人狼議事


16 『Honey come come! II』

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 ……ヤニク先輩より年上って、この合宿に居ましたっけー?

[最年長だったと記憶している。]

 揶揄うと面白い、ですかー。

[思い浮かんだのはケイト。次にプリシラ。]

 でもそれって恋心ですかねー?
 会話が弾むのはいいことですけどー、
 色気も何もないというか、友達感覚ですよー。

[ヘクターが戻って来る頃には、大分頭の回転が鈍くなっていた。]


[くぁ、と欠伸を一つ。
男同士の恋愛談議というのはなかなか新鮮である。
何故なら、青年はそういう会話に興味が基本なかったからだ]

…お盛んだねぇ。

[ぽつり。
呟いた言葉は果たして何にかかる言葉だったのか]


そう…だなあ。

うううううううううううん…。

[唸り声が次第に大きくなる。
大分悩んでいるようだ。
やがて口からぽろっと零れたのは。]

……一途に愛してくれそうな人…とか?

[言ってからハッとして。]

って、もしかしてそういうことじゃない…?
あ、ええと…い、いいいまの、なし。なしね。
なんでもない、ナイナイよ。

[空いた手を左右に振って、空笑いしながら逃げるように敷いてもらっていた布団へ向かう。
自分で言って相当恥ずかしかったのだろう、耳まで真っ赤である。]


[ヤニクに言われて頷いて]

まあ、急ぎ過ぎというか俺としてももう少し様子見する心算が
スタッフにせかされましてねぇ。

嗚呼、ったく。向こうも準備が出来てない状態で焦らせさせんなよ。

まあ、お試しデートだけでもって誘ってみたんで
返事はゆっくりでいいからと言って見たから後は待ち、だなぁ。

うーん、他に気になる奴ねぇ、そうとも、そうでないとも
そこがはっきりしてないのが一番問題だなぁ

[と一瞬帳面に向かっているサイラスに視線が飛んでから向き直って
 既に敷かれてあったらしい余った布団にもぐりこんだ]


いんや、いないな。

でも、年齢で括れるほど恋ってのはテキストどおりじゃないだろう。

[サイラスがぼそっと零した言葉に視線を向けた]

その言葉はなんにかかるんだろうなぁ。

ああ。
俺らの話しか。

[一人で納得した]


さぁ?どーでしょ。
考えたまえ、学べる若人。

[視線は帳面へ向けたまま誰かの呟きにそう返した。
大男の視線なんて、気づいちゃいないけれど]


 玉砕ーですかー?
 だったとしてもー、ちゃんと好意を抱けてー、
 それを言葉にできるヘクター先輩のことはー、
 僕はソンケーしますよー。

 まぁケイトはー、聞いていた通りに色恋回路が皆無みたいなんでー、
 大変だとは思いますけどー。


 んー、そこでさっさとサイラス先輩を
 別の誰かとくっつけちめー、って発想にならないのはー、
 潔いというか、侠気あふるる感じですー。


 人の気持ちはー、結局どうこうできるものでもないと思いますけどー。

[相談にのるには、眠気で支離滅裂過ぎた。
 脳みそからだだ流しの思考が言葉になる。]

 でー、問題のサイラス先輩はーもう寝てますー?


[次第に大きくなる悩むような唸り声。
どきどきしながら、その口から出る印象を期待して――]

 あ、もう――…。
 このみつばち荘にいる男子の印象なのに。

 でも、一途に愛してくれそうな人って――。
 プリシラちゃん乙女なんだから。

[にこにこ、その反応を楽しむ]

 もし、このみつばち合宿で――。
 そんな人と出会えたら、いいよね。

[逃げるように布団に向かう耳まで真っ赤なプリシラに呟く。]


 んー、そもそもこの合宿の意義を考えたらー、
 お盛んじゃない参加者っているんですかねー。

[どうやら一応は起きているらしいサイラスに、眼鏡を通さない視線を向けよう――として撃沈した。枕に強かに耳をぶつける。]

 恋愛なんてー、十人十色千差万別で、教科書なんて
 存在しませんよー大袈裟だなー。
 だからー、答えを解き明かしたくなるんじゃないですかー。

 まぁ確かにー、年齢で括れるものではないですよねー。


…お前、眠いなら寝ろよ。
身長伸びねえぞ。

[何やら自分の名前が挙がっていたので顔をあげる。
眼鏡少年の伸びた語尾に軽く溜息。
まあ、その間にもシャープペンは動いているのだが]


うう、うるさいな!

[思い切り墓穴を掘った。
乙女と言われてそんな事を思いながら布団に包まる。]

男子の印象ね、男子の…。

[取り繕うように呟いて。
ふと、男子の顔を思い浮かべてみた。]

んー……、なんつーか…。
あたし、この合宿で恋からすんごい遠いとこに居る気がして”そういう風な印象”はあんまり持ってないなあ。
男子はイイ子だったり男前だったりはする訳なんだけどさ。

自分がっていうより、何か応援しちゃってるようなそんな気分。

[ごろりと寝返りをうって、うつ伏せになるとアイリスの方へ顔を向ける。]


なんだよなー。やはり鈍いというか。
だからお試し、といってみたんだがなー。

ああ、尊敬なら存分にしろ。玉砕覚悟で特攻したんだからな。

あーその辺は…

[ごほんと咳払い。一瞬考えた事もなくはなかったけど]

まあ、人の気持ちはどうこう出来るもんでないからなー。
やっぱ、そこが一番大きいわー。

だから待ちと、どうだ、俺、辛抱強いだろー

[と自画自賛。]


 そんなに興味ないならー、
 いっそサイラス先輩が居残り課題追加組決め込んで、
 振っちゃったら平和になりませんかーならないですかーそうですかー。

[枕に顔を埋めたまま、呪文のように抑揚のない呟き。]

 まだ寝てないサイラス先輩に言われたくないですー。
 大きい図体しやがってー憎いぞコンチクショー。


ヘクターは、玉砕できる相手がいるからいーじゃん。

玉砕するかどうかは、明日ヘクターがどう動くかにも寄るんじゃない?
ま、頑張って。応援してる。


で、おっさんはいい加減名前教える気にはならない?
べつにいいけど。
おっさんで呼び続けるし。

俺の方が年上な気もするんだけど。


 無理矢理手篭めにしないだけの理性は認めますけどー、
 待ちって言ってもあんまりのんびりしてるとー、
 なんか「時間制限」とやらがあるんでー、


 このまま四人であぶれちゃうかもですねー。
 仲良く課題も一興ー?

[自画自賛中のヘクターに、水をさすような半分寝言。]


…あのな。
まだ店に入ってメニュー開いただけの状態で無茶言うな。
何を食うか決めるほどじゃねえよ。

[酷いたとえだった。
だが青年にとっては真理である]

残念だが高校生まではガンガン寝てたぞ。
朝日と共に起きゴールデンタイムには寝てたな。
身長もこれで止まったし、まあ頑張って伸びろ。縦に。


おっさんって誰だ?

[上半身を少し持ち上げる。
どう見てもそこの大男しか頭に思いつかない]


 プリシラちゃん、ごめん!。

[うるさいと声をあげたプリシラに、
布団に包まる彼女の横の布団に横たわり。

くすり笑みながらも謝って。

続く言葉に――。]
 
 あたしも、なんだかね。
 男前な人は確かに多いんだけど、同じように遠い場所にいるのかな……。

 自分がよりも今は応援な気分なの。
 プリシラちゃん仲間ーっ♪

[うつ伏せになった彼女がこちらを向けば、
声は明るかったけど、すこしだけ寂しそうな笑みを浮かべた]


 積極的にメニュー開く気もなさそうでしたけどー。
 味見はできませんから、お早めに、ですよー?

 じゃー寝ますー遠慮なく寝ますー。
 寝てる間に落書きとか禁止ですからねー。
 後ー、僕が寝てる間に面白い話があったらー
 議事録を希望しますー。

[三秒後には、くー、と安らかな寝息をたてていた。
 最後にケータイを操作して、三十分程度の録音機能をオンにする。*]


[暫くは、プリシラとそんな乙女な会話を楽しみながら。

蓮華の間に、新たにケイトの姿が見えれば。
プリシラの前で浮かべた表情を消してから。

最後のご指名です、と微笑んで。

彼女にも、好きな人の印象などを尋ねるだろう――**]


まあ、明日次第だなー。頑張ってみるわー。
藪を突付いて蛇を出すにならなければ、多分。

[応援には頷くと無理やり手篭めに、の言葉に]

あー、その手もあったかー。一応フリくらいで反応試したりは
してみたんだが妙なことにならないうちに
さっさとモノにしちまう手もあるか。

極力避けたい手ではあるんだがなー

時間制限ねぇ。ああー。仲良く課題だけは避けてぇなー

[水差すどころか火をつけたかもしれない]

おっと寝るか、おやすみー。


えー?意外。
アイリスは気になる人居るのかと思ってた。

[少し拗ねたような顔をしていたが、仲間と聞くと意外そうな顔を向ける。
寂しそうな笑みの意味は汲み取れなかったが。]

あたしが男なら絶対ほっとかないのに。
あいつら何処に目ぇつけてんだっつの!
…ほんとにうちに嫁に来る?
お菓子合宿と言わず、嫁ぎに来てもいいよ?
毎日美味しいお菓子食べさせたげる。

[冗談を言ってからから笑う。
フランとはライバルかもねなんて言いながら。]


あ、でも…。

[ふと思い出したようにぼんやりと宙に視線を投げる。]

気になる人…は、居るかも?恋とかそーいうんじゃないんだけど。
なんか、背中をよく見かけるんだけど、その背中が気になるというか…。

[そういえばいつの間にか目で追うようになっているなあなんて思って。
ケイトが蓮華の間へやってくれば、アイリスとフランの格好のエモノになる事だろう。
プリシラは、地雷を踏まなきゃいいけど、とこっそり心配しつつ花咲く乙女トークにしっかり混ざっていたのだった。**]


[いくら待っても返事は返ってこない、
 ふと見回すと寝息があちらこちらから聞こえてくる]

皆、寝たかー、おやすみ。

[しょうがないとばかりに自分も目を瞑り寝ることに*した*]


おっさんはあんただ。

[言われて、サイラスを指した]

まだ名前、聞いてねーしな。
便宜上、それが一番わかりやすかったからなぁ。

[ふん、と笑って目を閉じた。
名前は聞けたか。

まだ明日することが決まったわけではなかったが、それでも眠りに落ちるのは*早かった*]



 うん、居たんだけどね。

[ゆっくりと窓の方に顔をむける。何処か遠くを見詰めるように――]

 その人、あたしの事は眼中に無いみたいだから。

 最初にね。
 年下のあたしでも恋の対象になる?って尋ねたの

 そしたら、隣の年上のご婦人が好きって謂われたの。
 もう、脈なしもいいとこでしょ

[乾いたように、からからと笑う]


 それでも、仄かに思っていたんだけど。

 プリシラちゃんと一緒に作ったムースに手をつけてもくれなかったし。
 甘いもの嫌いでも、すこしくらい気になる子が作ったらと知ったら手をつけるでしょ?

 彼の表面だけを見ていたのかなって――
 今は思うようになって来て。

[思っていた事をプリシラに吐露すれば、心の痞えも癒されて。]


 あーっ、もうお嫁に貰って。
 プリシラちゃんのお嫁になって、
 美味しいお菓子に囲まれるだなんて――。

 幸せすぎ。

[プリシラの優しい心遣いに、
冗談とは分っていたけど、心の奥がふんわりと暖かくなって]

 フランちゃんとライバル?!
 
 なら、フランちゃんを――
 あたしのお嫁さんにする。

[これも冗談か本気か分らない言葉を吐いて]


 うん、聞かせて――。

[茶化す事なく、彼女の気になる人の事を聞く。
彼女の気になる背中の君は、誰かな?と思いながら]

 その気になり始めた彼も、プリシラちゃんに気付いて。
 プリシラちゃんのこと、同じように気になってくれるといいよね。

[プリシラの幸せを祈るように、囁く。
応援、してるから、と――**]


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