人狼議事


112 燐火硝子に人狼の影.

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【人】 露店巡り シーシャ


メアリー、

[今再び、振り向いた少女の顔が見えた>>43
 それは眩しく、凛としてさえ見えた。
 対してきっと己は、呆然としたまま、酷く情けない顔だったに違いない。]


……………、

あァ、判った、よ。
言わない。さよなら、なんか、言わな、い。

傍に、ずっと、……。

[頬に触れる小さな手。それに従い、その身を屈める。
 掠れた声紡いでいたくちびるに、彼女のそれがそっと重なる。
 ほんの少しの間瞑った目に、滲む滴の熱さ。]

(46) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃

【人】 露店巡り シーシャ



メアリーっ、



    ――――… あァ、 好き、だよ 。

[くちびるが触れていたのも、その笑みが見えたのも、きっととても短い時間のこと。
 護ってくれたその人は、もう、振り向かなかった。]

(48) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃

 「おなじに」と望まねば――…
  何れ壊してしまうから。


[人間と人狼は共存出来ないと思う。
飢えをやり過ごす術を知らず生きてきた]


 人間は、食事と、同じだと思っている。
 生きるために、必要な糧。

 けれど、あの日、あの夜――…
 「サリス」と名乗ったあの存在を消すのは惜しいと思った。
 獲物を見逃したのは、一度きり。
 私の姿を見て、生き延び、再び出会ったのは
 「サリス」だけ――。


[妹にさえ見せたことのない姿。
それを知る人間で生きているのはただひとりきり]




……………………、



ばか。
決まってン、だろ。


あの子の、メアリーの、願う、通りに、しろ 。


 ――…、サリス。

 お前も、十分、莫迦だと思うぞ。


[彼の言葉を否定はしない、返し]


 ――…本当に、良いのだな?


[再度、サリスに尋ねる。
微笑む少女の向こうに彼の姿を翡翠はとらえ]


【人】 露店巡り シーシャ

[屈んでいた男は、床に膝をついたまま、ルーカスの前に立つメアリーの背を見上げる。
 ここで止めようとすることあらば、それは彼女の意思を踏みにじるのと同じこと。故に、動いてはいけなかった。]


…………、

[そしてそれ故に、彼女を「生かす」ことができなかった。
 ――まぁた見殺しにした。
 そう、誰かがささやいた気がした。
 けれどそれでも、動けぬまま。]

(49) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時半頃

[その時響いたこえには、直ぐには何も答えなかった。
 未だ捉えきれていない、受け入れ切れていない、と言うべきだったかもしれない。
 寄せる思いは、一人の少女の生死を分かつ方へと。]


あァ。
どうせオレは、馬鹿で、結構。

[その答えから、リヒトは約を違えぬだろうと。
 過った安堵は安堵のようでいて、それでもなお痛み滲むもの。]


……………………、

[今一度続く尋ねには、幾許かの間が空き。]




良い、よ。


苦しませてまで、生か、し、て……なんざ、でき、ねェ。
あの子が、願った、通り、に、して、くれ。

[生きろ、と。そうとばかり人に言ってきた男は。
 今ここで、今度こそ、その死を受け入れようとした。]


 ――…嗚呼。


[翡翠は彼を見詰めたまま
短い了承の言葉をサリスへと向けた。]


 
[サリスに見るなとは言わなかった。
視界を遮ることもしない。
見るも見ないも、彼の選択次第]


【人】 露店巡り シーシャ

[男はメアリーから目を逸らさなかった。
 竦んで逸らせなかった、という訳ではない。
 少女の望みを、己の答えの結果を、逸らさずに受け入れるため。

 後ろ姿からは、肌蹴られるシャツのボタンは見えない。開いた首筋も髪に紛れて見えにくい。
 綺麗な髪。綺麗だと褒めた髪。その髪がふわり揺れて見えた。
 其処には、首筋に傷を付け、それを舌でなぞる姿。

 ――あぁ。それも、何時かの少年に対してのものと似た。
 けれども、この場で彼が少女を「見逃す」ということもない。]


………めあ、り、

[小さく呟いた名は、人の形した獣が発したそれと、重なる。]

(53) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃

【人】 露店巡り シーシャ


っ、――――、

[瞑りそうになった目は、瞑りきらず、狭まるだけ。
 その中に映るは、穿たれた左胸と、紅いあかい血の花のいろ。
 握り取られたのは、紅い、あかい――、]


……………は、

[其処までを見届けて、男は俯く。
 あかい花の香はあまりにも濃く、噎せ返る程。
 これから食まれる少女の身体を見続けることは出来なかった。
 それでも、全てが終わるまで、その場を離れようとはしなかった。]

(54) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃

【人】 露店巡り シーシャ





―――…あァ、メアリー。


居るんだろ、  此処、に。

[見えなくても、傍に居る。ずっと一緒に居る。
 ――ただ、そう、信じて。**]

(55) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃

[どのくらいしてか、此処で漸く、あの時のこえのことを思う。
 零したこえに震えも何のいろも滲まないのは憔悴の証。]


なァ、リヒト。
グロリアさんは。妹さんは。
あんたの正体、あんたの「姿」を、知らねェ、のか。

……まるで。オレばっかり、が。
一度きりだとか、特別だとか、言いたげ、な。
惜しい、とか。   壊したくねェ、みたい、な。

[見詰めてきた翡翠のいろ。
 ある程度、その主の言葉の意味は、察していた。]




答えろ。リヒト。

オレを――サリスを。これから、どうしたいんだ。

[かつての少年は、俯いたまま、その未来を、問う。**]


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

sakanoka 2013/02/09(Sat) 04時頃


[名を呼ばれ薄っすらと濡れた翡翠がサリスを見遣る。
力を失いくずおれる少女の身体を片腕で支え
己も膝を折り血だまりの中、そっと少女を寝かせた]


 ――…なんだ。
 グロリアに興味があるのか?


[妹の名を聞けば怪訝そうに片眉が跳ねる]


 妹は兄が人狼だとは知らない。
 獣の姿を見せた事は一度もない。
 知られれば、喰らうより他ないからな。


[血をわけた双子の妹でさえ、見逃す心算ないと告げる]


[答えろ、と言うサリスの聲が血の酔いから醒ますよう]


 ――…莫迦だが、そう、鈍くもないか。


[知性の色灯る翡翠が俯く彼をじ、と見据える。
言った事を覆しはしなかった]


 はじめて出逢ったあの月夜から
 「サリス」は私にとっては特別な存在だ。
 もう二度と逢わぬだろうと思ってはいたが
 お前の見せたあの貌も、耳朶打つあの声も
 忘れた夜は、なかった。


[其れを吐露するのも、獣の気まぐれではあるが
相変わらずといった風情でサリスに偽りは混ぜず]


 これから、か。


[ぽつ、と呟き、柳眉を寄せる。
逡巡するような躊躇うような間があいて]


 サリス。
 お前はこれからもそのまま在れば良い。
 逃げる事を望んでも、逃がしてはやらぬ。

 命尽きるその日まで私の傍に在れ。


[命尽きるその日まで。
たとえ壊れてしまおうとも。
傍らにあることを望むと答える聲は酷く傲慢で**]


【人】 露店巡り シーシャ

[その時傍らを通り過ぎた気配>>58。その眼差しをほんの淡く感じるも、顔を上げることはなかった。
 やがて耳にする感謝の辞は、何時かメアリーとふたりでシチューを振る舞った時を思い出させるものだった。]


――――…、

[目で見ずとも、血の滴が、裂かれる衣が、咀嚼の音が耳を突く。
 胸の内に渦巻く重さは、やはり人の身であるが故。
 それでもこの少女が肉を糧とし、かの男が血を味わうを。
 其処には無駄などないのだ、とこの人間の男は想う。]

(61) sakanoka 2013/02/09(Sat) 19時頃

[水音を立てる舌先。その主が血だまりの中に横たえた少女の身体。その様を見ることも、向けられる瞳のいろも見ることもなく、男は俯いたまま――。
 返ってきた答えに、頷くでもなく微かな息を吐いてから。]


興味、っつか。
一緒の、家族、なのに、何も知らねェんだ、って。
あんた に、似て、賢そう、なのに……。

[詰りそれ程にまで隠し通そうという意思なのだろう、と。
 譬え「家族」であっても、と――。男はそう思う。
 そしてそれにも関わらず、此処には「見逃された」人間がただひとり居る。]


[その気紛れが、意識に触れた時
 その時に漸く、サリスはゆっくりと面を上げた。]


馬鹿か。
ンな顔見て、酷ェ声聞いといて、特別、とか。
……趣味悪ぃ、わ。やっぱ。

[憔悴したままの瞳が、じっと見据えるその瞳と合う。
 その翡翠に愚鈍のいろは無いと感じた上で、力無い悪態を。
 ――けれどその翡翠は何処か、薄らと濡れてさえいるよう。]


[返答には、確かな間があった。
 力ない瞳は、それでも確と、リヒトを見ていた。]


は、ざまァねェ、わ、

[「そのまま在れば良い」。その言葉の裏に有るスタンスはサリスには覚れない。
 ただ、死するまで彼に囚われること。それは察した。
 人狼に与して人々を死なせた身には、まるでお似合いの末路。
 その中でまた、このうつくしい男は苦痛を与えてくるのだろう。
 ……そう、思いつつも。]


好きにしろ。
―――…さいごまで、居てやる、よ。

[この傲慢な男の――ひとりに慣れたと言っていた筈の男の。
 その傍に在り続けること。それを、受け入れた。]


【人】 露店巡り シーシャ

[食餌の終わりを告げた後、先に出ていく旨を告げるミドル>>60
 「お二人」という言葉に、あかいこえの遣り取りはおそらく彼女にも聞こえていたのだろう、と思考は過る。
 もはや対峙する意思も姿勢も無く、リヒトの前に膝をついたままのサリスは、去る者の姿を目で追うでもなく、]



……………、

[血濡れの娘に、最後に小さく別れの「こえ」を。]

(62) sakanoka 2013/02/09(Sat) 20時頃



悪ぃ。
首に傷、付けちまって。


……屋台の約束も、できねェかも、な。

[彼女と対峙する意味を失ってしまったが故の。
 そして再び出会うこともないかもしれない故の、小さな謝罪。]


【人】 露店巡り シーシャ

[斯うして部屋にふたり残されてから。
 視線がふと向くのは、あかいいろ――少女の骸。
 無残だと人はその有様を言うのだろうが、この男には解る。
 その安らかな寝顔が傷つけられずに残されていることが。

 ――それでも、それはもうただの骸でしかない。
 代わりに最後に見た微笑のような、眩しい、優しいような。
 そんな漠然とした何かを、近くに感じていた。]


そういや。
お前の「秘密」、何だったンか、聞いて無かった。

[その声も>>-160、その思いも>>-159知ることは無く。ふとごちていた。]

(63) sakanoka 2013/02/09(Sat) 20時頃

【人】 露店巡り シーシャ



なァ、メアリー、


……いや、やっぱ、良いわ。

また「逢えた」時に、教えてくれ。

[それまでの間は、かの男の腕に寄り添い続けよう。
 その腕から離れていった時、かの少女の手を――。
 どの位先になるかも判らない、近くて遠い、約束。**]

(64) sakanoka 2013/02/09(Sat) 20時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

sakanoka 2013/02/09(Sat) 22時半頃


シーシャは、オスカーのしっぽをそーーーーーっとさわってみた。どきどき

sakanoka 2013/02/09(Sat) 22時半頃


 嗚呼。


[終わりを示す言葉に短い応え。
ミドルの考えを聞けば頷きを返す。
メアリーの願いを彼女も聞いていただろう。
再度、それを口にするのは無粋と飲み込み]


 生き延びて――…
 二度とこのような事がないよう祈るよ。


[同胞の無事を願う聲をエントランスに向かう背に投げた]


[双子の妹に関しては何か思い出したように、笑った]


 賢い子だからこそ、言えはしない。
 兄とはいえ人狼を野放しにすればどうなるか知れるから
 思い悩んだ末に人狼を退治しようとするだろう。
 家族を守るためにそうする、と、
 幼かった妹がそう言っていたからな。


[家族なのに、とサリスは言う。
家族だから、とリヒトは思う。
人である家族の前では獣である己を隠し人である振りをして
同じであるよう偽らなければその形を保てないのだ、と]


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