17 吸血鬼の城
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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――客室――
[目の前に並ぶ料理に手をつける気になれず、ヘクターに渡された牛乳にも僅かに口をつけただけで食堂を後にした]
……ごめん。疲れたから、少し休みたいかな。
[客室に案内された後、サイラスの元に向かうというヘクターを見送った。 城主の紅い瞳を見てから、頭の中に霧がかかっているような感じがして、どうにも落ち着かない]
(349) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[城主の聲にはっとする。
紡がれた綴りは同じだというのに
城主からの囁きには安堵さえ覚えた]
お兄様。
[切なく響く聲]
私はお兄様のモノ。
お兄様の為に――…
[そう繰り返しながらも
胸の痛みはなかなか消えてはくれなかった]
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[眠ろうとしてベッドに横たわっても、疲労が溜まっているはずなのに、なかなか眠りが訪れない。 ぼんやりとする目の周りを擦れば、ぽろぽろと汚れが落ちた]
……顔、洗いたいな。 そう言えば、施術……するのに、お風呂が先って言ってたっけ。
[ヘクターに言われた事を思い出し、――風呂はどこにあるのだろうと呟けば、部屋の隅に蟠っていた影がやおら立ち上がり、部屋の出口まで移動して止まった]
(351) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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何だろ……。
[訳が分からず、しばらく影と対峙すれば、何かを伝えたそうにしている風に見えて]
もしかして、お風呂に案内しようとしてる、の、かな……?
[まさかと影に問いかければ、それは肯定の意を示したように見えて。着いて行っても良いものか僅かに逡巡するが]
どっちにしても、身体洗わないといけないし。 ……それに、気を付けていれば、あんな風にはならないよね。
[紅い瞳に魅入られたことを思い出し慄然とするが、どこか甘い感覚を秘めていたことには気付かない。 扉から顔を覗かせ慎重に周囲を見回し、影の後に着いて部屋を出た]
(358) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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そう、お前は私のモノ。
……私のローズ
人間に惑わされては、ならんぞ?
[囁きながらも、何処か其れすら愉しむ風に]
わかっています。
人間に惑わされなどしません。
[人間の囁きに心乱されながらも
惑わされてはいないと強く言う]
――…私を意のままに出来るのはお兄様だけ。
そう、可愛い私の薔薇。
……食事を終えたら、私の元へ来るが良い。
口直しをやろう。
[己の血を分け与える行為を仄めかす柔かな声音。
吸血鬼の本能を強める為
己の下へ縛り付けておく為
今一度、あの極上の悦楽を共にと誘った]
――…嗚呼。
[仄めかされたその行為は女の望むもの。
込み上げる歓喜が女の聲を切なく震わせる]
記者と黒薔薇が傍におりますが……
滞りなく成し遂げてみせましょう。
愛しいお兄様のために。
黒薔薇か……あれは、
我等の食事を見る時
なんとも言えぬ顔をする。
[愉しげに笑い、何の問題も無いと囁く]
記者が居たとして、従者は何の為に居るのか
上手く使うと良い
愛しい――…私のローズ。
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――廊下――
[ひたひたと音も立てずに進む影に先導されて、長い廊下を恐々と歩く。自分の足音と息遣い以外には、何の音も聞こえない]
――……。 ……。
[不意に影が揺らめき、何事かと目を凝らせば、先刻ヘクターと会話していた執事の男性に、会釈と共に言葉を向けられる]
あ、はい。……大丈夫です。
[闇の中に輝く蒼い瞳に返す言葉には、警戒の色が見えたかも知れない]
(388) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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折角だから黒薔薇にも見せてあげましょうか。
私の食事を――…
本当に気のまわる従者ね。
命じる必要がないくらいに……
嗚呼、少しだけ憎らしいこと。
[憎らしいといいながら
それは愉しそうに呟かれて]
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