167 あの、春の日
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……、あ
[聞こえたハルカの声には、紙の擦れる音が混じる。
その言葉を聞いてふと、口元に笑みが浮かんだ。]
私、シーシャ先輩のことって……
言いませんでしたよ?
当たり、ですけれどね。
[告げるのは10年前のマユミは言えなかった、そんな言葉。]
ハルカ先輩はシーシャ先輩のこと、よくわかっていらっしゃいますよね。
ああいう関係、いいなと思っていました。
[彼と彼女の間に、独特の空気感があった。
腐れ縁、そんな関係を男性と築くことができなかった自らには、とてもまぶしかったことを記憶している。]
マユミのことが苦手なんて人間は、シーシャくらいしか思いつかなかっただけだ。
[口調がやや言い訳がましくなってしまったのは、マユミの声が笑みを含んでいたからだ]
いい……?
いや、別に羨んでもらうようなことは何もない。
[続く言葉には、苦いものが混じる]
この世界が夢だと知っているマユミなら、知っているだろう?
10年後のシーシャがどんな風だったか、覚えているだろう?
結局僕は、シーシャになにもしてやれなかったのだよ。
[近しいと思っていた。
母のように、姉のように、友達のように。
しかし腐れ縁という名の鎖は、やがて途切れる日が来て。
爪を噛む癖も、女性に、そして人間に脅える様子も。
10年という時を越えて、シーシャは何も変わっていなかった。いやむしろ、悪化していたと言ってもいい。
ハルカには何もできなかった]
[だから、後悔している。
胸の痛みに気づかない振りをしたこと。
その感情に名前をつけることを恐れたこと。
女性という警戒対象であると認識されることを恐れたこと。
ハルカは逃げて、結局己を守ることを選んだのだ。
想いが通じるなんて思っていない。
けれど、あの時伝えていたなら、シーシャの中で何かが変わっていたかもしれない。
己が彼に、自信を与えることができたかもしれない。
そうしたら、もしかしたら10年後のシーシャの未来は、もっと違っていたかもしれないのに]
……なんてな。そう思うことも、うぬぼれだろうか。
[けれどもう、「やればよかった」という後悔はしたくない]
[やや渋く聞こえた声音に関して、
それ以上言及することはせず。
シーシャの印象については、少しばかり考え込み]
……ええ、確かに印象はあまり、変わっていませんでした。
変わらずいらっしゃったんだなと、私は思っておりましたが……
[何もしてやれなかった。
その言葉の意味を、汲み取る。
何しろそれが、今の自らの職業でもあるのだから。]
変えて、さしあげたかったのですね。
――あなたの、手で。
[その意味が、どんな感情からくるものなのか。
生徒に問題を出すときに、「あなたがたなら、どう考えますか」まずはそう問いかける。
自らもどう考えるか、既に答えは導けたけれど、それが正解かどうかはハルカに採点を求むことでしかわからない。
その採点を求むことを、自らは実行できない。]
いいえ。
ハルカ先輩は、お優しい方です。
[彼女の声にきっぱりと答え首を振る。
自らが導き出した、ハルカの中にあるだろう感情の名が正解でも不正解でも、それが後悔していることなのなら、こんなに優しい人はいない。そう思う。]
……成せますよ、必ず。
そうですよね、先輩。
[それはまた自らに向けても。
声は彼女と、自らのものしか響かない。だから
せめて明るく、エールを**]
変えたかった……?
[マユミの言葉を反芻し、考える]
変えられたかもしれない。だが、僕はそうしなかった。
だから、後悔しているのだよ。
僕が行動しても、未来は同じかもしれない。
だが、僕はベストを尽くさなかった。
[母のような、姉のような、友達のような、ひとつではない感情。
その中で、己をさいなむ後悔の理由を探す]
変えたかった、というより。
僕にできることを、してやりたかっただけなのかもしれない。
[ベストを尽くして、それでも未来が変わらないなら、仕方ないと諦めることもできる]
結局、僕の原動力は、シーシャのためというより自分のためなのかもしれないな。
[けれどマユミは、きっぱりと優しいと言ってくれる。
こんなハルカのことを、優しいと]
……ありがとう。
[噛み締めるように、その言葉に感謝して]
ああ。
せっかく、こんな機会を得たんだ。
夢の中なんだ、きっとなんだってできる。
僕も、マユミも。
――――……未来を、変えよう。
[成功するかなんてわからない。
けれどせっかく得た奇跡のようなこの機会に。
ベストを、尽くそう**]
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― 廊下 ―
[ルーカスの背後に隠れていたマドカには、 キャサリンが残した言葉>>150は聞こえなかった様子。 まだまだゴロウから逃れるようにしていたが]
好きなの………。
[問われて>>164、ちょんまげがルーカスの背後でぴょこん!と伸びた。 おずおず、少しずつ顔を出して]
えっと、あのね、あのですね…… お豆腐と、ぞうすい! マドカは、雑炊にしたいです!
[はい!と右手を勢い良く上げて、前へと飛び出した。 鶏団子の出汁でたべる雑炊を想像したらよだれが出てきてしまいそう。 タイミングよくおなかがぐぅと鳴る。]
(187) 2014/03/04(Tue) 15時頃
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[鶏は(多分)絞めないようで、安心だ。>>169 おなかに手を当てながら雑炊に思いを馳せる。 そこにおおきな手が降りてきて>>177]
にゃぁー。
[怯えたカラスがどこへやら、幼児のように、にへらっと笑う。]
(188) 2014/03/04(Tue) 15時頃
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マユミちゃんがないてる……? ルーくん、マユミちゃん泣かせたの!?
[伝言の内容>>134>>183を聞いて、まゆげが訝しげに寄った。 背伸びをしてルーカスに詰め寄る。]
え、うん……泣いてはいなかったの?
これはマユミちゃんからマドカへのSOSなのねっ…… マーユーミーちゃぁ―ん!!
[叫びながら、ゴロウの前をぱたぱたと駆け出そうとする。 でも廊下では走らない!と注意されているから、控えめに。 ゴロウと一緒に、食堂へと向かうことになるだろう**]
(189) 2014/03/04(Tue) 15時頃
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ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。
[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]
―― 廊下で一人佇む間に ――
[未来を変えよう
そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]
私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。
本当に、我侭なことですし……
ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?
[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。
ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。
忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]
ええ、変えてみましょう。
それが夢に消えても、きっと……
[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]
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あっっっ マユミちゃん〜〜〜!
[廊下の向こうにマユミの姿を見つければ>>206駆け寄って、飛びつく。 ぎゅうううううっと抱きついてわんわん騒いだ。]
マユミちゃんマユミちゃんマユミちゃん、大丈夫!? ルーくんに泣かされたのね!?そうなのね!? ルーくんったら意地悪だもの〜〜っ
[本人の否定の言は一切耳には入っていなかったらしい。 ひと通り騒いでいるが、 ふとマユミの視線の先に目を遣って、そして首を傾げた]
………? ゴロ先輩の顔になにかついてる?
[言い出しっぺの言い出しっぺのくせに、追いコンの存在を忘れている。]
(212) 2014/03/04(Tue) 22時半頃
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[マドカには兄がいる。 兄はこの学校とはまた別の学校の寮出身で、 よく学生時代の楽しい思い出を話してくれた。
その兄の話に出てきた「追いコン」を、 ふとしたときに2年生の誰かに話して。 その2年生が今回の追いコンを企画してくれた、というのが今回の顛末だ]
(213) 2014/03/04(Tue) 22時半頃
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[あの木の根元はお気に入りの場所だった。
名前も知らぬ木。良くあの根元に座って、数学書に没頭した]
……だが、本当は。
[登ってみたいと思っていた。
そして結局、登ることのないまま、10年の時が過ぎた]
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おなか……? おなか、痛いの? おくすりなら部屋にあるよ!え、違うの?
[元よりマドカに空気を読めというのが無理な話で、 マユミも同じようにおなかを空かせているとは欠片も思い当たらない様子。 それでも、食堂への提案にはぴょこん!とちょんまげが跳ねた]
ごはん!そうだね、食べよう! あのね、マユミちゃん、鳥団子で、雑炊なんだよ〜!
[ね!と、ゴロウに向けて嬉しそうに笑う。 ぴょんこぴょんこ跳ねて、マユミとゴロウ置いて前を進んだ。]
(234) 2014/03/04(Tue) 23時半頃
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