199 Halloween † rose
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[身支度と、知り合いへの挨拶と、受けていた仕事の引き継ぎと。 リーは自分と違っていきなり消える訳にはいかない。 これまでの生活に別れを告げる時間を与えて、その猶予は18日程。
そう急がなくていい。 お前の準備ができるまで待っててやると、それでも薬屋の看板は下げたままだっただろう。
ほんの少しの列車の旅の予定と、次の街の目星を伝えて。 ハロウィンの夜は深けて行く。*]
(@21) mzsn 2014/11/01(Sat) 20時半頃
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―11月1日―
[ノイズ混じりのラジオが吐いたのは11月の日付。 街は急に静かになって、今朝は祭の残り香さえありはしない。
やっと繰返しを止めたハロウィンに、安堵のような落胆のような、どちらともつかないため息をついて、 店の二階、住居用にと儲けた部屋の窓を開けた。]
…アケノシン?
[>>86見下ろした二階の窓の真下。揺れる、見覚えのある頭。 微かな呟きは、異国の彼の元へ届いたか。]
(@22) mzsn 2014/11/01(Sat) 20時半頃
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オイ、好きなタイミングで鳴らせ。
[だから、そう告げるのに一切の躊躇はない。
時計塔の影 ひとつの影が揺れて――]
……で、テメェは結局なんだったんだよ?
[その問いには答えは返らない。
”N”の正体を抱いたまま、秋の気配を吹き飛ばす風に彼女の笑いが乗ってくるだけ。
他にもやるべきことはある。
一度咳払いして、]
クソネコ、”約束”の時間だぜ。
[さて、使い間の返答はいつごろになったか。
落ち合うまでは人間達に挨拶でもしてみようか、と
露天巡りの放浪はもう少しだけ続く*]
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―最後のハロウィン―
[>>107別に、俺が居なくなったって困る奴居ないと思うけどな。 ああ、でも、腕のいい薬屋が閉店したらそれなりに迷惑かもしれん。 それでも、俺自身はこの街に痕跡が残り過ぎぬよう生きて来たつもりだと、10年の歳月を思って寂しそうに笑った。]
…ああ、行って来い。
[>>106笑みと言葉に目を細めて、腕を解く。 別に、ずっと闇の中で飼い殺しにするつもりはない。彼は人で、人には、日の下で輝いていて欲しかった。 コントラストは分かれたまま。それでも、昼と夜の中間の、夕暮れの空間は狭く、狭く。
不意に近づいた距離と触れた温もりに珍しく目を瞬かせて、 悪戯と言って飛び出す背を見送って、見送ってから触れられた個所が唇と気付いたか。
…次顔見たら、ゲンコツの一つでも食らわしてやろう。 口づけられた頬に触れて、暫くは、そのまま。*]
(@23) mzsn 2014/11/01(Sat) 23時頃
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―11月―
[>>111>>112此方を仰いだ顔は笑って居て、不意に彼に伝えるべき内容を思い出し、ずくりと、胸が痛む。
ぽつぽつと言葉を綴る声は弱々しくて、下手をすれば霞んで、彼の存在ごと朝の空気に消えてしまいそうだった。]
…今、そっち行く。
[探していた。怖い。会えてよかった。 そう言って見つめ合ったまま、逸らそうとしない彼の視線を無理やし外して、部屋の奥に引っ込んだ。
古い階段はミシミシ音を立てて、やがて足音は一階の店舗へ。 歩幅は広く、足音はあっという間に扉の前へ辿りついただろう。
店の扉を開けて開口一番は「おはよう」と。 それ以外に言葉が見当たらない。 さて、何からどう、話した物か。
ゆったりとした、11月にしては薄過ぎる服。 覗く手頸や首元は細く、色は、悪い。]
(@24) mzsn 2014/11/01(Sat) 23時頃
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[終の住処に選んだのは、ある片田舎のケアホーム。陽の光がいっぱいに入る大きな窓から、薔薇の花咲く庭が見える。
『手品を見せて。おじいちゃん』
見舞いに来た少女が言う。 微かに震える指先は、もう幾つもの技を喪ってしまったけれど。 てのひらへ、ころりと転がり出るチョコレートひとつ。
『やっぱりおじいちゃんは魔法使いね』
チョコレートを頬張って、満面の笑みで少女が言う。]
(@25) heinrich 2014/11/02(Sun) 00時頃
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[あれから八十余年の月日が過ぎた。 どれだけの年月をかけても見尽くせないほど、世界にはいろんな景色があった。どんなに違う景色の中に生まれても、人の喜ぶ顔と驚く顔は、皆一様に同じだった。 たくさんの友人が出来た。思いがけず弟子を取り、家族同然の人たちが出来た。こうして代わる代わる、見舞いにきてくれる人たちもいる。 とても満ち足りた、穏やかな日々]
(@26) heinrich 2014/11/02(Sun) 00時頃
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[少女の父親と、職員の話は長引いているらしい。少女はいくらか退屈し始めた。
『ねぇ、おじいちゃん。魔法使いと悪魔のお話して?』
またおねだりが始まった。息をゆっくりと吸って、もう何百回と語った物語を話す。 ハロウィンの日に、お菓子を取り合う魔法使いと悪魔。ジャックの呪いに捕まって、大変、一緒に大騒ぎ。 なんとか無事に呪いはとけて、あぁよかった、めでたしめでたし。
『……2人はまた会えたんでしょう?』
神妙な顔で尋ねる少女に、さぁどうだろう、と笑って返す。 子どもだと思ってたこの子も、知らぬ間に成長しているらしい。
『会えたに決まってるわ。だって2人は、』
言い募る少女の口元に指先を立てて、その言葉の続きを封じた。 お父さんの様子を見ておいで、と、少女の退室を促して]
(@27) heinrich 2014/11/02(Sun) 00時頃
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[ひとりになった部屋。雲雀の声が遠く聞こえる。 思い出そうとすればするほど、悲しいほどに記憶は遠い。 時折、夜中に目が覚めて、全ては自分の空想の中の幻だったのではないかと、不安に取り憑かれる日もあった]
あぁ、でも、もうすぐだから。
[そんな日々さえも愛おしい。 サイドボードボードに手を伸ばし、ガラスの器の蓋を開ける。不安になった時の特効薬。いつも買い足して傍に置いた、薔薇の花の砂糖漬け]
待ちくたびれていないと、いいけど。
[もしそうだったら、この花びらで、許してもらおう。 彼は甘いものが好きだから]
(@28) heinrich 2014/11/02(Sun) 00時頃
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[正午を告げる鐘が鳴る。
暖かい日向のベッドの上で。 真っ白なシーツに落ちる掌。
零れた赤い花びらが、光の中で、ひらり、ひらりと…――]
――約束の鐘が鳴る*――
(@29) heinrich 2014/11/02(Sun) 00時頃
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[幾ら月が変わって直ぐと言えど、暦の上ではすっかり冬で、 防寒器具など無い薬屋では、死体は殆ど外気と同じ冷たさだっただろう。
突然飛び込んできた熱>>127をよろめきながらも反射的に抱きとめて、結果抱きしめる形に収まっただろうか。 転んだようには見えなかったが、下手な嘘>>128をそうかと流して、 半透明で無い彼の髪を、優しく撫でた。
そして、小さくため息を一つ。]
…――その、事なんだが。
[>>129言わなくてはいけない。が、口は重く、中々言葉は出て来ない。 こんな物先延ばしにしたって、なにもいい事は無いだろう。 彼にとっても、自分にとっても。何一つ。]
(@30) mzsn 2014/11/02(Sun) 01時頃
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[いっその事、身体と一緒に心まで朽ちてしまえば良かったのに。 戸惑い、躊躇い、淡々と言葉を紡げない自分を酷く呪う。
ただ、悲しい顔は見たくないと、強く強くそう思って。 それでも、その顔を崩してしまう言葉を、紡がなくてはと、]
俺も、 …お前と一緒に過ごすのは好きだ。 ハロウィンのループだけじゃ短すぎる。 もう少し、お前の話も聞いてみたい。
(@31) mzsn 2014/11/02(Sun) 01時頃
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………が、一緒には、行けそうに無い。 すまんな。 先客が出来た。 折角、匿ってくれるっつったのに。
お前とは、 この街でお別れなんだよ。
[緩く抱いた腕はそのまま。 放したら、彼の泣き顔が、見えてしまいそうで。
甘い香りが近い。 それはあの、小さな砂糖菓子の香か。 それとも彼の香か。]
(@32) mzsn 2014/11/02(Sun) 01時頃
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ボス……!
[時は進み、鐘が鳴った。
ハロウィンが終わらぬが故に保留され続けてきた”解雇”宣告も、いよいよ効力を発揮することになるのだろうか。]
分かったよ、ボス。
[シーシャのことを「ボス」と呼べるのも、もう後ほんの少しの間だけ。
さて、いまシーシャはどこにいるのだろうかと、耳を揺らして気配を求める。]
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[>>133 果てのない闇。温かな闇。 無音のそこにひとつ、炎が燈る。
懐かしい声が聞こえる。
目を開くとそこには、あの日のままの姿があった。 記憶の中の霞み繋ぎ止めた像ではなく、鮮やかに、そこに]
………、
[遠く、泣き縋る声が聞こえる。あの少女が泣いている。 たくさんの人を置いてきた。たくさんの景色を置いてきた。 もう一度巡ればまた、あの光に会えるのだろう。
“レイズ”の声が響く]
(@33) heinrich 2014/11/02(Sun) 02時頃
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ちょっと見ない間に、勘が鈍ったのかしら。
[手を伸ばし、耳に、頬に、首筋に、触れて。 胸の上に手を置いて、向けるは挑発の笑み]
アタシの勝ちよ、
[――…ショー・ダウン]
(@34) heinrich 2014/11/02(Sun) 02時頃
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……愛してるわ、シーシャ
(@35) heinrich 2014/11/02(Sun) 02時頃
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[顔の前に人差し指。]
この魂使ってもう一回生物として――寿命も姿もただの猫として生きるか
[今度は中指を伸ばした]
コイツを魔力に還元して、寿命も生態もただの猫じゃねぇ――軽く魔物として生きるか。
[以前、他の下等妖魔から聞いた話は、契約を解除しても、まだ多少の魔力は残る、契約者である人間が置いて死ぬまで、ずっと傍にいられるというもの。
けれど実際には、若干の違いがあった。
その妖魔が、また別な契約形態だったのか、それとも、魔として生きることに躊躇いがなかったのか……今更、知ることなど出来はしないが。]
ボス、おれは………
[悪魔との契約を破棄するということは、思っていたより、ずっとずっと、重い事柄だった。
けれど、決断に、そう時間を有することはなかった。]
おれ、ただの黒猫に戻るよ。
[たとえ、どんな永い時を得たとしても、その先にあるものが永遠の別れであるならば、そんなものに意味はない。
ならば、たとえ短い時であっても傍にいて、いつの日かまた、巡り会うことが出来るなら……]
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[>>156 闇の色が濃くなった。 現し世はさらに遠く、輪廻の光も届かぬ奥へ。
魔に堕ちる。そのことの意味を肌で感じる。 人の身にはおそらく“嫌悪”として映る物。 真っ黒になるまで煮詰めた、混沌と誘惑の香り。
愛しい腕に抱かれて嗅ぐ闇の、なんと芳しいことか]
……ンッ
[また何か言おうとした唇を、自分から迎えに行った。 問答の時間も惜しんで、互いに求めあう口付け。
そして異変はすぐさま訪れる。 舌に絡み喉を焼き、裡へと辿りついた熱の塊。 業火に内側から身を焼かれ、存在を塗り替えられる]
(@36) heinrich 2014/11/02(Sun) 04時頃
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ぁ……っ、 く
[苦鳴が喉の奥から漏れる。 立てなくなりそうな惑乱の中、シーシャの背を掻き抱いた。
もっと、もっと。 ねだる眼差しは浅ましく、とろりと溶けた糖蜜のように。 理性は炎で焼き切れて、ただ“快”を、自分にとっての一番の愉悦を求めて泣いて]
シーシャ……、
[炎は全てを焼き尽くし、ようやっと鎮まった。くったりと腕の中に崩れ落ちれば、額にも首筋にも汗が浮いて、まだ頭がぼんやりする]
あぁ……、まだドキドキしてる。
[強烈な炎の余韻を身の内に感じながら、小さく笑うとシーシャの頬に手を伸ばした]
(@37) heinrich 2014/11/02(Sun) 04時半頃
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[額を拭う手の優しさと、覗く眼差しの苛烈さと。ゆらめくふたつの色に心が翻弄される。 腰を抱き寄せられて、体の奥が深く疼いた]
アタシだってね、ずっとお預けされてたんだから、
[頬撫でる指は口元へと辿り着き、シーシャの薄く形良い唇をなぞる]
もう、我慢なんてできないの。
[情欲の色に染まる瞳で、ゆうるりと笑って見せて]
(@38) heinrich 2014/11/02(Sun) 06時頃
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[名を問う声に、小さく瞬く。 もうずっと長く“華月斎”であったから、その前の名は手付かずの姿で眠らせていた。 必要とされることのなかった、その名前]
ちょっと、恥ずかしいわね。
[あんな口づけを交わしておきながら、名前ひとつで兆す恥じらい。 隠していた全てをさらけ出すような心地。 耳元へと口を寄せ、小さな、声で]
和希。かずき、よ。
[秘密を打ち明けるように囁いた]
(@39) heinrich 2014/11/02(Sun) 06時頃
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[揶揄いまじりの言葉を向けられ、顔にサッと朱が走る]
アンタ以外を相手に勃ちゃしないわよバカ!
[文句を言ったつもりが、どツボに嵌ったかもしれない。 意地悪なはずの眼差しは、見上げれば何故か温かく感じられて、余計に体が熱くなった。
抱き上げられ、寝台へと横たえられる。体に感じる彼の重みが心地いい。 あの頃、けっして踏み込んでこなかった深みへ。迷いなく求められて、心が震えてしまう]
……ぁっ、
[瞼への口づけの後、急な心許なさに身をすくめる。隠そうにも彼の重みで身動きが取れず、体の全てをさらけ出したまま]
(@40) heinrich 2014/11/02(Sun) 18時頃
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アタシの悦びは、アナタの悦び。アタシの涙は、アナタの涙……。
[シーシャを見上げたまま、与えられた言葉を繰り返す。その言葉の響きは、まるで、]
……誓いの言葉みたい。
[ぽつり、零してから、微笑む。目元が滲んでしまいそうだ。 祝福する神もいないけれど、お互いだけを証人にして交わされる誓いの言葉。 胸元に刻まれる契約の印は、奥深く息づいて、ゆるやかに根を張っていく]
シーシャ、 キスして?
[囁いてねだるのは、炎を移すためでも、契約を刻むためでもない、ただ互いを欲する口づけ]
(@41) heinrich 2014/11/02(Sun) 18時頃
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[>>178>>179今後この街に戻る予定は無いし、数年で居所を変える身。 リーと共に行くならばそれも多少は落ち付きを見せるだろうが、それでも、再びこの男と顔を合わせる可能性はゼロに近いのだろう。 住所を送る気も、あまりない。]
…そうだな。 多分、二度と。
[彼と、リーと。何処が違うのかと問うてみても答えは曖昧で、 それでも選んだのは彼では無いのだと、昨夜と同じような温もりと笑みを強く抱く事はしない。 ただ、彼の笑みだけは昨夜のリーの物と大きく違って居て。そして、それを違えてしまったのは自分だった。
縋る男をゆるりと撫でていれば、差し出されたのは11月の菓子。>>180 恐らく彼のクニの菓子なのだろう。異国の珍しい品で、目にした事はあまりない。
押し当てられた欠片を加えれば、彼の指にカサついた唇が触れたか。]
(@42) mzsn 2014/11/02(Sun) 21時頃
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[人の食べ物は、魔にとっては時に脅威に。
ぐずぐずと、 口内を焼きながら溶け行く砂糖を転がすと、]
…うまいよ
[そう呟いて、閉じ込めていた手を離す。
ハッカは魔を祓う。 砂糖と薄荷と、血肉の味をさせて、星は溶けた。 唇を僅か爛れさせて。]
(@43) mzsn 2014/11/02(Sun) 21時半頃
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