人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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[銀の指輪と血の匂い。

呼ばれた様に、赤子が目を開けた。]

 『あーん。あーん』

[ギリ―の手当てをしていた手が一瞬止まる。
今まで一人の時しか聴こえなかった幻聴が聴こえた事に、
目の前が真っ暗に……いや、目の前が真紅に染まった。

同時に沸き起こる衝動。
それははっきりと形になった。

気付けば渇いた血糊を剥がす様に、皮膚に歯を立てていた。]

『美味しい』

[ギリ―の耳元で囁かれた聲はヤブと呼んだ者と同じで、
異質な聲だった。]


[咄嗟に身体を離して、慌てて傷が深くないか確認したが、
ギリ―の反応はどうだっただろうか。

あまり難しい事は判らない男で良かったと思いながら。]

 悪い。今の内緒な。

[混乱のまま呼び掛けた言葉が、人ならざる聲だと気付かぬまま
そう念を押してギリ―を部屋から押し出した後、改めて
見回した世界は色を変えていた。]


[落ち着いて自分に何が起きているか考えようとしても
上手くまとまらない。

舌に残る血の味は今までのどんな酒より蕩ける味で。

早鐘を打つ筈の鼓動の代わりに、
赤子の聲がいつまでも響いている。]

 こんなの船長にばれたら流石に殺されるな。

[殺し合うならともかく、人間の血を美味いと感じたのだ。
尋常ではあるまいと、あの男なら容赦なく切り捨てるだろうか。
他の連中からも殺されるかもしれない。

ぐるぐると思考は回り、赤子の泣き声だけが頭の中に響き渡る。
本当に親を求めるガキみたいで、頭が痛い。]


[包帯に覆われた左耳孔周りの筋肉が、ピクリと動く。そこから流れ込んだ“聲”が、鼓膜を震わせる実際の音声では無い事には、すぐに気付いた。それが船長の聲だとは直ぐに理解出来なかったが。

これは
はるか昔、獣の唸りから感じ取っていた“聲”に近いものだ。

かつてそうしていたように、応えた。
言葉は、思考は、ウ゛ゥ゛と唸る音に乗せるだけで良い。
すると伝わるはずだ。]

 ミナカ 良いヤブ
 おれ、もう 痛くない

[と。]


 ……………………。

[ギリーが口を開いていないのに声が聞こえた気がした。
ついでに「こんなの船長にばれたら…」というギリーではない者の声もどこかからか。]

 …年かな。幻聴が聞こえるとは。
 ミナカのところに行った方がいいかもしれない。

[自分の耳の後ろをカリカリとかきながら牢を後にした。]


[赤子の聲が聞こえた、気がした。

泣き声は大人を苛立たせる。
早く泣き止まないと、酷い事をされてしまう。

――……]

 美味い 良い
 泣く無イ 怖い無イ

[ミナカの部屋を出る間際、
彼の頭に触れながら落とした低い呻きにも
ソロリと小さな“聲”が乗っていた。*]


 …………?

[おかしい。
 この道化、もとよりこんな匂いをさせていたか?

 薄らと警戒を浮かべ、鈎爪ではなく、己の獣の爪に神経を集中させる。]


 …臭いがするな。

[血の臭いとはまた違う、気になる臭い。
それは目の前の猫からする。
いや、それは本当に猫だろうか…?

自らの思考が人為らざる者同士通じる聲として漏れ出ていることには未だ気づかず。]


『……泣く無い? 怖くない?』

[ギリ―の手が頭に触れた
ほんの一瞬、聞き返す聲も見つめた顔も、
まるで親を見つけた赤子の様にふわと笑っていた。

だがすぐにその顔も、苦虫を潰し、赤子の幻聴に悩む顔に
変わってしまったが*]


【人】 墓荒らし ヘクター

[言葉を返せば、セシルが瞬く>>90
そんなに意外なことを言ったか?と一瞬疑問に思うも、
にやにやとどこかからかうような口調で好みの問題かと問われれば、たちまちむすりと眉間に眉が寄った]

はーぁ??
誰がンなこと言った。
無駄話したいだけならしばくぞ。

[どこをどう聞けばそう思うのか。
しばく、と言いながら既に体勢は蹴りを入れるポーズへ。
この話は終いだとばかりに早々に切り上げて、荷を運ぶ作業に移った*]

(121) 2014/12/09(Tue) 23時半頃

 ──────おまえ。


 本当に、ネイサンか?



[唸るように、幽かな聲で問う。
 この道化、纏う気配が、今までとはちがう。]


 ああ、正真正銘ネイサン・ジョーカーだとも。

[眉を顰めながらも堂々と答える。
ネイサン以外の名前もあるが、足音の無いこの獣が聞きたいことはそんなことではないだろう。

ルーペを取り出しながらも、問うまでもなくその牙の持ち主を知っているような不思議な感覚に襲われる。]

 そういう君はヴェラーヴァルだ。

[その感覚を振り払うように巫山戯た一言を返す。]


【人】 墓荒らし ヘクター

―現在・甲板―

[そうしてある程度の荷運びを追え。
休憩がてら、甲板で煙草片手に一服している。
先程の戦闘で沈んだ5名の名もどこかから聞いたが、既に幾度となく見慣れた光景だ。]

――?なんだなんだ。

[と、不意に船全体に響き渡る声。>>61胡乱な表情で船の下部を見る。]

クソうるせぇなぁ。人狼だァ?

[その声はやかましいアル中や若手の下っ端、ギリアンの雄たけびの類ではないようだ。
そういや先程船長が捕虜を連れて行っていたのを見たような見なかったような。
作業に追われてあまりちゃんと姿は確認していない。
周囲に誰か居れば取っつ構えて聞いてみるかと、胡散臭そうに眉をしかめた*]

(133) 2014/12/10(Wed) 00時頃

[やけにニコラスを構うのは、無意識に消えようとしている
人間らしさを留めようとしているからか。

そのうち、彼の作る食事を口にしても、さほど美味しいと思う事も無く。

むしろ彼の流す血が美味そうだと思うようになる。

この部屋はそれ程血の匂いで溢れていた。

唯一の救いはアルコールがそれを和らげてくれている事だけ。]


 そんなことは聞いていない。

[やはり、唸るような聲は、常とは違い、ほんの微かな怒りのような苛立ちのようなものが混ざっていたかもしれない。]

 おまえ、これは元からか。

 それとも、くだらぬ輩の牙にでもかかったか。

[手をかけたルーペの先、透けて見えるものがあるなら、そこには、人ならざる者が見えたろう。

 サイモンが叫んだ、人狼の姿が**]


 元から?牙に?何の話だ?

[唇をひん曲げて惚けるが、
ルーペの先に見えた光景に私の頭は理解を示し始めていた。

つまり、私も彼も「人狼」なのだと。

いつの間にか二人の会話の一部がただの潜められた小声などではなく、ある聲を使い交わされていることも。

私は理解し始めていた。**]

 …強いて言うなら呪いじゃないかな。
 絶望纏う死神への天罰という。


【人】 墓荒らし ヘクター

――ん?

[と、少し離れた場所に見えるのは、ちょうど甲板から階下に降りようとするホレーショーの姿だ>>148]

よーう、丁度いいぜ。
下で騒いでるの、なんだありゃ。
さっき船長がまた何か拾ってったみてぇだが、お前何か知ってっか。

[それを呼び止め尋ねようと、見慣れたぼさぼさ頭に少し遠くから声をかけた。自分の声が聞こえたかどうかはわからんが。**]

(170) 2014/12/10(Wed) 01時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 01時頃


[一瞬叫び声の主をギリーかと思ったが、彼はあんな声を出していなかったと気付いて耳を澄ませる。]
ああそうか。人狼なのか。

俺はあの声は嫌いだ。

[主語の無い聲。
目覚めた仔は己が存在の名を認識し、双子の片割れとゆっくり同化して人から離れていく。
そして己を箱に詰めた女の様に、忌避し怯える声に憎悪を抱いた。]

あれは災いを呼ぶ声だ。

[まだ他に聲が聴こえているが、騒がしいあの声に囚われて赤子が聴いている幻聴にしか思えなかった。
だから意識は叫ぶ男に集中していて。]

殺さないと。

[また箱に詰められる前に。
呪詛の様に呟いた聲を拾う者はあっただろうか**]


 とぼけるか。
 それとも、本当に知らんのか?

[食えない奴だと、内心舌打つ。
 だが、この、常人には聞こえようのない聲を解し、理屈を知ってか知らずか使いこなしているということは、少なくとも自身の立場は理解できているのだろうと。]

 ……呪い。

 死神への天罰…………


 ひとつ聞く。

 これが、呪いだとするならば。
 おまえは呪いに”絶望”するか?
 獣となる身を厭うか?

 それとも──────

[常からの抑揚のない声は、今は、更に低く、冷たく。

 この、呪われたという道化が、果たしてまだ畏るるに足る存在か。
 それとも畏れに喰らわれるような、見込み違いか。

 見極めようとするように、じっと、深い血の色に染まった瞳を向けた**]


[いつまで……
いつまで私は道化の偶像を演じていればいい?

いつまでこちらを品定めする視線に耐えればいい?
いつまで絶望の顔として力を顕示してればいい?
いつまで恐怖を振り撒いていればいい?

……この世の全てに何より恐怖しているのは私の方だというのに。

殺される恐怖を。傷つけられる恐怖を。裏切られる恐怖を。見限られる恐怖を。暴かれる恐怖を。失う恐怖を。

数多の恐怖をこの化粧の下に隠してきた。

ただ、死にたくないから。
生きる為に恐怖を演じてきた哀れな道化が私だ。]


[ああ…今もまた見定めるかのような視線を送られている。
この者の視線の方が余程絶望の死神の名に相応しいじゃないか。

呪いに絶望するかだって?
そんなの、答えは決まっている──]

 はっ、この私が絶望するだって?
 とんでもない、私は常に絶望を与える側だよ…ッ。

[そう言って私の演じる道化は完璧に残酷で残虐な笑みを浮かべて見せた。

絶望、道化、死神。
いつも演じてきた肩書きに獣が加わるというだけのこと。
これまでとすることに何一つ変わりはない。

そう、全ては明日を生きる為に。]


 殺さないと……誰が、誰を?

[ヴェラのものではない聲が聞こえたような気がした。
それは迷い仔のような切ない泣き聲。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[遠くから呼び止めるとホレーショーがこちらに気付いたので手招きをする。
下の騒ぎは彼には余り聞こえていないようだった。>>183]

ジンオウガ??なんだそりゃ。

[誰かに聞いてくると言って彼がその場を立ち去るのを見送る。
特に急ぐ用でもないので大人しくその場で手摺に体を預け、
ぼんやりその後ろ姿を見送りながら白煙を吐いた。

青臭かった下っ端が、いつの間にやらむさ苦しい海の男になったものだ。
とは言えその性質は余り変わらず、
のんびりしてると言うかお人よしというかお節介と言うか。
要するに甘ちゃんなのだ、とヘクターの目には映っていた。
自分とは違い、海に仲間が沈む度に感傷めいた表情を浮かべているのも見かける。>>102別段それを慰めるでも咎めるでもないけれど。]

(188) 2014/12/10(Wed) 14時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[そのツラに初めて得物を向けた時。
ホレーショーは慌て面食らいながらも食らいついてきたものだった>>93]

はーん。俺の一撃を受け止めるか。
まァまず最低ラインは合格をやってもいい、ぜっ!と!!

[重い一撃を受ける腕力と体力は評価してやっても良かったが
それ以外の戦闘の身のこなしはまるでなっちゃいなかった。
にも関わらず、顔に、腹に、容赦なく打撃を打ち込んでも
往生際悪く食らいついてきたのを覚えている。
間近で沈んだ男の髪色に一瞬興味を惹かれた所で、自身の頬に剣先が掠った。

それに少しばかり驚いたような表情を浮かべると
間をおいて槌を収め、下で働けと促したのだった>>42]

(189) 2014/12/10(Wed) 14時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

…殺せる奴を殺さなかった、ね。

[先程問われた言葉を思い出す。
それを言うなら、道化と相対した際に彼の分まで命を乞うたのもその範疇か。
あの時はたまたま背後を見たら恐怖に呆然とする手下が生き残っていたので>>0:239、ついでにそいつも拾ってやってくれと頼んでみただけだが。

海賊人生における何度かの拾い物も含め、
それらがセシルの言うような好みだか何だかの類かと問われれば断固否定するが。
まあ、生き汚い奴は嫌いじゃないのも事実だった。
縋りたいなら情をやってもいい。
――それが自身の身を脅かさない限りは]

(190) 2014/12/10(Wed) 14時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[回想に耽っていると程なくしてホレーショーが戻ってくる。
彼の言葉を聞いて眉間に皺を寄せた]

人狼っつーとアレだろ。
お伽話のバケモンとかそういうのだろ。
それが何だ?この船にいるだァ?うさんくせぇな。

[ヘクターの生まれた地にもそんな伝承は無いので詳しくは知らんが。道化もなんでそんなのを連れてきたんだか。]

ま、マジでンなもんが紛れ込んでたら
テメェみてぇな爪無しは真っ先に喰われちまうかもしんねぇな。

[難儀なこった、と目の前の男を指してそう揶揄する。
かつてあちこち腫らした顔で掃除をする下っ端の姿に>>93、獅子どころか爪無しの猫が精々だなと、自分が殴っておいて酷い感想を漏らしたのが由来だ。
ホレーショーがその頃を黒歴史だと思っているのは承知の上で、
けっけっと意地悪い薄笑いを浮かべた。

尚この一味には他にも猫っぽい男がいるのと、
彼も昔に比べれば腕を上げたためそう呼ぶ頻度は減ったけれど。当社比。]**

(191) 2014/12/10(Wed) 14時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 14時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

……や、待てよ。
人狼…… 人狼ねぇ………

[ホレーショーとの会話のさ中、ふ、と思い出したように天を仰ぐ。
長い事船乗りをやっていれば、所謂怪談を聞く機会には事欠かない。
それこそ梶に絡みついて海底に引きずり込む触手の主だとか、
眠るような歌声で船乗りを惑わせ誘い込む女だとか。

何時だったか夜遅く晩酌をしていた時、どういった流れか乗組員数人とそういった話題になったことがあった。
その中で人狼がどーとかこーとかって話を聞いたことがあったような、なかったような。

あったとしても他多くの眉唾物の怪談と同じように聞き流し、
今の今まで然程記憶には残らなかったのは確かだ。
考えを変えるように緩く頭を振ってホレーショーの方に向き直り]

(221) 2014/12/10(Wed) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

けっ、誰がボケるか馬鹿。
一丁前な口聞きやがって、テメェの爪が隠す程立派なモンかよ。

[しかめっ面にはからかうような口調で嘲笑う。
こうしているとまだまだ青二才の頃と大差ないと、肘でごりごりと頭を小突こうとしてみせた]

……腹減ったな。
クソガキがそろそろメシ作ってる頃だろ。

[そう言うと厨房へ向かおうと、下へ降りる階段へと目を向ける。ホレーショーが留まるならここで別れ、共に来るなら先を歩いて進みだした*]

(222) 2014/12/10(Wed) 21時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 22時頃


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