人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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そんな…お前、これを…知ってて……

[訓練の時、立場の違いもあるが自分の相手になるのは零瑠か真弓くらいのものだった。
形だけの約束であっても縋り、血に甘えてでも強くなろうとしなければ気狂いになってしまいそうだったから。

「命令」という言葉が禁箍呪のように頭に箍を打つ。
頭を貫かれるような痛み。逆らうことは絶対に許さないような]


知らない帝都守護部隊なら何人でも殺してたの?
それはそれで、あたしはおかしいと思うけどね。

まあ、話は後だわ。

[そう言って、また冷酷に笑う。]

君はあたしの護衛。
彼はあたしを殺そうとしている。

なら、君のやる事は言うまでも無いでしょう?


―初陣を前に。城で―

[理依の何を咎めたといえば、ふたつ。この場で問うという行動を。わざわざ問わなければ『まだ』分からないのかとその思考を。


―過去―

[何故。という疑問は考えても悪い方にしか転がらない。]

理依……。
何故、4人ではないのだと思う?

何故、俺とお前なんだと思う?


俺は、お前に……あの時、助けられたんだよ、な?

[数え鬼の結末。
 今の状況も、助けられた結果とでも言うのだろうか。

 年月が巡り、人と鬼とで再びまみえる為とはこの時には想像すらしなかった。]

 ―――――…

 こんな、人でなしになっても……

[城の中、飢えに苦しむ紅でぎろり睨む。*]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/10(Mon) 19時頃


…さぁね。経緯がどうであれ俺は自分からここに来たいといったんだ。
お前が助かったのは…それこそ運命ってやつだろうよ。
そしてこうなったのは俺のせいさ。

[あの数え鬼。元凶の1人は間違いなく自分であったから。零瑠は寧ろ巻き添えだ。
だから、口が裂けても「助けた」なんて認めたくなかった]


―城での回想―
[蝋の明かりにゆらぐ牡丹、
 明乃進の言葉に眩しくもないのに目を細めた。
形見、亡くなった人の思い出、お母さん――家族。]

……一番大切なこと。

[呟いた言葉、こびりついた記憶の残滓。
大丈夫、それは大事なことだとまだわかる。]

わたしも祈る。

[焔と花影を見つめれば、
ふと問いかけられた言葉、首を傾げる]

……牡丹?やってみる。

[そんな知識はなかったけれど、
家族の願いは叶えなければいけないと考えて、
それから試行錯誤は続いている、城の書庫にはそんな本など無かったから]


[その後のこと。
外に出たという明乃進が、
帰った時、珍しく自己主張した]

次は私も連れて行って。

[彼が何をしに行ったのかは知らなかった。
ただ、彼が血の匂いを漂わせて帰ってきたということだけ。

――代わりに殺してあげるから。

連れて行ってほしいと考えた理由は言わなかった*]



敵は殺すから。

[害される前に殺せばいい、
殺される前に殺せばいい、

感情を失った思考は簡潔で単純な解を出す。]


―城での回想―

忘れないわ。
だって、家族だもの。

[ 忘れられているという理衣の言葉に、
そう言葉を返したのは、淡い輪郭の記憶だ。
いつも目が覚めると消えてしまう、ゆめの記憶]

私とあなたも、家族だから、戦う理由はない。

[感情は遠くにあっても、それは大事なことだった。
なによりも、手放してはいけないものだと知っている。
知っているのに]

……ごめんなさい。

[彼の顔に浮かんだ苦笑、望む答えではなかったのだろう。
痛みのようなものを覚えて、けれどそれはすぐに遠ざかっていった*]


―現在―

……わかりました、お姉様。

[ 聞こえた声には従順に応じて]


は?

自分から――…だなんて、どうし―――…

[理依の襟を掴む。
 世話役は止めもしない。]


【人】 営利政府 トレイル

―ゆめ―

[胡桃色の髪は夏の日差しに熱をもつ。]

おとうさま! おかあさま!

[仲睦まじく庭を歩く二人を見かけ、男児は履き物を無視して庭に降りて駆け寄った。驚いた顔をして、けれど微笑みを絶やさずに母が抱き止めてくれる。胴を掴んで父が抱え上げてくれる。高くなる視線に男児は喜び。

履き物がなければ怪我をすると叱咤の声に肩を竦ませ。それでも足裏を払う手が優しくて。次は気を付けますと約束をする。

 両親の愛情を一身に受けて、男児は育つ。
 その『記憶』があるからこそ、孤児院で親からの愛を乞う子供達の痛みに共感し、時には父のように、母のように―――微笑み手を差し伸べた。**]

(115) 2014/02/10(Mon) 20時頃

【人】 営利政府 トレイル

―げんじつ―

 ………おとうさまは?

[『お仕事で出掛けております。』
 閉じた障子の前で、使用人の一人を掴まえて問う。答えた人の、その顔に見覚えがなくて。男児は、また人が替わったのだと受け止めた。

 夏の日差し。蝉時雨。
 裸足のまま庭に出て、下芝の痛みに慌てて草履を履きに戻る。
 知らぬ顔の庭師が鋏を動かしていた。伸びた芽をぱちりぱちりと切り落としていく。男児は、また人が替わったのだと受け止めた。
 仕事の邪魔をしないように、遠くから眺めることにする。]

 ……おかあ、さま。
 今日、お庭にでたら、上から毛虫が。

[閉じた障子の前で。もぞもぞと動く黒の毛虫を置く。]

(116) 2014/02/10(Mon) 20時頃

……約束、したから。
生きるか死ぬかなら、生きようと思った。

[死ぬわけにはいかなかった。
こんなになっても。生きて戻ると誰かと約束した。

その約束を果たした後なんて考えもせず
つかまれた襟に、やんわりと押し留めるように手を重ねた]


【人】 営利政府 トレイル

 さなぎになったら、ちょうちょになるんですって。
 これはきあげは? もんしろちょう? それともあげはちょうになるのかな?

 ……………。

[応える声は、なかった。

 夏の日差し。蝉時雨。**]

(117) 2014/02/10(Mon) 20時頃

―過去:城にて―

[絢糸を幾つも束ねた様な鮮血の流れの中にあって、零瑠は笑みを深くする。
涙を零し、狂ったように嗤うこともあった。

始祖の前で喉笛を自ら掻っ切った事もあった。訓練用の、ただの武器では致命傷にもならず、傷が塞がる身痒さに滑稽に踊らされるだけ。]


[時は経つ。
 食事が不味いと我が儘を言い出した頃のこと。]

………

[唇を肌から離し、全身を染める恍惚に睫毛を震わせ口内に籠った温かな息を吐き出した。頭を僅かに反らして牙を抜く。零れかけた二粒の紅が愛おしく、再び首筋に口付け舌先で受け止め――啜った。

 癖の強い胡桃色の髪が金色の合間に交じる。

 血が固まりかけ、孔が塞がろうとするのを間近で確かめるまで零瑠は動こうとしなかった。何度も口付け落とすのは、忠誠や従順を示す為か。

 固く絞った濡れ手拭いで首の周辺を丁寧に拭い、襟を閉じて1つずつシャツの釦を止めていく。]


これ以上ない褒美を賜り、ありがとうございます。

……お父さ、ま

[血の褒美を与えてくれた主人に、そう呼び掛けたのは幾年が経った頃か。

 新しい『家族』であるならそれが自然で。
 けれど零瑠の『記憶』の中の『父』との違和に、躊躇う。*]


【人】 営利政府 トレイル

―ゆめ―

[買い物籠の豚肉が手に重い。掌は僅かに赤く。
 買い忘れがないかとメモを見る。一番最後には『生姜←サミュエルから貰う』とあった。]

ただいま!

[わざとらしい程に大きな音を立てて扉を開ける。ばたばたと何かを隠すような気配。それでも零瑠は気付かない振りをする。]

ただいま、絢矢。無事に帰ってきたよ。

[目線を合わせて絢矢の頭を撫でる。殴られた形跡などない顔を見て、漸く安堵してくれたようだ。]

(121) 2014/02/10(Mon) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[食事は豚肉のしょうが焼き。
 最近流行りの料理があると教えてくれたのは直円だったか。
 薄く薄く切った肉は醤油とみりんで艶を増し、生姜の爽やかな風味が舌を喜ばせた。
 同時に食卓に並んだのは、金平糖、クリームシュークリーム、そして大きなマシュマロ。などなど。
 火鉢を持ってきてマシュマロを焼くと、熔けていく様に歓声が上がった。

 橙色の蒸しパンを美味しそうに頬張る幼子達を見て、キャロライナと目を合わせて笑う。人参好きな彼と相談しあった成果だ。]

(122) 2014/02/10(Mon) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[ささやかな晩餐の後、零瑠は背をぐいぐいと押された。そうして一脚の椅子に座らされる。

 はじまりはじまり。>>1:347

 すごいよ、凄い……。嬉しいよ。
 みんな、俺の為に―――あり、がと

[泣かないと決めたのに。感動の涙が溢れる。何処か痛いの? と心配げに顔を覗きこんだ少年の、体を抱き締めて首を振った。]

 俺はね。いま、嬉しすぎて―――…泣いてるの。痛くない。どこも痛くない。

 ……大丈夫。

[顔を上げて、皆の顔を見回す。
 くしゃくしゃに顔を歪ませて、零瑠は笑う。]

(123) 2014/02/10(Mon) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 みんなのこと、だぁい好きだよっ。

[こうして、都零瑠は14歳の誕生日を迎えた。
 13の祝い、12の祝い。

 混ざっている事にも気付けず、夢は終わる。**]

(124) 2014/02/10(Mon) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

―現在・駐屯地端にて―

[彼方此方で闘いの音が聞こえる。
 気のせいだと、思い込みだと思おうとしたのに……。

 確かな笑みは、零瑠に向けられたもの。零瑠だけに――>>56

(129) 2014/02/10(Mon) 21時頃



[―――身が、悦びに震えた。]


【人】 営利政府 トレイル

行くぞ、柊。

[場を変えようと明之進を促す。
 もっともっと――…戦わねば。

 駆けながら悲鳴を増やす。死体を増やす。助力をと辿り着いた先には――]

(132) 2014/02/10(Mon) 21時頃

俺は俺の家族が無事なら後はどうでもいいよ。

[思い出したようにホリーへ返した言葉
人間性を再び得たとしても、吸血鬼となった現実は変わらない。
それが逆にまた惨い仕打ちとなって身に降りかかるだろうけれど]


……貴方の家族、ね。

今は誰なのかしら。

[そう問いかける声はどこまでも愉しげであった。]


―過去―

……理依。
本当にお前のせいか?

恨んで欲しいなら、……そうする。

[運命だなんて言葉で片付けようとする彼の、次の言葉に詰めた息を1度吐き出した。

約束――誰と。


此処に、連れてこられても……あいつらの様に――家畜にされる可能性だってあったじゃないか。

[手は離さない。
 生きるためだと受け入れる前の、選択。

 返事を聞いて、安心したような、寂しそうな、よく分からない表情を零瑠は浮かべた。

 また、自己犠牲だと、思ったから。*]


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