49 海の見える坂道
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[暫くしてら、ウェズが戻ってきて
お返事だと、紙を差し出した]
なんだぁ?
字、余りすぎ・・・とかじゃなく
無駄に博識な奴だな、こんなの知ってるのか
[春の歌に、春の歌で返すのはまぁ、道理だが
返歌にしては、意味が繋がってない?
うーん、わからん、まぁいいか]
わーったよ、歌を返せばいいんだろう
朧月 眼閉じたる 石楠花の
奥に燃ゆるは 現世の夢
っと、これでいいか?
あ? 意味が難しい?
いいんだよ、言葉遊びっつーのはそれで
花の意味とか、言葉の意味とか
そういう、博識さが要求されるのが、言葉遊びってもんで
相手がどこまでわかるか、試してるんだから
[ほら、行った行った、とウェズを追い払った]
[道すがら、ウエーズリーは今度は鳩でこちらに送ってきた。
なんでも、彼に手紙を托す他にも鳩にも持たせられるとか。
賢い子だ、と綴られた文字にこきん、と肩を鳴らし]
…俺こっちのは苦手なんだよなー……
[返歌にもならないのは申し訳ない
しかしどうやら意思の疎通はなってなくもなさそうだ
もし考えることが同じなら]
「水国(みなとべ)は唄う宵あり
紅楼(たかどの)で現の如き夢を見て
広寒(月)に遊ぶ彼の知己
手向けるは
白菊玉鉢青蘭金壺
君の望みし人間に
百花満たして疾く贈る」
通じるかな
[手向けの花。空からでも見えるだろう満開の、星のようなそれは。
そして手紙の下に、小さく書き付けた]
「明かりを集めたい
大事な明かり」
[花に例えたランタン。
月にも見える花となろうと]
うわっと、今度は鳩かよ
その内、犬とか猫とかが運びだすんじゃね?
黒山羊さんだったらシャレになんねーなー
[飛んできた鳩から、手紙を受け取りつつ
その鳩を肩に乗せ、少しばかり歩きながら
どうしたもんか、少しばかり考えて]
[ウェーズリーが鳩を出したのは多分…彼も単純に歳だから。
まぁ犬が猫くわえて運んできそうな街なので、
何が手紙を持ってきてもおかしくはなさそうな
いきなり白い大きな狼とか、黒い顔のないお化けとかが運び屋にならないことを切に祈る]
まぁ、そんな事だろうとは思ってたが
何処にどうするのか、わかんねぇし
何と説明したら良いんだろうね
[例えば、灯篭を借りるとして
俺が借りに行ったんじゃ、悪戯するんだろうと言われてお終い
そんな生き方を、悔いた事など一度もないが
困る事が、一切ないというわけじゃないし]
黄昏の 伸び行く影を 踏まずして
思い忘れそ 雪解けたるなら
[まぁ、簡単に訳すと
こっそりやるならいいんじゃないか、と言う事だな、うん]
[宿屋に向かう途中、鳩に襲われた。
俺のパイが目当てなんだろうか。ふてえ鳩だ。
…と思ったら、ウェーズリーの鳩だった]
…犬はやめてもらおう。うん。
[鳩が持った手紙を見る。また少し小首かしげて]
まぁ、そういうこったよなぁ…。
好きに、か。集めて見ようかな。
「零つ星 火垂る光 月の色 水面の光、空に似る」
「星集め手つだって欲しいんだ」
[それだけを紙に書いて、鳩に持たせ]
[ぱたぱたと、鳩が何処からか肩に降りてきて
鳥目のくせに、良く飛ぶなとか
そんな事を思いながら]
本当に大事な事の邪魔は、してないよな
何も壊してない、何も奪ってない
誰も何も、失ってない
[帰りな、と鳩の背を叩いて]
春の宵 馴染み成したる 白波が
刹那語りて 興ずべきかな
[春の間、白波が立つ夏が来るまでの
短い間だけなら、遊んでやるよと
そんな手紙を、足につけたまま]
「芳魂を侯み 佳人 愛しむを承くる
玉響に閲す 紅南の蔭」
[短い間であってもあの人は喜んでくれるだろう。
この季節の僅かな間であっても、きっとそれは見えるだろう
鳥目はどれくらいでこの文字を届けるかはまだ知らず]
「友人の大事な人を酷く傷つけてしまったんだよ。
その人へのお詫びも兼ねたいんだ」
[勿論、鳩が運ぶ手紙の先がヤニクだなんて知らないし、
こんな宇宙語に近い文章を操るなんてもっと知らない。
とっぴな所に相談してしまったなんて未だ気付かず]
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る