情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ほう…?
[ 同胞の過去に好奇心を掻き立てられたようで、静かな興味の気配が声に生じる。]
別の場所でもまだ儀式が残っていたのか……
森を捨てる同族が増えてからは、もう随分と廃れてしまった場所も多いと聞いていたが。
お前は、違う森の出だったのか。
──お前が人間に強い敵意を持っているのはその所為か?
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン>>323 (324) 2010/08/01(Sun) 11時半頃 |
![]() | 【人】 双生児 ホリーああぁぁぁああああああああああああぁぁぁあぁあぁぁぁ!! (326) 2010/08/01(Sun) 11時半頃 |
![]() | 【人】 双生児 オスカーええ。 (330) 2010/08/01(Sun) 12時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン この村にやって来た初めの頃は、色々とあって…… (331) 2010/08/01(Sun) 12時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン>>327 (332) 2010/08/01(Sun) 12時頃 |
![]() | 【人】 寡婦 パピヨンああ……。 (333) 2010/08/01(Sun) 12時半頃 |
人々を、村を、大地を覆う天球に在る太陽は、
鮮やかな橙色の尾を引き摺りながら、
今日の役割を終えて、己の寝床へと帰る。
人々は夜の足音を聞き、広場に松明を灯し、
宵闇を迎え入れる準備を整える。
今宵は「祭」の最初の日。
人々の熱気と誇りと恐怖と畏敬の念は、
宵闇と松明の炎の狭間で、
すべて綯い交ぜになって高い高い天に昇る。
(#4) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
そして祭の「巡礼者」――或いは「生贄」と呼ばれる――ものになることを「選んだ」人々が、広場に設置されたエデンの園(ラムドゥイーデン)へと集められたのだった。
その表情には、不安の色が浮かぶのか。
誇りの笑みが浮かぶのか。
或いは、別の何かか――…
それぞれの思惑を知ってか知らぬか、
宵闇に昇る月は、彼らを見下ろし、悠然と微笑んでいる。
「死」を伴うやもしれぬ「祭」の夜が、幕を開ける――…
(#5) 2010/08/01(Sun) 12時半頃
![]() | 【人】 漂白工 ピッパ ―― 夜 神々の楽園にて ―― (334) 2010/08/01(Sun) 13時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―リンドクヴィスト邸・書斎― (336) 2010/08/01(Sun) 14時頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[薄闇に包まれた広場に灯される松明。 (337) 2010/08/01(Sun) 14時頃 |
そういやまだ話してなかったっけか。
俺が居た「森」はもう少し南の方でな。
この村よりも随分人は少ない所だったよ。
ドナルドとタバサと言う名で、俺と同じ赤毛の狼だった。
とある年の儀式で、ドナルドが「視る者」に告発されてな。
タバサは奴を庇って一緒に行っちまった。
[その後、独りで儀式を完遂したものの、村にはほとんど人が残されていなかった。
折も悪く、その翌年村は凶作と大規模な戦乱に巻き込まれ、ヘクターは護るべき場所を無くしてしまったのである。
近代兵器の前には、人狼であれど独りでは対抗しきれなかった。瀕死の状態で森を後にするのがやっとだったのである。]
[ 同胞の過去を聞いた後は、考え込むような沈黙が支配した。
少しの間の後、彼はおもむろに口を開く。]
俺はお前がずっとこの森に住んでいるのだと思っていた。
「キツネ」の家に入り込んでいるなら、てっきり幼少の頃に同族たちによってここに遣わされたのだ、と。
──この森は、特別な森なのだ、「ヘクター」。
[ 彼は、同族を敢えて人間として名乗っている名前で呼んだ。]
もう何百年も前から、人は森を切り払い、我らを吊るし、撃ち殺すようになった。
もう人間は我ら種族に敬意など払っていない。
多くの場所で、我らはただ狩られる存在となった。──狩るべき存在の我らが。
彼らは儀式に則って抵抗するのではない。
我らが邪魔だから殺すのだ。
そのことは、同胞を殺され、故郷の森を喪ったお前が一番良く知っているのではないか?
[ 距離を隔てて交わされる声に視線はない──だが、同胞は確かに、間近で彼に凝視されているのと同じ圧力を感じた筈だ。]
[大怪我を負った彼がこの村にやってきたのはもう何十年も昔の事になる。
当時は、現在のヴェスパタインとヘクターと同じく人の形でひっそりと暮らす先代の老狼が村を見守っていた。
ヘクターは彼に助けられ、彼の屋敷でひっそりと傷を癒していた。その老いた同胞はヴァンルナールの分家の当主でもあった。おそらく「キツネ」との契約にも関係していたのだろう。
やがて、老狼が天寿に近づき、緩やかに死に向かっていた頃、ヴァンルナールの本家には病弱な嫡子がいた。丁度赤毛の狼の傷も癒えてきた頃だった。
年恰好も丁度良いだろう。幸いその子供はひどく虚弱だった為、村の他の住人の目にもほとんど触れていなかった。
――そして、本来の「ヘクター」を密かに生贄に捧げ、赤狼が彼に成り替わったのである。
[そのような過程を経て、ヘクターは人と交わり、老狼が森に還った後、ヴェスパタインが現れるまで、たった独りでこの村を人の身と狼の身で守護していた。
積極的に人と交わったのは、好奇心旺盛な彼本来の気質も大きかったのであるが、彼らを知り、相互理解、もしくは対抗せねばと言う思いもあったのかもしれない。
彼は自らを尊ぶ者を愛し大事にした。「キツネ」との関係はその最たるものである。
ただその反面、「忘却」の罪を犯し、増長する人の子への愚かさには苛立ちもしていた。怒りは日増しに大きくなって行った。]
[同胞からの圧力を感じた。彼の静かで蒼い焔のような怒りが伝わってくる。]
もう…そんな所まで堕ちてしまったんだな…。
[嘗て、この村でも「正常」に人と狼の関係が築けていた事を彼はかろうじて知っていた。
現在のこの緩やかな堕落はどこから?
手元の銃器を見ながら、そうか。とぽつり呟く。
神聖な儀式では無い、一方的な殺戮。神の不在の中行われる蛮行。嘗ての森や無残な姿になった同胞らを思い出したのか、顔を歪める。]
我らが狩られる者…か。
それでも。
![]() | 【人】 墓荒らし へクター―ヴァンルナール家・書斎― (339) 2010/08/01(Sun) 15時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン─リンドクヴィスト邸外─ (340) 2010/08/01(Sun) 15時頃 |
[やがて、少しの沈黙の後]
――ドナルドとタバサの仇で人の子が憎い訳じゃねえ。
儀式のしきたりの中であいつらは還ったんだからな。
ただ、最近の思い上がった人の子らには我慢ならねえな。
なんとか村の連中の目を覚まさせてやりてえとは思うが。
[まだ根底に人の子を愛する感情があるのだろうか。それは愛憎入り混じった感情か。
そして最後の呟きは、とても小さいものだっただろう。]
それと、もう繰り返したくねえ。
あんな情けねえ思いは。
[そして、広場の方を見ながら祈りを捧げる。
我らと再び共に…人の子がまだ聡明でありますよう。]
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
生存者
|
種別一括全示
全断
反転
|
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ
の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ
人狼議事lobby
人狼議事morphe
人狼議事cafe
人狼議事perjury
人狼議事xebec
人狼議事crazy
人狼議事ciel
SoyBean
Sangria
@hello_giji
@7korobi