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良家の娘 グロリア は 若者 テッド に投票した。
良家の息子 ルーカス は 若者 テッド に投票した。
道化師 ネイサン は 若者 テッド に投票した。
小僧 カルヴィン は 若者 テッド に投票した。
若者 テッド は 小僧 カルヴィン に投票した。(ランダム投票)
子守り パティ は 若者 テッド に投票した。
ランタン職人 ヴェスパタイン は 若者 テッド に投票した。
長老の孫 マーゴ は 若者 テッド に投票した。
若者 テッド は村人の手により処刑された。
小僧 カルヴィン! 今日がお前の命日だ!
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
小僧 カルヴィン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、良家の娘 グロリア、良家の息子 ルーカス、道化師 ネイサン、子守り パティ、ランタン職人 ヴェスパタイン、長老の孫 マーゴの6名。
―― 舞台袖の個室 ――
こちらが恒例の、鍵になります。
商品が枷なしで暴れそうでしたら、
お客様の方で何なりご用意くださいネ。
勿論ご入用でしたら、こちらでも準備は致します。
[今回の主人は二名。面差しと色素のよく似た姉弟だ。
道化二人に別々の鍵を手渡す。
品評会の終わりは、近い。]
【人】 道化師 ネイサン随分と人数も減ってしまいましたねぇ。 (0) 2010/04/12(Mon) 00時半頃 |
[椅子を立つと、絡めていた指を離した]
あの子をどうするかは、考えさせて。
あの子の枷を、はずしに行って来るわ。ここで待ってて頂戴な。
[イアンを見上げて、そして離れる]
【人】 良家の娘 グロリア[客席を立ち、舞台袖の小部屋の方へと向かう。顔を隠す扇子はそのままに、けれどもどこか足取りはゆっくりとしていた。 (1) 2010/04/12(Mon) 00時半頃 |
― 客席 ―
最初、規制以上の規制を課してしまった気が…――
嗚呼、気にされていないなら良いのです。
――たしかに、今の貴方は、そうですね。
[くしゃりと笑みにも似た女の揺れる黒髪を、優しい人のよう。ヴェスパタインがツィーにするのとは対照的に柔らかく梳きながら、頷いた。
その背後で、姉はイアンと呼んでいたか、男と姉の会話を可笑しげに聴いて、舞台を見遣る。そこには金目の青年は既に無かった。]
『さて、彼を迎えに行きましょうか。
嗚呼、しのも共に来なさい。』
[姉とは異なり、弟は志乃も共に連れて行く。
それは優しさに見えて、実のところ彼女を盾に青年に別の枷をつける為であったのだが。
――…声音は常と変わらず、柔らかかった。]
[先に歩いていくルーカスの背を追い、けれども心はここにあらずか。
鍵をネイサンから預かり、個室へ姿を見せる。
そこには、男装の少女の姿があって]
やっぱり、その服なの。女の子の格好を期待したのだけど。
枷を、はずすわ。
逃げてもいいけど、でられないし、捕まるのはわかるわよね?
【人】 長老の孫 マーゴ[熱心に舞台上から客席に向かって頭を下げている。 (2) 2010/04/12(Mon) 01時頃 |
― 舞台袖/個室 ―
[後ろから姉が付いてきているのを知っていたので、志乃の件がなくとも、ルーカスの歩む速度はそこまで早くはない。
しかしながら、陰部に悪戯をされている女には、それでも早く感じられたのだろう。
まるで仔猫の首につけたと同じく、チリチリと女の動きに合わせて鈴が鳴る。]
やあ。気分はいかがかな?
[道化から鍵を受け、志乃を伴って入った先は姉とは別の個室。
相手に敬意を払っている訳でなく、癖か、または敬意を払った振りをして相手の神経を逆なでる為か、ノックをし、開けた先かち合った手負いの獣の眸のような金に、灰青は相変わらず涼しげに、気分を問うた。]
別に、どちらでも構わないわ。
……。
[枷をはずし、視線が落ちる。その足首に見える傷。腫れた様子に眉を寄せた]
誰か、彼女に手当てをしてくださる?
傷が残らないように、お願いね。
ビジネスパートナーなんて、期待するはずもないでしょう? だって、私はそもビジネスに手を出してないもの。
貴女を買ったのは、ちゃんと目的があったのだけど……。
[ほう、と息を吐いた]
手当てのあとは身体を休めなさいな。ずいぶんと疲労しているようだから、ちゃんと食事も取ってね?
私は貴女を壊すために買ったのではないの。
[使用人へ自分の部屋で休ませるように言付ける]
貴女の扱いを変えるかもしれないから。
期待はしないでもらえるとありがたいけど。
[頷いたイアンへは、首を横とも立てとも振らず。
零れた言葉にどこかを抉られたような心地。
カルヴィナの治療を任せて、自身はイアンの元へ戻ろうと立ち上がる。
男一人でどうしてこうも変わってしまったのか、わからない。
それでも、その傍に行かずにはいられなかった]
【人】 良家の息子 ルーカス― 至る舞台袖/個室 ― (3) 2010/04/12(Mon) 01時頃 |
[カルヴィナから掛けられた言葉に、浮かぶ笑みはどこか弱く見えたか]
勘違いしても、いいわ。
貴女は、私が買った事に変わりはないのですもの。
別に、働いていないわけではないけど。
それに、人の手はいらないというだけ。
[お腹は減っていない、という彼女へ]
じゃあ。
興味があるのなら客席にいらっしゃいな。冷静に、舞台を見ていられたらだけど。
でも、私が怪我の手当てや食事を勧めるのは、貴女の為ではなく私のためよ。
[後からカルヴィナがついてくるのがわかった。
小部屋を出て、客席の方へ歩いていく。
イアンの姿を認めると胸にこみ上げるものがあって、足を止める]
でも、どうすればいいの。
[小さく零した呟き]
【人】 良家の娘 グロリア[個室から出てくると、その後から男装の少女がついてくる。 (4) 2010/04/12(Mon) 01時半頃 |
イアン…。
貴方の言葉は、わかるの。
わかるわ。
買った奴隷をどうするのかは、私の自由。
でも、外には出せない。それは、わかって。
[席に戻り、立つイアンへと言葉を掛ける。その腕に、手を伸ばした]
― 舞台袖/個室 ―
[殴りかかろうとする青年に、志乃を連れて来て良かったと、男は内心思う。ヴェスパタインに傷を負わせたのは、彼であると判っていたからこそだ。
逸らされた視線は、灰青ではなく漆黒にであろうと手に取るように判り、また合わせて、青年の申し出にルーカスは唇の端を持ち上げた。]
『確認させても良いが、その前に代償を払ってもらおうかな。
君が逃げ出さない為の処置でもあるけれどね?』
[滑らかな独逸語で告げる。
外に控えている使用人に持ってこさせるのは、T字ではないカミソリとシェービングクリーム、メスに消毒液、針に糸―――そして3つの白く輝く上等な真珠とペニス用の遠隔用バイブ。]
『しのにだけ代償を払わせておくのは忍びなくないか。
嗚呼、暴れたり拒否すれば、彼女が酷いことになるだけだよ?』
[成されようとすることは、青年の陰毛の除去と、ペニスの上の皮に3つの真珠を埋め込む手術めいたもの。もちろんそれは志乃の目の前で、である。終われば、その上にペニス用(陰茎を包み込み、バンドで止める形状だ)を装着させる。
上手く出来れば褒美のようにルーカスの目の前でなら、青年は父親に電話を許されるだろう。
その後は、客席に2人を連れて戻る心算**]
[杖を借りる様子を見れば、少しだけ眺めて]
そんなに意地を張るのなら、休めばいいのよ。
身体をそれだけ酷使したのだから。
椅子は、ないのよ。床に座るか、立っているしかないの。
疲れても、知らないわ。
[呆れたように口にする。
椅子に座ると、人の少なくなった舞台へ目を向けた。
もう買わないで欲しいといわれたこと。
それに頷くことは出来る。
もう目的は達成されたのだしと思うけれども。
きっとそういうことではない。
それもわかっているのに]
[椅子を示すカルヴィナの言葉に、そちらへ目を向けた。確かに空いてはいる]
それに座ったら、他の奴隷と差がついてしまうでしょう?
どうしてもというなら、床にお座りなさいな。
[ルーカスが二人を伴って帰ってくるのもわかったから、自分の奴隷を特別扱いすることもしない。
とはいえ、他の変われた三人に比べれば、その待遇は破格なのかもしれなかった]
【人】 良家の娘 グロリア[椅子に座ると、舞台を見やる。奴隷は後二人。 (5) 2010/04/12(Mon) 02時半頃 |
[伸ばした手が触れると、いくらか安心する。
背に回される腕も避けずに、耳許で呼ばれた名前にじわりと肌が震える。
それを咎めることは、できずにいた。
椅子に座ると漸く落ち着いて。
イアンの手は、握られたまま]
[カルヴィナから掛けられる声に、向ける表情はどこか冷ややかだ]
貴女に、貴族の意志を持たせたまま、その身体を躾けたいのよ。
調教とも言うかしら。
そのために買ったのだけど。
這い上がるの? 這い上がれるのかしら? どうやって?
外に出ることはもう出来ないのに。
貴女の処女を惜しんだのは、貴女のためではないし、足元を掬われる気もないわ。
どうやってそんなことをするの?
掬われるというのはね、私がその地位に価値を見出してなければならないのよ。
[カルヴィナの言葉には微笑みを返し]
ちやほや、ねぇ?
そんなもの、嬉しくもなんともないのに。
そんなものをありがたがる人生の方がどうかしているわ。
言わなかったかしら。
心持だけは、どんな地位にしても誰にも壊されないと。
それは、奴隷だって同じ。
ねえ、奴隷は何が辛いのかしら。
「主人」に従わなくてはならないところ? 自由のない生活? 衣食住すらまともに与えられないこと?
「個」を失くさなければならないから?
「買われる」事が最大の恥辱だとは思うけど。貴女のような矜持を持つ子にはね。
私は、貴女を少し羨ましく思うわ。
[少女の視線には、怯むことはない。
未だ自分の状況をわかっていない少女へと、グロリアは常の笑みを取り戻す]
そうね。偽善だわ。貴女に情をかけることは。
貴女を買った額は、消して少ない物ではないもの。
それに見合った動きはしてもらわなければならないわ。
イアンは別荘に連れて行くけど、貴女は本宅に行ってもらおうかしら。
女の子の、格好でね?
[くすくす、と笑う様子。腕は、イアンの腕にかけたまま]
何故、貴女と同じことを私がしなくてはならないのかしら?
貴女の気持ちをわかるつもりはないけど。
貴女に私の気持ちもわからないわ。
このまま貴女を、どなたかに払い下げてもいいのよ?
それをするかしないかは、私の言葉一つ。
どちらが主人なのか、わからせて上げましょうか?
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