人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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どんな事でも、俺は聞く。


理依だって、本当は…分かってる、だろ?

[どんな望みを聞かされたって。
 孤児院で過ごした時間は、城で過ごした時間は、
 そしてこれからの時間だって。
 変わらない……はずだ。*]


― 帰還後・始祖の城 ―

どうして……。
どうして僕らの初陣の場に、みんなが……っ。

[集められ、直にーさんが殺されたことを知り、
“始祖様”からありがたくも一人前と認められた後。
僕は部屋に戻りながら、ずいぶんと久しぶりに何故と問うことをする。

僕らの中には先の初陣で、吸血鬼になってから初めて外に出た者もいる。僕もそうだし。
なんだろう。ずいぶんとよくできた話みたいだ。

もしも。これが本当に誰かの書いたよくできた話だとしたら、
書いたのはきっと――]

これは、…何かの陰謀ってやつなのかな。
そう言いそうだよね、直にーさんなら、きっと……。


―城中―

[零瑠が戦場から人間の一人を連れて帰った事は、
 城内に居る者には既に知れ渡っていた。

 どうするのか。問われても笑みを返すだけ。
 答えるとすれば主人一人にだけ。]


理依。

[外出の身なりをした彼を呼び止める。]

サミュエルから、伝言。


『――……おではあいつがら逃げた。
 でも、今度は逃げねぇだよ。』


『おでは、家族を吸血鬼から護る。』


[5年振りの物真似は自信がない。
 戦場で聞いた言葉をそのまま伝える。

 ……逃したんだ。サミュエルのこと。

[ジと理依の顔に注いだ視線は自らの手に落ちる。
 掌を開いて閉じて、刀を緩く掴む仕草を見せた。

 刃の交わりがあったと言いたげに。]


……サミュエルを逃がしたから、
直円が殺された――ようでなくて、良かったね。理依。


[自分は帰還命令が出たから、仕方なく逃しただけ。
 戦うでもなく『退け』と言っていたサミュエルの、表情の変化を思い出し。

 小さく息を吐き、口端持ち上げる。

 会話の終わりには、ひらり手を振り見送る。*]


―回想―

[城で迎えた14歳の誕生日の日。
 ふと意識が浮上し、明之進にホリーの牙が刺さるのがぼんやりと見れた。]

ひい、らぎ。

[明ではなく、苗字の方を呼び、再び瞼が落ちた。

 後日。『柊』と呼び名を改めたのは、彼の言わんとする意味を教えられてから。

『たとへば桑の実の、初は赤きが、後黒となりたるが如しといへり』

 桑の実の様だと俄かに思った緋の眸を覗き込むも、伏せて見えなくなった。]

 ……あぁ。それで。


 明。手。

[沈黙を破り、手を出してと促す。
 明之進の手に綴るのは『鬼』そして、『柊』。]


鬼を刺す為の…

[掌の肉厚な部分を撫で、唇を寄せた。
 牙の側面を当てる。]


  ……刺が、ないじゃないか。


[では、今は?
 同じものが生えているだろうと、また牙を見せ。]

 痛い?

[――と問うた。
 主人には向けられぬ牙。刺。

 けれど。この刺は濡れ羽色には刺さる――…と。
 この時は思っていた。]


[この牙が刺ではないというのなら。
 やはり、まだ生えていないのだろう。
 
 日と月を合わせた『明』の名ではなく。
 『柊』と呼ぶのは。
 彼がそう為らんとしている姿と知ってか。
 手折る日が来ないようにと願ってか。*]



[それから“父”に聞いた直円の訃報]


――直円、
そう、……随分強い敵がいたのね。

[彼はもういないのだという、不思議。
死は酷く遠かった、簡単ではないと考えていた。
なのに、こんなに呆気なく、解き放たれた。

押し込めた心は、悼むこともない。
失われた空白に、寒さを覚えたとしても、

――その言葉と意思を忘れないようにしなければ、
しっかりともう一度思い出すのは]


―回想―
[二つの鶴を手にしながら、
 直円に尋ねた言葉にはまだ続きがあった]

時を待つ。

その“時”が訪れる前に、
――なにかするべきことは、あるかしら?

[ここにあるは、道化と人形、とるにも足らない戯言だ]


サミィから?何。

[伝言といわれ、つと足を止める。
そしてその内容を聞けば、少し笑う]

…そう。そういってたんだ。
逃がしたんじゃないよ。いつも逃げてるのは俺なんだから。

[けれどその次の零瑠の物言いにははっきり眉を顰めたけれど]

……。2人のどっちに生きててほしいとかきかれたら
そりゃ決まりきってるからね。
だってサミィは俺が殺すんだから。

[久々に殴ってやろうと思った。
だけど、長く息を吐き出して拳を握る。
そう、もう家族と思うのはやめたんだ。
だから彼らももう家族とは思わない筈。
何を言われても傷つくのは筋違いだと自分に言い聞かせて城を出た]


[着替えたのは和装、
袴姿の女学生、和傘を手にした紫衛門。
皮のブーツは足音立てて、城の廊下を外へと向かう。

ふと、足を止めれば、
背中にあるのは柔な感触、
冷たいとも感じなくなった冷たい小さな手。
その上に悪戯を咎めるように指を重ねる]

ごきげんよう、お姉様。
お話?……戯びでは、ないのですか?

わかりました、今からご一緒致します。

けれど、今日は外へ出ようと思いますので、
あまり長居は出来ないかもしれません。

[父と交わした言葉、それは何ら“姉”と話すに臆する理由にはならない。そう、己は彼らにとって取るに足らないものなのだから*]


[零瑠との回想]

俺にとっての家族……?


[自分の思う家族。それは自分の罪の象徴だ]

俺にとっての家族がどんなものなのかなんて
いやって程、わかってる。

[自分が望むのは彼らが思う家族じゃない。
そしてまだ言えない。真弓や柊への問いかけでほしかった答えも*]


―回想・零瑠について―

[言われるがまま掌を出す。
 指が動くのをじっと見下ろして、硬い牙の感触]

 そっか。

[結論は、容易に胸の裡に降りた。
 そして、続く問い返しには、首を横に振る。]

 ……、……

[熱を出して大丈夫かと問われた時に、
 惰性か習性のように大丈夫と答える子供だった]

[――夜はまだ長い。*]


―吸血鬼の城―

[零瑠が人間を連れて帰ったとの報と同様、
 明之進が同じようにした事も城中に伝わっていた。

 そも、本人は隠そうともしないのだし、
 隠したところで悪態まみれの噂が立てばしょうがない。
 ぶっ倒れたが故に、説明も出来なかったのだが。

 熱出して寝込んで起きて、
 ――涼平に隠れて食事をして、

 零瑠が周をどうするつもりかは、解らなかった。
 いるならば彼に会いたいと告げたけれど、
 怪我を考えれば、まだ難しいだろうか。]


   − 城 −

[労いに対して眷属達の受取りは様々だった。
直円に関しての受け止め方もまた個性を見せた]

お前達は愉しめなかったのか?
あんなに声を上げていたではないか。

[リーの投げた嫌味に心外だと言わんばかりの
表情と声を返す。
直円の死を受け入れる姿は吸血鬼として正しい姿だ。
だが何処か、狂い続けるふりをしていた吸血鬼の姿に
近いものだったかもしれないが。
深い闇の葛藤に眼を向ける事も無く、そうだなとだけ口にする]


偵察であろうと無かろうと、外に出ても良いと認めたのだ。
ただ直円と同じ報告だけは望んではいない。

[城を出て行く事を止めはしない。
だが念押しだけは一応しておいた*]


[直円の死に、赦さないと口にした柊に向ける瞳は
少し冷たいもの]

そう思うなら傷等付けずに戻れるようにする事だ。

[傷の理由は他の吸血鬼達から報告があったかも知れない。
だが特に尋ねる事もせず、それ以上責める事もしなかった。
赦さないと言った柊がどう行動するか、
次の機会を与えただけだ。
涼平の事も許可はしたが、仇討ちを臆するようなら
代わりに首を落すと告げる位はするつもりだ]


[冷然たる声に、是とする以外の答えは存在しない。
 背に傷を受けるなど己の不徳、以外の何物でもないのだから]

 ……はい。

[我儘を通すなら。――家族を守るなら、
 誰もを黙らせる程の、証が必要なのだから*]


―城の中で、理依と―

つまり、今回も理依が逃げた――…と?

[笑って言う事かと眉を顰め。
 互い違いの様に表情が変わる。

 嫌味のある物言いをしたと左足を下げて身構えたが拳のひとつもとんでこなかった。]

 ………そう。
 その言葉、覚えたから。

 忘れたら、――――恨むよ?

[握られたままの理依の拳。
 何と一緒に握り締めたのか……何も、聞かなかった。**]


[リーとは違い、直円を認めた零瑠に、ほぉと
面白そうな視線を向けた。
悼む様子に満足そうに頷いた]

皆それぞれに私を愉しませ武勲を立てた。
指揮官や連絡系統を狙い的確に仕留めたのはマユミ。

そしてそれ成功させる為に陽動作戦を成功させた零瑠、
両名に褒美を与える。

マユミはまた別の褒美を望んでいるようだから、それを許す。
零瑠、お前には約束通り私に牙を立てると良い。

[武勲を気にしている様子に笑みと共に褒美の行方を告げた]


[直円について素直に謝罪するホリーには首を振る]

構うな。あれはあれで愉しませた。
それに判った事もある。
嘗て同じ巣で育った仲間とやらも殺せる仲間がいる。
なかなかの精神力だ。

ホリーの言う「代わり」になるかもしれないが。
次は感動の再会は終わり、ただの殺し合いになるだろう。

次は退かずに押し潰す事になるかも知れない。

[強い精神力が崩れるなら面白いが、
殺したいほど愛してくれている隊員もいる。
次は全て潰した方がいいかもしれないと予感がしていた]


― 城内

そうね、戯びかもね。

[あまり長居は出来ないと言う言葉に肯いて。]

良いわよ。
そんなに長くはかからないわ。

[そう言って彼女の手を引いて、自分の部屋へと連れて行く。
家畜達には、血酒だけ持ってくれば後は来なくていいとだけ告げていた。]


貴女も飲む?
15歳の処女の血だから美味しいわよ。

[そんな事を笑顔で告げる。

そうして、グラスに注いだそれを彼女にも勧めながら。]

初陣お疲れ様。
どうだった?

[笑顔のままで、冷たい声で彼女に微笑む。]

昔のお友達、何人か会えたのでしょう?


―回想―

[居なくなってしまった直円への反応は皆様々で。
 主人の視線も様々に見える。

 零瑠が見せる言動は、計算したものではないけれど、
 主人の視線と表情とに、喜びを覚えた。]



[武勲を立てたものとして真弓の名が上がり、
 零瑠は唇を結び視線を下げる。

 が、次いで自分の名が呼ばれ、はい、と明るい声で応えた。]


[引かれた手のままに、小袖の矢絣模様の揺れる、
彼女の部屋へと引かれるように着いていく]

……戯び、

[ 彼女のあそびといえば、
大抵は残酷な遊戯だ、ある意味無邪気ともいえるそれ。
 笑顔を向けられれば、小さく首を傾けた]

その味わいの違いは、
わたしにはまだよくわからないのです。
お父様やお姉様のものが、素晴らしいことはわかるのですけれど。

[わたしの血も美味しいのかしら、
そんな呟きを零して、薦められるに口をつけた。
純血の吸血鬼のように血に酔うことは出来ない]

……姿を見たのは一人です。覚悟の足りぬようでした。

[少女は声音は穏やかなまま、応える]


[別の褒美とは何だろうか。真弓に視線を投げるものの。
 与えられる褒美に喜びを隠せない。

 また、あの至福を得られる。

 けれど、自分一人の成功ではなかった。
 作戦を成功させたのは、明之進も同じ。
 この人は全て見ていたのに…。

 やや後方に居る彼を振り返り、その視線を主人に向け。
 恭しく頭を垂れた。*]


そう、あたしの血がねえ。

[そう言って愉しげに笑う。
そういえば、真弓の血を飲んだ事はあまりなかった気がして。]

そうね、きっと美味しいと思うわ。
けど、自分で自分の血を飲んでもあまり美味しくないと思うけど。

[そんな事を言いながら、彼女の言葉に肯いて。]

そうね、貴女は十分な覚悟がある。
逝ってしまったけど、直円もね。


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