185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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『安田さん。』
[スピーカーから耳慣れた声が聞こえる。>>+19]
諜報員!?…それは厄介だね。
う、わー。僕がバレちゃったのか。ごめん…
うん、うん、山梨李一君が諜報員なんだね。
僕が山梨くんに、「軽トラの中の…更にファイルの中」
とだけ伝えれば、山梨くんはすべてわかってくれるってことかい?
[山梨くんは、まだ会っていないが、僕の歓迎会の企画者の一人だと聞いていた。
だから、当然、山梨くんの身には何も起こって欲しくなかった。]
もう少し経過を見てから、ですかね
想像でものも言えませんし
誰も傷つかないと言うのは難しいかもしれませんが
納得の行くようになってくだされば、いいかな
[研究や監視と言うよりは、ただ見守りたい
その一心だけれども]
出来れば皆幸せに、なんですが
なかなか難しいですね
部屋にいることが多いでしょうし
こちらにはいつでもお声を
[それくらいしか言えなくて、少し言葉は詰まるけれど]
遠慮はしないでくださいね
こちらは大丈夫ですから
[少し調子の下がった声>>+32にそう笑って返す]
ええ、今はそれでいいんじゃないかと
ストレートな恋愛の形、でしょうか
私はもう少し、お仕事がありますし
…寂しいといえば寂しいですけど
[どこか心配そうに聞こえる声に、明るく笑って答えよう]
[夕方頃だろうか、隣の部屋
楠本さんの部屋に来客のようで、気付かれないようにそっと扉を開いて覗く]
湯来島さん…?
[彼女が2階の、ましてや人の部屋へ訪れるなんて
そこにいないこと、すぐには帰らないであろうこと
私は知っているけれど
少し様子を眺めて、何と声を掛けようか、逡巡した]
>>+36
私にどこまで手伝えるかはわかりませんが
やれるだけ、頑張りますね
私の場合、少しゆっくり過ぎますが
[照れたようにそう言って、少し一息ついた]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/18(Fri) 22時半頃
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――201号室―― 諜報員か…厄介な人が紛れ込んでいたね。 …あ、うん。僕はもうばれちゃったみたいだ…すまないね。 他の人に知られたら研究の邪魔になるね…
…そうだね、“上”に諜報員のことを言ったら、 確実に彼を“片づけようと”すると思う…
…うん、もちろん僕だってそんなこと望んでないよ。 …わかった、直接、僕か“もう一人”がかけ合ってみる。
[自室に設置されたモニターを見ながら、スピーカーで仲間とコンタクトを取る]
今日?…今日は…今日はどうしようか。 僕は…君と、…さんあたりを研究対象とするのが “上”も喜ぶと思っている。
[小声で、今日の研究対象についての意見を交換した]
(181) 2014/07/18(Fri) 23時頃
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ちょーほーいん…?片づける…?
[首を傾げてその言葉を聞く]
何だか難しいお話になってきましたね
たはは…
[木佐さんも関わっていることなので
危ないことはないと思ってはいるのだが]
僕は君たちやラボとの通信手段を切って
今回の仕事が終わるまでは“私的に”活動したほうがいいかな?。
トカゲのしっぽだね、あはは。
[スピーカーで二人に話しかける。
といっても、ラボの実体は、実は良く知らない。
研究をしたうえで何をしているのかも、下の研究員には知らされていない。
だが、自分からラボに行きつかれることは絶対に避けねばならない。
――それが“所員契約”に記されていたから。]
ふむ、とは言え私は飽くまでお手伝いですから
何かあればエリーさんに頼りたい所ですし
[考えつつそう零して]
住人の中にいるなら、大丈夫、だと思いますよ
…根拠はないですけれど
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――自室――
山梨 李一くん、205号室だね。 確か、僕の歓迎会を企画してくれたうちの一人…
[事前にラボから送られていた、住民調査票を見る。]
なるほど、ラボの資料には“運搬業”と書いてある… “上”は研究前に住人の素性調査を徹底していたはずだけど… うまくカムフラージュしてるな。
まぁいい。僕が交渉するか。 早いこと口止めするに限る…彼一人くらいなら、 “上”に報告ことなく僕たちの内輪で解決できそうだ。 …でも…もし彼以外にも知っている人がいたら… [スピーカーはオンになっているが、誰に話すでもなく独りごちながら、 挨拶に持っていく品を選ぶ。梅干しか、お煎餅か、茶葉、…]
(186) 2014/07/18(Fri) 23時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/19(Sat) 00時頃
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