94 眠る村
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[――風が渡る。
霧の晴れた村の
青々と茂る草地を揺らし、 丘の上の木に咲く花を揺らし
幾人かの頬をもう、撫でずに ]
(65) sin 2012/06/22(Fri) 23時半頃
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[どこにも居ないその人を探すことはしなかった。
きらきらと陽を弾くあの川べりに、立ち寄ることはもう無い。 使い手のいない釣竿は、納屋の隅で静に朽ちていくのだろう。
" ………… "
そっとそっと、心の声さえ漏らさず呼ぶかたち。 それさえも、もう呼ばわることはなく。
残したものは、ヒビ深く。心の底にたゆたうこの痛みだけ]
(66) sin 2012/06/22(Fri) 23時半頃
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[呼ばわる声は、いつも傍に在る柔い声。
加護満ちる村からどこへともなく離れて。]
[宿主の娘が守ってきた宿が燃えゆくのを
感慨もなく、けれどなんとはなしに見守り
それでも、燃えきる前には背を向けた。]
あの子は……。
[見つけたのは、前の宿主の妹で。
使い捨てたからだはあの村の遺体と共に炎の中。
少女が兄姉を見つけることはもう永遠に、ない。]
――――エイト?
[エイトのもらす呟きを拾う声は色を持たせず
気遣わず、問わず――けれど、名を呼んでしまう。]
いつだってなんだって、
ままならないものさ。
[寄生しなければ生きていけない。
初めて感情が引きずられた時、
見たもの、得たものはあるけれど。]
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