人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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 パパとママは死んだらしい。
 嘘だ。


 何度も呼びました。
 パパ。
 ママ。
 隠れてないで出てきてよ。
 私は自分を偽って、平気な笑顔を作っていました。


 その日初めて、私は本当に、
 パパとママの為に泣きました。
 自分を騙すのをやめた途端、涙が溢れて止まりませんでした。


 パパとママはびょういんで
 なんにちも、苦しんだ末に逝ったのだそうです。
 そんなの聞きたくなかった。


 墓前に立つと涙が溢れます。
 どうして苦しんで逝ってしまったんだろう。
 どうして楽に逝けなかったんだろう。
 何を責めたらいいかわからない。


 パパとママがいない毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
 私はいつしかパパとママがいないことが当たり前になりました。
 私は私だ。


 いつしか、私は、この記憶を封じて生きてきました。
 だけど今、鮮明に思い出せます。
 ソフィア、と呼んで呉れた優しい声。
 パパとママを蝕んだ病気。
 最後に頭を撫でて貰った刻。


 すべてはしあわせで
 すべてはふしあわせな
 おもいでです。


 わたしに できることは
 くるしまずに いかせてあげること。


 こんなときなのに、不謹慎だけど
 どうか、わらってください。**


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 13時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[何時もの仕事を終えれば母屋へと戻り夕食を取る
時折聞える馬の嘶きの他に風音だけしか聞こえない静かな空間。
独りという事を実感して溜息を漏らす
何時もと大差ないメニューなのに酷く味気が感じられず食はあまり進まなかった]

(168) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……っく。

[おそらく生きては会えはしないだろう。
だから連れていこうとしたのだと思う。
現実逃避をするように、簡素な最後の別れから逃れた自分の行動に今更後悔の念が湧く。

戦場での生活で感情が摩耗していた私を日常へ連れ戻してくれた夫婦の事を想い、独り静かに泣いた]

(170) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……?

そう。もう、終わっちゃったのかな……。

[響くノックの音に現実に引き戻された。
瞼を擦り、扉を開けばリンダの葬儀が行われた事を村人が教えてくれた。
感謝の言葉と共に村人を見送れば、せめて手向けの花だけでもと花壇からキンセンカを摘み始める。]

(172) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

さ、いこう。

[体が重く、徒歩の移動が酷く億劫に感じる故に
鞍を引出し、シャイアーの巨体に馬具を手早く取り付けて行く。
花束を抱えて鞍に跨れば、太股で馬の胴を締めて走らせる。
使役馬故に速度は無いが風が頬を撫で、地を蹴り丘を越えて行く力強さが孤独を紛らわせてくれた]

(174) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 墓場 ―

ギリアンちょっとこの子をお願い。

[墓地が視界に入れば減速を行い鞍から降りる。
騒がしい蹄の音を墓地に響かせないように手綱を引いて墓地へと歩き始める。

ギリアンの姿が見えれば馬をギリアンに任せてリンダの眠る場所へと歩みを向ける。]

お疲れさまリンダ。
また、直ぐに会えるよね。
みんな……死んじゃうんだから。


[既に居る面々に会釈を行い脇を通りすぎればキンセンカを供え、静かに祈りを捧げた。]

(178) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[祈りを捧げ終えれば周囲を見回すがピッパの姿は見えない。
既に帰宅したのかと首を傾げる。
話をしている人々に視線を向ければ――唐突に目眩を感じて数歩よろめいた]

な、に?

[なぜか「あの二人」を見れば違和感を通り越して訳の解らない不安感のようなモノを感じてしまう。
側に居る3人目――ラルフからは何も感じられないのに何故?
そんな考えが浮かぶけれど、見続けているとどうにかなってしまいそうなので視線を逸らして呼吸を整えた]

(179) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

ラルフ?

ああ……。ありがとう。

[声が認識できていなかった様子で、手を差し伸べられると僅かに身を震わせる。
どこか不安げに上目でみたけれど、吐息を漏らし差し伸ばされた手を握りしめて自分の頬に寄せる。
手の温もりに安堵するように少し呼吸が落ち着いた]

(186) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

ちょっと、気分が悪くなっただけ……。
熱とかは無いと思うよ。ありがとう。

[額に重なる手からもそれが感じられるだろう]

ひ……っ。

[だが、ラルフの肩越しにコリーンの緋色の瞳を見てしまう。
何時もの柔らかみのある翠とは対極に有るような禍々しいその色に怯えの声が漏れる。
反射的に声を漏らし、怯えを隠す事無く少しでも遠くコリーンから離れようとかけだした**]

(188) 2010/07/03(Sat) 14時頃

 ねえ、あなたは何を望む?

 あなたの大切な人が――。
 死から逃れる事のできない、その日に遭遇したら。
 共に行く事を望む、かしら?

 それとも、その人を看取って――。
 短くとも、その死を悼んであげたい?

[共に生きる選択は、病の蔓延を告げられたこの村では、ほぼ難しいけれど。

自らに出来る、ことを。死の馨を纏わせた女は、そっとソフィアに告げて――**]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 14時頃




 これは私の進化の過程の一頁です。

 


 生まれてから、23年。
 私は初めて自分の足で立っている感覚に気づきました。


 ねぇパパ、ねぇママ。
 私は恋をしたんだよ。


 一人で息をするのがつらいから、
 あの人と一緒に呼吸をしたいと思う。


 手が生えました。
 人に触れたいと思う手です。

 すっと伸ばすと、あの人に触れられそうだった。
 なのに何故だろう。

 この手はあの人を包みたいのに、
 傷つけるナイフに変わってしまうんです。


 触れれば触れるほどに傷を付けて、
 あの人を殺してしまいそうだ。

 じゃあナイフを放つその前に
 あの人を殺してしまおうか。
 それがあの人の心を傷つけずに済む方法じゃない?


 そんなの厭だ。


 一層、二人息絶えて。
 何もかもを失ってしまうべきなのでしょうか。

 だけど、私は進化する。
 私はまだ、進んでいく。

 あの人を失っても、私は未だ終わらない。


 
 だから 私は生きたい。



 そう、あなたは生きたい、のね。

[その言葉を聞けば、それ以上は今は語る事無く。
静かに、彼女の進化を、歩む道を見守る事を決めた。]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 18時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 川辺 ―

はっ……はっ。

[墓場の近くを流れる川の辺りに膝を付き、酷く荒い呼吸と共に肩を揺らす。
月明かりが照らす水面に写る歪んだ自分の顔を見れば、水面に手を差し込んだ。]

あれは――何。光の加減……かな?
[冷たい水の感触で多少冷静になったのか少し考えれるようになってきた様子でコリーンの双眸を思い出しながら呟く。]

……色は光の加減としてあの違和感は何なのかな。
これも病気の症状なのかな。

[呟きながら馬をギリアンに預けたままなのを思い出し、ゆっくりと立ち上がり手を拭けば来た道を戻り始めた]

(210) 2010/07/03(Sat) 18時頃

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