275 突然キャラソンを歌い出す村
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― 櫻子の見せる夢 / Scene 40171 ―
っ、はぁ―― 、 ふ ぅっ ………
[桜の木の下、満月の光を浴びた私は、地へとレティーシャを押し倒す。
「あの日」と同じ光景 ……今度こそ――、]
『くらり、苦しそう…… だいじょうぶ?』
【 欲求に抗おうと―― 】
⇒【 欲求に抗えなかった 】
[レティーシャの右人差し指の味覚が私の口の中で拡がる。
甘くて甘くて甘くて甘くて――]
⇒【 ――こんなの、間違いだ 】
【 確かめなきゃ、と思った 】
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【TIP-OFF-2】【攻略Wiki】
■名前:神寺フェルゼ ■設定(2): 初期親密度は平均だが、序盤は単独行動が多く、学年も違うため自発的に会いに行かないと出会いにくい。 さらにチアキとの初期親密度が最低のため、かなりの頻度でイベントを妨害される。 また親密度が上がる選択肢もクセがあり、どちらかと言うとフェルゼ自身には反発するよう行動していくほうが上がりやすい。 例:チアキの親密度が一定値(最序盤イベントのためそれほど高い値はいらない)を超えると発生する、チアキからフェルゼの話を聞くイベントを見るとフェルゼの方から会いに来る。 この時去り際に「――神寺、さん…… 『綺麗で素敵なのに、冷たい笑顔――』『何なのあの人、意味わかんない!』」と選択肢が出る>>1:263が、イベントフラグが立つのは後者。 (攻略動画に「#フェルゼめんどくさい」がつく要因の一つ) しかし障害が大きいほど燃えるのか、フェルゼ担の女子は後を絶たない。攻略情報も充実しているため、最近はそれほどめんどくさくなくなった。
(218) mmsk 2018/04/07(Sat) 21時半頃
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ソフィアとフェルゼが過去に遭遇していたことが明かされる隠しイベント「もうひとりのカメくん」を見るとフェルゼ側からも会いに来る事が増え、親密度が上がる際にボーナスが付く。 前提イベントに専用スチルも用意されているが、隠しイベントのため条件がやや煩雑。 専用ED以外はこのイベントが関わるEDはないため、特に見なくとも進行に問題はない。
■「もうひとりのカメくん」手順(「ざくろももカメくん」の発生が必要なため、2周目以降限定) 1.フェルゼと亀吉同士の親密度を一定値以上に上げ、「座敷守の情報」を手に入れるイベントを見る 2.フェルゼとの親密度を一定値以上に上げる 3.亀吉との親密度を上げ、「ざくろももカメくん」のイベントを見る 4.ここまでに亀吉の人狼化が発生しておらず、翌日にも人狼化判定がSafeの場合、ベッドで眠ると「昔の夢・II」イベントが発生 5.「昔の夢」イベントを見たあとにフェルゼが単独行動しているところに会いに行く(放課後〜夜がおすすめ) 6.選択肢『ざくろももくん』を選択するとイベント発生。(この選択肢を選ばなければ通常進行するが、一度スルーするとその周回中は二度と出ない)
(219) mmsk 2018/04/07(Sat) 21時半頃
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このイベントを見た状態で亀吉を人狼化させ、フェルゼEDを迎えると専用のEDを迎える。 逆に言えば、このイベント後に亀吉が人狼化すると他のフェルゼEDが迎えられない。 亀吉人狼化が条件のEDをまだ見終わっていない場合は、ポーラ様の力を借りよう。
(220) mmsk 2018/04/07(Sat) 21時半頃
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■EDリスト 主に亀吉の覚醒とソフィアの覚醒値によって分岐する。 亀吉が覚醒しないほうが穏やかなEDになるが、好みが分かれる。
1.双子覚醒無しソフィア覚醒済み(平和ルート) 覚醒したソフィアの浄化能力により双子から人狼の因子は取り除かれ、平和に生きる。 それぞれの置かれた立場は変わらないが、心の拠り所があるだけで変わるものがある。
2.双子覚醒無しソフィア覚醒不足(無双ルート) 覚醒能力が足りず、Heroine因子に惹かれてくる人狼を排除することを選択する。 直接ソフィアを守る盾となり、《組織》の狩人としての力を遺憾なく発揮する。
(221) mmsk 2018/04/07(Sat) 21時半頃
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3.双子覚醒済みソフィア覚醒済み(和解ルート) 人狼と化した亀吉と一度は対立するものの、最終的に浄化能力によって人狼の因子が取り除かれる。 狼ではなくなった亀吉を狙うことはなくなり和解をするが、双子は別々の道を歩き始める。
4.双子覚醒済みソフィア覚醒不足(逃走ルート) 人狼と化した亀吉の影響で半狼化、さらに襲われて人狼化する。 《組織》に追われる側となったフェルゼと駆け落ち状態で海外に飛び、二人きりの逃走劇を繰り広げる。
5.双子覚醒済み恋愛フラグ不足(襲撃死亡badルート) フェルゼが狼に相対するも、半狼化していることでサルンガが使えなくなり、反対に襲撃を受ける。 同時に人狼化するが、サルンガの暴走により自らと狼を傷つけ相打ちとなり、駆けつけたソフィアの腕の中で死亡する。
6.過去の縁故がエントロピーを凌駕してなんかすごい奇跡が起きるルート >>-1401 (ソフィアの覚醒値にかかわらずこのEDに到達した時点で覚醒する)
(222) mmsk 2018/04/07(Sat) 21時半頃
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蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。
mmsk 2018/04/07(Sat) 21時半頃
蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。
mmsk 2018/04/07(Sat) 22時半頃
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――いつだか>>-2813――
[はぁ、と息を吐いた。 吐いたそれがやたらと熱い。顔に纏わりつくような湿度に、嫌悪感を覚える。]
――――……はは、
[覚えて、そして笑えてきた。 全身が怠くて重い。まともに動ける気がしない。 寝返りを打って白い天井を見つめて、目元を腕で覆った。]
(253) mmsk 2018/04/08(Sun) 01時半頃
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[初めは、単に立ちくらみだろうとしか思わなかった。 ほんの一瞬の足のもつれ。よろけかけて壁に手をついた。 帰宅して荷物を降ろして、変に疲れた気がして部屋のソファに座り込む。 眠い、と思ったのが、運のつきだ。]
(――……意味わかんねぇ……)
[ソファで寝落ちて、目覚めたのは明け方だった。 目元が熱くて、足の感覚が鈍い。 立ち上がろうとして膝をついて、現実を察した。 今はせめての抵抗とばかりに、ベッドに転がっている。]
(254) mmsk 2018/04/08(Sun) 01時半頃
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寒い……
[最悪だ。体が熱いのに、感覚はずっと寒い。 震えながら布団に篭って丸まっていたが、そろそろ覚悟を決める時間だ。 朝が来る。いや、もう来ている。 水分と何か食べられるものを調達しにいかないと、事態は悪化の一途を辿るだろう。 着替えないと、立ちたくない、何もしたくない、眠い、頭痛い、眠い――…… 取り止めない思考が纏まるまで、今暫く*]
(255) mmsk 2018/04/08(Sun) 01時半頃
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ぅん、……――?
[>>257扉が開いた。声がかかった気がして、顔を上げた。 ちょうど着替えている最中だった。二足だけで体を支えきれなくて、壁に身体を凭れながら、シャツを羽織る。 ボタンを全部止めたつもりが、一つかけ違えていたのには気づかない。]
ぇ、 ち……?
[名前を呼んだつもりが、ほとんど音にならなかった。 どうしてここに、と思った次の瞬間に、ああそうだもう一人じゃないんだった、と思い出す。 「座敷守当主」ではなくなった亀吉が、行き場をなくして転がり込んできて、それから――……
意味もなく思考を紡ぐ間、着替えの手は止まり、視線もただぼうっと亀吉を見つめたまま、動かない。]
(258) mmsk 2018/04/08(Sun) 02時半頃
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[ BGMはなく、ただコポコポという水音のSEのみ ]
(275) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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――――――… 君は夢を見ている …――――
(276) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[ これは物心すらつかない頃の夢。
雨の音、土砂降りの雨の音、泥が跳ねる音。 その音の中にありながら、柔らかな布にくるまれてひとしずくの水濡れすら知らずにいる。
今どこにいるのかなど、知るはずもない。
生まれてこの方、まだ数ヶ月。 とうに忘れてしまった、記憶のほんの隅に眠っていたそれ。 銃声。]
(277) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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…ぇ、 …… ふぇぇ ぇん…
(278) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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――――――… 君は夢を見ている …――――
(279) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[ これは物心ついた頃の夢。
白い壁の部屋、たくさんの人、人、人。 全て人狼を狩る立場の人間。人狼とはどういうものか。
人を食べる化け物。 ―――…生き物。
そう、教えられた。 それが誰なのかは、伝えられなかった。]
(280) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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じんろうはこわい。 けど、ぼくはじんろうをたおすひとになるんだ。
(281) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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――――――… 君は夢を見ている …――――
(282) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[ これは物心ついた頃の夢。
羽根の布団、暖かな空気。 傍には必ず誰かがいた。夜は尚更。
抱きしめられるように寄り添われて、それはくすぐったくも気持ちよかった。
あの頃は知らなかった。 そうやって、護られていたことを。]
(283) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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なぁ、なぁ、あのさ。 おれの、ほんとのかあさんととうさんは、ここにはいないんだろ?
……ううん、ちがう。
おれは、それでもいいよ
ありがと… …… な… …
(284) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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――――――… 君は夢を見ている …――――
(285) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[ これは物心ついて少しした頃の夢。
青い空、久しぶりの外の景色。 幼少期特有の感覚で気配を探るために、ここにきた。
"あの事件"が起こる直前のことだ。目覚めた狼がいるはずとの情報を得て、探しにきていた。
そして、俺はこの時、"君"に逢い。>>3:32 わけがわからない、と思ったまま、記憶に静かにしまいこんだ。>>3:35]
(286) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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ああ、でも。 誰だかしらないけど、よかった。
でも、呼ばれてたのは、誰だったんだ――?
あれだけ喜ぶなら、心配だったんじゃないのかな……
(287) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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――――――… 君は夢を見ている …――――
(288) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[ これは物心つく前の夢。
真っ暗闇、無音の空間。 心臓の音は、重なって一つ。
誰かが居るような気配。けれどそれはあまりにひとつすぎた。
確信は一度たりとて持てないまま。 何も知らずに、運命の歯車だけが回る。]
(289) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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『当主は一人でいいだろう』 『もうひとりは――……』
(290) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[そうして、この中で俺だけが 俺に双子の兄がいる事を知らされなかった。
いつか会うだろう彼に、 その時は敵だろう彼に、
躊躇いなく弓を引くためだけに。]
(291) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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――――――… 君は夢を見ている …――――
(292) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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[座敷守家長男は、幼い頃より一人で育てられる。 故に、それを疎んじた一派に連れ出された"弟"は愛された。 隠し通し守ることももちろんだったが、 それ以上に人間に支えられて生きた。]
[人間は人狼の餌である。 次男に教え込まれる"事実"。
人間は人狼を倒さなくてはいけない。 次男に教え込まれる"現実"。
人を愛させなければ、人は守れない。]
(293) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃
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