人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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ん…ン――

[全身に始祖の血が巡る悦に、脳が焼かれそうだ。初めての食事は最高の食事でもあった。]

…ぷ、は ――――― ぁ

[頭を撫でる手に、肌から離れた唇が満足げに幸せそうに弧を描く。

 引き離されたことで牙が肉から抜かれた。
 
 夢中で求めていたせいで、赤子の様にトルドヴィンの肌と己の口元を、そして白の服の胸元を紅く汚して居たことに気付いたのは、二つ穴から新しい血が溢れて零れるのを見た後で。

 視界に入る紅色。
 同時に零瑠は意識を手離した。*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[彼が来た頃には、もう今の自分と殆ど変わりが無かった。
つまり、町の子に絡まれたら加減もわからず言い返してた。
それはきっと危なっかしく見えてただろう、けれど]

……え、別に大丈夫なのに。

[自覚は無かった]

でも折角だから一緒に行きましょう。よろしくね。

[その頃にはもう、
彼は年下さんたちからの絶大な信頼を受けていたから。
“ヒーロー”くんにはもちろん興味があったのだ]

(279) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[なのだけど、吃驚するくらい会話が続かなかった。
――これはもしかして、嫌われているのかもしれない。

話題として気絶してるの看病してあげた。
というのもあったけれどそれはさすがに言えなかった。
むしろ、こちらが喧嘩を売ることになってしまう。

>>236 足音の他に、小さなため息も混ざった]

(280) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

[雛が牙を立てた首筋からは固まり切らぬまま血が流れ
力を注がれた少女を誘う]

お前が持ってきた水で癒えるかどうか試すと良い。

[雛を見れば、その喉の渇きを癒す方法は知れるだろう。
何より理性を越えた餓えが身体を動かす衝動となる。

衝動を止めた時に変わった己を自覚した少女は何を思うのか。

そして自分を守る様に傍にいてくれた姉の様な少女の変化を
間近で見る事になる少女もまた何を思うのだろうか。

嘆いても蔑んでも、辿る道は同じなのだが]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

― 孤児院のある日:雨 ―

[僕は嫌な顔ひとつしないで頷く。>>207
手伝いながら雨の音を存分に聞くんだ……。ここで窓を開けっぱなすわけにはいかないし]

僕のお願い事はね、………ぇと、

[外は雨のせいで青く霞んだように見えてて、
僕らがいる中では『希望』の文字が、黒いインクみたいなので雨の音よりも静かに書かれていった。
ふたつの漢字が書き終わる頃に口を開いて]


アヤと一緒に遊びに行くの。…外で。

…………僕だけじゃ足りないってこと?

(281) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[鬼ごっこの時以来、アヤはいっそう外に出たがらなくなったから。
僕が願うだけじゃずっと叶わないのかな。
アヤとふたりでならどこにでも行ける気がするのに。

涙をこぼしたみたいに雨の雫が落ちた紙を持って、書く順番を覚えるまでもう一回、もう一回、って。

そのたびに『希望』って書かれた紙が増えていった**]

(282) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし―

[明之進の前から立ち去ろうとすると、服の裾を引かれて制止される。振り返れば無色の笑み。

内面を窺うことすら出来ない不思議な貌を見せる、明之進という少年に少なからぬ興味を覚え、母の喪失>>241を問われれば、今更隠すこともないので包み隠さず話した]
 
 生きてんだかどうだか、
 もう、それすら分かりゃしねえだろうな。
   
 お袋代わりに面倒見てくれたのは何人もいたけど、
 本物の母親ってェわけじゃないからな。
 
[だから、明之進の口する感覚は実感したことがない。

娼婦達は周を可愛がってくれたが、あれは息子ではなく、捨てられた犬猫の仔の面倒を見るような心情ではなかったかと思う。
それでも、彼女達への感謝は変わらないのだが]

(283) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[基礎のきの字も知らない為、訓練は基本から教わった。
基本的な身のこなし方、それから身の守り方。

誰かが守ってくれていた、子どもではなくなった。
自分の身は自分が守る。
そんな簡単なことができなくて、誰のことを守れるというのだろう。
そう自分に言い聞かせて。
伸ばす手の届く範囲が少しでも広くなるようにと、訓練を続けていた。]

(284) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[彼がふと足を止めたのは、
自分のため息が聞こえたせいだろうか。

頼まれていやいや来てくれたのかもしれない、とか。
やっぱりヒーローくん律儀なんだな、とか、
そうならそうでちゃんと断ったのに、とか。
いやでも、嫌われる理由はあったかな?とか。

ぐるぐるしてたので、すっかり悲壮感漂う顔になっていた。
それで彼はきっと吃驚したのだろう、と思う。
――逆光なんて、背負ってる側からはわからなかったのだ]

……周くん、わたしのこと嫌い?

[問いかけは思いつめてのものだったが、
彼にはきっと少年たちに絡まれるよりずっと唐突な災難だっただろう*]

(285) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 温かい、か。
 俺にはよくわからんなぁ――

[>>264腕組みをし首を傾げる周の頭に、明之進の手が伸ばされるが、身長差のせいでその手はぺたり、額を叩くことになる。

最初彼が何をしたいのか、全く理解できなかったが
懸命に手を伸ばす様子に何事かを察し、膝を屈める]

 ……お前なぁ、男はどう頑張ったってお袋にはなれねえぞ。

[そう口にするが、頭を無心に撫で続ける明之進の貌を見て、知らず口元が緩んだ*]

(286) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

[離れた零瑠が始祖の吸血鬼に取り縋り、
 あれほど忌避した血を貪る様を見ているしか出来ず、
 直円とリカルダの心が折れる音も聞いた。

 真弓ちゃ……

[始祖が少女達の元に向かう。
 振り返って、もう動くだけの気力がなかった。

 傍らの家族は手を離さない。

 ……零瑠君。 とげだから、駄目だよ。

[自分で告げて、使途不明の笑みに涙が滲んだ。
 絵本で見た、笠や蓑に吹き付ける雪を払うように、
 小さく体を揺すった]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時半頃


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時半頃


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時半頃


[切欠となった残る雛鳥に噛み付いても良かった。
だがあれはホリーと対峙していた1羽と縁がありそうだった。
それならば、もし再会する機会があるのなら。
ホリーと眷属として再会させてやろうと考えていた。

名を知らずとも本能で、鬼を祓う柊を避けたのかもしれなかった。
それと同時に、弱々しく見えるこの男と、
守られる幼子を前線に送りだしたかった。
火力としては不足に見える2人に無様に殺される家畜達は
見物だろう。

何処までも家畜からすれば、吸血鬼は悪趣味な思考しか
持ち得なかった]


[どうなるのかというリカルダの問いに、答えることはできなかった。出来なかった姿こそがもっとも雄弁な答えになったかもしれない。

 その優美な影に抗うことも出来なかった。
――リカルダを守らなければ、
思ったときにはもうその腕に捕らわれていた。
咄嗟にのけぞる様に逃げようとしてしまったのは、
その青く脈の浮かぶ喉首を簡単に差し出す結果になっただけ。

――喉の薄い皮膚の上を、黄金が擽っていく。
感じたのは冷たい熱、痛みよりも激しく鋭く貫かれるような、
仰ぎ見た天井、灰色の眼差しにうつるそれが曇る]

……いやっ、っ、 ぁ 、

[震えて、跳ねたからだが冷えていく。
流れ出していくものはなんだったのだろう]


【人】 馬飼い キャロライナ

[「聖水銀」の話は、いつ聞いたのだったか。
怖いとは思わなかった。
それが必要ならば、拒否するはずもない。

早く、早くと思い、与えられた量よりも多く飲もうとしたこともある。
それを実行する前に止められたが。

分かっていても、気持ちばかりが焦っていた。]

(287) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時半頃


[ぐずぐずと手の甲で涙を拭く。
 零瑠はやはり血を見た所為か倒れてしまった。
 手を伸ばしかけ、踏み止まる。触れてはいけない。]

 ……、……

[家族に手が届かないことが、
 この短い日にちで何度あっただろうか――]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 帝都守護部隊隊員養成所・寝室 ─

[目覚めた少女の胸を占めるのは、哀痛と悔恨。
夢現に入り交じる喪失感に、
天井を見上げる少女の瞳は脆く揺れた。

けれど──少女は奥歯を噛み締め、
濡れた瞳が乾くまでそうしていると、
やがて立ち上がり、寝台を下りて部屋を出た。]

(288) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― ゆ め ―

[寒さで目を覚ます。まだ夜だから寝ていないといけないのに、瞼を下ろしても眠気はやってこなかった。
 懐を押さえて懐剣の在るを確かめてから身を起こす。

 布団から出て一歩。足の裏から伝わる畳の冷たさに身を抱いた。
 吐き出す息は白く、火鉢に残る僅かな熱を蝋燭に移して明かりを作る。障子と雨戸を開けた庭もまた、一面真白く眩かった。

 桜の枝は白を乗せて重みでしなり、雪の塊を落とす。夜闇の中、はらはらと降る白雪は桜花のようで美しい。心奪われ、淡い炎が消えるまで縁側に座って見ていた。

 猫のような泣き声が聞こえ、男児はその方を見遣る。新しい母の腹は大きくなっていたが、産まれるには早い。だからあれは秋に使用人の一人が産んだ赤子の泣き声。]

(289) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[医者の見立てでは女の子だという。妹が出来るのだ。男児は『兄』になるのだ。

 名前は『菖蒲』。男でも女でも『あやめ』。腹の上から何度も呼び掛けた。耳を押し付けて鼓動を聞き、腹越しに蹴られたこともあった。

 赤みの強い紫色を思い描き、視線を庭に戻す。
 春になったら―――…今度は花を植えようと思った。誕生日祝いに、名前の花を。]

(290) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

[首を振る、いやいや、と幼子のするように。
冷え切った体が、沸き起こる衝動のままに、熱を求めている。

まず視覚が鮮明な緋色を捕らえた。
それから嗅覚が酩酊を伴う甘さを感じた。
ふるえる指は自ずと自らを捕らえるものの首筋をつたう、
緋色の一筋に触れようとする、指を握りこんで]

……いや……、

[試せばよいと口にする者に首を振る、
水ではないことは本能が伝える、どうすれば癒えるのかもわかる。
――そういう存在になりかけている。

急速にもたらされる乾きに呼吸が酷く浅くなる。
耐えなければいけないと思うのに、そのことしか考えられなくなる]


【人】 営利政府 トレイル

[――けれど。


 女童が生まれる前に、
 男児の姿は屋敷から消えていた。**]

(291) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし―

 ふ、へ?

[真弓の唐突な問い>>285に不意を突かれたせいで、情けない声が零れた]

 な、何言ってんだ、お前
 ……って。

[逆光の眩しさに細めた目に映るのは、悲壮感漂う真弓の貌。
自分の態度が彼女の気を損ねるどころか、ひどく傷つけてしまったらしいことに気付き狼狽する]

(292) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 違うって!
 別に、お前のことが嫌いとか、そんなんじゃねえって!
 どっちかって、言うと――好みの顔だし……
 そうじゃねえ! 何言ってんだ、俺は。

 ……兎に角だ。お前を嫌ってるとか、そんなことねえよ。

[「わたしのこと嫌い?」と擦れっ枯らしの娼婦にからかわれることはあったが、自分と近い年頃の娘にこんな悲しげな貌で問われるなど、初めての経験だ。

焦りを隠せずに一息に*捲くし立てた*]
  

(293) 2014/02/09(Sun) 03時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 03時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 03時頃


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[血塗れた服は洗いもせずに部屋に丸めて置いてある。
洗うか捨てると言うのを、少女が拒んだからだった。

代わりに支給された服は、
動きやすい綿のズボンと上着。

それでも痩せぎすの少女にはぶかぶかすぎるそれを
ベルトでかなりウエストを絞って履いていた。

円はまだ病室にいて、
怪我の治療に専念している。
けれどそろそろ、
こちらの部屋に移って来るだろうとも聞いていた。]

(294) 2014/02/09(Sun) 03時頃

[零れた涙が頬をぬらす、
嗚咽交じりに喉が震えれば、尚乾く。

どうして縋るようにその黄金を見つめてしまうのだろう、
その一筋の緋色が酷く優しいものに思えてくる、
惧れも嫌悪も抱く必要などない気がしてくる。

――ちがう、

行動はけれど裏腹だった、
細い指はその緋色をなぞる、
また腕に巻かれたままの包帯まで伝い汚れた。

涙は止まらないのに、
うっとりと陶酔するように微笑んでしまう。
もたらされる高揚は、悲しいほどなのに]


[慈悲を請う様に縋りついて、口唇を寄せる。
差し出された小さな舌はその緋色の筋をなぞりあげた。
夢中になってその血を吸い上げたあと、残るものは――]


【人】 馬飼い キャロライナ


 なあ、周。
 組み手の相手、してくれないか?

[ある日、訓練が終わった後に周へと頼んだ。
彼が裏庭の片隅で独り稽古をしている>>256と知ったからだ。

武器を持っての訓練はまだ拙い。
技術的にもまだまだではあるが、少しでも強くなりたかった。
技術のない者の自主練よりも、誰かと組んだ方がずっと良い。
そう思って頼んだが、周にとっては迷惑だったろうか。]

(295) 2014/02/09(Sun) 03時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[病室の看護師から聞いた、隊員の部屋の前。
少女は笑まぬ瞳を扉に据え、
身長に見合った随分低い位置を、拳で二度叩いた。

そこは──ジャニス・ハイムゼートの部屋だった。]

(296) 2014/02/09(Sun) 03時頃




  [誕生日祝いに。花を――…。]


 


馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 03時頃


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 わた……、ボクを、隊員にしてください。

[中に招かれ、問うような瞳を向けるジャニスに
開口一番少女は言った。

菫色は怒りも悲しみも顕にはしていなかったが、
真っ直ぐにジャニスを見上げる眼差しだけは
何を問われても揺らぐことなく
頑なに、同じ言葉を繰り返した。]

 ボクを守護部隊の仲間に加えて下さい。

[少女に守護部隊の話をしたのは病室にいた看護師の一人。
円も、理解出来たかはわからないが、
少女と共に、話だけは聞いていただろう。

望めば、部隊員として鍛えてくれるという話。
詳しい話は、隊員に直接聞け──と。]

(297) 2014/02/09(Sun) 03時頃

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キャロライナ
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トルドヴィン
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パルック
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