275 突然キャラソンを歌い出す村
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─ 回想/一週間前、満開の桜 ─
初めてデスカ? 確かに精霊と呼ぶには可憐すぎるカモしれまセン?
[木の上の人物に目を凝らす。>>@27 姿が見えにくいわけではなく、その顔を表情を仕草をつぶさに観察したいがゆえのこと。]
ワタシは精霊と共に生きる民。 パイーパティの……そデスネ!王子様デス!
(410) 2018/03/28(Wed) 04時頃
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[どうやら最初の告白では困らせてしまった。>>@30 木の上から降りる彼女を手伝うため手を差し伸べようとしたが、間に合わない。>>@32
地面へ降り、距離をつめた大和撫子に瞳を覗き込まれ、またヤニクも大和撫子の瞳を覗き込んだ。 柔い笑みが美しくもどこか儚げ。 まるで華やかに咲いてはすぐ散る桜。 その様は文字情報として得て想像したことしかなかったけれど。どんなに美しいものかと焦がれたものだ。とにかく見惚れた。
それからすぐだった。 その大和撫子に視界を塞がれたのは。>>@33 次いで、風が自分をすり抜けていったような感触があったのは。 精霊が憑き損ねた時のそれに似ていた。 もう塞がれていない目を開くと、目の前には桜の木だけ。
ああ――。嘆くように呟いた。 どんな事が起きたのかハッキリ理解できた。>>@34]
(411) 2018/03/28(Wed) 04時頃
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[膝をついていたがゆっくりと立ち上がる。 背後の大和撫子を振り返った。]
……。 南の国。トテモ温かい。人もネ。 ワタシにもこの国は遠かった。
[そう、わらった。 けれどヤニクのその顔に寂しさや切なさは見当たらない。 諦めていないのだ。触れられないことを知って尚。]
(412) 2018/03/28(Wed) 04時頃
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運命の花嫁さんにはジックリ喜んでもらいマス! そのためには私色々ガンバルしなきゃという気持ち。
………。 精霊は魂のパートナーきめまス。 ですから――まあ 『恋に障害はつきもの』……そのとおりカナ。 さくらこさんの言うとおりと思いマス。
[にこやかに、大きく頷いた。]
ハイ。応援してもらいマスよ。 恋バナもして欲しデスから、お喋りにもきマス!
で。観光案内もしてモラウ。 あと、またプロポーズにもきマス。 恋に障害はつきものですのデ。
[触れられない額に口づけるフリをした。**]
(413) 2018/03/28(Wed) 04時頃
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[座敷守の一族――― とは…
長く続く日本の家系の一つである。 本家筋とは別に分家もそれなりにあるが、 跡を継ぐのは本家の長男だ。
ただし、代々本家筋の長男だけは、 若い頃合いに身体が弱い事が多いとの事。 そのうち自然と丈夫になる場合も多いらしいが、 詳しい事は不明である。
現在の長男である座敷守亀吉も例外ではない様子。 彼は産まれた時に双子の弟を亡くしているという情報があったが、 ―――…真偽のほどは定かではない。]
(414) 2018/03/28(Wed) 05時頃
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[それともう一つ。
どうやら彼らの一族には、 "人狼"と関わり合いのあるものがいるらしい…
との情報もあるが、こちらも真偽は不明である。]
(415) 2018/03/28(Wed) 05時頃
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― 保健室>>182 ―
とくに、…そんな顔じゃあね?
[そう言って、少し困り笑い。 何年も見て来た自分の顔だ、それに彼のあの反応だ、僕たちが似ている、なんて。彼も思っている事なのだろう。
切り出してみようか、 兄弟は、いるのか、 なんて。
でもその言葉は口の中で丸まって、とうとう出ては行かなかった。]
それも、そうだね… 話し相手になってくれる人は、多くはないから そう言って貰えると嬉しい…
[頷いた。]
(416) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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[>>183呼び方を整えられると、ふっと笑ってもう一度頷く。]
解った、じゃあ、フェルゼ よろしくね… 僕の方も、亀吉でいいから
[流れるインストルメンタル。静かな空気すら流れた。それに彼の言葉が乗る。]
専門学校? 凄いね…
[何を専門にしていたの?と聞いてみるが、答えは返ってくるだろうか。 身体は弱くない、と言う言葉に安堵の息をひっそりともらした。よかった、もし、彼が双子の兄弟、だったとしても。弟だ。…こんな苦しみを味わうのは自分だけだ、と。彼が弟だったとしても、あの選択には迫られないんだ、と。]
よかった。でも、 君が、少し……羨ましい
[つい呟いてしまった言葉に、ハッとして。次に浮かべたのは困り笑いだ。]
(417) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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いや、ごめん――…羨むような事じゃなかった ああ、その…生まれつき、身体が弱いから…
[伏し目がちに笑って、謝罪して。 養護教諭が来ると挨拶し、机へと向き直った。 フェルゼが保健室を出て行くとき、そちらを向いて、会釈して―――…。]
じん、ろう そうだね…… 噂は、聞いてる……
[そうして響く感謝の歌にふふ、と笑みながら。]
ああ、掛布さんも、おはよう? 大丈夫…? まだ肌寒いんだから、気をつけてね
[そういって、思い出した様子に>>240そちらに視線を向ける。]
(418) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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変な様子?
――― 星くん… 確か、新しいクラスメートだ
(419) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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♪ 不安だね この日常が 不安だね 何かに脅かされていくこの感覚 不安だね もしかしたら今日にも 不安だね 壊れてしまうかもしれないのはきっと
(420) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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♪お
(421) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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♪な
(422) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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♪じ――――――――…
(423) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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[重なる声は交互にリズムを刻む。 メインは彼女で、その裏に。静かな声を響かせた。]
ああ、ほら、無理をするから… 熱もあるんだし、もう少し休むといいよ 身体が辛い時に無理しても、良い事は無いからね……
[倒れ込む彼女、保健室を去る彼。]
ねえ、フェルゼは、掛布さんは… ――― 人狼って、信じてる?
なあんて、ね…
[そう困り笑いをして、返事が来ても来なくっても、気にしない様子でいる。 そうして、休み時間は、今日の日常は過ぎて行く――…。]
(424) 2018/03/28(Wed) 05時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/28(Wed) 05時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/28(Wed) 06時頃
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人狼、わたしにはよくわからない…………
(425) 2018/03/28(Wed) 06時頃
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よくわからないけど、もしかしたら―――――――――――
(426) 2018/03/28(Wed) 06時頃
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