人狼議事


20 Junky in the Paradise

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 そ……


 そう。

 さ──、サイモン、だよ。

[たとえ、問いに答える間が空いても、
 それを友人と信じる男は、
 己が思い込みのままに、肯定を返す。]


[悪魔と呼ばれて笑う彼女から、
 友人に渡される甘い砂糖の結晶。
 もしも、蹴散らそうとするなら、
 出来たかもしれないけれど]

 ……

[羨ましげに口を引き結び渡された飴を見遣りはしても、
 想いを託されたモノをサイモンから奪い取りはしない。]


[友人へのせめての義理立てなのか
 歓ぶ彼女の邪魔をしたくないだけなのか
 いつもの臆病風なのか、
 奪うことへの恐怖心からなのか
 それら全てなのか。

 蓋をされた感情の箱は、開けられないまま。
 ただ、マーゴからサイモンへと渡されたものは
 男の意思で荒らされることはない。]


[名を呼ばれて悪魔と称された娘を硝子越しに見遣る。
 天使と呼ばれても首を曲げるぎこちない動きは人形の様]

『もっと』…

[眼に見えない不安と入り混じる恐怖は、
 ──けれど、目に見える微笑に融かされる。]

 も、っと。

[途方に暮れたようだった表情は、
 ぎこちない愛想笑いに成り代わり、
 親しげな呼ばわりは──自然と頬を緩ます]

 ま、…マーゴが、望むな、なら。
 い、いくら、で、でも。

[手に力が篭れば、握る缶に残ったあぶくが
 だらだらと指の間を堕ちていく。]



 だ、…誰が、い、いい?
 誰が、み…みたい?

 女王さ、さまでも、
 異人さん、で、でも、
 女の子、でも、
 薬屋でも。神父さまで、でも。

 だ…誰でも、

[──壊せるよ。と、横に口を引っ張る歪な笑い。]


[そうして、逆の問いかけに、首を傾いで]

 ……だ…

[酩酊した目で黒髪の向こう側を
 見回す広間。]

 だ、誰が……

 ……だれが、


  気に入っ……、た?

["お気に入り"を尋ねる声。広間に蠢くものは、
 どれも──特別に為りかねない"自分以外"の恐怖。]


【人】 見習い医師 スティーブン


 お、踊り、踊りは、
 …に、苦手、だ、だから

 女の子たちに、わら、笑われちゃう……

["せんせい"と、アリスの真似をする
 少女めいた女性の呼称が耳に届いていたのかどうか。、
 
 いつぞやにホリーへ階段下で話した言葉を
 なぞるように繰り返す。]

 さ…さい、も、ン?

>>51 振り返り、手と手を繋ぎくるくると踊るように見えるホリーと後ろに崩れたそれを数回、見比べる]

(62) 2010/07/08(Thu) 23時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 23時頃


 アナタなら誰がキレイだと想う?

[主観的な自分の目に写る世界のままを愉しげに囁く。
スティーブンの笑みに歪む口許。
其れすらも今はとても幸福そうにすら見える]

 誰…?

[快楽ばかりを貪るから肉体や持ち主に対する執着は薄い。
頤に指を添え考える間は、
たのしい遊びのプランを練る子供のよう]

 そうね…

 女王様に噛み付いたイヌと遊んでみたいな
 今はサイラスに飼い慣らされてるけど

[割り込む程の興味もないのか言い残して、
向かった先は結局ヴェラの元ではなくヤニクの所。
其れすら喉の渇きからデカンタを求めて]


【人】 見習い医師 スティーブン

 わ、ワイン。

 そ…、そんなにかぶったら、
 も、勿体無いよ。

[前後を見比べてみるも薬に濁った脳は、
 現実を正しく伝えない。

 赤に塗れて床に倒れているのが誰か。
 首の根を曲げて時計の傍に倒れているのが誰か。]

 ね、ねえ?

[倒れている者は、他にも見える。時計の陰に"倒れて"いる相手にそう訊いて、ビールで濡れた手を舐め、
 殆ど空になったひしゃげた缶はそのあたりの床に転がし]

(68) 2010/07/08(Thu) 23時半頃

 サイ…ラスとか、
  へ、へクターとか……
 ほ、ホリーと、とか……

[お気に入りを尋ね危惧するように名を挙げるは
 マーゴが身体を与えた相手の名。
 けれど、彼女が持ち主に興味が無さそうであれば、
 軽く、ほっとしたように息を吐いた。]

 そ…そうだね。

 あ……、遊び相手な、なら。
 い、いいんじゃないかな。

[女王を押し倒したイヌを彼女が望むなら、
 去り際に同意するようにうん、と、頷く。
 気概のない男には、無邪気な子どもを窘めるも叱るもできず、
 ──嫌われることを恐れて、ただただ甘やかすだけ。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 の、喉……
 あ。

 お、お腹も、す、すいたな。
 ピザとか、な…ないの?

 パ、パイでも、いいなあ。

[ぺちゃぺちゃと指に絡んだビールを舐めとり、
 他に飲み物か食べ物はないか、と、見回し──]


 ぅ わっ

[そのあたりの床に横倒しになっている
 大柄な障害物に、蹴躓く。]

(72) 2010/07/09(Fri) 00時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[踊りの下手な男は、
 たたらを踏んで、
 さらに、
 ヒトとモノの間を駆けていく、
 踊る娘足を踏まれて>>70

 あたっ…!

[べしゃ。と、うつぶせに倒れこんだ。]

 い、た、た。


 …う… な… 何して、あそ、遊んでるの?

[転げた鼻先に濡れたチェス盤>>73。鼻で嗅ぎ取るのは、アルコールの香り。御伽噺を語る口調で話し続ける肌の色の違う青年を見上げて問いかける。]

(74) 2010/07/09(Fri) 00時頃

 い、イヌと、な…仲良くしてる、
 薬屋、さ、さんの方で、でも。
 ぼ、僕は、い、…いいけど

[サイラスの事を口にするのは、デザート。の誘いかけに本能的な危機感でも感じているせいなのか。消極的な提案。]


 何、して──…遊ぶ、のが、いい?

[ヤニクに尋ねたのと──似た問いを、小声で尋ねる。]


 サイラス?

[同意を示したスティーブンから遠慮がちにされる提案。
不思議そうにスティーブンを見詰めるもあったろう]

 サイラスでもいいわよ
 でも…
 折角アナタを気に入って呉れてるみたいなのにイイの?

[スティーブンの本能的な危機感とは真逆の発想から、
逆に彼へ問うも相手を限定する程の執着はなく反対もせず]

 白の反対は赤らしいし
 赤く染めるのもきっとキレイ

 人肌は温かいけど
 内側はもっと温かいかな

[問い掛けに囁く声は内容と裏腹にうっとりと、
冥い瞳はスティーブンを捉えずに其の光景を想ういろ]


 デ、デザートには、アシがついてて
 食べごろを、は、はずすと、
 に 逃げるのは、あ あっという間だ だし

 た、食べられないままの方が、
 味を想像して楽しむ余地が、
 あ、あるってことも、な、ないかな。

[ぐじぐじと食べる機会と味について連想したような繰言。
 食べたがりが機会を逃して、食事と遊びの時間が逆転するなら食べられなくても構わない、との答え。]

 あ…赤、赤がイイ?

 あった、温か、温かい。
 う、内側に、触れるには、な、何がいるかな。

[うっとりとするマーゴを見上げて、
 男は、彼女の"遊び"についての必要を考える。] 


 遊ぶなら…

[ up ]
 [ up ]
[ up ]

 キモチイイコト
 タノシイコト

[高揚感と幸福感が溢れて、
囁く声は踊りだしそう]


【人】 見習い医師 スティーブン

 き、…キング?

[称号を贈られるが自分と思い至るまでに数秒、
 さらにその理由に異たるまでにさらに数秒。
 キングならぬスティーブン・ケリーは黒い眼を瞬かせ、
 零れたワインが顎先を濡らすも構わずに頬を床につけ]

 ヴェ、ヴェラのじょ、冗談だよ。そ、それって。

 ぼ、僕は、
 しょ、小説は、か、かけないよ。

 王冠は、ど、どこ?
 
[何処までを認識しているのか、
 マーゴとヤニクを見比べて眼を瞬いた。]

(83) 2010/07/09(Fri) 01時頃

 若しかしてサイラスに食べられるのがコワイの?

[言い募る様子に余程に食べられたくないのかとも考え、
至る結論の声はけれど酩酊中だから嘲りは含まない]

 デザートになりたくないなら
 彼をデザートにしてしまえばイイじゃない
 遊びも食事も一緒に出来てお特だし

 其れにサイラスなら―――おいしいわ

[断定するのは自らが味わった彼を想い出すからで、
必要な物を問われると想い巡らせる]

 デザートを食べるのに必要なのはナイフとフォーク?
 スプーンもあれば完璧ね


【人】 見習い医師 スティーブン

[悪友に強烈に抱きすくめられる危機は、
 本人も知らぬ間に、
 ホリーが足を踏んだおかげで回避されていた>>80

 遊んでいた二人を見比べていれば
 目の前に置かれるルーク。

 真っ直ぐにしか進めない猪突妄信の駒。

 それから零れた雫がぱちゃんと跳ねて
 透けるあかいミルククラウンが現れてすぐに崩れる。]

 ど、どこかに、おい……
 置いて、
 き、きちゃったの、か…、かな。

[舌を出して、ルークの駒を引き寄せ、かちりと歯で噛む。]

(93) 2010/07/09(Fri) 01時半頃

[駒を口に含めばアルコォルが口内から匂う。]


 …… こ…、怖く…は、な、ないけど

[もとより男同士を楽しんだ経験も趣向も無く、
 へクターに抱きすくめられるも嫌う痛みに通じる記憶。
 やわらかい方がいい、と、ぼそぼそと呟く否定。
返す答えには、誰にでも見透かせる強がりが滲む。]


 お、おい…しい?

[断定と示唆に、飴玉を舐めるように、
 ルークの駒を口の中で転がし、顔を上げて]


 た 食べられたらなくなっちゃうから、
 … 食べる方がいい、な。


 さっき、う、動いて、
 お、お腹も空いてきたし

 な ナイフに
 フォークに
 スプーンな、なら、

 ──キッチンに、なら、並んでるね

[腹がすいているのは事実なのか、空腹を宥めるように、口の中でルークの駒を転がしながら、地面に手をついて身体を起こした。]


 ふふっ
 怖くないなら食べて見せて?

[強がりの気配を感じてか愉しげに囁いて挑発するも、
趣向が違えば其れは難しいかと考えもする]

 そうよ
 とてもオイシイの

[囁きの終わる頃にはヤニクの口唇に吸いついたから、
行動を踏まえると誰を指しているのかすら判然としない]


【人】 見習い医師 スティーブン

[胡乱な眼は、ヤニクとマーゴのキスを上目遣いに見上げ]

 …、…、…

[噛み付いたルークの駒を飴玉の様に口に含んで転がし
 うつぶせになっていた床に手をついて立ち上がる。]


 …お、お腹…すい、すいたね。

[キッチンに向かう途中。
 ──ふら。とよれた足元が、
 床に座るヤニクの尻を蹴飛ばして行った。]

(95) 2010/07/09(Fri) 02時頃

 お腹がすいているなら丁度いいじゃない

[空腹の意味はどちらなのかも既に判然としないけれど、
シルバーの在り処を聴けばもう彼はデザートに想える]

 フォークで突いたらにじむの
 ナイフで裂いたらあふれるの
 スプーンで掬えばふるえるの

 アァ―――…きっと 素敵ね


 そ、そう、そうだね。

[キッチンにむけて歩きながら、
 こくりこくりと船を漕ぐように頷く。]

 食卓に上げるのは、い、イヌがいいかな、
 デザート、が、いい かかかな……

 裂いて咲いて
 突いて点いて
 掬って剥いて──

 お腹が、へ、へる……ね。

[かち。かちり。と口の中のルークを噛む。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 …て
 …って…

[ブツブツと口の中で誰に向けているのかわからない言葉を繰り返し、舌の上で口に含んだチェスの駒を転がす]


 ── う、わ、と、ととっ

[歩いている誰か>>96にぶつかりかけてよろめく。
 ぎいぎいと天井の照明が軋む音>>70
 床に零れたワインにビール、
 巻き散らされた液体に、棒つきキャンデー。
 ちかちかと揺れる光をいくつものモノ反射して、
 安っぽい宝石のようにそこらじゅうで煌いている]

(98) 2010/07/09(Fri) 02時半頃

[ up ]
 [ up ]
[ up ]

[快楽と云うご馳走を前に多幸感は強まり、
既に判断力の欠片すら乏しい思考は明晰を極める錯覚。

ヤニクを蹴るを見ても罪悪感を擁かないのは元よりの性質。
けれど更に感じるものがあり冥い瞳の淵で睫毛が震える]

 ふふっ
 アナタが望むなら―――ヤニクでもいいのよ

[スティーブンの行動に嫉妬の気配を垣間見た心地なれど、
嫌悪と云う負の感情も今は沸かず彼の背に囁く]


[ 裂いて咲いて ]
[ 突いて点いて ]
[ 掬って剥いて──]

 嗚呼―――…

[スティーブンの囁く言の葉がふわふわと脳内で踊り、
この上なく上等なご馳走の気配に吐息が零れる]

 お腹が減ってるのはスティーブンじゃない
 アタシに訊かなくてもスキなヒトを食べてイイのに

 聴いてたらアタシまでお腹がすいてきちゃう


 オイシイのはサイラス
 オイシソウなのは犬
 今から味わうのはヤニク

 スキなヒトを食べるとイイわ
 アタシもスキに食べるから

[食べるの意は違えど阿婆擦れは気のむく侭に快楽を貪り、
執着せずも気紛れに誰かのあかを欲するかも知れず]

 …そう云えばホリーは怒ってるのかな
 叱られるのはイヤだわ

[ふと思い出した様に食べ損ねた、
少女の様な外見の持ち主の名を零した]


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