16 『Honey come come! II』
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…いいえーどういたしましてー!
あんまり、力になれなくって、ごめんね?
[ちっちゃいお礼の言葉には、ふるふると首を振る。
むしろ申し訳ない。全然力になれなくて本当ごめんなさい。
だってメアリーの言葉が難解過ぎて解らないんだもの!
友達からは…「その人といても楽しくない」って言われた。
思い通りにならないし、何かあるとイライラするし、振りまわされるし
「でも傍にいたいって思うのが、恋なの」って言われたけど。
(ついでにそれが愛になると話は別よ!とも言われた)
…いや、それって普通傍に居たいって思えないことない?
意味判んない。]
[しかし特に今何か話す事はなかった]
[口パク。ぱくぱくぱく]
[フランからのこそこそ内緒話には]
なんだか――。
相談できそうな……。
頼りになれそうな人。
よくみたら居ない感じかも。
ほんと、話したらおろおろしそう。
[夜空に浮かぶ銀の円盤を、遠くにある手の入らないもののように、眺めて――…]
[ 口ぱくぱくのフランのトラップに]
もぅ、またフランちゃんに引っかかっちゃった――。
内緒だからね。
あたしの今の気持ち。
[お願いというように、手を合わせて]
そういうときは負担の分散?
何から何まで言わなくてもいいとは思いますよ
[思わぬ返答にびっくりしつつも、頭に浮かんだ事を言う。
続く言葉にあれ?と思いつつ]
はーい、内緒ですね
ないしょのひみつ
[口元に手を当てて、ポーズ]
うん、ありがと……。
[内緒にしてくれると語るフランに
安堵と嬉しさを表現するように、かるくハグして。]
― 少し前 ―
[何となく、突然に訊きたくなった問い。
或いはケイトの答えに興味があったのかもしれない]
[そんな自分でも良く分からない質問に、真剣に答えてくれたケイトに感謝をして。
けれどその答えには、きっと「解らない」と大きく顔に表れていた事だろう]
[ハグをし返して、はにかんだ]
さ、もう一回お風呂に入りますか?
でも、今度は着替えを取ってこようかな
[さっきは突発でお風呂に行ったため、着替えずに来たのであった。
大丈夫、言わなかったら誰も気づかない]
うん、今日最後に――。
〆のお風呂もいいよ、ね。
着替え準備したら、いこ?
お休み前にお風呂に入ると、良く眠れるもの。
[はにかむフランに、囁く。
フランの突発お風呂の内情をもし知りえたら、くすくすと笑っただろう]
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[花火もめいっぱい楽しんだ後、散会の流れになり。 持ってきたランタンやらゴミ袋やらを手に、ミツバチ荘へと戻る。 と、自分より50mくらい先の所で、ホリーがこけたのが見えた]
ちょ、
[慌てて小走りに距離をつめる。 階段のところでプリシラとサイラスが並んで座っているのを見ると、おや、なんて思いつつも。サイラスがホリーに何か声をかけているのに気付けば、何だ、何だ、とそわそわしつつ階段を駆け上る。 ぺこりと会釈を残して、プリシラと、その隣に戻ったサイラスの横を通り過ぎて]
……大丈夫?
[ホリーに追いつくと、小さく声をかける。別にサイラスのことをどうこう言ってるわけではない。うん]
(141) 2010/06/21(Mon) 22時頃
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[別に、ホリーに話しかけたのがサイラスだということは、さほど問題ではない。彼女がサイラスを怖い怖いと言っていたのは気になるが、自分はサイラスに対して悪印象も持っていないのだし。 ……単に、話しかけたのが誰であっても気になるのである]
……スタッフさんかな。 ありがたく使わせてもらおうっと。
[玄関口に用意された濡れタオルを手に取ると、ホリーに向き直って]
両手見せて。その次は膝。
[と、擦りむいた可能性の高いそれぞれを見せるよう要求。 拒まれなければ、タオルで両手と膝を拭いて、その場所や他に擦り傷がないか確かめたい]
(151) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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まさかのドジっ子属性だったの?
[それは違う。
なんとなく様子が変な気がしたので、ホリーに変なことをいってみたのであった]
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お兄ちゃん、か。 それはある意味、信頼してもらってると思っていいのかな? サイラスさんへの印象、ずいぶん変わったんだねぇ。
[男を見るたびに怯えがちだった当初を思うと、ホリーにもこの合宿で変化が起きているのだろうかと思いながら。
タオルごしに触れる手。手の平に擦り傷はないようだが、ふと、彼女の表情に兆した狼狽に顔を上げる]
ん……、ホリー、 俺がこうやって触れてても、平気?
[怖いか、とは尋ねずに。タオル越しに手を触れさせたまま、微かに、その手を包むように]
(157) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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流浪者 ペラジーは、フランシスカの声に振り返るも、ホリーの手は離さぬまま。
2010/06/21(Mon) 23時頃
…………その呼び方は、いや。
[身長的に脚が短い為か、他人と歩調を合わせようとすると良く転ぶ。
良く転びはするけれど、その呼称は御免願いたい。あとこの状況は割と恥ずかしい]
流浪者 ペラジーは、双生児 ホリーの「いた」という声にハッとして
2010/06/21(Mon) 23時半頃
はーい
それじゃあ、手当てしましょうね
いたしみる薬をつけちゃおうっかなー
[何故]
立てませんか、だったら…
いち、私がお姫様だっこして移動
に、私が足、ペラジーさんに頭を持ってもらって運搬
さん、このままここで羞恥プレイしながら手当て
どれがいいですかー?
[にっこりしつつ聞く]
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[首を傾げるホリーには、敢えて問い詰めるようなことはせず。明らかに変わったらしいサイラスの印象を聞くと目を細める。
痛い、という声が聞こえると]
どこ?
[咄嗟にタオルを外し、指先で直に彼女の手に触れる。傷のありかを探るように触れた指。感じる体温。 しまった、と思った時には遅いが、今さら手も引っ込められないし引っ込めたくない]
……これから俺が言うこと聞いても、怖い、にならないでくれるといいなぁ。
[ぽつりと呟いて、空を見上げる。 意を決すると、ちらりと一度『ごめん』とフランシスカに目で合図してから]
(163) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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……ホリー。 俺ね、ホリーのことが好き。 言っとくけど、友達とか仲間とかいう意味で言ってるんじゃないよ?
好きです。 ホリーに何があったのか、一度は聞くのを躊躇ったけど。 それを聞くことを許される位置で、俺はこれからもホリーと一緒にいたい。
[そう言って、ポケットから差し出したのは貝殻のブレスレット]
(164) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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…
[...は黙る。これはペラジーさんが、真剣に話しているのだから、と口を挟まずに、口を閉じる]
[お風呂場で身体を温めながら、呟いた――]
ん――…。
無理だけはしない、で。
伝えたい人がいるのなら、無理にする事はないから――。
[露天風呂から、遠くの銀の円盤を見詰めつつ――**]
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