17 吸血鬼の城
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
……意地悪な私は、嫌いか?
[からかうように吐息混ざる笑みを送る。
彼女が己に逆らうなど、考えぬ風]
私に、見せてくれ。
お前に懸想した
哀れな男が壊れ朽ち行くさまを。
[彼女の沈む様子とは裏腹、愉しげな聲が囁き響く。
先に待つ仄暗い悦びを思い、ひとりほくそ笑む*]
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 18時半頃
|
―書庫―
詩人……ってのは、よく分からないなあ。
[言葉をただ記すだけの己とは、違うのだろう。 足早に立ち去る気配を感じながら、書庫を巡る。分厚い本の背表紙が並ぶが、役に立つような物は見つけられそうになかった]
やっぱり、ただの書庫か……そりゃそうだよな、そうでなきゃほいほいと入れたりなんか――
[やがて少し疲れた表情で入り口付近に戻ってくる。呟く言葉はげんなりと。 その時、視界が異質な紙束を捕えた]
(308) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
|
|
―書庫→客室―
[それは、名前の羅列だった。 紙に、手書きで記された、名前の羅列だった。ざあと音を立てて血の気が引いて行く]
おい、ちょっと待て、これって――
[失踪事件の被害者の名前。 滑る指がある一点で止まり、青年は強く唇を噛んだ]
ミッシェル……!
[舌の上に薄く血の味を感じて、慌てて下へと目線を走らせる。最後の一行、真新しい――それこそ滲みたてのインクで記された名前に、青年は大きく目を見開いた]
サイモン・トレメインだって!? あいつ、知らないって……どういう事なんだ、これは――
[人の気配が無い事を確認し、青年は書庫から抜け出した。もちろん小脇に、例の名簿を抱えて。足早に向かうのは、もちろん己の部屋]
(310) 2010/06/20(Sun) 19時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 19時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 19時頃
――…嫌いになどなれません。
知っていてそんなことを聞くなんて……
[恥じ入る聲はまるで乙女の如く]
お兄様の望みとあらば……
[静々と了承の意を兄に告げる]
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時頃
|
―客室―
[名簿を何度も読み返す。かつての友人の名も、何度も。 これは――明らかに、あの城主のものだ]
……サイモン・トレメイン……
[最後に記された名前。 ここに名前が載っているという事は――だが、吸血鬼は知らぬと言い切ったはず。それなのに、どうして]
もう一人が? まさか、兼用? でも、だとしたらあの場にいたのは彼女の方でいいはずだ……そもそも、どうして名前なんか。
[まず気にするべきはサイモン・トレメイン氏の安否だろう。 紙の束をどうするべきか思考し――とりあえず、部屋の文机の中に滑り込ませておく事にした。それから部屋を出る]
― →廊下―
(322) 2010/06/20(Sun) 21時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
――…違う。
私は……人間のものになんてならない。
貴方のものなんかじゃ、ない。
止めて……
私をそんな風に呼ばないで。
[想いが震える聲となり密やかに響く。
否定の言葉は無論兄に向けられたものではなく
ただ過去に縋る憐れな男へのもの]
私をそう呼んで良いのは……
お兄様だけ――…
記者 イアンは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
[城主には届いている。
彼女に縋る哀れな男の声も、
痛みに揺らぐ彼女の聲も]
私のローズ
[重ねるように
男の声音を掻き消すように、囁く]
お前は私のモノ。
私の為に在る。
そうだろう?
|
―廊下/サイモンの部屋付近―
[メアリーに伝えた方が良いだろうか。だが、彼女が何処に居るのか青年には分からない。 結局あても無く彷徨ってしまうのだが、前方に――城主の傍らに居た女>>333の姿を見た。廊下の影から、彼女の行き先を窺う。
もう一人の招待者。 音も無く閉じられた扉。 名簿に記された名前。
どくり心臓が波打つのを感じながら、そろそろと扉の前へと足を運ぶ。傍らから見たら、非常に不審な影に映るかもしれない]
(345) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
|
[城主の聲にはっとする。
紡がれた綴りは同じだというのに
城主からの囁きには安堵さえ覚えた]
お兄様。
[切なく響く聲]
私はお兄様のモノ。
お兄様の為に――…
[そう繰り返しながらも
胸の痛みはなかなか消えてはくれなかった]
記者 イアンは、厭世家 サイモンの部屋はここなのか、と扉にそっと耳を寄せた。何か不審な物音が聞こえたりはしないだろうか。
2010/06/20(Sun) 22時頃
そう、お前は私のモノ。
……私のローズ
人間に惑わされては、ならんぞ?
[囁きながらも、何処か其れすら愉しむ風に]
|
― →サイモンの部屋―
[――感づかれた! 動揺を隠しきれないまま、ノブを回して扉の隙間から顔をのぞかせる。 男が一人、女が一人]
サイモンさん、御無事ですか?
[結局どう言い出すべきか分からなくて、冗談じみた声音が口から漏れるのだった。 後をつける気配>>355には、気がつかず]
(361) 2010/06/20(Sun) 22時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 22時頃
わかっています。
人間に惑わされなどしません。
[人間の囁きに心乱されながらも
惑わされてはいないと強く言う]
――…私を意のままに出来るのはお兄様だけ。
そう、可愛い私の薔薇。
……食事を終えたら、私の元へ来るが良い。
口直しをやろう。
[己の血を分け与える行為を仄めかす柔かな声音。
吸血鬼の本能を強める為
己の下へ縛り付けておく為
今一度、あの極上の悦楽を共にと誘った]
|
[背後から聞こえた冷徹な声に、振り向く。 乗り込んだくせにいちいち驚いている自身が情けなかった。あの時はああ言ってしまったが、ベネットの方が、ずっと腹が据わっているかもしれない]
――メアリーさんから、お話を窺いましたので。 とりあえず、生きてらっしゃるようで良かったですよ。
危急の件で、お話したい事があるのですけど……
[軽く笑いながら、サイモンの方に近づこうとする。 もう一人の城主と、その従者たる男。冷たい声音で放たれた『処分』の一言が、耳の底で響く。 名前が書かれていた以上、この男は近いうちに消される。何とか、それを伝えたい。しかし、この状況では――]
(373) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
――…嗚呼。
[仄めかされたその行為は女の望むもの。
込み上げる歓喜が女の聲を切なく震わせる]
記者と黒薔薇が傍におりますが……
滞りなく成し遂げてみせましょう。
愛しいお兄様のために。
黒薔薇か……あれは、
我等の食事を見る時
なんとも言えぬ顔をする。
[愉しげに笑い、何の問題も無いと囁く]
記者が居たとして、従者は何の為に居るのか
上手く使うと良い
愛しい――…私のローズ。
|
遅すぎた? サイモンさん、あなた――
妹さんがいらっしゃっているんですよ!わざわざあなたを探しに、ここまで!一緒に帰らないんですか!
[声は届いていない。 これが『吸血鬼』の魔力なのか。魔性の声に堕ちようとするサイモンの様子に、『彼女』の面影が重ならんとしてしまう。
向けられるロビンの視線。己の無力さを――そして愚かさを否が応にも思い知らされそうになり、刹那よろめいた。だが、視線を女とサイモンから外す事が出来ない]
(392) 2010/06/20(Sun) 23時頃
|
折角だから黒薔薇にも見せてあげましょうか。
私の食事を――…
本当に気のまわる従者ね。
命じる必要がないくらいに……
嗚呼、少しだけ憎らしいこと。
[憎らしいといいながら
それは愉しそうに呟かれて]
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る