276 ─五月、薔薇の木の下で。
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―廊下―
ん?
[立ち止まる同級生は絵の道具も持たず、必死な様子。>>263]
……ああ、うん。 空いている。 どこか、行く所だったか?
[付き合える、と頷いて。 行く予定があったならついていくつもり。*]
(266) 2018/05/20(Sun) 21時頃
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ロビンは、ピスティオにひっばられていく。
2018/05/20(Sun) 21時頃
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………………。
[たいへんだ。 ピスティオがとちくるった。
何を言われたか、理解した頭に真っ先に浮かんだ失礼な感想。表情には出さず……出せず、固まった。>>277]
……えっと。さすがに、驚いた。
[ようやくそんな言葉を絞りだし。]
……額か、頬か、手の甲か。く……唇、とか? ……場所によっては、不可、だ。
[珍しく、動揺で声が詰まる。それに気がついて、余計に恥ずかしくなった。*]
(279) 2018/05/20(Sun) 21時半頃
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ロビンは、フェルゼくらい背が高ければキスもしやすいかもしれない。
2018/05/20(Sun) 22時頃
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……うん。
[どういうつもりか、冗談か、おふざけか、それとも……告白か。一体何なのかを確認してから対処しようと思っていたので、額と聞いて、幾分か落ち着いた。どうやら告白ではなさそうで。>>284
冗談だよ、とふざける様子もないので、何か理由があるとみて。]
……よし。
来るなら来い。
[腕を組み、目を閉じた。*]
(292) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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…………。 何、探ってるんだ?
[キスをしやすかったのだろうか。 何度もされたデコを撫でる。>>295 言い分から、何か確かめようとしていることはわかって。]
なんだ、他の箇所もとかいうのか? もう、好きにしろ。
[自棄になっているというわけではなく。 受け止めてやると言わんばかりに構え。*]
(298) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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可愛い? そんなこと言われたのは初めてだ。
[どちらかと言えば、男前と言われた方が嬉しい。>>306
が、しかし。]
……っ、おい……?
[顔が近づいて、止めかけたのに止まらない。>>306
そこは、ちゃんと好きになったら用、ではなかったのか。>>284
だからそこにはしないだろうと高を括り、好きにしろと許可したのに、伝達に問題があったらしい。ふにふに触られた唇に、唇を押し当てられ。]
(309) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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…………。
[しかし、今更「そこは駄目なつもりだった」と言っても後の祭り。
表情の堅い顔が熱くなるのを感じつつ、二の句が告げられずにいた。*]
(310) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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ロビンは、ピスティオをまじまじと見ている。
2018/05/20(Sun) 23時半頃
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……しちゃったな、じゃない、ばか。
[何でもないように笑いやがって、と口を引き結ぶ。>>314 気を紛らわすよう、ずれてもいない眼鏡の位置を直した。]
……気持ちいいかの、実験? 全く……まったく。
[何だか、何を言っても今は格好がつかない気がした。*]
(317) 2018/05/21(Mon) 00時頃
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