54 CERが降り続く戦場
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― 光去りし跡 ―
おや?
―――へえええ
[てっきりはぐらかすような飄々とした事を、いけしゃーしゃーと言うかと思っていたアックは、返ってきた肯定の言葉にそのニヤニヤを増したりもしたけれど。]
ってちょっと。
君たちはモノなんか食べる必要ないだろ?
それに僕は草食《ベジタリアン》だし!!
そんな鍋が美味しいとは思えないね…!
[言いながら、ちょっとだけ片足をひいた。]
/*
がんばってパパに反撃するよ。
なんかフルボッコの流れだけど(ぶるぶる)
そう、そこなんだアック。
[正論だ、といわんばかりに]
私は食べる必要がない。
当然、兎鍋など食べたこともない。
それどころか、鍋すら食べたことはないな。
つまりだ…。
[ぽん…アックの肩をしっかりと握り]
その兎鍋が美味かろうと不味かろうと、私にはあまり関係がない、ということだ。
食というものにあまり経験がない以上、それ<最初>が基準となるからな。
それに、人間達も言っているだろう?
……返せなければ、身体で返せ、と。
[な?と言った夢は、とても良い笑顔だった]
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≪- さぁ! 答えを! "槍真"!! -≫
[玉座の天空は、光《じぶん》と闇《じぶん》がぶつけ合った、羽根《オモイ》の塊が、視界を遮る雲の様に余りにも沢山舞い踊って居た。 その数は、そのまま、永遠と同義な程に永い、自分自身との決戦に流れた刻を示す様に]
≪- この一撃に全てのお前の全ての"選択《こたえ》"を示せ!! 受けてみろ――熾天使"オスケル"が断罪槍!
『 天使断ツ冥王ノ断斬 ≪ルシフェリック・デスサイス≫ 』 !!!! -≫
[その籠められた一撃は、存在を容易く消滅させる物。 天界の熾天使を一撃の元に葬り去る、冥王《ルシフェル》の断罪を思わせる一撃。
迫りくる紫色《シノイロ》に光る天槍の煌めきを前に。 然し槍真は、羽根《オモイ》舞う戦場で、高らかに槍を掲げる]
(77) 2011/06/18(Sat) 00時頃
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―― これが……
(78) 2011/06/18(Sat) 00時頃
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/*
完全覚醒したオスカーがネル様を救いに行きそうでガクブルです。
ネル様がんば!そしてパパ吊りfr
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これが 僕の 選択《こたえ》 だ ………
[ コォォォオオオオオオッ!!! ]
[少年の、槍真の、全ての羽根《オモイ》を集めた様に煌めき輝く天槍。 それは、嘗て失われた最強の熾天使の力の様に――
――いや、嘗てよりもより強大な『断罪』の≪光≫が集う!]
(79) 2011/06/18(Sat) 00時頃
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ソーマ・ジャッジメント 神槍天裁降る断禍の律法 !!!
(80) 2011/06/18(Sat) 00時頃
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[音にも成らない断罪の≪光≫が天空より幾重物の槍と成って降り注ぐ]
……誰も傷付けない覚悟を。 それでも、『夢』が叶わないなら。 僕は、僕の手で、あの子を≪光≫に"還す"。
[秩序《ルール》の尊守者であった少年が降した『断罪』の律法が晴れた時。 そこには、『殺さなかった』自分《オスカー》の姿は何処にもない。
だけど、確かに感じる、その≪光≫が。 今、ようやく一つの存在へ還った、"槍真"と"オスカー"が。 強く、強く、胸の奥に輝いていた]
(81) 2011/06/18(Sat) 00時頃
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≪- ――世界の選択は 今漸く 『みんな』の手に…… -≫
―― ありがとう。 "僕"と"僕"は今漸く。 同じ未来《あした》への『夢』を視たんだね。
[最期に交わした、その言葉を最期に。 槍真は、今、過去を乗り越えた気がした]
(83) 2011/06/18(Sat) 00時頃
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[ぽんっ]
[突然、瑞々しい真赤な果実が宙を描いた。 咄嗟に槍真が受け止めた時、その場所の景色は変わって。 そこは澄み切った蒼と黄昏に広がる、第七天国の光の花咲き乱れる草原]
『――――? ――――― 』
[何時も通りの、皮肉気な表情で、『がんばれ』と告げて来たのは。 今もどこかで、『みんな』を応援している、赤と黒《しんゆう》の姿]
……これは……成長の果実《りんご》……
『―――、―――?』
[『それが無いと困るだろ』と言わんばかりに、ぐしゃ、と髪を乱暴に撫でられる。 そう、例え道を踏み外したとしても、彼が親友である事は決して変わりはない。
――彼もまた、『みんな』と共に戦ってくれているのだと]
(88) 2011/06/18(Sat) 00時半頃
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――! 星流! 陽! タバサ! ホリーに、フィルさんに、それに、それに――!!
[振り返れば、この世界の秩序《へいわ》を望む『みんな』が。 満面の笑顔で槍真へと手を伸ばしていた。 まるで、『みんな』の力を、そっくりと託すように]
―― みんな……! 絶対に…… 絶対に、負けないからねっ!!
[そんな中、一人見慣れない金髪の女性が歩み寄って来る。 見慣れない女性、でもその黄金に、槍真は間違える筈も無かった。
始めて視る、美しく成長した後の、"彼女"の姿なのだから]
(89) 2011/06/18(Sat) 00時半頃
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『貴方は 最早 熾天使《セラフ》を 超えました』
[まるで神聖な儀式を、この英雄楽園《エリュシオン》で行う様に。 世界の為に覚醒した、秩序の守護者を叙勲する様に。 明瞭で神聖な、女神《グロリア》の声が、蒼と黄昏に響き渡る]
『 この世界を 護る 絶対なる 秩序《ルール》の 守護者《パラディオン》
貴方の 想いは あの伝説の 神域の天使に届いたの―― 』
[握られた両手から、《栄光》の力が託される様な暖かい感触。 彼女の望んだ世界を護る。
その栄華と約束は、幾つ物の疵と大罪と絶望と。 そして世界の終焉《オワリ》に愛を経て――]
(90) 2011/06/18(Sat) 00時半頃
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『 また 何時か あの向日葵達の楽園で ―― 』
[ ――― 今、終焉へと 飛翔ぶ ]
(91) 2011/06/18(Sat) 00時半頃
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ちょ、ちょっと待ってよドリーマー!!!
確かに言ってる事はまちがってない…間違ってないけどさあ!!
[ササッと少し距離をとり、長い耳をへたっと下げる。]
身体で返せがそれだなんてどこの゛道゛の人の言葉なの!?
だいたい実際!
ほんとはそこまで興味なんてないくせに〜っ!
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ギ コ ュ ォ ル開メ 終 メ 開ォ ル翼ザ 焉 ザ翼オ ォせメ ヲ メ せォ オよ よォ ォ ォ ォ堕サ 飛 セ 熾オ オ天タ 翔 ラ 天オ オ使ン ビ フ 使ォ オノ 越 ノオ ォ英 エ 咎 ォ オ雄 ヨ 人オ オ !! オ !! !!
(92) 2011/06/18(Sat) 00時半頃
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オスカーは、ネルギウス《冥天邪神》が巻き起こす怨嗟の悲鳴の魔弾を、『夢』に感じ取る
2011/06/18(Sat) 00時半頃
どんなに願われても……。
此処に居ないじゃない。
[密かに、あの時触れ合った焼け爛れた手を握る。]
……冥王の心臓《眼》が…痛む…。
[獣は低く唸る。
見る筈も、聞こえる筈もないのに。
鎖したネルの声に反応するように、紫色の瞳が獣の意志ではなく…確かに苦しげに瞬いた]
……俺が《救い》を与えるとしたら…同じ終焉をくれてやることだけだ…。
[酒場ではいつもふざけていて、楽しそうに笑い、それでも何かを渇望していたネルの姿が一瞬脳裏を過り、獣は眼を閉じた]
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[ その瞬間《トキ》――!!>>118 ]
(122) 2011/06/18(Sat) 01時半頃
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メ ロ テ ゙ ィ グローリアトゥルーラヴ 聖色大旋律 栄光の儚祈
(124) 2011/06/18(Sat) 01時半頃
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向日葵の花冠が虚空へと舞ったあの日
僕は幾千の年月を掛けて漸くその手は伸びた
黄金の絹色へと飾った花に世界の微笑む色を視た
天空が唄う赦罪の奇跡は世界の餓えを癒し
天空が舞う英雄の希望は世界の渇きを癒し
そして僕達は神話へと世界の物語を導き
滅びし天空の聖なる選択は最期の栄光を輝かせる
[その唄は天空の言葉を綴らない、『世界の唄』。 この『世界』に住む皆が口遊みたくなる様な。
愛と救いを智る為の唄]
(125) 2011/06/18(Sat) 01時半頃
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ジ ャ ッ ジ メ ン ト ホ ー リ ー ヘ ヴ ン 第 七 天 熾 姫 都 終 焉 聖 審
(126) 2011/06/18(Sat) 01時半頃
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[ コォォオオオオォオオンッ!! ]
[断罪と天空の光が世界に降り注ぐ。
曇天(そら)を覆う夜の翼《ナハト・アルム》の一部を貫き穿ち。 夜闇を焼き尽し、≪雨≫を遡らせる終焉《ポストレーレム》の獣へ光の巨柱を突き立てて>>100 冥府の悪魔闊歩する歪んだ改変《Rebirth》の大地を安息の光の元、聖浄なる物へと再改変《Re-Rebirth》する。 『夜』を引き裂く《栄光》の光に合わせる様に、≪光≫は『夜』を、『闇』を、『嘆き』を、例え瞬間的であれ、圧倒する。
ふぉお…と柔らかな羽根音を立てて。 冥天邪神が玉座 冥獄摩天楼《ハディスタルタロス》に光と共に舞い降りた少年。
≪闇≫の深奥に在って尚輝きを喪わない、光色の…… いや、虹色にも、聖色にも、黄金色にも視える神秘的な輝きを反射させる。 幻想色《プリズマティック》の翼は、片翼で少年を五人は包めそうな一纏まりの大翼]
(128) 2011/06/18(Sat) 01時半頃
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[ 迸る―― "神気" ]
(129) 2011/06/18(Sat) 01時半頃
|
/*
もぐもぐターイム♪
大ダメージ中なのでそろそろいいかも。
|
――― やめろ
[全てを跳ね除け、夜の女神を包み込もうとする獣《ベースティア》は>>144 気付いた時、夜の女神はその翼で包み切れない場所に在った]
……僕は。 彼女に伝えも、救いも。
何もしていないまま。 諦めれる様な人間じゃない。
[終焉に抗う力が無い程の夜の女神を抱きしめて。 バチバチと光の翼と夜の翼が力を反発しあうが。 彼女の身体を抱きしめるその双眸は、どちらも輝ける黄金]
(145) 2011/06/18(Sat) 02時半頃
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オスカーは、ネルを、感情の籠った双眸で、その朝焼け色の瞳を見詰める
2011/06/18(Sat) 02時半頃
/* もしかしてネル様オスカー様に保護されてないwwwww
/* もしかしなくてもされてるwwww
たすけてーぱぱー!!!
終焉させてー
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