1 とある結社の手記:6
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村に着いたはいいが、そこでは人狼がなんだと騒いでやがった。 俺は、そん時は馬鹿が騒いでるんだと思ったよ。だが、そうじゃなかった。 引渡しを終えた夜の事だ。 宿の部屋の扉を叩く音がしてな。開けたら、子供が立ってた。掃除に来たって言うから、俺は宿の娘かなんかだと思って部屋に入れたんだ。 そしたら、花を買ってくれとか言い出しやがる。
馬鹿言ってんじゃねえって言ってやって、帰れって言って背中を向けたら、だ。 相棒が、危ないって叫んでな。 振り向いた瞬間、相棒が俺を突き飛ばした。床に転がった時、相棒が首を真っ赤に染めて血を流してるのが見えた。喉をな、ざっくりとやられたた。声も出せなくて、血の泡を吹くばかりだった。 この左目は、そん時にやられたもんだ。
……結局、その人狼は捕まらなかった。 殺すだけ殺して、逃げたって話だ。
(352) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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だが、結社のやつらが来て、他にも人狼がいないか調べて回った。 それでな、結社のやり口は知ってたってわけだ。 そん時は、もう一匹人狼が見つかったんだ。ごく普通の物静かそうな男だった。 後で聞いたとこだと、中には、憎んだ相手を人狼だって言って処刑させようとしたなんてやつもいたらしい。
まあ、こんな話だ。 ちと、喉が渇いたな。
[ そう言って、立ち上がりキッチンへと向かおうとする。 そこに、出来立てのホットパイを持ってウェーズリーたちが来る。]
へえ、大したもんだな。 俺は料理なんざてんでできやしねえぜ。 じゃあ、せめて俺は紅茶でも入れてくるかね。
[ キッチンへと向かった。]
(353) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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―回想・自室―
[視界に極彩色の影を認めて、窓を開けた。刺す様な冷気と共にアーチが飛び込んできた。]
おう、おつかれさん。 『クルックルル!』
[濡れた羽を用意しておいたタオルで拭いてから、筒の中を確認する。]
…本日付けで配送完了。
[筒の中にはたった一枚の手紙。]
…手を抜きすぎじゃ。
[手紙に重ねられた郵便局の押印を見て、苦笑する。]
今日届いたんなら…返事は明日以降か。
[メモ帳を持ち広間へと向かう。ウェーズリーが居るなら彼へ、居ないのならコルクボードにでも貼っておけばいいだろう。]
(354) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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ああ、アーチ君、ご苦労様です。
[広間に入ってきた極彩色に目を留め、フィリップより先に鸚鵡に挨拶をした。 そして相棒からの言付けを受け取ると、渋面になる。]
私は命の危機に瀕しながらも、忠実に職務を果たそうとしているのに、 何なのでしょうね、あの男は……。 アーチ君にすら落ち度はないというのに、鸚鵡にも劣るヤツだ。
[それでも相棒の存在は、非日常の中の日常を感じさせるのか、片笑窪が刻まれる。 頑張ってくれたアーチにと、林檎の皮をポケットから取り出して労った。]
(355) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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―回想・広間―
[広間に入る。キャサリンの姿を確認し、目を逸らす。]
さて、ウェーズリーさんは…と。
[見つけて、恐らく彼宛であろうメモを渡した。そのまま壁に寄りかかり、皆の話に耳を傾ける。ローズマリーの言葉は非常に腹が立つが…サイモンの酷い有様を見た後では、反論する気にはならなかった。]
…はぁ。
[カルヴィンの質問を聞く。自分も疑問に感じて居たもので、それに対するローズマリーの回答、そしてベネットの決意を聞いた。]
そうか。お前は戦うか。…俺は。
[あいつには護るべき者が居る。戦う理由はある。――一瞬、キャサリンの方を見ようとして、耐える。]
…何とかしないとな。
[それはこの状況か、己個人の有り方か。]
(356) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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―広間―
[ドナルドの人狼話を聞いた。]
…たく、まともに働いときゃそんな目に遭わなかったんじゃないか?
[彼の右目の事は、何か危険な遊びでもしたのだろうと思って居たのだが、まさか人狼騒ぎに巻き込まれていたとは知らなかった。――サイモンの死体を思い出す。]
まー、何だ。命あって何よりだが…行く先々で人狼騒ぎとは、呪われてるんじゃないのか?心を入れ替えて修道士にでもなったらどうだ?
[疑いとは全く違う、単なる軽口を叩いて薄く笑った。]
(357) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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さあ、どうだかな? 堅気の商売したって、やっぱり人狼騒ぎに巻き込まれてたのかも知れえよ?
おいおい、本気かよ。 お前、こんな眼帯付けた修道士に祈りを捧げて欲しいと思うのか? 物好きなやつだぜ。
[ 広間にやってきたフィリップの軽口には、軽口を返して笑ってみせて、キッチンへと。 危なっかしい手つきでティーセットを用意する。
……案の定、カップをひとつ落として割ってしまう。 辺りを見回し、割れたカップをそっと隅の方に片付けて、頭を掻きながら広間へ戻る。]
(358) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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ドナルドさん。お話聞いても、良いですか…?
[久方振りに村に帰ってきた背の高い青年>>351へ、声を掛ける。 少しでも彼について分ることは無いだろうかと。 隣の椅子に腰掛けて、じっと彼を見つめながら話に耳を傾ける。
最初の方は小説の冒険話のようで、村から殆ど 出たことのない少年は、憧れのような表情を浮かべていた。 やがて話が佳境に入ると、小さく息を呑む]
ドナルドさんの目の前で、仲間の人が…。 それにその、左目……。
[想像していたよりもずっと凄惨だった話に、眉を寄せる]
……………。
[ひたり。ドナルドの存在を確かめるように、 腕を伸ばして彼の頬に手を当てた]
(359) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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[そんなことで何かが分るなら、苦労はしないのだけれども。 すぐに腕を降ろして、再び彼の話を静かに聞く]
ドナルドさんは、人狼騒動に巻き込まれるのは、 二回目だったんですね。そのときは、―――――…
[どうなったのかと問う前に、明かされる結論。 何よりも恐ろしかったのは、彼の最後の言葉だった]
……憎んだ相手を…?でも、それじゃあ、それじゃあ、ただの…。
[その先の言葉が続かなくて、ぎゅっと手を握り締める。 堅くなり掛けた思考を解放してくれたのは、 フィリップの軽口>>357だった]
……ドナルドさんが、修道士? ふふっ。ふふふふっ…。
[あまりに予想外の組み合わせに、少しだけくすくすと肩を揺らした]
(360) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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─回想─
あ、うん。ええんよ。 食欲はないやろけど、りんごだけでも食べとき。 皮むいただけのりんごに飽きたら、何か菓子作るくらいならするで。 …今やから言うけど、前にこっそり渡したのは胃薬や。 ピッパの食事で胃壊さんように前もって調合しててん。
[と、悪戯を見つかった子供のような顔で謝罪して]
痛み止めやったら作っとくよ。既製品やと今飲んでる薬と混じって危ないし、キャサリン用に調合して持ってくわ。 指きりげんまん。
[そう言いながら小指を出したが、同じように小指を出してくれたかどうか。]
─回想・了─
(361) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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それはいい。 ドナルドが修道士になるなら、俺も修道院の門をくぐって礼拝してやる。 ついでに、床にはいつくばって掃除してる様を見物してやろう。
[軽口を軽口で混ぜ返しながら、乾いた子気味のいい音が聞こえる。 無造作にスプーンでパイを潰し、その香りに笑みを漏らした。]
ピッパが作ったんじゃないよな? それなら本物だ。
[どれほどの人影がテーブルを囲んでいただろうか。 それでも自身はいつものように、料理を平らげていく。]
(362) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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―回想・キッチン― 野菜の皮を剥く時は包丁は添えるだけで、野菜の方を回しながら… そうそう。そんな感じで。
[ウェーズリーと一緒にカルヴィンに料理を教えていく]
ウェーズリーさんの好きな人か。俺もちょっと気になるな。
[途中、そんな話になれば>>272に同意して、ウェーズリーの話を聞きつつも料理教室を続ける]
――で、味付けをする時は鍋の上で円を描くように入れる事。
うん。なかなか上手じゃないか。これならすぐに俺ぐらいは追い越せるよ。
[そう言ってカルヴィンの頭を撫でる]
(363) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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―回想・広間― [料理を終え、広間に戻ってくればローズマリーが話し出す所で、大人しく人狼の話を聞く]
人間と似ていて、人間とは違う…… そんなの、どうやって見分けろって言うんだ…
[話を聞き終えると、そう呟き、占い師を名乗る2人へと視線を向ける。ちょうどウェーズリーがベネットに占いの交渉しているのを見つけると、話が聞こえるように傍に近づく]
(364) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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[カルヴィンの笑い声に気付いた。]
なあ、いっぺんでいいから見たくないか?…と。
[彼に手紙を頼まれていたのを思い出した。返信があるか、期待があるのだろう。]
悪い、ウェーズリーさんにも話したけど、まだ手紙の返事、無いんだ。 『シロヤギサンタラヨマズニタベタ!』 食べてねえしヤギも居ねえ。…今日、配達し終えたんだってさ。今頃読んでいる最中じゃないか?…もう少し待ってやってくれ、な?
[そう言って頭を軽く撫でた。]
(365) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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―回想・広間―
あ…
[2人の傍へと近づこうとすると、ベネットの声が>>318聞こえて思わず足を止める。それは忘れていた、忘れた振りをしていた話。能力者の反発。それが事実ならばどちらかは偽者と言う事になり]
どちらかは…狼…
[立ち尽くしたまま小さく呟く。嘘だと思いたかった。2人とも能力者なのだと信じたかった。しかし、人狼に襲われたサイモンの死体は、結社員の話が本当だと思うには十分すぎるほどに無残な状況で]
僕は、どっちを信じれば…
[一人称が戻ってしまっている事にすら気付かず、占い師の2人をただ見つめていた]
(366) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[ウェーズリーが料理を出す準備を始めていることに気づけば、 自分も手伝おうと慌てて立ち上がる。 「ありがとうございました」とドナルドに深く頭を下げて、 キッチンの中へと向かっていった。
見守られながらも>>350自分で出来る限りの配膳をこなす。 朝から何も食べていなかった所為か、 手伝ってもらいながら自分で頑張って作った料理だからか、 何とか食欲も戻って少しは食べられそうな気がした。 料理から立つ暖かい湯気は、少しばかり心を和ませてくれる。
紅茶を淹れて来るというドナルドに感謝しつつ。 何かが割れる音がしたような気がするが、 きっと気のせいに違いない]
(367) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[ 広間に戻ると、何故か、妙に慎重な動作でティーセットをテーブルに置く。]
物好きばっかりか、ここは? 見たいんなら、どうかお願いしますドナルドさん、って言ってみやがれ。
カルヴィン、お前もおかしいと思うだろ? どうする? こんなのがあんな服着て、十字架と聖書持って、アーメンとか言ってたらよ。
[ 混ぜっ返すヤニクとフィリップを揶揄して、紅茶を注いだカップをカルヴィンの前に置く。 自分の分も注いで、さっさと椅子に座った。]
(368) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[ヤニクの言葉を聞いた。]
ははっ。ドナルドが本気にしたらどうするんすか?…と、メシか。 『サカナタベタイ!』 食えねえ癖に。ウェーズリーさんから貰ったリンゴの皮で満足しとけ。
[重苦しい空気を払おうと、匙を取った。だが、食事は遅々として進まない。]
…そうだ、ヤニクさんとはこの状況についてまともに話してなかったすね。 さっき、あの女の話を聞いて思ったんすが、結社は絶対に人狼を残さないよう、俺らをここに閉じ込めた。
[サイモンの死に様を見た今、人狼が居る事を否定する術がなかった。]
つうことは、俺らに残された末路は人狼…を全て殺して俺たちが外に出るか、俺たちが皆殺されて、その後人狼は結社に殺されるか…それしかないんすよね?
[尋ねてみた。]
(369) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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郵便屋 ウェーズリーは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/02/22(Mon) 22時半頃
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─回想2─
…偽者やったら、か。そんなこと思うとったん? 信じて欲しいんよ、メアリー。
[オムレツの乗った匙を口に運びながら、苦笑い。]
そやな、次に占うのはメアリーの指定した相手、いうのはどやろ。 その結果も見て、改めて考えてくれたら嬉しいで。
[答えが返るかどうかはさして期待していない。 再びオムレツにスプーンを入れ、食べ始めた。]
─回想2・了─
(370) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[>>368を聞き、アーチに向かってぼそぼそと呟いた。]
『ドウカオネガイシマスドナルドサン!キョウイチニチシュウドウシニナッテクダサイ!』
[長いセリフだったが、アーチは間違えずに言い切った。]
(371) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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確かに少し見てみたいです。案外風格が出るかもしれません。
[フィリップの声>>365に、未だにくすくすと肩を揺らしながら答える。
少し口篭る様子には、不思議そうに瞬いて。 続く言葉――「返事が未だない」ということを聞けば、一瞬分かりやすくしょんぼりと肩を落としたが]
あ。いえ、フィリップさんが謝ることでは…! こんな状態で、手紙の遣り取りが出来るだけでも、 ありがたいことですし。
[慌てて取り繕うように、顔をあげる]
…アーチ。お手紙、食べちゃ駄目だよ。
[いつもの調子な鸚鵡の頭を、指で軽くぐりぐりとして]
はい。教えてくださって、ありがとうございます。
[撫でられれば少し照れくさそうに、笑顔を向けた]
(372) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[窓の外は、暗闇に雪のちらつく仄白い宵。 対する広間には、暖かなシチューとパイの香りが満ちていた。 人狼。牛肉の欠片を齧る奥歯に力が入る。]
修道士に眼帯も何も関係ないと思いますが。 自分の職務に忠実な人を、私は好ましく思いますよ。 ですから薬屋さんとして実直なサイラス君を 疑う気にならないのです。
けれど、擬態しているなら、人狼だって 真面目に仕事をしているかも知れませんよね。
[ドナルドの、ヤニクの、料理への反応へは内心安堵しながら。 話を聞けば、意外と人狼に合った、人狼と縁深い者もいるものだと駭く。]
私なんて、人狼宛の手紙なんて配達するのも初めてですし、 その道のプロフェッショナルさんには敵いませんね。
[暗にローズマリーを揶揄して。 調べる相手より、投票する相手の方が深刻だった。]
(373) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[ウェーズリーが夕食の準備を始めればそれを手伝って自分も席に着く。手伝いの際、ウェーズリーに対して若干ながら警戒していた事に気付いた者はいただろうか。]
どちらが偽者なのか…誰が、人狼…なのか…
[食事の手は一向に進まず、ただ、広間に居る人々を見る]
(374) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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本気を出したら?本気のままにさせておけばいい。 まあ、本気を出しても祈りの言葉覚えられるかどうか…。
[失笑してドナルドをスプーンで指差しながら、フィリップの言葉に応える。 続いた問いに少し小首を傾げるように、そして少し考える。]
あいつら結社の切り札が、本当にサイモンだけだったとしたら… お前の言うとおりだろうな。奴等もさぞ動揺してることだろう。 俺達が絶望を怒りに変える前に…なんとかしたいだろうな。
[今日死ぬ奴は良い面の皮だと内心で罵りつつ。]
(375) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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ウェーズリーさんは、優しい人ですよ。
[ヤニクの言葉に、慌てて弁解を。
ただ彼の口調が戻ったことに、少しだけほっとしていた]
ただ、この場に居る人たちが、
誰を護るかなと考えてみたら……。
[例えば、ベネットならメアリーを、という風に]
…そうしたら、ウェーズリーさんは、
護られる立場にはならないのかなって思ったんです。
[彼自身、死ぬ覚悟を決めている風でもあった]
え。な、懐いてましたか…!?
確かにウェーズリーさんのことは、好きですよ!
[しかし、その相手を襲撃することには、異議を唱えない]
薬屋 サイラスは、ポットパイがあることに今気付いた。…うまそ。
2010/02/22(Mon) 22時半頃
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………格好良いと思います。
[ドナルドの問い>>386に、真面目な顔をして頷いた後、 少しだけ笑いが溺れる]
わぁ。ありがとうございます。
[紅茶を受け取れば表情を綻ばせ、緩く頭を下げた。
パイを崩してシチューを掬い、そっと口に入れる。 広がっていく温かな味は、自分以外の二人のおかげだと思った。 少しでも沢山、食べなくてはいけない。 今朝倒れた分も、今日は余分に薬を飲まなくてはいけないから。 もくもくと食事を進めていたが、手が止まっているラルフに気づく]
ラルフさん……?
[心配そうに見つめる。 彼が郵便屋に警戒した様子だったことには、気づけなかった]
(376) 2010/02/22(Mon) 23時頃
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ええ匂いやね。 今日の夕食は穏やかに迎えられそうや。
[運ばれてくるポットパイを見て、どこかほっとした顔を見せる。]
しかし、投票…か。 気ぃ重いわ。
[手元の紙片に視線が落ちた。]
(377) 2010/02/22(Mon) 23時頃
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[絶望を怒りに、という下りに引っかかった。]
…人狼なら、ここに閉じ込められた時点で絶望しかないっすよね。 あの女のいうことをどこまで信じていいか分からないっすが…口ぶりから、少なくとも人狼を外に出すつもりは無い。
[もしかしたら、結社は誰一人ここから出すつもりは無いのかもしれない。だが、その言葉は飲み込んだ。]
奴らはここから出られない。皆を食らい殺した所で、結社の奴らに始末されるだけだ。…本当に絶望してるのは人狼の方じゃないっすか?
[問いを重ねた。]
(378) 2010/02/22(Mon) 23時頃
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分かった。上手く言えたご褒美だ。アーチにだけは見せてやる。
[ アーチの頭をつんと突付いて。そして、見てみたいと言うカルヴィンに肩を竦めて見せる。]
あ〜、じゃあ、眼帯は良いとして。”俺が”修道士ってのはどうよ? 真面目に神様に祈ったりとか、絶対無理だ。
[ 真面目顔のウェーズリーにそう返す。 そんな事をしているうちにホットパイを平らげて、ごちそうさんと礼を言い。
そして……表情を改めた。]
占い師なんてのが、そうポンポン居るわけねえしな。 仮に、代わりが居るとしても、ここに来るのはいつになるんだって話だろうさ。 だからだろ、奴さんらも焦ってるんじゃねえのか。
そして、殺されるやつを選ぶのも、誰かが死ぬのも、自分が死ぬのも嫌でも、逃げられもしねえ。 扉は結社員が来なけりゃ中からは開けられねえし、ローズマリーが猟銃を持ってことは、他のやつだって銃を持ってるだろうからな。 下手をすりゃあ、蜂の巣……ってやつだ。
[ ひとつ、重い息を吐く。]
(379) 2010/02/22(Mon) 23時頃
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ん? ああ、カルヴィン。ごめんごめん。ボーっとしてたよ。 どうかした?
[カルヴィンに声を掛けられると、出来る限り平常を装って答える]
(380) 2010/02/22(Mon) 23時頃
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