17 吸血鬼の城
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[意識を飛ばした娘を連れて、城へと戻り
熱が出たのか毒を中和すれば良いのかと、
下僕に薬を買いに走らせる。
今思えば愚かなことだ]
……私のローズ。
永遠を生きるもの。
共に――…
[翡翠の瞳を再び見る事が出来た其の時から
刷り込みのように、幾度も繰り返す言葉。
ぴたりと止まった彼女の聲
城主は甘く優しく囁き続ける。
錯覚も永遠に続けば、其れが真実となるだろうから*]
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お礼はいいわ。気紛れだから。
[旅先でも肉体労働に直面する機会はそう多くない。それでも...は彼女を助ける。自分が――したのは彼女より少し年嵩ぐらいの時だったから。その時、声をかけてくれるものなどいなかったから]
折角だから、一つだけお願い、しちゃおうかしら。
[女二人で運ぶにはなかなか厄介な巨体を運び、少し息を荒くしながら喋り続ける]
もう一度、ヘクターさんに会った時 「いい女」って言われるような子になること。
(それはきっと私には出来ない事だから ―――彼女に託そう)
[そんな打算を込めた意思を含めつつ、冗談めかしてそう笑い続けた]
(166) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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ええ、ただそれだけ。
[それだけを言うと、]
終わったら、そうねえ…一緒にお風呂に入りましょう。 ふふふ。
[亡骸を運ぶ作業に*専念した。*]
(173) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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――…うそつき。
[死を望んでいた白薔薇に対する聲は
震えの混じる情けないもの]
――……聲が、
聲が、震えておいでですよ、お嬢様――
[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。
常の柔らかな響き、
けれど、どこか硬質な――]
[――新たな聲が聞こえた。
自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]
――……、
[逡巡するような間が生じた]
貴方の気のせいよ。
[沈む聲がそう答えた]
ああ……
[目覚めの吐息がひとつ]
――気のせい……
左様でございますか、ならば結構、
――お可愛らしいことですね?
[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]
[城主の甘く優しい囁きが鼓膜を震わす。
幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]
やはりお兄様にお任せすれば良かった。
[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]
お兄様――…
私はまた、間違えてしまったのでしょうか。
[甘い白薔薇の聲に心が震える]
可愛くなんて、ない……
偽りは、…やめて……
[これは違う。
違うのだと自らに言い聞かせながらも
途惑いは隠せず上擦る音色]
[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]
……ああ、ではどんなお言葉でしたら、
信じていただける?
あなたのお望みのままに、
謳って差し上げますよ、お嬢様――……
[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]
[ふと、
声が増える
増えた。]
――……セシル?
[声ならぬ聲が混じる。
よく知ったおと
瞼を閉じれば、其の先に
手元に置きたいと思った蒼天は色を変えて]
ふ……ふふ
[吐息の間で笑みを浮かべ、可笑しなことだと囁き零す]
私のローズ
お前の望みは叶っただろう?
……セシル……目覚めたか
[愛しい
そんな感情が魔物に存在するものか。
是は執着
朱に交わり染まる蒼がただ惜しいだけ
胸に渦巻く甘い痛みの説明を
誰も城主に授けてはくれぬ**]
[重なり響く己の名の音]
おはようございます、旦那様――…
嗚呼、心根のかろやかなこと、
―――…私は、今まで何に捕らわれていたのでしょう。
[失われたのは闇にあって尚、善美に焦がれる心
枷なき薔薇は、棘を恥らうこともない]
ふふ……
つまらぬひととしての未練に囚われていたのかどうか
私はお前で無い故に、わからぬが。
良い目覚めを迎えたようだな
私の――…白い薔薇。
[蒼天は地に堕ちた。
胸を鳴らすこれは、其れを惜しいと思う何か。
けれど淫猥に囁く声音に曇りは無く
新たな眷属を歓迎している]
[響く声、
そして、フロレスクは完全に落ちたか。
と、思えど、
それをもう何かいう資格はまるでない。]
――……
[声は出さぬが気配は伝わっただろう。]
はい、目覚めはとても心地よく、
感謝しております、旦那様――……、
[惜しまれたものを省みることはなく、
声はまどろむような甘えを滲ませて]
[何処かで己の名を呟いたような、声に]
――ああ、そうだ。
あなたへの感謝も、まだでしたね……?
きちんとお礼に伺いますよ。
[暗き空を見て、どくり、と身体がうずく。
いや、そこから落ちれば、人ならば命がない場所に
惹かれるのは、なぜか。
いや、違う、飛べるような気がした。
さきほど、飲んだ狩人の血が、
一層力を高めたのだろうか。]
――……ッ
[ふと響いてくる白薔薇の声。
微かに目を見開く。]
感謝?
[テラスで結果佇みながら…白薔薇の妖艶な声に眉を顰めた。]
[物言わぬ気配を感じながら
白薔薇へと微かな笑みを送る]
感謝は、私ではなく……彼等に。
望みを叶えて遣るがいい。
君は、もう
フロレスクを完全に捨てたのだよな。
[しかし、問うてみたくて、そう声を響かせる。
城主やローズにも聴こえるだろうが。
聖なる血族にあって、落ちた彼の真の心裡はどうなのだろうと…。]
――案じる心など、
そのようなものは欺瞞です。
[女の声に思い出したように、
答えるはただの魔性の声]
ええ、感謝しております――お嬢様。
欺瞞を捨て去り、わたしは望むままにあれるのですから。
――まだ、その名を紡ぐのですか?
[かつて抉られた心
けれどその柔い部分は失われて、ただ不機嫌そうに呟く]
[一度交わってしまった白は、
あとは容易くその色に染まるのみ]
君が君であった
その名というだけだ。
[ただ、同じ名を呟いても、
もう、それで揺らぐ彼はそこにはなかった。]
――…私の、望み
[兄の聲に闇に溶けた女の気配が揺らぐ。
叶ったとも叶わなかったとも言わず]
愛しいお兄様……
私が望むのはお兄様の傍にある事だけ。
[今はそれしか望みはないのだと切なく漏らす]
貴方の施したものが欺瞞だったとしても――…
私にとっては違うものだったの。
[白薔薇の聲にぽつと紡ぎ]
感謝ならばお兄様に……
全てはお兄様の為に在るのだから……
[そして、相変わらず耳端に聞こえるのは、ローズの城主に対する愛慕だろう。
いつでも、憂いを持つ彼女を血をもらったことが、
自らには影響しているのだろうか。]
ああ
[城主の孤独、ローズの憂い
彼らは通じ合っているように見えるのに、
それでも、
なぜ、幸せにはみえない?]
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