人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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 あまね。
 辛くなったら、いつでも呼んでよ。

 どうしようもならなくなったら……


明之進は、今日も仕事が遅くなるんだ*/

snow03 2014/02/26(Wed) 20時頃




 [ ――…嗚呼、聲が――――――― 


   ――――聴こえたような、気が  して。*]

  



[紅鬱金の目には、今も変わらない主の姿が


 ―――映っていた。**]


 うん。何?

[互いのお願いを取り交わす声に訊ね返し、
 一拍、間が空いてからの続きを聞いた。]

 ……、――

[どうして、と。
 問う言葉は喉の奥につかえて出ない]

[理屈はそう。自分達はたぶん悪い意味で
 "ひとりでは生きられない体"だ。
 だが、リカルダの願いの意味はもう少し難しくて]

 ん。

[微かに頷くことでしか。]


【人】 落胤 明之進

[零瑠が、この話を切り出した理由は解らない。>>111
 解らないなりに、ひとつの仮説を立てている。

 遠くに移った視線は別離の刻限で、]

 ありがとう。

[――きっと、鬼からも人からも離れるでなく、
 その狭間に沈む*]

(135) snow03 2014/02/27(Thu) 00時頃

明之進は、リッキィと周君を慰めた。

snow03 2014/02/27(Thu) 22時頃


【人】 落胤 明之進

―次の夜へ―

[リカルダが去り、零瑠がいなくなる。
 ジャニスのいた方を一度だけ振り返った。

 絢矢の亡骸に目を落とす。
 リカルダが横たえた身はこちらに頭を向けていて、
 冷たい海に伏して、

 ――せめて、もう少しだけ暖かい場所に送り届けるまで]

[ぺたりと地に両手をついた。
 目を閉じて、額に額で触れて、一時]

[ゆっくりとその体を抱き起こして、
 なるべくましな場所に置いた]

(168) snow03 2014/02/27(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

 …………行ってきます

[そうして赤黒く、土にも汚れた外套を引き上げる。
 血のない体で抜け出すにはそれが必要だったから。>>98

 傍らに落ちていたふたつの、本来の色を
 自分は知っていたから、それも引き上げる。

 青は青を、贈られるべき少女の元へ。]

(171) snow03 2014/02/27(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

―祖のなき城―

[不可知の結界が消え去った城には、
 いち早く逃げ去った吸血鬼達の姿はなく、
 異変を感じながらも見せしめを恐れて動けない
 人間達だけが取り残されていた。

 ただ一人帰って来た、始祖の贔屓の鬼の姿に
 彼らは奇異の目を向けて震える。]

 ……あの方は死にました。
 もう、ここに戻って来る主はいません。

[半信半疑が染み渡っていく間に、告げた事は二つ]

 自由に外に出て、助けを請うて下さい。

 ただし、城の中の物は持ち出さないように。
 鬼に与したのではないかと疑われます。

(177) snow03 2014/02/28(Fri) 00時頃

【人】 落胤 明之進

―灰を負う―

[閑散と、鴉の声。]

[城の中も、外も、がらんどうになった。
 広大でそして荒れ果てていた、見せしめの為の庭。

 細い煙が棚引いていた。

 時折、ぱちりと木が爆ぜる音を立てて、
 薄く空に消えていくものを見上げている。

 柔らかな熾火が尽きるまで。]

(180) snow03 2014/02/28(Fri) 00時頃

 …………ごめんなさい。

[誰にも言えなかった言葉は血に塗れて、
 もう、どこで犯した過ちなのかも解らなくても]


愚かで醜くて哀れな可愛い可愛い私の家畜達よ。

────……忘れるな。鬼はお前達のすぐ後ろにいる**


【人】 落胤 明之進

―あめの狭霧の―



     ――ただいま。

[春、花曇り**]

(184) snow03 2014/02/28(Fri) 00時頃

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