人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[影が落ちた。瞼の裏の桜花が消えたのだ。

 ゆるゆると顔を上げる。

 『底にあかみなきを黄染めといふ』

 あぁ―――鬱金だ。
 微笑みの中に新しい色を見付けた。


―雛鳥の巣―
[そのまま血を吸われるのだと思ったのに
相手はそんな敵意もあったのに、なぜか最初の部屋に連れられて来た。
いぶかしんだまま、扉は開かれて。
すぐに気配を感じた、――あの絶対的な黄金の闇]

……あ、

[足が竦んで震えた、けれど]


「始祖」……とは有り体に言うと、
「世界でも有数のとてもすごくて偉い吸血鬼」ですね。

[努めて平易な言葉で形容した。そして、少し目の色を変えて。]

閣下が僕たちの主人に……なると?
僕たちは……選ばれた、そういうことですか?

[言ったあとで、はっ、として申し訳なさそうに目を伏せた。]


[目の前で引き裂かれた幼子。炎が渦を巻いた死の赤。
 急激に脳裏に蘇って、表情が使途不明の微笑で凍る。

 視界を染め変えて思ったのは、同じように
 零瑠が殺されてしまう、という事だった。

 リカルダの寝台の傍から膝を立ち上がらせようとして、
 上手く行かずにほたりと絨毯に手をついた。

 ビリッと肩から背に痛みが走っても、
 まだ頭がぼうっとして、ゆらゆらと霞が揺れている。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

― むかしのはなし:hands ―

…リッキィって呼んでる子の方が多いかも。

[愛称のことを伝え忘れるところだった。それはさておき。>>199
僕はアマネにーさんと手を繋ぐつもりでいたんだ。裾はもうアヤが握っているし。
片方だけならマドカが繋ぐ余地もきっとあった]

……。

[アマネにーさんは手を繋ぐのが嫌なのかな。
僕もまじまじとにーさんの手を眺めてしまう。さっき街の子を殴った手。
どうしてかな。
僕はにーさんの手を包み込んであげたくなったから、やがて手を取られた時に迷わずそうしたんだ]

(239) 2014/02/08(Sat) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[この不思議な感じについて答えが出たのはそれからしばらく後のこと。

物語の本を読んでたら女の子が主人公に言ってたんだ。「殴った方の手も痛いんだよ」って。
その本は好きで何回も読み返してたから、あの時このセリフを思い出してたんだね。なるほど。


それからというもの、アマネにーさんが怪我して帰ってくるたびに、
僕は何も言わずににーさんの誰かを殴った方の手を握るようになっていた。時には他の酷い傷もそっちのけで。

その時僕は、誰かと手を繋いでいる時とは違った気分を味わっていたんだ*]

(240) 2014/02/08(Sat) 23時半頃

あ゛っ ぁぁあッ

[悲鳴は長く尾を引いた。
 涙を拭う指も、手首を掴んだ手も恐怖を感じさせぬものだったのに。

 首筋が熱い。逃れたくとも手首を強く抑えられている。
 首を仰け反らせればする程、牙は深く入り込み、
 胡桃色と金色が僅かに交わる。]


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 23時半頃


――……やめて!

[ 響いた悲鳴が事態を認識させる、
喉の張り裂けるような声が出た。
けれどそれは何も止めてはくれなくて]

零瑠くん……、

[縺れる足で駆け寄ろうとした、
彼もあの女の人のようになってしまう、それが怖くて。
けれど事態はもっと恐ろしいことだなんて、知らなかった]


【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし―

 それ、お袋さんの形見か?

[一人、縮緬の巾着を大事そうに眺める明之進に声を掛けた。
絢矢やリカルダたちとの一件後、他の孤児たちとも話くらいはしておくか、と考えた結果の行動だ]

 あぁ、別に、寄越せとか見せろってワケじゃねえよ。
 ちょっと、綺麗だと思ったんでな。

 ……俺はお袋の面も名前も知らなくてさ、
 それで、気になっちまったっていうか。

[少年の黒瞳にじっと見詰められ、何故か言い訳がましい言葉が口をついた。
挙句、不必要なことまで言葉にしてしまったから]

 驚かせて、悪かったな。

[ああ、柄にもないことをしちまった、と。
バツが悪そうに、くるり、背を向けた*] 

(241) 2014/02/09(Sun) 00時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 理依との記憶 ─

[理依が“特別”を作らないこと。
それ自体を特別──と感じ取れるほど
少女は大人ではなかった。

けれど、理依が──何でもないことのように
俺は皆が好きだと言った時>>193

──きっとその時も、少女はリカルダと一緒にいて
理依が女の敵のように扱われるのを
側で聞いた後だったのだろうけれど──。

不意に、少女は理依の手を取り、握り、
その手の甲を撫でようとした。
何故か少女には、その言葉を言う理依が、寂しそうに見えて*]

(242) 2014/02/09(Sun) 00時頃

【人】 落胤 明之進

―回想・零瑠について―

 ――ひいらぎは、どんな冬?

[冬の木と書く、と教わった直後に返した言葉がそれだ。
 正確には柊は木である。冬ではない。
 刺があるから鬼が嫌って寄り付かないのだと言う。]

 とげとげ……

[まだ幼い両の掌を見た。そして零瑠を見上げた。]

 …………鬼じゃなか、ったら、大丈夫?

[感情のない黒檀と小さな声だった。*]

(243) 2014/02/09(Sun) 00時頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 00時頃


は……はわっ…………わわ…………。

[零瑠の身に起きている「凶行(便宜上)」。
直視できない……が、目をそらすことができない。
直円、勇気を出せ、お兄さんだろう…………
そう何度も何度も心のなかで唱えて、唱えて。]

ばばば、蛮行はや、止めていただこう……ッ。
ぼぼ、僕は受け入れる、受け入れますよ!
だから、そういう、こう野蛮なことは……。

[彼の顔には苦渋の色が滲んでいる。
後ろを振り返って申し訳なさそうな表情を浮かべて。]

ただひとつ、質問が赦されるのであれば……。


[悲鳴は人間への未練の様に尾を引いた。
とても耳に好い音に、牙を立てたまま嗤う]

どんな心持ちだ?

[制止の声もまた心地良く。
注いだ力の変化を確認する様に、
牙を離すと雛の顔を覗き込む。
わざと襟ぐりを晒しながら、交ざる金の色を見た]


 零、瑠君――……っ

[立て、なかった。
 手と膝で這って彼の傍に向かい出すのも牙が離れてからだ。

 あえかに開いた口から熱に弱った息を吐いて、
 零瑠に取り縋ってその顔を見ようとした。]


止める事は無いわ。
光栄な事よ、お父様が直接だなんて。

[そう言って笑う。
その言葉は確信に満ちていた。

ホリーもまた、他の皆とは別の意味でトルドヴィンに対して狂信的であったが故に。]


[―――否。
 逃れる意志など金の瞳に魅入られた時に霧散してしまったのだ。

 牙の離れる頃には甘やかさの交じる啼声に変わり、
 革色の瞳に紅が混じゆく。

 皆の声が遠くに聞こえるようだ。
 すぐ近くで零れる始祖の声もまた。]

 ………ん

[右の手で自らの喉を抑える。声を上げすぎたせいではない。
 渇くのだ―――とても。

 気分を問われ、相応しい言葉が見付からずに緩く微笑む。]


【人】 和算家 直円

―むかしばなし―

[『絢矢くん、後にしてくれたまえよ。
僕には遊んでいる時間なんて勿体無いのです!』

本を読んでとねだられるたびに、彼はそう返した。
笑みもなく、口をヘの字に曲げて。
そして、「人一倍勉強しないと」「陰謀が」などと
くどくどくどくど言うのが読書会後の彼だった。

そして、視界の端に周が見えると、ため息混じりにこう呟くのだ。
『しかし、人望は勉強しても得られませんな…』]

(244) 2014/02/09(Sun) 00時頃

[明乃進の傍らに、零瑠の様子を見やる。
明乃進だって随分辛そうなのに、と手元の水差しを握る。
口唇を噛み締めて]

……光栄なこと?そんな、
だって、血を吸われたら……あの“家畜”の人みたいに、

[漆黒の少女が笑う、
彼女に縋ろうとしてしまうのは、
年の頃も自分と近く見える少女だからだ。
彼女も吸血鬼であることには変わりないのに]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―むかしのおはなし―
[>>175 すぱっと言ってしまった後、
直円の激昂したような言葉にぱちくりした。
こわかった、というより、ただただ吃驚したのだ。

直円のこんな様子は始めて見た、
やっぱりあの読書会のせいで直円は変わってしまったのだ、
なんとか言い返さないと、と難しいことを言う直円の言葉を必死にひろった]

……革命が隠されてるって、でも、えっと、
逃げてきてる人、いるじゃない!だから別に隠れてない!
それにきっと逃げるくらいだから、そんなにいいことじゃ……

[帝都の内側に住んでた頃、そんな人たちを見てた、
そう確か亡命って言ったはずだ。でも言葉が不意にとまったのは不確かな知識だったから、ではなくて]

直君……、

[方法とかは本当にそれでいいのかな、って思ったけれど、
勉強して努力しなくちゃいけない、っていうのはそうだと思った。]

(245) 2014/02/09(Sun) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


わかった。

[全部が納得できたわけじゃなかった、
だから少ししこりは残ったけれど、もう止めなかった。

直円は勉強して努力してえらくなって、
きっとみんなを幸せにしてくれるのだと思ったから*]

(246) 2014/02/09(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[大腿骨も足首も固定してしまえば無理に動ける、
 とても怒られたがただ寝ているだけなんて到底無理で]

 子供たちは?
 あの金色は『本格的に遊ぶのはもう少し先』だと言っていた。

 つまりまた、遊びに来る。
 遊びという惨殺をしに、な。

 時間をかけていられない、対抗できる軍人を増やすべきだ。
 『聖水銀』を飲ませるのは早いほうがいい。

 万一今回の子供たちで軍にと思うのなら、それこそ。

[その前に自分の怪我を治せとたしなめられてしまう]

(247) 2014/02/09(Sun) 00時頃

み、ず………

[蕩けた様な眼差しを、金から首元へと移す。
 前に傾いだ身を止めるように腕を引かれ、明之進を見下ろす。
 僅かに牙の先を零し。彼の露になっている肌を見ても、何かが違う。]

 ――あき。生きてる、よ。おれ…。
 血を吸われたんじゃ、なくて………

[真弓の持つ水差しを見ても、やはり違う。]


[金は紅へと、悲鳴は艶に。
確かな変化に同じ様に微笑み返す]

喉が、渇くのだろう?

餓えのままに喰らうと良い。

[雛鳥が近寄って来ても
渇きのまま彼に喰らいついても喉の渇きは癒えはしない。
もっとも、それでも面白いとは思っていた。
最初の食事が同じ巣で育った者達と言うのも一興だ。

餓えの命じるままに牙が何を選ぶかを見つめていた]


どう、いうこと…?

[僕らもバケモノになるんだって、そう言った時もうレイにーさんのまえにそいつはいた。
そいつの口から生える牙を目の当たりにして僕はまた目を閉じてしまう。

レイにーさんの悲鳴がやむまでそうしていた。
震える僕を包むベッドの感触は僕がいた世界では味わったことがなくて、ただうっとうしいだけ]


【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし:hands―

[あれ以来、リカルダは周が喧嘩をして帰って来る度に、
他者を傷つける為の手を包み込むように握ってくるようになった。

無碍に振り払うことも出来ず、手が汚れるから、やめとけ、という制止も、彼女にとってはどこ吹く風のよう。
結局根負けして、自分には無い感情だが父親が恋しいのだろうと結論付け、リカルダの好きにさせてやることにした]

 ……けどさ、リッキィ。
 お前も、つくづく物好きなヤツだよな。
 
 俺じゃなくても、寂しいなら、
 手を握ってくれる相手は此処ならいくらでもいるだろ。
 
[その日も黙って小さな手を重ねてくる少女に、不思議そうに尋ねた]

(248) 2014/02/09(Sun) 00時半頃

閣下たち……は、「始祖」閣下を頂点とする
『一枚岩』の集団…なのですよね?

[質問の許可が出ようが出まいが、そう発言した。
『一枚岩』というフレーズを発するときは、
ちら、とホリーと名乗る方を眺め、反応を伺った。]

もう……僕たちには、「そうなる」以外の選択肢は。
いや、そもそも「選択する」許可もないのですね。

[目を伏せた。]


[酷くうろたえる様子が滑稽で仕方ない。
視線を孵った雛から離さずに]

牛や豚や鶏や魚を殺すのは蛮行でないと言い切るのか?
お前もまた現実を見れぬ愚者と言う事か?

だが弁えた姿に免じて訊きたい事があるなら訊くが良い。

[答えるかどうかは気分次第だが]


―――…レイにーさん、明にーさんっ

[僕はベッドから降りて二人の近くまで向かう。
急いで駆け寄ろうとしても身体が言うことを聞いてくれない。ぺたりとしゃがみこむ。
その時ふと後ろを振り返って、真っ直ぐ歩けてなかったことに気付く]


【人】 記者 イアン

 馬鹿っ、無理して動くなよ…!

 …また、来るんだろ。
 だったら。おまえだってそれまでに治さなきゃなんねぇだろ、その怪我。

[顔を見に行けば、重症のはずの同僚はやはり早く早くと。>>247
自分の負傷した右腕は棚に上げて、軽く嗜めるも、]

 ただ、まぁ…
 早い方がいいのは、たしかだよな。

 …軍へ志願する声も、ないわけじゃ、ない。

[少し語尾が濁るのは、彼らではなく自分が、まだ決意できていないから。
また、家族を戦場に送りこむ。また、同じことを繰り返すのか…?と。]

(249) 2014/02/09(Sun) 00時半頃

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