158 雪の夜に
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『――捕まえたぞ!』
(1) 2013/12/28(Sat) 01時頃
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― 診療所近く ―
[誰かの声が上がった。 呼応して、おお、と周囲がどよめいた。]
『人狼め』 『観念しろ』 『化け物!』
[気を失った幼い人狼を槍玉に、異様な温度が伝染する。
中には、年端もいかない子供に気の毒そうな顔をする者も 少なからずあったのだろうが―― それは容易く埋もれてゆくもの。]
(2) 2013/12/28(Sat) 01時頃
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[診療所から医者を連れて来たのは、もしかしたら ヒューやセレストの危険を知ったソフィアだったかも知れない。 失血した怪我人が診療所へ運ばれるのを見送る。]
[跳ねる砂金の髪を乱雑に手で梳く。 目を閉じて、息を吸い、干る潮騒を聞いていた。]
(3) 2013/12/28(Sat) 01時半頃
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ヤニクは、よいせ、と軽い掛け声で立ち上がる。
2013/12/28(Sat) 01時半頃
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……あんた。 おい、セレスト!
[呆然としている女の肩を揺する。 眉を寄せて、青鉄がその顔を窺った。]
しっかりしろ。 ……それとも、どっか痛むのか。
[それは、立てないのか、という問いのようなもの。]
(4) 2013/12/28(Sat) 01時半頃
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服は洗や良い。替えだって利く。
[得意だろ、という言外の視線。]
["誰かのせい"を否定する事はしなかった。 相応に人波の退いた辺りを見遣れば、 喪服の女の姿は、まだそこにあったろうか。]
(7) 2013/12/28(Sat) 02時頃
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さぁな。
けど、誰が何をどうやったって、多分こうなったし、 どうすりゃ良かったか解ったところで、次がある訳でもない。
結果も変わりゃしねぇ。
[二人が喰い殺され、二人が深手を負っている。 その全てが子供の手によるものではないとしても、 その罪状を、町の人間が軽く見る事はないだろう。]
(9) 2013/12/28(Sat) 02時頃
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……ま、とにかくだ。 んな顔してたら、あいつらが心配するぜ?
[にっこと笑んで、首を傾げて見せる。]
あぁ、気が抜けたら腹減ったわ……
(11) 2013/12/28(Sat) 02時頃
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薄情者なんで。
[嘯いた。
唇は弧を描き、それとは温度の違う瞳を緩く細めている。 自警団の男達が去った方を流し見る、一瞬の零下。]
(14) 2013/12/28(Sat) 02時半頃
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[人間を襲い、死に至らしめた者を前にして、 怒り、憎む事が当然なのか。
あるいは、喰い殺され、喰い裂かれた者達を横にして、 人狼とは言え、小さな子供が可哀想だ―― と言うのが人間らしいのか。
良く解らなかった。]
(15) 2013/12/28(Sat) 02時半頃
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何か、話か?
[こちらを、恐らくセレストを見たのだろう女に、一言。>>13 この間、宿の前で見た者と同一人物だ。 風で帽子が飛び、慌てて去って行ったのを覚えている。]
(17) 2013/12/28(Sat) 02時半頃
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そりゃあ……
[買い被られたもんだな、とまでは声にしないが。 思わず、笑みが苦笑に崩れた。]
(18) 2013/12/28(Sat) 02時半頃
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[人間が己を見てそう思うからこそ、
狩りの手口としての価値が出て来るというだけだ。
情に厚い人間は勘違いをする。
人の形をしたものに、人間と同じように情を移してくる。
人間だって、鶏肉に恋をする道理はないだろうに。]
ヤニクは、セレストに、そうするかなぁ、と呟いた。
2013/12/28(Sat) 03時頃
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まぁ、頼まれたって、大して何か出来る訳じゃねぇけど……
[火事場泥よけくらいか。ちょっと眉を寄せて見せる。 自警団に向かうと言うセレストを止めはしないが、 軽い忠告は寄越す。]
あんまり肩入れすると、後でしこりが残るぜ。
[港町に大きな船は上客と呼んで差支えないだろうが、 セレストは大勢の船乗りの内の一人でしかない。
町の人間に不愉快を与えて立場が悪くなれば、 (人狼の仲間に見なされないまでも) 仕事に障るのではないか、という想像をしていた。]
(21) 2013/12/28(Sat) 03時頃
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いや、何となくな。 勘違いなら良いんだ。
[何をするでもなく見送って、踵を返す。 気付けばあちこち、打ち身だか擦り傷だかで痛んだ。]
(23) 2013/12/28(Sat) 03時頃
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[人狼として捕縛されたのだから、警戒は厳重だろう。
すぐの手出しが難しいのは察しがつく。]
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[ハナをその場で私刑にせずに連れて行ったと言う事は、 恐らく下準備の上での何かをやるつもりなのだろう。
例えば、人狼なる者が公衆の面前で処刑されるなどして、 害悪は去ったと大々的に公表されれば、 町の封鎖も解かれるものと思われた。]
(24) 2013/12/28(Sat) 03時半頃
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[要するに何らかのタイミングで、ハナは表に引き出される。]
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[――なので、まずやるべき事は、 宿に置いてある荷物をまとめる所からだ。**]
(25) 2013/12/28(Sat) 03時半頃
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[――とはいえ、
老人は女が誰だかわからないのだ。
何から説明すればいいのか、
説明などしないほうがよいのではないか。
どちらつかずに、迷うまま]
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― 朝凪亭 ―
ふえっ……ぐしゅっ!
[寒さに身を震わせながら扉を閉める。 宿は初日に見た賑わいを失って閑散としていた。 一先ず暖炉に火を入れて、雪で濡れた服を着替える。]
[人狼が捕まった、という噂は既に広まっているようだが、 これで一安心というもの、まだ油断できないというもの、 反応は様々なようだった。 ただ、その子供を気の毒に言う者は、表にはあらわれない。]
(41) 2013/12/28(Sat) 23時半頃
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……ん、
[人の気配に、テーブルに突っ伏していた顔を上げた。 手元には下手な字で書かれた便箋が置いてある。]
あー……お帰り?
(43) 2013/12/28(Sat) 23時半頃
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[寝ぼけ眼のような顔で便箋を畳むと、封筒に詰める。 軽く伸びをして、その間にセレストも戻って来た。]
そっか。……つっても、戻って来て店を立て直すまでが、 また大変なんだろうけどな。
[宿の女将が拘束された後にも被害が出ていた、と言う所も 釈放の見込みに影響を与えているのだろう。]
(46) 2013/12/29(Sun) 00時頃
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ちょっと知り合いにな。
[厨房の方を見遣る。さっき湯を沸かして茶を飲んでいたのだが、 寝ている間に湯は冷めてしまっただろうか。]
気になる?
[悪戯っぽく笑みを見せて、その続きを聞いた。]
あぁ、つまり最初に喰われた男とお袋さんで、 違う奴がやったんじゃないかって事ね。
……?
[しかし、それでは最初の男に対する女将の嫌疑は 完全には晴れないのではないだろうか? あるいは、噂に流れた人狼を見分ける者とやらが 何かしたのだろうか。]
ってことは、町の閉鎖が解けるのはまだ先か?
(48) 2013/12/29(Sun) 00時頃
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まあな。
[青鉄に意味ありげな艶をのせる。 実際勿体つける程かと言われるとそれは否なのだが。 手櫛で髪を弄ると、突っ立っている女を見上げた。>>49]
ぶふっ。
[続いた言葉に咽る。]
……また突拍子もない事を。
んな訳ねぇだろ、どうかしたのか?
(53) 2013/12/29(Sun) 00時半頃
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勿体ぶった言い方されると、俺の方が気になっちゃうね。
[手を組むと、そこに顎を乗せた。 斜向かいの椅子を視線で示す。]
もしそうなら訊きたい事って何?
(57) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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なあ、アンジェ。
[一人旅の長い都合上、普段は余り発しない囁きに、
己が疑われている最中だという動揺は、
なるべく乗せないように。]
何か解ったら教えるっつってたじゃん。
どう? あの後、自警団かどっかにでも行ったか?
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……――。
[背もたれに体重を預けて腕を組む。微笑んだ。]
よくよくお人好しだな、あんたも。
人狼って人間喰わないと生きてけないって話だろ。 あんたと嬢ちゃんなら、そりゃ解り合って共に暮らすって、 出来るようになるかも知れないけどさ。
じゃあ、嬢ちゃんの腹が減ったらどうするって事だよ。
(61) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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今、……そこにいるの。
わかったこと、なんて……、
拘留されていた人の容疑は、
とりあえずは晴れた、ということくらいだけれど。
……どうしたの?
[そう問いを返したのは、
特に用件のあるでなく囁きかけてくるのが、
少し珍しかったからだ]
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逆に言えば、"それ"さえなくなれば、可能性はあるかもよ。 嬢ちゃんが人間喰わなくて良いってんなら。
もっとも――
[笑みが途切れて、声は静かに低くなった。]
嬢ちゃんじゃない他の人狼がどうかは知らんがな。
[カラン、と暖炉の薪が燃え落ち、中で火の粉が舞う。 見上げた天井に炎の光が揺れた。]
(62) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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