな肉が付いてるのか。
知ったものなら、怖さも少なくなるものやき。

[ 恵瑠へ囁いて、再び愛撫を始めていった。
 秘所の辺りは先ほどよりも刺激を弱めて、彼女の受け入れられる度合いを測るようにしていくだろう。]*


[優はとてもゆっくりと導いてくれているのだろう。
それでも、知識さえあまりない自分にとっては、未知のことだらけで頭がパンクしそうでもあった。
というか、与えられる刺激に反応するので精一杯。
彼の手管が巧みである、というのもあるか。

横になろうと言われれば。
ひとつキスを、そして促される通り視界は閉ざしたまま、素直にこてん、と布団に身体を横たえる。
こうして従順なのは生来の生真面目さもあり、
相手が優だからこそ、でもあるのだろう。

ふ、と息をつく。
布団に体重を預ければ多少の余裕が戻ってくる。
そろりと瞼をあげると、滲んだ視界に優が同じ体勢で横たわっているのが視界に入った。

優の、引き締まった身体がすぐ目の前にある。
ここは、海でも川でもない。
水着を着て遊ぶ場所ではない――。]



濡れて、くるの?
それは……一緒につながるため?

[ショーツが優の指で脱がされていく。
抵抗はしなかった。
周知に耐えるようにしながら目を伏せただけ。
全てを照らす明るい光がちょっと憎らしかったけれど、お陰で怖くない面もあるか。

両の太腿がかすかに震える。
繋がるため。
自分で言っておいて、先を想像して。
伏せた視線の先に優の腹の先を、ボクサーパンツと膨らみを見つけてしまって。
かぁっと耳が熱くなる。

同時に、じん、と下腹部が疼いたような気がする。
彼の指先が更に濡れたかも、しれない。]



優さんにとっても、私とは初めて。
……それは、そうだよね。

[こちらは更に初めてが重なるが。
気持ちを汲み取ろうとしてくれる声が優しくて、背中や髪を撫でてくれる手が温かくて。
心までも解されていくのを感じる。
快楽とはまた違う心地よさ。
目を細めて、ふわりと口元を綻ばせた。]

優さんが、教えてくれるなら。
きっと気持ち良いし、嬉しいから。

心配しなくても、だいじょうぶだよ。

[まだまだ序盤かもしれないし。
この先、痛みがあるかもしれなくても。]



……う、うん。
えっと……失礼します……。

[誘いに、妙に生真面目に挨拶したり。
ゆっくりと手を伸ばさして、まずは優の腹筋に、そろりそろりと触れてみることだろう。
それは色気のある仕草でもなく。
小動物じみた雰囲気になってしまっていそうだ。]

私と、全然、ちがう……。

[ぽつり。

しかしそちらにだけ意識を向けられたのも束の間。
彼が愛撫を再開すれば、明瞭な台詞より吐息が漏れ、触るよりもしがみ付くことになるか。

確実に身体は解かされていっていた。
時折、下腹部が、何かを待つかのように震える。*]


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2020/09/13(Sun) 00時頃


― 社務所・寝室 ―-

ん……そうやな。
男と女と、つながるため。

[ 尋ねられた言葉へは直截な物言いで答えた。他の言い方で飾る必要を優は感じなかった。この宵越しの縁起だという以上に、目の前の少女とそうしたい気持ちが素直な欲求を肯定させていた。]

……ん、そう。
俺な、恵瑠とつながりとうなってる。

[ 小柄な彼女の身体は己の体躯で覆いきってしまえる程に思えた。それでも営みに支障はないが、受け入れる時の負担にいま一度気をつけなければと頭の隅に残った理性が考える。
 もっとも、その思考も恵瑠の視線の先、そして潤みを感じた指先に気づけば欲情で溶けていってしまうのだが。]


 
そうやろう。

[彼女に掛けた言葉へ同意が返って、その口元同様に優も表情を綻ばせる。想いを傾け、受け取ってくれるのは嬉しいものだ。時にただ行為だけに没頭しがちになってしまうものだが、そういう瞬間は身体でなく心が躍る。
けれど続いた恵瑠の言葉に、小さく目を見開いた。]

はは。
嬉しいこと、言うてくれるなぁ。
心配しなくて、て。初めて言われた。

[大丈夫、とはよく言われたものだ。
 そう尋ねたせいでもあったけれど。
 彼女の言いようは自分のものと似て、
 その心地よさにふと息を吐く。
 ずくん、と己の分身が力を携えるのを感じつつ。]


 
どうぞ、どうぞ?
好きに触っておくれ。

[ 少しおどけた風に答えて、おずおずとした手の動きを見守った。下腹に力をこめてなければ、気を抜いた瞬間に擽ったさが生まれて逃げてしまっていたかもしれない。

 優の一番の弱点はくすぐり攻撃である。

 瑠璃ならば知っていようが、本当に弱いのでもっぱら脅しに使うだけで、実際には手控えてくれる程度の急所であるのは事実なのだ。]

……それは、違うだろ。男と女やき。

[ただこの時は感覚のコントロールに難なく成功した。
恵瑠の身体に触れていくという欲が何よりも優の中にあったからかもしれない。
 少女の唇から漏れる吐息が強さを増すたびに、ふるりと震える下腹部に気づいたのは少ししてからのこと。]


 
恵瑠。
そろそろ全部、脱がせてしまうぞ。

[ そう言う優の眼下には、愛撫の中で半ば脱がされかけたショーツと、一方でまだちゃんと着けたままのスポーツブラという彼女の姿がある。揃いの水色をしたそれを、まずは下から、次いでは上を、と脱がせていった。]

……ん。俺も、脱ぐな。

[ 幾度目かのキスを送って、視線を合わせる。
 少なくともこうしている間は、優の目が裸にされた彼女の身体に向いては居ない、と伝えられるから。]

……まあ、避妊具、付けなならんのやが 。

[ 布団に片手をつき身体を支え、もう一方の手でボクサーを脱いでいった。下着から解放された男性器は屹立した姿を曝け出す。ひくりと震えるその様は、収まるべきところをすぐにもと求めているようでもあった。]


[ 布団の敷かれた頭側、壁の近くへ手を伸ばす。
 そこには布巾のかかった丸盆が置かれていて、布巾を外してみれば麦茶の入った水差しと湯呑みが置かれている。ただそれだけでなく奥側には、避妊具のパッケージも添えられているのであった。その一つを手に取って。]

 一応、付け方も、教えることになってるでな。
 恵瑠、見ときぃ、な。

[ ちゅっと頬に唇で触れて、呼びかける。
 男の裸身の中央に、立ち誇る肉柱がある。
 軽くしごくようにして息を詰め、包装を破ってコンドームを取り出した。]

 もし、次の時があったら。
 着けるのさせてみよか、と言うからな。
 ちゃんと見よに。

[ 表側と裏側と確認させるように、丸まった避妊具を恵瑠に見せる。それから、己自身にすすす、と薄い皮膜を被せていった。着け終えれば息を洩らして彼女と向き合って。]


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