人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない、から。

なかないで。
わたしが、いるわ。*


[ 半ば平然と“人が人を殺めようとしている”状況。

これを何と呼べば良いというのだ。


 瞳と瞳が交差する瞬間。
 馴染み過ぎた声が囁くのだ。]


 『 きみは自らの正体を知った。雪男なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていかなきゃ。 』

[けらけら。


瞳が笑む。
一瞬。ほんの一瞬だけ、無意識。]


  俺たちは、悪く、ない。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

よっこい……せ、と。

[少しの距離運んだだけだったのに、すっかり身体は冷え切ってしまった。
寒いと身を震わせて、寝台に寝かせた遺体に布団をかける。]

あー、電話か!そりゃいいや!
詰所に連絡してくれよ。
すぐには無理でも、止んだら来てくれる、だろ。

[自分とこにはないから忘れてたが、そんな手段もあったのか、とケイトを促し…

受話器を持った彼女の反応に、首をかしげる。]

…おい、どうした?
まさか……

この吹雪で、電話線も逝かれたか?

(120) 2015/05/28(Thu) 01時頃

ヴェスパタインは、壊された電話に、流石に絶句した。

2015/05/28(Thu) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……えげつねーな。

[流石に頭抱えた。如何あってもここを孤立させようという魂胆か。
苦虫三万匹位噛み潰した後で、小さく深呼吸。
……奴らのペースに乗ってはダメだ。冷静でいなくては。]

取り敢えず、あったかくて甘いもんでも腹に入れて、それからどうするか考えようぜ。
一旦落ち着かなきゃ、いい考えも浮かびゃしねぇ。

[ともかくまずは身体を温めたかった。そうじゃなきゃ、自分まで彼みたいに凍ってしまいそうな気がして。**]

(123) 2015/05/28(Thu) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/05/28(Thu) 01時半頃


[収まらない震えの理由は、どうしたって口に出せなかった。
凄まじい動悸。心臓の音が、二人に聴こえてしまうんではないかって、不安と焦りで胸が詰まる。

断ち切られた電話線を前にして、呆然と立ち竦んでいた。
どうして──どうして自分は、その光景に見覚えがあるのだろう。

甘い囁きが耳の奥でせせら嗤う。
『 君は、自らの正体を、知った 』。


明け方、何か厭な夢を見た。
それは、紛れもなく夢だと思っていた。今だってそう思ってる。なのに。]


  (ねえ。どうして──そんな瞳で、わらうの)


[背後の彼の瞳が。
時折、ほんの一瞬、責めるように、嘲笑うように、歪むのだ。

まるで早く目を覚ませと、急かすみたいに。]



[ 殺さなければ、殺される。

ここの人たちと見つけ出して、話を
交えられるのは当然思えなかった。

いつもなら、“いつも通り”ならば、そんなこと否定してやるのに。]


  …ケイト、ドロテアさんと先生の話、聞いてて。

[ 直接口にしなくても。

こうやって目と目が合っている状態ならば、胸の内で唱えられることをついぞさっき知った。

自分と同じ声に窘められている時に、何と無くそんな予感がしたからだ。

勿論気のせいかもしれないけれど。
こんな時に自分の知らないことがあることは不安だから。
踵を返す前にそっと、囁いたのだった。]


[どちらにしたって、自分達を追い詰める存在は、]


  [ ────殺すしかないのだ。 ]


[『わたしたちが、生き延びるための、方法が。』]


  『…ケイト、ドロテアさんと先生の話、聞いてて。』

[音を介さず頭の中に響く声。
立ち去る間際の彼の目が、自分の眼球のもっと奥を見詰めているのが分かる。
自分と彼の思考が繋がってしまっている。
それが『どういう』事なのか、少女にはもう分かってしまっていた。

時折脊椎を駆け上がって、強制的に介入する、他人の意識。
それがおそらく「雪鬼に憑かれる」という事なのだろう。
つい先刻まで夢だと思っていた全ては、おそらく曖昧になった記憶の断片で。
認めたくはないけれど、すべて、現実に起こった事なのだ。]

  ねえ、……シメオン。

[その場を去った彼に、囁いてみる。届くのかどうかは分からない。
けれど、どうしても、どうしても、不安に思う事があった。
本当は駆け寄って、彼の瞳を見て確かめたい。けれど、そうすることが今の状況を悪くするのが分かっているから。]


  あなたは、私の声を聞いてるあなたは、『シメオン』なのよね?

[私が知ってる、私を知ってる、あなたなのよね?

祈るような気持ちのその問いに、果たして答える声はあったのか。]**


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

アリーニャ…?

そして君も、なのか?

[他所から来た娘の言葉は、単なるあの肉団子への感想としか聞こえてなかったから、意外だった。]

…いや、待て。
いくら運命に導かれたとかだとしても、

いや、それなら尚更だ。
同じ力が二人も、とか……。

[考え込む。どちらかが嘘を?
昔馴染みを信じたい気持ちもあれど、この季節に突然帰ってきてこれ、とは。
……それを言うなら、メルヤとかいう娘さんの方が、もっと素性が怪しすぎて。]

……ああ、構わない、けど。
[暖炉にあたりながら、ジャム入りの紅茶を口にすれば、ドロテアさんからの誘い。
うなづいて二人、席を外す事になる。**]

(149) 2015/05/28(Thu) 16時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/05/28(Thu) 16時半頃



[ 殺さなければ。


脅迫概念のように頭に渦巻く一文字を打破する声があった。 ]


  俺は、……俺だよ。

[大衆の前で言葉を浴びせながら、胸の内で囁く。
意図などしていないのに掠れた声色は自分の精神状態に影響しているのだろうか。分からない。]

  ………なぁ。

[ ケイト。


あれ程、馬が合わないと思っていた人物に呼びかける声は情けない。]



  お腹が、……空いたんだ。


[何でだろう。

絶望に呟きは溶けていく。
やり切れなさの混ざった囁き。

虚栄心の合間に潜り込む思考は爪先から忍び寄り、嗤った。]


  『 キミの聞いた“おはなし”を教えてよ。

    今日は誰を仕合わせに仕立ててあげよう? 』*
  


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[人払いをした、三人だけの一室。
ドロテアさんの真剣なまなざしを受け止めて。]

…俺が知ってるのは、ガキの頃に耳にタコができるほど聞かされた御伽噺くらいさ。
能力者…って奴は、正直初耳だったが……

[参ったね、と頭を掻く。
余所者や子供たちばかりの中、頼れる大の大人は自分だけ、と。
自分にはなんの力もないけれど、それでも村を守り、女子供を守らねばならない。その思いだけが緊張感を持続させて、いまだ冷静で居られている。
そんな立場でなければ、世話になった知人の死にこんなに落ち着いてなどいられなかっただろう。]

(185) 2015/05/28(Thu) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…あぁ、俺は信じる。
お喋り好きなドロテアさんが、そんなに慎重に考えて人を選んで…ってことだしな。

そうなると…、余所者だから、とかそういうのも関係ない。むしろ、そう考えがちなところこそ危険かもしれんね。
人間は自分がかわいいし、その次に身内がかわいいもんだし。

[そこらから紙とペンを拝借して、ドロテアさんの話を書き留めつつ]

何か知ってたらしいパルックさんが、もっと裏付けになるものを持ってりゃいいんだが…その話は共有した方がいい。誤解で誰かが手を汚してしまう前に、な。

(187) 2015/05/28(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…あぁ、能力者は三人。
そして、三種類ってのはリーニャが言ってたな。
其処も俺は、引っかかってた。

そうなのに…二人も同じ力が居てラッキーとか、思う…か?
[能力者の人数に関してのところから、次のメモ用紙に移りつつ。
その辺の疑問を問いたださねばならんか、と心に留める。
あとで探りを入れてみるか。

彼らが自分の【能力】について、どこまで理解しているのかも含めて。]

(188) 2015/05/28(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…ドロテア、さん?

[三枚目に入ったメモ用紙から目を上げ、彼女を見返す。]

それで…パルックさんの様子を見て、そんなに驚かなかった、のか。

死体を見る前に、魂を見ていた。
だから、死んだことを知ってた。

…そう、だよな?

[悩む。…その話をどうするべきか。
直接見つけられる訳では無くても、雪鬼だと思って殺した奴が合ってたかどうかを知れるというのは貴重。
それ故に、みなに知られれば彼女を危険に晒すのでは?

やや長い沈黙。ペン先はぐるぐると所在無げな落書き。]

(189) 2015/05/28(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

霊が見える、というのを知らせるかどうかは、慎重に考えてほしいな。

出来るだけ死にたくないなら、黙って目立たないようにどこかに隠れてほしい…ってのが正直本音だ。

けど、ケイトちゃんがそうだったら黙ってる意味はもう無いし、雪鬼を退治するためには貴重な情報だ。
…命がけでも、村を守れる覚悟があるなら。

無理強いは出来ないね。
俺が代わりに霊媒のふりをしても構わないけど、バレた時にみんながドロテアさんを信じてくれなくなるかもしれないし…

(190) 2015/05/28(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…あと、さ。

俺がそうだったら、ってのは考えなかった?

俺も、ケイトちゃんも。

[ドロテアさんの目を覗き込む。その心の中を知りたくて。]

一番初めに見つけたのはケイトちゃん。そこに駆け付けたのは俺。

第一発見者って、割と疑われたり、しない?
ちっちゃい頃から見かけてた子だし、疑いたくはないけどさ。

(191) 2015/05/28(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

とりあえず…
俺はもう少し、パルックさんのとこ調べてみるよ。
何かもっといい手段の手掛かりがあるかもしれない。
雪鬼を見つけ出して殺すための。

[一枚目と二枚目のメモをケイトに手渡し、三枚目の【ドロテアさんは霊を見る能力者】のメモは、コートのポケットへ。]

雪鬼についてと、能力者が複数はありえない…ってのは、ケイトちゃんとドロテアさんの二人で伝えて。

霊が見える…ってのは、伝えるかどうかはドロテアさん次第。
俺としては、ドロテアさんをそんな危険に晒すのは、あんまり気が進まないんだけどな。

(193) 2015/05/28(Thu) 22時半頃

  『 ────みつけたわ、「あなた」。 』


ヴェスパタインは、一人でその部屋を出て、パルックさんの眠る部屋へ。

2015/05/28(Thu) 22時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/05/28(Thu) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

さて…
[亡き主人の眠る部屋は、暖房も消されて寒い。
コートの襟を立てて、書棚や帳面を引っ張り出す。

何か手がかりを。せめてドロテアさんの言葉を裏付けられる何かを。

探しながらも疑念が浮かぶのは、やはりアランが口走った言葉。]

…能力者が、自分以外にも能力者が居ることを喜ぶ…?
[メルヤが能力者だと思われたことは誤解だったとはまだ知らない。
たった一人しかいなければ、そりゃアランが本物だろうけれど。]

何故、偽者だと思わなかったんだろう……

(201) 2015/05/28(Thu) 22時半頃

[ざらざらと思考のノイズがまた背後から忍び寄る。

能力者。邪魔者。
目の前の洗濯婦を見詰める視界が赤く染まってゆく。
最初の頃のように、割り込まれたという感覚は無かった。混じり合い、端から、溶け合っていく、感情。]

  『 能力者は、ご婦人よ。
    ──でも、ね。小賢しい、せんせい。
    コレも、生かしておいては、きっと邪魔だわ。 』


[とろとろと、蜜のような甘さで謳う声。
どうする?「あなた」の、望むまま。

けれど、ざらつく獣の感触は、ふいに聞こえた弱々しい声に一瞬で霧散した。

ケイト。名前を呼ばれる。お腹が、空いたんだ。

なんて悲しそうな、やり切れない声。
空気を震わすことなく伝わる筈の声なのに、少女の唇が戦慄く。シメオン。]


  (……私は、お姫様なんかになりたいんじゃ、ない。)

[彼には伝えない言葉と、決意。]

  あなたは、どう思う?
  真実に一番近い誰かに──今夜、『会いに』いきましょう。

[それが、彼女の意思で吐かれた言葉だと知るのは彼女だけ。]*



[ そう。

“何も知らないふり”をしている。 ]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

これ…かな?

[あちこち探して、見つけた古い帳面。
中身をぱらぱらとめくり、その筆跡と遺体が握っていたメモとを見比べる。

中に書いてあるのは、かつてこの村で起こった雪鬼事件の顛末。

知り合い同士、血縁同士の、殺しあい殺されあった凄惨な記録だ。]

(218) 2015/05/28(Thu) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そこに書かれていた形式に従って、

白紙の帳面を掌に入るほどに小さく破いて人数分、パルックさんのものだったシルクハットとかつての記録の手記とを手にして、酒場へと戻る。]

(222) 2015/05/28(Thu) 23時半頃

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