204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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ー 一階 ー [保護者はどうしているだろうか? 昨晩かけられた言葉 横にも縦にも 首は触れず まったく 呼んでいないわけでもなく>>2:362 けれど 声に出して 強く求めたわけでもなく
エヴァンズ一族というだけで 厄介ごとを 押し付けられてしまった人
だから 保護者が人里に行く時 森に残る時 もう 死んだことにして 戻らなくていいよ と 何度言っても 戻ってくる ーーーーーーー変な人
信じている けれどーーーー]
(210) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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そっか……
俺も、同じようなものかな……
[父は、母が死んでから食べたけれど。
いまは、もう家はないと思う]
……うん。
なにかしら、していたほうが気がまぎれる。
トレイルは、ラルフの傍まで、器を持ったままゆっくりと近づいていく。
2014/11/19(Wed) 23時半頃
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[視線をそらしていたから。 トレイルの笑みにも気づかなくて。
近づいてくる足音に、首をかしげて視線を戻す]
……トレイル?
[言葉が話せない相手に問いかけるけれど。 言いたいことを読み取れるかどうか、不安をおぼえて、じっとみる]
(211) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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[両手で持った器を、傍まで来たラルフの前で持ち上げてみせる。
湯気の立つ器の中身を覗き込んで、それからラルフを見て 眉を下げると、首を傾いでみせた。
トレイルの透明な声は、彼に聞こえているか。 意図が伝わるかは、わからない]
(212) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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―1F/2Fの階段少し下― そう、……ディーン、が
[小さく謂う、フランシスの表情は沈んでいる。 フィリップの様子に、仲がよかっただろうか――と、疑問符浮かべる。
ドナルドの方に意識を向けたから、>>202 フィリップがディーンのことで 頭がいっぱいとは思わず]
そう、……よかった。 ……落ち着いたら、おれも浸かろうかな……
[そ、と濡れた髪に指先を伸ばしたのはつい――触れたくなって]
湯冷め、しないようにな。
(213) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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そうなんだ…………集落が……
帰る場所……と言う感じがない
…………そもそも帰る場所って わからないけれど
目の前のことだけに集中したりね
狩りの時 本当そう
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―1Fへ―
……フィリップ君?
[>>210考え事をしているらしい少年に、そ、と声をかける。]
(214) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 23時半頃
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…………ニコラ?
[聞いていた話 フランシスからの頷き 思い浮かぶ 犬 ……けど 狼だった 本当に食べてしまうなら
それでも 本人たちの合意の上 ならば しょうのないこと と 割れてしまった マグカップ手に 思い切る
その間に フランシスとドナルドの話 聞こえる……彼は 即席の轡 ルーツの嘴にはめて 調整を 待っている間にする]
(215) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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[ポトフの入った器。 温かな湯気が立つそれを見て。
中身を覗き込むしぐさと、こちらを見る様子。
考えるように首をかしげた]
ええっと……
……もしかして、俺に?
[もってきたのかと、瞳を瞬かせる。 トレイルとはいつもすれ違っていた気がして。
温泉での、あのしぐさの意味も、よくわかっていなかったから。 いまも間違っているかもしれないと思いながら問いかけた]
(216) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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あ…………えっと 貯蔵庫…………
[轡をルーツにはめながら 当然抵抗で散々蹴られたが どうやら二人の親密な会話は終わり 今度は 彼が 考え事で またせたか 慌てて 場所 口にした]
(217) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[隣にあった温もりが離れる>>205 雪に指をくっつけながら、トレイルの行く方向を目で追って。 >>207なぜか緊張した気配に、ふいと視線を上げた。 少し考えてから。 思いあたり、すん、と自分の肩に鼻をくっつけて嗅いでみる。一晩中ディーンのそばにいたから、慣れてしまってよくわからない。 鼻が感じるのは、毛布のカビ臭さだけ。
指で雪を握って、離して]
4つ。
[>>208ふと、こちらも気が付いた違和感。 首を傾いだけど、なぜ4つなのか僕はしらない。
卵の中に収まった球体。雪で冷やせば、少しでも腐るのを止められるだろうか。 すぐに視線をノックスから離して、宝石箱を眺める。 ねえねえとノックスにまとわりついて理由を問うことはなく、ただ手の中のそれがいまの世界の中心だった。
>>209視界の端、見えたトレイルの口元。 ふ、と視線を上げて。小首を傾いで、また雪を握った]
(218) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[どうして彼なんだろう。 彼も彼も どうしてどうしてどうして
思いはあれど、諦めもあって 声は二度と戻らないから、 俺に、と言われてトレイルは頷いて
彼の頭上に届くように、 器を持った両手を上げながら背伸びして]
(219) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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帰る場所……
そうだね、今なら、フランシスの傍かな……
自分が、くつろげる場所なら……帰る場所で、いいんじゃないかな。
うん、それはわかる。
狩りは集中しないとできなさそう……
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[湯気の出る中身を、ゆっくりと、傾けていく]
(220) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[ディーン、と名が二人より聞こえる。 山小屋に辿りついたばかりの頃、 あたたかな場所へと誘うシメオンとその保護者と出会った。 今日は二人の姿をみていない。 けれどひとを避けるようにあったドナルドは それが何を意味するかまだ分からずにいる。 フランシスの声>>213に軽く頷き]
――…久しぶりに背中でも流してやろっか?
[軽い口調で言い遣り、 伸ばされた指先が髪に触れればくすぐったげに目を細めた。]
気をつける。 けど、フランシスも。
[気をつけて、と続けようとするも、何に、とまでははっきりせぬまま]
(221) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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そっかーーーーくつろげる場所……か
[ラルフの帰る場所に ふっと微笑む
自分の場合 どこだろうかと言う 疑問ねじ伏せ
……尚更 ラルフが 衝動に負けないように
……今 彼のそばにいる フランシスとドナルド
一緒に旅して行けるよう 考えなきゃ と
そうなったらいられないの わかったはいるけれど]
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[トレイル>>219が頷くのに、ゆるく瞬く。
それから、小さく笑みを浮かべて]
――?
[礼を言って受けとろうとしたら、器の位置が、違う。 背伸びをするトレイル、高い位置の器]
トレイル……?
[問いかけと、器が傾くのは同時で]
(222) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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――――あっっ!
[そこが焦げ付くほどに煮立ったポトフの、汁。 それを被った熱さに、顔をおさえて、うずくまる。
髪についていた雪など、当のむかしにきえてしまって、いた]
(223) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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フィリップは、ベネットとドナルドの親密さをぼんやり見てる
2014/11/20(Thu) 00時頃
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[居間に近付いたバーナバスにも、焦げの混じった臭いが届いただろうか。
水を加えてかさ増ししたけれど、4杯が限界。 トレイルにも確かめたが、やはり焦がしてしまった。]
……ニコラ。ニコラの分もよそったから、早く着替えるんだよ。
[毛布を纏ったままの彼に声をかける。 視線はすぐに逸らされて。手の内に卵を収めて。
昔の自分と不意に重なり、それもまた胸を締め付けるのだ。]
(224) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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あつい、いたい。
なぜ、どうして。
[唐突な痛みに混乱している。
くつろげる場所の話とかすっとぶほどに。
ただ、いたい]
フィリップは、突然階段を登り始める
2014/11/20(Thu) 00時頃
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…………少し行ってくる
[踵を返して 血の匂いする階段 フランシスの返答も待たず 一段飛ばしで駆け上がる
ルーツに相変わらず蹴飛ばされながらも]
(225) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[貯蔵庫、とフィリップの声が聞こえる。 声した方を見遣れば彼もこちらを見ていたよう。]
ルーツ、だったか。 昨日はやたら暴れて大変だったぞ。
[右手首に残る淡いひっかき傷を軽く掲げてみせて]
仲いいなら、さ。 ちゃあんと一緒にいてやれよ。 ルーツも、その方が落ち着くだろ。 現に、今日は、お前さんがいるから暴れてねぇみてぇだし。
[に、と笑い掛けて鳥と飼い主を交互に見遣る。]
(226) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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―1F/2Fの階段― ひさし、ぶりだね。 ……そうだな、それも、悪くない、かも
[>>221 背中を流す、なんて本当にひさしぶりだ。 眼を少し細める。 気をつけるよ、と謂うものの―――]
わかった、貯蔵庫…… ぇ、あれ、 フィリップくん…?
[突然階段を上り始めたフィリップに、 フランシスは驚いて疑問符を、浮かべた。]
(227) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[ぐらぐらに煮立ったものは水で薄められていたようだけれど。 それでも、被るには熱すぎるもので、
ポトフの、溶けた具材が肌をたどる熱さに、とっさに手で払うけれど。 玄関で冷えた肌には、厳しい温度差だった]
……っ、なに、なんで……
[痛みを堪えて、呟く]
(228) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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―居間― [ラルフの頭の上で、中身を全部ひっくり返して 空になった器は、そのままうずくまる彼の上に落とした。
ゆっくりしゃがんで、両手を伸ばす。 ラルフの身体を抱きしめるには、少し短い両手。 ちゃんと彼の背までまわると良いが。
微笑みを浮かべて、首を傾げて 声なき声を紡ぐけれど きっと彼には聞こえない]
(229) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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ベネットは、フィリップが軽やかに駆け上がるのを、きょとんとして見送ってしまう。
2014/11/20(Thu) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 00時頃
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[同じ場所にいるのに、ラルフの分だけよそわないのは実に大人げない。それに、約束もある。 ……元々あったものに肉を入れただけだが。
焦がした鍋をペチカから降ろし、床に置いた瞬間。 悲鳴がした。
何事かと立ち上がる。ぐきと腰が痛みを訴えたが。 目の前の光景に、まず目を疑った。]
トレイル!? ラルフっ!
(230) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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ーーーーごめん
[ドナルドが気の良さそうな笑顔 向けてくれる ラルフの同行者 ラルフの言うとおりいい人そう 眼帯 衝動に耐えた証とも
謝罪はルーツの代わり ルーツは轡をつけられて暴れているけど
いまは ”聞こえた”そのことが気になって 上へ急ぐ]
(231) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[一人になり、ゆっくりと息を吐く。 長居はするなと言われていたが>>182、のろのろと身体を洗う。
バーナバスを「バーニィ」と呼ぶノックスとのことを思い出してもやもやした。 暖かな腕の中で、心地好い気分だったのにと。 何故こんな風に思うのか分からない。]
(232) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[君が これ以上 僕から奪っていこうとするのなら
これくらい、受け止めてくれるよね?]
(233) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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