204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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―2F居間―
あぁ、……なら、食事を作るのが先かな。 貯蔵庫に、色々あるんだっけ。 干し肉、出してこようかな。
[ホレーショーとラルフの会話に、そう、尋ねた]
(350) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[ぴんとこない様子 犬に狼の食欲 それは理解出来ない …………それでいい 少し笑った それが そのまま あればいいから
ニコルの内心 知るもともなく]
ーーーここから が トレイルに 話したい話
[ゆる と傾げるニコラに 彼は首を振る 食べるためでもない…………むしろ ……悪者かどうか は これから トレイルに話すことを ニコラがどうとるか]
……トレイル 俺は さっき 君を食べたいと思った けど 何とか逸らした…………
(351) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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次も そらせるかは……わからないから
[先ほどの行動 その理由を 明確にする トレイルに 危うい状況だった と しっかりとわかってもらい 自衛してもらうために
口にしている カップの中身は もうあまり無かった]
(352) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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― 温泉 ―
[入り口に忘れ物があった。きちんと畳まれていたから、几帳面なのだろうな、と思い、それが誰のものか考えてみたけれどわからなかった。
とりあえずはそのままにして――出る時に居間に持っていこう。そうしたら誰のものかわかるだろう――お湯を汲み、裸足になった右足にかけた。 急な熱にちりりと痛む。 それから少しずつお湯を使って、全身を洗った。
露になった右足は、消えない痣や傷がいくつもある。 それのいくつかが噛み跡に見えるのだと 彼の語る物語を思い返して、ようやく気づいた]
ディーンは知ってたのかな 知ってる、のかな
[誰かにつけられた傷だということ。 そして、それが誰なのか、ということ。 傷のひとつに爪をくいこませても、 温かい此処では、痛みにもなりにくい]
(353) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[己の荷物から離れ 次に使う時の為に一度使われた寝台のシーツを掛けなおす。]
――……。
[部屋で出来る事は限られている。 気を紛らわせるほどの衝動も今は感じず だからこそ気晴らし程度の気分で楽を奏でる事も 音に敏感な者がいるからこそしのばれて]
湯でも浴びて、 雪が止むまで怠惰に過ごすか。
[それが良いとは思えぬまま呟いた。]
(354) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[居間に入る前、保護者に告げられたこと>>338に頷く。]
何度も言われなくても分かってるし。
[釘を刺され、目を合わさずにそれだけ答えた。 自分は良いのかなんて思ったけれど、口にはしない。 拗ねているなんて思われたくない。]
(355) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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ああ、悪いな。確かにこの人数じゃあそう長くは食糧も持たねぇか。 ……この雪じゃ外にも獲物はねぇだろうな。
[ごきり、と首を鳴らして起き上がる。咎めるような物言いに感じたベネットに>>342ひらり、と手を振って軽く詫びた。その顔に見覚えがあるような気がして、しばし顔を見やる。]
ああ……いや。まあ悪いな。どのみち数日は出られねぇんだ。 下手に思い悩んでも腹が減るだけだぜ。 何か食うか?……下、芋以外に何かあったかな…
(356) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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― 二階/居間 ―
芋なら貯蔵庫からはもってきたけど、干し肉はどうだったかな……
[フランシス>>350に首をかしげる。 干し肉は貯蔵庫にはまだ残っているけれど、先ほどしたからあがってくるときにはもってこなかった。
ノックスがウサギ肉がどうとかいっていたのを覚えていたから]
(357) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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フランシスが食事作るなら、俺、ドナルドの様子みてくるね。
[ホレーショーにも、またあとでと軽く手を振り。 居間をでて、三階へと向かう。
上にいないのを確認してから、下にむかおうと思い。
使った個室へともどる]
ドナルド、いるー?
[中を覗き込んだ]
(358) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 22時半頃
バーニィは、衝動を知らないプリシラを守りたい。
―――でしょう?
[目を合わせなかった先程の様子を思い返す。]
ねぇ。プリシラは、バーニィの中でどんな存在になった?
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[羽ばたきを止めないルーツの動きに、ディーンは右腕を真っ直ぐに伸ばす。 くん、と一度身体を後方に引いてから、今度こそ本当にルーツはディーンの腕を離れた。 居間の端から端までを羽ばたき、壁際が近づけば身体を傾け、室内をぐるりと旋回する。
自在に飛ぶルーツの動きを、ディーンはしばし視線で追う。彼がどこに落ち着くかは分からないが、この部屋を出なければ問題はないだろう。]
――……何を、取り返せばいい。
[>>347怖くて触れることも出来ない。保護者らしく、危難から遠ざけようとすることも出来ない。 久しく会ったばかりのベネットに分かるはずもない問い掛けをしてから、ディーンは重々しく息を吐いた。 右手で鬱血痕のある左腕を撫でる。]
……すまない。忘れてくれ。
[そう告げて、ディーンはようやくラルフの淹れてくれたお茶に手を付けた。]
(359) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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―3F― [招き入れられた彼らの部屋は、同じような部屋の仕切りであるのに男の部屋とはどことなく空気が違っている。>>349 当たり前のようでありながらその差異にやはり軽い驚きは感じてしまう。
飾る言葉一つなく、本題を切り出すノックスに彼の焦りも感じ取れて、己ばかりが不安だったのではないのだと奇妙な安心感を抱いた。]
本題も何も。 一つしかねえだろ。
――どうやって、こっちとそっちの仔狼どもを無事に抑えるか、だろ。
[昨夜までは男とノックスの話で済むのではないかと思っていた。 けれど、先ほどのフランシスとディーンの言葉は、――あれは、まるで。]
(360) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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―2F居間―
巣に帰っているだろうしね、 ……いや、猟のことはよくわからないけれど。 ―― 、…… あの。 やっぱり、何処かで会ったこと、ある、よね?
[じっと見られておずおずと>>356 前に一度聞いたことを、もう一度、尋ねた]
そっか、分かった。 ……貯蔵庫と温泉のほうも、見てくるよ。
[謂って、重い気分を払うように、笑みを浮かべ 扉の方に、向かう。 沢山、作っておけば――安心だ。 味は、段々深く染み入っていくし。満月のポトフ、なんて――洒落た名前の料理。]
(361) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[同じ思考がかえれば
嬉しさが思考に滲んで]
そうだねーーーううん そうしなきゃ だ
危険なことに 近づかず
……息を潜めるように
時折 互いに思考で息を抜きながら
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……
[>>359 扉に手をかけに歩く、少し前。 ディーンの、重さを感じる言葉に、 フランシスは言葉を返しあぐねていた。]
……何を、って―――
[戸惑ううち、打ち切られる話。 幼馴染に、何の声も、かけられないのか―――こんなに、思い悩んでいる様子なのに。]
(362) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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やだ。……忘れない。
此処じゃ話しにくいなら
別の、場所でいい。……聞かせてよ。
[ディーンに願う。
されど、――聞き入れてもらえるかは、分からない。]
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[――と、ばさばさと旋回していたルートが、 徐に高度を下げて、ぎゃあと一つ啼いた。 ぎくっと肩を震わせて、]
ゃ、っ ちょ、こら、 こっちに来るなって……!!!
[扉を盾にして、居間から逃げる作戦に出るフランシスであった。]
(363) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 22時半頃
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……そっちと、こっち。仔狼は3人だけじゃない。
全員なんだ。
[掌に違和感を感じ、握っていた掌を広げた。 血でべっとりと濡れていた。]
………全員、‘狼’なんだよ。
(364) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[嬉しいが重なれば、ほわりと暖かさがにじむ]
うん。危険なことには、近づかず、ね。
話すだけで。だいぶ違うし――
[ふ、と思い出したことがある。
衝動を、片目をえぐってこらえた同行者の話]
――フィリップの散らし方と違うけど、
ドナルドも、衝動をこらえたことがあるよ……
話を聞いてみるか、やめといたほうがいいのか……
[ドナルドが、まだその身のうちに獣を飼っているのなら。
眠らせたままのほうがいいかもしれないと、悩む]
フィリップは、ベネットことフランシスの様子をルーツが面白がり始めているのを知らない
2014/11/16(Sun) 22時半頃
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ん?ああ……また後でな。
[居間を出るラルフを横目で見送り、フランシスという男の方に視線を戻した]
あいつはあんたの連れか。うちのフィリップとそう変わらねぇな。 ああ……何なら俺も手伝うぜ。此処でごろごろしている以外にやる事もねぇしな。
[立ち上がり、そう提案して。持ち掛けられた疑問に>>361首をひねった]
やっぱそうか。いや俺もな、どこでとは覚えがねぇけどなーんか、あんたみたいのとどっかで会った覚えがあるんだ。 何処だったかな…歌うたってたような覚えはあるんだが…あやふやだな。
(365) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[呼び掛ける声に顔を上げる。 振り向けば開いた扉の向こうにラルフの姿>>358が見えた。]
おう、いるいる。
[易く声を返して寝台から離れ]
如何かしたか?
[軽く首を傾げた。]
(366) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[ドナルドの耳にある、カーネリアン。 似合っているそれをみて、 ブローチを作った細工師>>292にもほめられたことを思い返す。
やはりフランシスの見立ては間違ってないとしみじみ思う。
ふと、三階の廊下で、どこかから血の匂いがした気がしたけれど。 ドナルド>>366へと意識を戻し]
フランシスが食事を作るってさ。
[寝台の近くにいたドナルドがこちらに来るのを見上げ]
ドナルドはやっぱり、関わるのは怖い?
[何と、とは口に出さないまま。 その眼帯に隠された傷を見るように、琥珀を細めた]
(367) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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…全員、かよ。
[咄嗟に告げる言葉はなく。 苛立つように、ぐしゃりと前髪を掻き上げる。]
(368) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[このじんわりと暖かさが
衝動を抑えてくれたらいいのに
ゆると穏やかに感じながら]
ドナルド…………ーー
知りたい とは思う けど
[ラルフの悩むニュアンスに こちらも悩む]
無理なく さりげなく 聞けたら
……かな……迷惑は かけたくないし
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[>>351あ。笑った。 笑えるんだ。へえ]
食べないの?
[首を振る彼へ、ふうん、と頷いて。 それから、言われたことに目を大きく開いた。
トレイルを見て、フィリップを見て、またトレイルを見る。
どこか齧られてないかなって、トレイルの髪の毛をもふもふ触って。 とりあえず手と足はついてることを確認した。指もちゃんと5本揃ってる]
……びっくりしたねえ。
[はー、と息を吐くと、少し息が白くなった。 びっくりしたね、って言ったのは、フィリップとトレイルと、両方に。 お兄ちゃんとして慰めるために、トレイルの髪の毛をもっかい撫でて それから、フィリップにも下から手を伸ばす]
(369) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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びっくりしたね。
[もっかい言う。怒ってないよ大丈夫っていうみたいに。 トレイルが無事だから、怒る理由はない。
次はアブナイかも知れない。 それを想像しようとしても、なんだかそれはもやもやしたものにしかならなかった。 ただ、馬車に轢かれかけたとか、そんなふうにしか思えなくて。 大きな事故にならなくてよかった、次は気を付けないとね。とは思っても、馬車を嫌う発想にはならない。
だから、まだ続きがあるものだと思って。 それで?って話の続きを促した]
……あっ。僕、フィリップの名前。教えてもらってないよ。 タオルの代わりに教えてくれるって、言った。
[促したくせに、思い出したから先に喋っちゃったりしてね]
(370) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[穏やかさが、そのまま
衝動をねむらせてくれたらいいのに、と]
……うん、じゃあ、聞けたら、ね。
――あのとき、かなり、しんどそうだったけど――
でも、うまく抑えられたみたい、で。
こんなやりとりも、できなかったし……
[できないなら、できないままのほうがいいのだと。
そう、思った]
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[小さく、けれど乱暴に息を吐いてノックスの表情を見据えた。]
まだ、俺んとこもお前のとこも、獣の自覚はねえ。 けど、分かるだろ。一番不安定な年代だ。恋愛だけじゃなくて、肉欲で獣の情動が揺らされることもある。 ――同性相手に感情が伴わなくても、体を繋げる欲と行為だけで暴走しちまうこともある。
[男自身、好意を持つのは異性であったものの、傭兵時代に同性との経験を経ている。
男が獣性の発露としたのはそれ故ではないが、性欲と好意を錯覚して情緒不安定になる話には事欠かない。 恋愛対象でないから大丈夫だとは言い切れないのだ。
己の経験と照らしあわせても、いつ暴発するか分からないものが多すぎる。]
何が引き金になるかわからねえ以上、俺はプリシラを他の奴と極力関わらせたくない。 …お前は?
[血に濡れた手のひらを引き寄せる。>>364 血が、色濃く匂い立つ。
食欲が、本能が、好意が、互いにけしかけ合い高まりかける衝動を強引に踏み潰してノックスを見つめた。]
(371) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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俺は――
[祈る様に囁く。]
(372) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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