162 絶望と後悔と懺悔と
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[「おとうさん」という言葉に憧れたこともあった。
だけどもうそれも昔の話。
記憶のかけらがまた一つはがれて落ちる。
「おとうさん」と呼んで笑う弟の記憶。
その時、一瞬だけ複雑そうな目でホリーを見たのだった]
― 回想 ―
――そんなもんでしょ。
誰からも愛される人も居なければ、誰からも愛されない人も居ない。
それぞれ好みも違うんだからそれで良いんじゃない?
[そう言ってから、彼の言葉を思い返し。]
ま、君がお父様の事を嫌ってるうちは向こうだって好きにならないでしょ。
―回想・真弓について―
うん。
――お母さんの、形見だったんだ。
[壁に近付く真弓によく見えるように、角度を変える。
何か祈るのかと尋ねられて、こくりと頷いた。]
……家族が皆、無事で、ありますようにって。
祈ってる。
[揺れる火には温度があった。
滑らかな頬を優しく照らしている。]
そう言えば、牡丹は、紙で折れるのかな……?
[彼女の部屋に散らされる千代紙を思い出す。
もし作れるのなら見てみたい、と願った。*]
[律儀な返答を最後まで聞いてから、零瑠は扉に向かう。
一度足を止め]
――柊。
[5年前の誕生日から変えた名で明之進を呼ぶ。]
……長物、
置いてきてしまったわね。
[刃がなければ戦えないわけではないから、
そのまま命に従うことにする。
フードのついた白いマントは、
毛皮に縁取られてふわりとたなびいて、
そのまま離れるかと思えば、一度振り返った]
……リカ、
[多分彼女を案じていたのに、
案じる言葉がどんなものだったか。
――剥離したままの感情が、戻らない*]
――はい。
[出立するところ、零瑠に呼ばれた。
主である黒百合が己を呼ぶ様子がないのを見ると、
彼の元に控える。]
難しいかな。…うん、柊が練習したいというなら、いくらでも付き合うよ。
[淡い期待とは違う答えに僅かに眉が下がったけれど、血の壁を考えればさもありなん。
その場はそれで終わらせた話だった]
是非俺に勝てるようになってほしいね。
柊。
[くしゃりとかきまぜた柊の髪の毛。
感触は昔のまま。ちくりと胸にささった痛みは正に柊の葉のようだった]
多分、俺も忘れられてるんじゃないかなぁ…。
もう、何も思い出せないままだ。
[マユミへ投げた「俺に勝てるか」の問いに返ってきた答えには
僅かな苦笑だけを返した。
強くなってくれたなら、もう約束そのものを忘れても責められないんじゃないかと
ほんの少し思ったのもあったけれど]
そうだね。馬鹿なことをきいた。
[それきり、その問いを繰り返すことはなかった]
君の大好きなお父様の命令だからね。
……。そうだ。君のほうが強い。
なんで俺は君を守らないといけないんだろうか。
[行け、と命じられ、きんいろに一瞥をくれてやってから踵を返す。
その手の日本刀を目を細めて眺めながら]
今度理由を聞いておいてよ。
背面を任せても、よいかな?
[自由にというのなら、方面を同じくしないかと尋ねる。]
[顔を上げる。“始祖様”の合図は済んだ。
左の腰に下げた東洋と西洋の剣が触れ合ってかちゃりと鳴る]
…呼んだ?
[真弓ねーさんだ。先に歩き出したかと思ってたけど。
何も言わないで隣に立つ。どんな顔したかな。
僕はふと昔のことを思い出す。部屋に入る前に慌てて踏みそうになった折り紙のうさぎ。
僕、まだあれを取ってあるんだよ]
……行こう。
[笑う赤の眼を隠すように、男の子っぽい帽子を深くかぶった*]
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