46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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[ 男はそこで、薄く目を開いたまま意識を手放した。
何度も射精して枯渇した筈の男根だけが、雄々しく存在を主張していた**]
(153) 2011/03/16(Wed) 15時頃
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――……ジョンソンです。
ジェルマンさんの件ですが、ある程度火消しは終わりましたので。
彼女の様子を見るに、貴女が関与したことを口外しないかと。
今から彼女を私の部屋に呼びますので…
後の対応は、お任せ致します。
[グロリアへそう告げると、電話を静かに切った]
―タバサが入室する前―
……あぁ、そうだ。
よろしければ……ジェルマンさんの弟…アダム君、だっけ?
彼も、院長がこちらへ来る際に連れて来てくれませんか?
車椅子にでも乗せて。
えぇ、薬の影響はまだ残っていますが……
重症患者とはいえ、動けないだけですから。
[グロリアへの電話の際、最後にこう付け加えるのだった]
……まさか、「お兄様」もこの病院にいるんじゃないだろうな。
[整理中、すれ違った瞬間に、とても嫌そうな声で囁いた]
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[ 抵抗の怒号が聞こえても、浮かんだ笑みは消えない。 離れようとする力が弱まったと見るや、引き寄せて舌先を滑らせた。丘を越え、狭間をなぞり、尾てい骨を押し、背筋を舐め上げ……男に愛撫を施すのは初めてだったが、嫌悪は湧かない。クスリはただ、男の快感を得たいという衝動を後押しするのみ。 脇腹に、内出血の薔薇を咲かせた所で、ミッシェルの声が部屋に響いた。 驚きに、思わず食い込む程強く尻肉に歯を立てる]
(210) 2011/03/16(Wed) 22時半頃
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何で…………
[ 一瞬正気に戻った褐色が"光"を映す。
"好きな人"――――]
(オレ、か――?)
[ 急激に訪れた絶望に、乾いた笑いが込み上げた。
どこで間違えてしまったのだろう。
もっと早く、想いが同じと分かっていたなら――…… ]
は……はははは 、は……、
(211) 2011/03/16(Wed) 23時頃
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"してる"のは、オレの方だ。
分かれよ。――オレはもう、お前に撫でられるより、セックスのがイイんだよ。
[ 見せつけるように舌を動かす。 視界から、彼女を追い出して、イアンがテッドに準備を施すのを見つめた]
マンコは女によって具合が違うけどよ、ケツはどうなんだろうな? 同じ男でも違うモン?
[ イアンに聞きながら。テッドの抵抗に混じる喘ぎに興奮し、待ちきれないとばかりに手が自らに伸びる]
あぁ……!
[ 快感の溜息が零れた]
(212) 2011/03/16(Wed) 23時頃
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居ないわよ。
今は、ね。
[その眼には一瞬だけ、暗い翳が浮かんでいた。]
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帰れよ。 ここは、お前のような綺麗なお嬢さんが来るとこじゃねえし、お前の知ってるドナルドはもうどこにもいねえ。
さっさと帰って、
[ ――決別の言葉を]
…………幸せに、なれ。
(忘れろ。オレの事なんか)
[ 目線は彼女から逸らしたまま]
(214) 2011/03/16(Wed) 23時頃
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ケツほじられてヨガるせんせーも可愛いぜ? 普段真面目ぶってるヤツ程箍が外れたらすげえっての?見てるだけでクる。
[ 倒れかかる身体。 ベッドに縫い付けられた不自由な身体でも獲物の上半身が近づき、一層息を荒くした。 自らのカウパーに濡れた手で腕を取り、白衣を捲って脇の下に顔を寄せる。すんすんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐと、汗でしっとり湿ったシャツの上から舌を押し付けた。
男は知っている。 "スイッチ"が入った状態では、"擽ったさ"が"快感"に変換される事を――]
うまそうな匂いだな。
[ 匂いを嗅ぎながら、シャツに唾液の染みを作る。 男性の性感帯が脇にある事は知らない。本能の行動。 最早、ミッシェルの事は考えず、目の前の男の尻穴にぶちこむ事だけが、脳内を占めていた]
(224) 2011/03/16(Wed) 23時半頃
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[ イアンの許可の声に、歓喜の笑みが浮かぶ。 脇の下から顔を離し、両手で尻たぶを乱暴に掴んで左右に引いた]
いっただっきまーす。
[ 場に不釣り合いな程明るい声色を出すと、晒された窄まりに、己の剛直を埋めるべく、掴んだ両手を下に下ろした]
(229) 2011/03/17(Thu) 00時頃
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…………。
そうか。
[翳る表情を眼に留める。
それだけで察することは出来て。
複雑な感情を抱いて、すぐに眼を背けた]
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[ 脳内からミッシェルを追い出す間際聞こえた罵倒に小さく呟く]
……ほんとにな。 だからもう、こんな馬鹿には構うなよ。
(230) 2011/03/17(Thu) 00時頃
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……構わないわ。
お兄様の痕跡が、まだこうしてあるのだから。
[それはとても、空虚に響いた。]
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[ 肉茎が熱く堅い肉を割り開く]
うわ……あっあっあっ……!
[ 余りの快感に、上ずった声が出た。 イアンの裡とも異なる、千切られそうな程締まる裡。 みちみちと沈められる音が聞こえた気がした。襞が意思を持っているかのように男の肉茎を抱き締める。 その快感に酔いしれていたら]
はああっ?!
[ 突然小刻みに震える何かが自分の中に入ってきた。 小さいそれは排泄時のような快感を男に与え]
んんッ!
[ 精液を出さないまま軽く絶頂に至る。 便が逆流するような、ぞわぞわとした快感が腸をかけ上がる。 絶え間なく与えられる振動に、口から喘ぎが漏れた**]
(241) 2011/03/17(Thu) 00時半頃
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これで良いですか、ジョンソン。
まったく……私を使おうだなんて、一つ貸しですよ。
[ため息交じりに、彼にだけ聞こえるように呟いた]
有り難うございます。
…まぁ、先程毒香を隠滅した件で…チャラにしてくださいよ。
[申し訳なさそうに呟いた]
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