人狼議事


52 薔薇恋獄

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―3年前のある日―

[TVのニュースを見ていた母が、小さく悲鳴を上げた。
何事かと、手を止めてTV画面を見ると、どうやら火事で家が全焼し、一家族が死亡と重傷だという]

…ふぅん

[『ただのニュース』だと思い、再び宿題のプリントに鉛筆を走らせる。暫くすると、母の押し黙った嗚咽が聞えてきた]

奏音さん、どうしたの?

[心配になって声をかけると、母に強く強く抱き締められた。しがみつかれたというのが正しいのやも知れぬ]

『…調音ちゃん、調音ちゃん……。死んじゃった。ママの…従姉妹が、死んじゃったの…』

[震える背を撫でることしか出来なくて]

…苦しかっただろうね

[そんな事しか。言えなかった]


―時は流れる―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ヨーカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[そうして決まって母は、調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ヨーカちゃん』の代わりに**]


―現在―

[火傷の痕。『ランカ』という名前。微かに見える母の面影]

…はんっ


まさか

[打ち消した。髪に頬に触れる手は、何故だか止まらない。
起きぬ気配にもう一度、耳に唇寄せて]



         ら ん か
       



[*名を呼んだ*]


―時は流れるリテイク―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ランカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[ニュースの後、決まって母は調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ランカちゃん』の代わりに**]


―― 少し先の話・夢うつつ ――

[倒れた体は思ったより体力を消耗していたようで。
横になればそのまま意識は夢の中へ沈み。
……誰かが、現れても。
触れられても。声をかけられても。
目を覚まさず]

……ー……く、ん……

[唇は勝手に音を紡ぐ。
耳元で名を呼ばれれば、僅か、口元が緩み**]


【人】 詩人 ユリシーズ

― 広間 ―

 カレー?
 ……そうね。なにかお腹に入れておこうかしら。

[栖津井に報告した後、寧人に勧められるまま黙々とよそって貰ったカレーを口にした。
 あまり食欲がないせいか、スプーンの動きは遅々としたものの、ゆっくりゆっくり動かして]

 雨酷いから、その時は気を付けて。

[後で確認するという栖津井へ、そんな緩い激励を贈った]

(144) 2011/05/18(Wed) 11時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[なんとか胃の中に全て納めてしまえば、汚れた皿を手に厨房の方へ。
 がしゃがしゃと食器を洗い、食器棚に戻した後、
 なんとなく飲み物が欲しくなって、冷蔵庫を開ける]

 ……水とスポドリと、牛乳と……、
 これはセンセたちにかしら?

[ビールの缶を手に取り、しみじみと見詰めた後冷蔵庫に戻して。
 牛乳を手に取ると、行平鍋のなかに開ける]

(145) 2011/05/18(Wed) 11時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[どうやらこの雨の中、外をうろついてた面子がいたのは皆の話の端々から判ったから、
 体が温まる様にホットミルクでも作ろうかと、
 牛乳を開けた鍋の中に、砂糖と蜂蜜を適当にぶち込んで火に掛けた]

 ……ん、こんなもんか。

[温まる前に指を一本突っ込んで、ちゃんと味見をするのは忘れません]

(148) 2011/05/18(Wed) 11時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[コトコトと牛乳が煮立てば、火から離し、ポットの中へ注ぐ。
 マグに二つ注いだ後、「ホットミルク。ご自由にどうぞ」とメモを置いて、浴室の方へ向かう。

 浴室の扉の前――と言っても、歩くのに邪魔にならない位置――に湯気の上がるマグを二つ置き、

 「これでも飲んで身体温めなさいよ」

 と、メモを残し二階の自室へと戻った]

(149) 2011/05/18(Wed) 11時頃

 ……どう、しよう?

 日向は、誰にも……言えなかったんかな。

[禁断の恋。身分の差。祟りと目されたほどの、想い。
それに比べれば、些細だろう痛み。
けれど気づいてしまえば、抜けない棘のように、その存在を、ちりちりと感じずにはいられなかった]


【人】 詩人 ユリシーズ

― 二階の角部屋・自室 ―

[階段を登り切ったのは、丁度二階にいたメンバーが楓馬を部屋に運び終えた時だっただろうか。
 ぞろぞろと部屋に入っていく後ろ姿を見ながら、その奥の自室へと]

 …………何て言うか、青春よね。こういうのも。

[呟く言葉は、緊張感のないもの。
 ベッドの上にごろりと横になると、「必勝!」の文字がやけに目立つゲーム読本を開く。

 文字を目で追いながら、心の裡で想うのは哲人と夕輝の事。
 中庭で一人佇む夕輝はまるで絵画のように、
 儚く綺麗ではあったけれど、
 やっぱり哲人と一緒にいる時の穏やかな笑顔の方が、その数倍良い]

 ……見ててじれったいんだよな。あいつら。

[腕を枕にするように体を横向きにし、くすくすと笑う]

(157) 2011/05/18(Wed) 11時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[白い腕と紅い唇の茨は、互いが死ぬまで己の身を離す事はきっとないだろうから。

 だから願う。
 幸せになれる奴らは、皆幸せになればいいと。
 なにも躊躇せずに、それをつかみ取ればいいと。


 茨に囚われたこの身体は、
 望むモノへと手を伸ばす事すら叶わないのだから――**]

(158) 2011/05/18(Wed) 11時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 11時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

― 自室 ―

[何時の間にかうつらうつらとまどろんでいた意識が、ノックの音により覚醒する]

 ……哲人ちゃん?
 鍵開いてるわよー。

[同室の同級生かな、と欠伸を噛み殺しつつ身体を起こし、
 扉の方へ。
 がちゃりとノブを回せば、思っていたよりも低い位置に頭が見えて]

 ……あら、楓馬ちゃんじゃない……って、
 どうした? 

[いつもとは様子の違う年下の少年に、
 女言葉を使う事も忘れて、身をかがめて眸を覗きこんだ]

(165) 2011/05/18(Wed) 12時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[俯く頭をくしゃりと撫でる]

 可愛い後輩が尋ねてきてるのに、駄目な訳ないでしょ。
 散らかってるけど、どうぞ。

[あまり深く聞くのも悪いかと、何時もの茶目っ気のある笑みを浮かべて、中へと迎え入れる]

 遊ぶ…遊ぶ……。
 楓馬ちゃんって、なにやってたっけ?
 カードとトランプぐらいならあるけど……。

[後は…と、声を潜めて]

 えっちな本がご所望なら、来るときコンビニで買ったグラビアぐらいしかないけれど。

[ほほほ、と。目を細めて狐笑い]

(168) 2011/05/18(Wed) 12時半頃

あ?


くっそ、それじゃ誰の名前かわっかんねー

唇んとことか、目元とか、奏音さんに似てる気がするのに、な

[その箇所に、*指を伸ばした*]


【人】 詩人 ユリシーズ

[右手をひょいひょいと振りながら笑って]

 そりゃあ、男の子ですもの。
 まあグラビアが目当てじゃなくて、こっちが目的だったんだけどね。

[と、有名麻雀漫画のページを見せて]

 じゃあ、トランプでもやる?
 二人でやるなら……ポーカーでもやりましょうか。
 ポーカーのルールは判るわよね?

(176) 2011/05/18(Wed) 13時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

 17巻は……ああ、鉄板焼き土下座がある巻ね。
 あのシーン、なんかやたらと人気あるのよねえ。

[ふむふむと頷くと、いる?と、雑誌を差し出してみた。
 力いっぱいの返事には負けないわよーなんて笑って、
 バッグの中からトランプを取り出し、ヒンズーシャッフルをしながら、互いの前に五枚カードを並べる]

 結構良い手札、来ちゃったかも。

[ぺらり捲ったカードを見ながら、脅かす様に目を細めた] 

(179) 2011/05/18(Wed) 13時半頃

ユリシーズは、手の内の541334のカードから、どれを交換しようか指を滑らせる。

2011/05/18(Wed) 13時半頃


ユリシーズは、13と、3をチェンジし、カードを二枚(1011)引き手札に戻した。

2011/05/18(Wed) 13時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

 まあ、読めばわかるわよ。
 興味あるなら、今度貸してあげる。

[手札は4のワンペアのみ。
 良い手ではないが、はったりも勝負の内とばかりに、
 その表情は自信満々のそれ]

(182) 2011/05/18(Wed) 13時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ


 ドローしたわね?
 それじゃ勝負といきましょ。

[ぺしっと手札を広げて]

 アタシは4のワンペアよ。
 楓馬ちゃんは?

(184) 2011/05/18(Wed) 13時半頃

ユリシーズは、フィリップ――楓馬のカードを、内心ドキドキしながら見詰めた。

2011/05/18(Wed) 13時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ


 ……あら。
 ワンペアだったから、てっきり負けたと思ったのに。
 まだまだ後輩には負けちゃいられないって事かしらねー。

[ふふふと楽しげに笑って、万歳をする楓馬を見やる]

 ……ん。

[先程部屋を訪れた時から随分とマシになった顔色に、
 小さく頷くともう一度やる?と、カードの山を差し出した]

(186) 2011/05/18(Wed) 14時頃

【人】 詩人 ユリシーズ


 まあ、こればっかりは運だからね。
 イカサマは良数ちゃんに怒られちゃうし。

[つい先日釘を刺された事を思い出し、くすくすと笑う]

 兄?
 アタシは一人っこだから……。
 そう言えば楓馬ちゃんはご兄弟は?

[いるの?と言いながら、五枚それぞれの前にカードを並べる。
 自分の手札は264105の五枚]

(188) 2011/05/18(Wed) 14時頃

【人】 詩人 ユリシーズ


 まあ、良数ちゃんに怒られるのは怖いから、
 カードの神様に愛されるように、祈るしかないわね。

[ストレート狙いで10をチェンジ。引いたカードは1]

 ハルシオン……?
 楓馬ちゃんがバイトしてるカフェだったかしら。

 それがなにか?

[カードに集中しているせいか、楓馬が眉根を寄せたことには気付かない]

(190) 2011/05/18(Wed) 14時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[カードに集中していたせいで、伸びてくる手に反応が遅れる]

 ちょ……!?

[そのままむぐっと口を押さえられて、後ろにゴロリ]

 ……ぃたた。

[したたかに後頭部を打ち、目から飛び出る星。
 僅かに顔を顰めて、痛む部分へと手を伸ばした]

(192) 2011/05/18(Wed) 14時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

 や……大丈夫だから。
 むしろ擦られると、痛い……。

[よいしょ、と身を起こし、大丈夫大丈夫と右手を振って。
 それでも楓馬がおろおろとしているなら、ぺちんとその鼻先を指で弾き]

 男なんだから、このぐらい平気だって。
 だから気にすんな。

[珍しく素の口調で安心させる様に言うと、くしゃりと楓馬の髪を撫ぜた]

(195) 2011/05/18(Wed) 15時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[撫ぜながら、少し硬質の楓馬の髪をくしゃくしゃにしてやって、指を離す]

 当然、でしょ。

[褒められれば悪い気はしない。
 にっと口端を上げて笑みを浮かべた]

 安心したなら、上からどいたどいた。
 楓馬ちゃんが乗ってたら、アタシ起きれないじゃないの。
 それとも悪戯されたいのかしら?

[楓馬のわき腹に手を移動させて、そのまま擽る様にこちょこちょ]

(198) 2011/05/18(Wed) 15時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[爆発した頭と、堪え切れない様に笑う後輩がおかしくて、
 釣られたように笑う]

 あはははははっ。
 すごい頭っ、ふふ、ははははっ。

[こんな風に大口を開けて笑うのは久しぶりだったから、
 少しだけわき腹が痛い。
 腕をなぞる指のくすぐったさが気にならないのは、きっと今が楽しいから。

 いやな事も何もかも忘れて、ただただ笑う。
 それだけの事が、とても懐かしくて、とても愛しかった]

(201) 2011/05/18(Wed) 15時半頃

ユリシーズは、フィリップを擽っていた腕を解くと、もう一度くしゃりと頭を撫ぜる。笑い過ぎで目の端に涙が浮かんでいるのは内緒だ。

2011/05/18(Wed) 15時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

 やれるものなら、ね?

[リベンジを誓う楓馬にふわり笑んで、髪を掠る指を掴もうと手を伸ばした]

 そこまで言うって事は、なんかわけありなんでしょ。
 いいよ、秘密にしておいてあげる。

[じとりと見上げる目は気にするふうでもなくそう答えて。
 撫でる手に目を閉じる相手の無防備さを可愛いなと思いつつも、
 そろそろ着替えを取りに戻ってきそうな同室者に見られて誤解される前に、彼を身体の上から解放するだろう**]

(203) 2011/05/18(Wed) 16時頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 16時頃


――……

[触れられればぴくりと震え。
それでも深い眠りに落ちているのか、瞳を開く気配は無い。
唇は何か言葉を紡ぎたそうに幾度か震えるけれど、音にはならず。
深い、夢の檻に、閉じ込められたまま]


[おそらくは、耀の家族の霊とは珀も共にあっているだろう。

家が近ければ、真夜中の喧噪にはいやでも気がついたし。
それが耀の家と知れれば、父と母が叩き起こしにきたから。
己が珀を呼びにいったのか、珀が来たのが先だったか、耀の家の近くであったのか。
記憶が混乱していて定かではないけれど……。

3年前、珀は、すでに1人だったろうか。
どちらにしても、2人を護らなければ……と蛍紫が強く思った瞬間。]


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