147 書架の鳥籠
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[ホリーと言葉交わす時>>116] [所作が愛らしい猫に置き換えられてしまう。 知らず亡霊の可能性を拭いたくなりもするが]
ありがとう。 しかし紳士は仮の姿で本当は とんでもなくわがままな男なのだよ。 と、言ったら …困らせてしまいそうだな。反応に。
[冗談ともつかない真顔は 先ほどよりもしかりと向けられる笑みに がんばりが見えてさらに微笑ましくなってしまう]
(131) 2013/10/06(Sun) 22時頃
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[男はまだ書見台の前に立つ。 オズワルドからかかる言葉>>117]
守護、と。彼女の名の記しが増えている。
[識ることは出来るから、 文字として綴られていることを伝えて]
…、ふむ。
[添えられる言葉を内に落とす響き。 己の内に手探るそれは長くも短くもない。かたち]
幸せとは、長短の計りだろうか。 難しいとは、誰が決めることなのだろうか。
[批判の色はなく。純粋な問いがそこにあり]
(136) 2013/10/06(Sun) 22時頃
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[オズワルドからの答えが返るのと レティーシャが駆け出すのはどちらが先か] [男は追わずグロリアの傍にあるまま、書見台からサロンの方を向き直る]
その連鎖を――
[言葉は>>122へ]
断ち切る先は、決めたか?
[問いかけは彼女を見ずに。 男の視線の先には、円卓の上に置かれた紅茶と。 サイモンの人形に向けられた祈り>>128]
――私は、 ”そう”でないと 思いたくなる者ばかりが増えて行く。
(142) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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ルーカスは、グロリアに向けた声は苦いもの。
2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[不意にオズワルドから投げられた帽子>>138]
む。
[ばすっと良い音を立て顔に当たった。 ぽてりと落ちる時さえキャッチできずに。 運動神経からきしの男の髪が一房乱れて額へかかる]
やれやれ。
[拾い上げる帽子。髪を手のひらで撫で整え]
…そんな事を言われては また増えてしまうだろう。
[下げた帽子の唾が男の目元を隠した]
(146) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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あれが怖いだけ、なのかな?
[どうも見ているとそれだけじゃない気がするが、確証に至る根拠は無くただ疑問を口にするだけ]
なんにしても、可哀想……だよね
うん……可哀想。
[抱いたのは、「人形にしてしまえば解放される」ボリスの時と同じこと
言葉にはしなかったが、それをオズワルドは察しただろうか?]
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……、
[帽子の庇の影から、 青い瞳がグロリアを見つめ>>151 ことばの形と星見上げる彼女の形を手探る間]
では、 私も君ではない。今は。
[傍のグロリアにだけ聞こえる声量で。 偽らぬ誠を伝える]
…どうしたものかな。
[呟きは、ひどりごとに似る]
数の問題ならば、分が悪い。
(158) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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ルーカスは、カトリーナの行動を見守っていれば、告げられる言葉に瞬く――
2013/10/06(Sun) 23時頃
レティ嬢は、魔女に呪いを解いて欲しいと…
そう言っていた。
と、記憶している。
[どこまでが作り物かは、さて、曖昧だけれど]
…可哀想、か。
もう少し、笑った顔がみたいと
そうは思うがな。
さてシメオン君、
レティ嬢を――― お願いしてもよろしいかな?
[口調に感情は乗せず、助手に仕事を頼むように告げる。]
“次”は、シメオン君の番、だったはずだ。
ルーカスは、シメオンに話の続きを促した。
2013/10/06(Sun) 23時頃
……
うん。
[獲物選びを楽しそうにしていたのとは別人のように、寂しそうな声]
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――な、…
[何を、言っているのだろうか。 目の前の出来事に二の句が告げない。
美徳なのか。 怠惰なのか。 もはや判別もつかぬまま。
男の目はカトリーナを捉え見開かれていく]
…ああ――
[嘆息は低く] [紅茶を本当に美味しそうに飲む彼女に。
ほの薄暗い奥底で火の立つ微かな音を聞いた]
(172) 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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…、…シメオン君?
迷いがあるのなら、私がやるよ。
どうしたの、オズ
僕が迷いなんて抱く理由、ないでしょ?
[くすくすくす、先程までの様子は消え失せて楽しそうに笑った]
―――そのようだな。
[不安定だ、と感じた感情は口にしないまま、]
…、シメオン君。
頼りにしているよ。
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[帽子の庇の影、押し殺す気配]
グロリア、私は断つ鎖を決めた。 …、 カトリーナを 選ぶ。
[数の問題と言った男ははっきりと告げる。 名を口にする時ばかりは躊躇い混じり。 揺るがぬ意思は声音の重さに現る]
(180) 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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数の、問題ならば
[触れるのは先ほどの話題>>167 男の声に死の宣告の時の影はない]
ふむ。 たとえば、私の例をあげるならば。
[言葉は、 グロリアが名乗らない可能性のひとつ。 自身で触れられる範疇に収めて]
君と命運を共にするのも、悪くない。 と、想っている。
[前を向いたままグロリアへと流した視線 静かな瞳には意思が宿る]
(186) 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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ティーシャが僕を拒絶する
何で?嫌だ。独りは嫌だ。僕は、違う、僕は独りじゃない……
[迷子の亡霊に届く泣きそうな声は要領を得ない、何か問われても答えられなかっただろう]
レディの扱いがなってないようだな。
シメオン君。
―――、…
[拒んでいる、と聞けば、ぐらりと心の内は揺れる。
それでも、それでいいのだと 言い聞かせる。]
[謝罪の言葉は 言わない。
サイモンにも言わなかった。]
シメオン君。
君には、私という亡霊仲間がいるではないか。
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[傍立つグロリアの腕に籠る力、 握りしめる拳はあるがままにさせる。 問いへは緩く首を振る]
そうだとも言えるし 違うとも言える。
私は彼女に髪の毛ほどの可能性も、 ――預ける気がない…ということだ。
たとえこれが間違えた選択であっても。
(194) 2013/10/07(Mon) 00時頃
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ああ、ああ、……うん
そうだよね?オズも、ゲルトも、いるもんね?
そうだ、うん、独りじゃない……
[震える声、けれど嬉しそうに
そうして自分に言い聞かせるようにぶつぶつと呟き始める]
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[さびしいわ] [グロリアがカトリーナへ向けた呟き] [しくりと胸が痛んだ。 それでも選ぶ先は変えずのまま]
[グロリアの困ったような微笑み>>196]
私には上着と違って足があるのだから。 預けずここに立っているだけのこと。
それとも私では見合わんかね。
[最後の一言は軽い口調。肩を竦めてみせた]
(206) 2013/10/07(Mon) 00時半頃
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そうだな…
[グロリアの言葉に呟く>>201]
誰がそうなのかわからない。 人のことなど外は知れても内は知れん。 私にだって判らないさ
――…ああ、でも私には、 嘘をついていれば なんとなく判るやつが一人だけいるか。
[後半はひとりごとに似た響き。 くっと喉奥笑って男が想う相手など 親しくしている様子を見ていれば知れるか]
(207) 2013/10/07(Mon) 00時半頃
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ルーカスは、ホリーに話の続きを促した。
2013/10/07(Mon) 00時半頃
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[グロリアの思案も笑みも瞳に映して>>209 男の脳裏をよぎるのはホリーとの会話>>173
”…ご自分で“わがまま”と言える人は、” ”本当の意味での、わがままでは、ないのでは?”
ならば それを知りつつわがままという者は いい性格をしているというのさ。
何故か得意げにそう返した男の隣] [今は、ホリーの姿はなく] [グロリアと共にある]
(217) 2013/10/07(Mon) 01時頃
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過分か。
…ならば、戦友成立の証に すでに過分たる君の荷のひとつを、 私に預けてみせる気はなかろうか。
[差し出す手はエスコートを模して 鎖を断つ力委ねることを*強請る*]
(218) 2013/10/07(Mon) 01時頃
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[友との関係を羨ましいと>>212 そんな言葉に細む瞳はとても嬉しそうで]
ふむ、
[祈る様な仕草に思案する。 眠り姫と――何かの折りに耳にしていた単語]
ある。 東洋西洋練金に魔術。 ありとあらゆる本があるのを私は知っている。 そして都合の良いことに一纏めに積んである。
[そのうちどれか一つは当てはまらないだろうか。 必要なのが技術の進歩でなく、術と知識であるというならば**]
(223) 2013/10/07(Mon) 01時頃
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ルーカスは、グロリアの瞳に決意の色が現れたなら、差し出した手を下げるだろう>>218
2013/10/07(Mon) 01時頃
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ふむ、
――悪くない。
[乗せられる手の重さに、満足げに*笑った*]
(226) 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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