3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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−美術室前−
[目の前にはまだケイトがいたが、メールの着信>>419に気づき、携帯を覗く。]
兄さん…。
(危険な目っていうのは今の状況かもしれない…。) [それでも何故かすぐに返事を書かなくてはいけない、 そんな気がして。]
「title:RE メールありがとう。私は大丈夫です。 取り込み中だけれど、オスカー君もミッシェルさんも側にいるから平気。
今、美術室の前だから、理科室までは時間がかかるかもしれません。 もっと近い場所なら早く逢えると思いますが。」
[取り急ぎ、それだけ打って、返信した。]
(436) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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[みつけたい。]
『でも、そろそろ』
『送ってあげないと』
『寂しがるよ。』
『寂しいのは、可哀想だよね。』
[闇 が 人 の 心を 覆う様に 囁いた。]
『そォしないと、 ケイトを見つける前に』
『闇に喰われちゃう よ?』
『皆は 鬼 を探して る』
『ケイトは 私たち が 探してあげよ。』
[3年B組の会話。
誰が 殺したのか、とは言わない。知っている。
誰が そんな事を言ったのだと 思っただけで。]
『ここに居る 人を 死んでるって 言いふらしてるのは誰かな。』
『その子でもいいし』
『面倒な いじめっ子でもいい』
『ああ、君は こちらへ呼びたい子が、いたっけ。』
ああ、
盗み聞きした奴は、誰かが一人みてりゃいいだろ。
あとは呼んでやりたい奴、呼んでやりな。
盗み聞きする子
見ててあげればいいの?
わたしの 眼 で見ててあげましょうか?
ああ、じゃ、アンタが見てて、くれるか?
俺は、呼びたい奴のこと、考えとくよ。
スティーブンス先生はそろそろダメじゃないかな…
このまま勝手に消えちゃいそうだ。
あぁ、俺はメアリーを迎えに行くけど…
盗み聞きのジェレミーを誰か見張って置くのもありかな。
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−美術室前−
ヘクター君…?
[>>@54何処かからヘクターの声が聞こえたが、 耳をすませても怨嗟の声ばかりで…。
ケイトが消えた闇の方をただ見ていた。]
(450) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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気があいますね、用務員さん。
[かすかにわらいごえ。]
僕は ……誰でも良い よ。<<マネージャー ピッパ>>でも<<長老の孫 マーゴ>>でも<<華道部 メアリー>>でも。
『寂しくないように、送ってあげたい』人は、居るけどね。
[ああ、そうだ。送ることは 悪いことじゃないんだよ。
ビー玉に印がついた時の 声 を思い出す。]
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−美術室前−
[ミッシェル>>452にこれからどうするか?と問われ、]
…兄さ…スティーブン先生が、話があるって。 呼ばれてるんだけど。
[携帯を見たが返信はなかった。]
オスカー君、どうしよう?
(456) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−美術室前−
[オスカー>>454が校内巡回するときいて、 途中まで一緒に、と言おうとして、着信に気付く。]
あ、補習室で会おうって。私、行ってくる。 近くだから、一人で大丈夫。
[オスカーがそれでも一緒に、と言えば、 喜んで応じるつもり。従兄は、一人で、とは言ってないので。]
「title:re:今
わかりました。すぐに行きます。補習室で。」
(463) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−美術室前− >>462 じゃあ、近くまで一緒に。 話が終わったらメールするってことにしようか。 [そう言って、東階段を二人で降りていく。]
気をつけて。また後で。 [ミッシェルと別れる時はそう言って手を振って。]
(471) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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長老の孫 マーゴは、演劇部 オスカーとは、東階段を降りきったところで別れただろうか。笑顔で手を振って。
2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−補習室−
[扉をノックして、ノブを回した。鍵はかかっていない。]
マーゴです。兄さん、いるの?
[そっと扉を開け、声をかけながら補習室へと。 窓際に人影がみえるだろうか?]
(477) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−補習室−
[教壇に従兄が立っているのを見つけた。]
まるでこれから授業が始まるみたい…。 [ふと日常を思い出す。]
怪我はないわ。 うん、オスカー君が一緒にいてくれてるから、大丈夫。 兄さんのいう通り、一人じゃない方がいいみたい。
[髪が伸びているという指摘に、自分の髪をふと見下ろす。] そう…かしら?おろしたからそう見えるのかも…。 [伸びているという自覚はまだなくて。]
…話ってなぁに? [そう言いながら、近づいていく。]
(490) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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長老の孫 マーゴは、化学教師 スティーブンを、見上げて、話を待った。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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−補習室− >>491 [従兄の問いに目を瞠って、]
違うわ。私は鬼じゃない。 …兄さんも違うでしょ?
そういえば、さっきジェレミー君が 鬼の声をきいたって言ってたけど…。
(499) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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ラルフなんか、ここから落ちてしまえば良いのに。
[ぽつりと本音が零れた。]
[動揺する気配に、ちらりと意識を向けて。]
『あれ、仲悪いんだ。』
[ポツリと聞こえた声に 少し驚いたように。
殺す時も ―― していたから、てっきり。]
ん?
恥ずかしがらなくてもいいぞー。結構よくその木の下では……うん。
もっと乳繰り合ってる奴もいるしな。
って、
[金髪の元生徒会長に対する言葉には眉を寄せた。
そこにどれほどの確執があるとかは全く知らないので。]
そういえば、会長くんのこと、
ちょっと煽ってみちゃったんだ。
ごめんね?
[くす、と笑う声]
騙された。どうせ最初から体目当てだったんだ。
あの時だって…流石にいきなり突っ込まれるなんて思わなかったぞ。
…理性飛んでた俺も迂闊だったけど…。
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−補習室−
[保健室…。保健室に入ると危険ってさっき…。 でも兄さんなら大丈夫?]
…母さん…? [不意に母のことを口にされ、戸惑う。
その戸惑いは、山吹色のビー玉をみせられた後、 抱き寄せられ、口づけをされた頃には混乱へと。]
兄さん?どうしたの?
(509) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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そう?すごく熱烈に好きだってかたられたわよ?
まあ、ちょっと困ったりもしたけど。
あんなそんなの一部始終(たぶん)まで聞かされて…
も、もっと、? よく?
[ なんとも 混乱。
会長を煽ったとかの話は、不穏だとは思ったが、]
……――、…、目当て、って いや、
……何の、話…。
[――愚問か。どうやらそういうこと、だったらしい。
困ったような気配が、在る。]
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