人狼議事


1 とある結社の手記:6

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病人 キャサリンは、郵便屋 ウェーズリーに微笑んだ。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 08時半頃


病人 キャサリンは、鳥使い フィリップに微笑んだ。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 09時頃


/*
恋愛フラグなんて放っておけば良いんですよおおげさだなあ。
わざわざカップルブレイクなんかするからシリアス村も恋愛村になるですよ。
タヌキなんて黙って射殺すれば良いんですよおおげさ!

ははは。飲んだなベネット。
さて。ここに4日間誰も手に付けなかったピッパの料理がある。
さあ。酒の勢いで食え。ピッパが気が付く前に食え!今日がおまいの命日だ!


/*
よーし。べねっとおれさまとちゅーしようか!
なんなら人工呼吸でもいいぞ!しねべねっと!今日こそおまいの命日だ!


病人 キャサリンは、/*そういえば、親父コロスタイミングなかったな。いつコロスか。*

hiiragi 2010/02/27(Sat) 12時半頃


病人 キャサリンは、薬屋 サイラスに手を振った。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 14時頃


かるびん!
新婚生活でダメ料理に帰宅するのが恐いとか。そんなRPしたくないぞ。

しねかるびん!


/* >ピッパさんへ



やにくさんからの、おてがみです。


病人 キャサリンは、長老の孫 マーゴを抱きしめた。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 16時頃


【人】 病人 キャサリン

―回想・昨夜>>4:397〜―

[枯れ果てたはずの涙が止まらない。
 ”憶えていない”ことが無自覚な人狼の可能性と同義なら、自身がそれである筈がない。
 春を思わせる青緑、思いに比例する悲痛な声、温かく力強い腕。
 同じ世界を共有したこと、今でも、確かに憶えている。

 扉を叩く音、その向こうからの声。
 ドナルドが部屋に入ってきても気付くことなく泣き続けて。
 ……けれど。]

 どう、し、て……

[低く、呻くような声が空気を震わす。
 身体が跳ねたのは、目の前の男への怒り。約束を破ったこと。
 カルヴィンが人狼だと、気づいていたわけではなかった。
 問われても>>4:398、返事はしない。
 歯が軋むような音に混ざる嗚咽の意味、男は気付かないだろう。]

(1) hiiragi 2010/02/27(Sat) 17時頃

【人】 病人 キャサリン

[「これを……皆に話す。」
 その時、堪えていたものが一気に爆発した。]

 ―――言わないで…!

[車椅子から落ちるように、男の膝にしがみ付く。
 庇うためではなかった。
 小さな王子様は、今や憎い敵と化している。

 ”ゆ る せ な い”

 音として現れない代わりに、それは力として現れる。
 払い除けられようともしがみ付き、やがて男の皮膚に立てた人差し指の爪がぱきりと割れた。]

(2) hiiragi 2010/02/27(Sat) 17時頃

【人】 病人 キャサリン

[意識を奪われたこと、目覚めた時>>4:453に気づく。
 重く鈍い痛みに耐えながら、車椅子に移り、先刻兎を作った包丁を膝の上に乗せ、広間へと向かった。
 生きていて欲しい。間に合って欲しい。
 ―――カルヴィンは、私が殺す。

 けれど、広間に入る直前。
 感覚を刺激する声と姿>>4:448に、車椅子は止まる。
 咳き込む音、苦しそうな姿に、思わず自身のそれを重ねた。
 ひざ掛けの下で掴んでいる包丁、小さく震えるのは何故か。
 言い表せない感情は、一粒の光となって頬を走った。
 少年の口から人狼だと告げられても、動くことはない。]

(3) hiiragi 2010/02/27(Sat) 17時頃

【人】 病人 キャサリン

[分からなかった。
 何故、ピッパは謝っているのか。>>4:469
 何故、ドナルドは食事などと言っているのか。>>4:470
 何故、マーゴは礼と共に、額に口接けているのか。>>4:484

 私は認めない。絶対に許さない。

 動けなくても尚、そんな激情が自身を支配する。
 けれど、それに抗う思いもあって。
 少年が、否、憎むべき人狼が近づいてくれば>>4:489、冷たい黒檀でその姿をみつめる。
 長い長い、謝罪にも思えるその辞儀にも、冷たい黒檀を降らし、「お元気で」の声かけに返したものは―――

 ポケットに入れたままだった、いつしかのハンカチ>>3:110
 その真の意味、少年は気づくだろうか。]

―とりあえず、追いついた?―

(4) hiiragi 2010/02/27(Sat) 17時頃

病人 キャサリンは、小悪党 ドナルドをハリセンで殴った。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 18時半頃


病人 キャサリンは、小悪党 ドナルドをハリセンで殴った。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 19時頃


病人 キャサリンは、逃げた ミ☆

hiiragi 2010/02/27(Sat) 19時頃


病人 キャサリンは、郵便屋 ウェーズリーの面を剥がして

hiiragi 2010/02/27(Sat) 21時半頃


病人 キャサリンは、中から出てきたもののおでこをつついた。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 21時半頃


病人 キャサリンは、郵便屋 ウェーズリー芝生えたわwwwwwwwww

hiiragi 2010/02/27(Sat) 21時半頃


【人】 病人 キャサリン

―回想・広間前―

[少年の小さな頭が上がる。
 僅かに見上げるような瞳から、感情を知る事はできないだろう。
 差し出したハンカチを促すように、少しだけ手を少年の方へ。
 片方の手、ひざ掛けの下の手はまだ震えている。

 自身の手からハンカチが離れれば、ゆっくりと下ろす。
 黒檀は少年の瞳を射抜いたまま。

 長い長い沈黙。
 下ろした手を再びゆっくりと上げて、
 ―――ぽん。
 軽く小さな背を押した。

 それは、少年が向かうだろう場所へ促すように。
 自身が留まっている間に、彼をこの場から退けたかった。]

(12) hiiragi 2010/02/27(Sat) 23時頃

【人】 病人 キャサリン

―回想・自室―

[少年を見送った後、一人自室へと戻る。
 使わなかった包丁を机に戻し、窓の外を見遣る。
 
 漆黒の空に浮かぶ満ちた月。
 いつしかの少年の笑顔を重なって]

 笑ってさよならは、できないでしょ……?

[僅かに黒檀を細めて、静かに月に語りかけた。]

(13) hiiragi 2010/02/27(Sat) 23時頃

病人 キャサリンは、花売り メアリーをハリセンで殴った。

hiiragi 2010/02/27(Sat) 23時半頃


病人 キャサリンは、掃除夫 ラルフにおふろってらーと手を振った。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 00時頃


病人 キャサリンは、>>697、旦那の好みは全てめもりました まる*

hiiragi 2010/02/28(Sun) 00時頃


病人 キャサリンは、長老の孫 マーゴを抱きしめた。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 12時頃


病人 キャサリンは、メモを貼った。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 12時半頃


病人 キャサリンは、さすらい人 ヤニクにおはようと手を振った。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 12時半頃


病人 キャサリンは、小僧 カルヴィンにおじさまは無理だろwwwwww

hiiragi 2010/02/28(Sun) 12時半頃


病人 キャサリンは、小僧 カルヴィンを盛大にぎゅむった。おつかれさまー。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 14時頃


病人 キャサリンは、霊判定だそっと。執筆中ー。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 14時半頃


【人】 病人 キャサリン

─四日目 夜:自室─

[空気を裂くような音に、一瞬だけ身を震わす。
 けれど、月を映す黒檀にもう光は浮かばない。
 震えが止まった手で弄るのは一枚の極彩色。
 
 暫くして、語りかけるのは誰に対してか。
 月明かりが冴える部屋に、何処からか漂ってきた魂。
 窓に背を向けるように車椅子を動かして、それを黒檀に映す。]

 
 …………、
 
 
 明日は今日よりも晴れそうだね。

 だって、
 
 

(23) hiiragi 2010/02/28(Sun) 15時頃

【人】 病人 キャサリン


 
 ―――今日の月明かりは眩しいから。


 
[その色が、狼としての色とは知らず。
 魂の色合いは儚いけれど、煌々と輝いているのだから。]

 
 フィリップ、

 
 ……ねぇ、聞こえてる?

 
[車椅子に凭れるのは、まるで彼に背を預けるように。
 窓から吹き込んだ風は香染を靡かせて、少年の魂をあるべきところへと運ぶのだった。*]

(24) hiiragi 2010/02/28(Sun) 15時頃

【人】 病人 キャサリン

―五日目 朝:広間―

[朝早く、まだ誰も起きないうちに車椅子は広間へと向かう。
 ローズマリーが居れば、終わりを告げる前に女は口を開いた。]

 結果は……必要ありませんよね。

[皆の前で自らを人狼だと名乗った少年。
 ならば、誰しもが結果を知っていると言いたげに。
 コルクボードに貼られたメモを見遣る。
 生きた証、そして―――死んだ証。
 消えたままの暖炉の部屋、吐く息は白い。]

 そういえば、アーチをどこで…?

[視線を彼女へと戻し、昨夜掛けなかった言葉を向ける。
 答えを聞けば、黒檀を数度瞬かせた。
 いつしかは、鸚鵡に対しても容赦ない彼女に思えたが、その心遣いが嬉しい。]

(28) hiiragi 2010/02/28(Sun) 17時頃

【人】 病人 キャサリン

 ローズマリーさんはこれからどうするんですか…?

[ややあって、女は一つ問う。
 彼女は何と答えるか。
 まだ村長邸での役目は終わってないと話すだろうか。
 しかし、答えはどうあれ、この時知ることはないだろう。
 奇しくも、自分の父が誰よりも嫌っていた男と同じ日にこの世を去ったこと>>3:@49
 近づいてくる鸚鵡のはためきに視線を移し、受け入れるように手を差し出して]

 アーチと一緒に暮らしたいけどな。
 きっと父は許してくれない。
 私は父と、新しい母と三人で新しい生活を始めます。
 だいぶ無理をしたので、病院生活になるかもしれませんが。

[自嘲じみた笑み。
 羽並みに沿うように柔らかく撫で、細めた黒檀を彼女に向けた。]

(29) hiiragi 2010/02/28(Sun) 17時頃

病人 キャサリンは、小悪党 ドナルドをハリセンで殴った。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 23時半頃


病人 キャサリンは、旦那とかぶったしwwwww

hiiragi 2010/02/28(Sun) 23時半頃


病人 キャサリンは、郵便屋 ウェーズリーに頷いた。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 23時半頃


病人 キャサリンは、なるほど。一つ賢くなった。

hiiragi 2010/02/28(Sun) 23時半頃


【人】 病人 キャサリン

―その後―

[父の死を知ったのは、自宅に戻ってから数日後、新しい母と初めて会った時だった。
 彼女の姿は、いつしか写真で見たものとは比べようもない程変わり果てていた。大切な人を失った心の傷は深く……けれど、彼女を変えたのは、それだけではなかった。
 
 その夜、彼女は自分の手で命を終えた。
 彼女はウェーズリーと同じ力を持っていたという。自らの力で父の潔白を証明した翌日、彼女の信用の低さを利用して、偽の力で父は嘘の告発されたのだった。父の死は自分のせいだと責め続け、呵責に耐えられなかったらしい。
 最後、ようやく死ねる―――メモにはそう遺されていた。

 そして、新たな二つの死は、壊れかけている心身を容赦なく痛めつけ、女を病院へと送るのだった。*]

―次回、病院編―

(35) hiiragi 2010/03/01(Mon) 00時頃

【人】 病人 キャサリン

―春・病院―

[新緑が芽吹き、やがて花々が咲き誇る。
 柔らかな風が微笑みかけるようにそれらを揺らしても、窓から眺める黒檀が揺れることはない。けれど、唯一揺らすのは]

 面会時間、まだだよ……?

[柔らかい深緑を認めた時。
 その時だけは、肩を揺らしながらも篭ったような声を出す。
 発作の回数は集会場に居た時よりも多く、服用している薬の数も多くなっていた。
 それでも、未だ望む―――生きることを。
 それは、何よりも大切な、二人の願いでもあるのだから。]

 みんなは、どうしてる…?

[入院してからの、女の口癖。
 安静を強いられている身では、知れのは窓の外の景色だけ。
 だから、親友が語る話には、いつも心を躍らせていた。
 深緑の傍らに、もう一つの深緑はあっただろうか。*]

(36) hiiragi 2010/03/01(Mon) 00時頃

【人】 病人 キャサリン

―回想・集会場→自宅>>46

[横切る視界はゆっくりと。
 願っていたのは、駆け抜けるような視界。
 前をゆく極鮮色を眺めながら、今は亡き人を思い出していた。

 けれど。
 雪積もる道を、女手で押すのは容易くないだろう。
 それでも送ってくれる優しさが心に染みて、
 複雑な思い、言葉で表すことができなかった。

 だから、ずっと無言のまま。
 自宅へ辿り着くと、礼を伝え、極鮮色を隠すように包む。
 中には父が居る―――そう思っていたのだから。]

―回想・了―

(49) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時頃

【人】 病人 キャサリン

―春・病院にて>>47

[親友はいつだって優しかった。
 自らを人狼だと名乗った少年への態度も、きっと彼女の優しさの表れだったのだろう。
 あの時は、何故……という思いだけだったが、今ではそんなことも思えるようになっていた。]

 ピッパさんのレシピ”通り”のクッキー?

[微かに胸の鼓動が早まったのは何故だろう。
 差し出されたクッキーを見遣る。見遣る。
 しかし、それを持つ親友の手の先の傷に気づくと]

 ありがとう。

[嬉しそうに笑みを浮かべ、手を伸ばす。
 柔らかい食感、口に広がる甘味は、自然と口元を綻ばせた。]

(50) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時半頃

【人】 病人 キャサリン

[静かな時間。
 何年か前にも、この場所で、同じ時間を過ごしただろう。
 けれど、あの時と違うものが一つ。]

 ……ありがとう。
 家帰ってすぐ入院しちゃったから、一度も行けてないんだよね。
 
 ピッパさんのお花…?
 そういえば、種蒔いたって言ってたね。
 咲いたんだぁ。

 私も、見に行きたいな……

[一緒に―――その約束は交わせなかったが、小さく微笑む。
 まだ見ぬ、フィリップの墓。
 黒檀は遠くをみつめるようなもの。]
 
 
 ……あのね、マーゴ。
 

(51) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時半頃

【人】 病人 キャサリン

[視線はそのままで、ゆっくりと口が開く。
 入院してから、一度も彼に語りかけたことはない。
 だからこそ、今の気持ちを聞いて欲しくて。]

 私……ずっとフィリップが好きだったんだぁ。

[微かに頬を染めて、黒檀と深緑を合わせる。
 恐らく親友は、気づいていたのだろう。
 彼女の顔には「知ってたよ」と書いてあるようだった。]

 逢いたいなぁ、フィリップに。

 でも、安心して。
 フィリップの後を追うようなことはしないから。
 運命に逆らうことはできないけど、なるべく頑張る。

 マーゴの花嫁姿見るまでは、死ねないよ。

[冗談っぽく笑ってみたが、親友の反応は果たして。*]

(52) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時半頃

病人 キャサリンは、鳥使い フィリップの耳元で「早く逢いたいな」と囁いて寝た。*

hiiragi 2010/03/01(Mon) 03時頃


【人】 病人 キャサリン

―春・病院>>56

 おばあちゃんになった頃、か。

[親友の微笑みに返したのは、形だけの笑み。
 そんな日が来ないこと、自分が一番分かっている。
 女の身体を蝕む病魔は、刻一刻と命の灯火を弱らせていたのだった。]

 マーゴなら、いい人と出会えるよ。
 あっ、もう出会ってたりしてね。

[頬を染める色には気づけなかったが、親友の慌てぶりをみて、楽しそうな笑みを浮かべる。
 責任感の強い、優しい心をもった男。
 彼なら親友を託せる―――これは、女の本心。
 しかし、彼でなくとも、親友が倖せになってくれるなら、それで良かった。]

 そろそろ面会時間終わるよ。
 また、明日ね。

[あの時と同じ言葉。今では口癖のようになっていた。*]

(76) hiiragi 2010/03/01(Mon) 18時頃

【人】 病人 キャサリン

―春・病院―

[とある病室の扉に、”面会謝絶”と書かれたプレートが下げられたのは、親友に心を打ち明けた数日後のことだった。
 室内の静寂を破る音は激しさを増し、その間隔も次第に狭めていた。
 
 ―――こんこんこん。
 夜中響く、小さな三回のノック音。
 その音が誰のものか知っているから、扉に向ける黒檀は優しい。]

 どこまでお話したっけ。

[少年に柔らかく問う。
 入院した翌日の夜、すすり泣くように廊下を歩いていた少年に、声を掛けたのは気まぐれだった。
 「お化けが怖い」と泣く少年に、「お化けを退治してあげる」と言ったのを切欠に、彼は毎夜、病室を訪れていたのだった。]

(81) hiiragi 2010/03/01(Mon) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

 一人ぼっちになったところまで…?
 うん、そうだったね。

 じゃぁ、続きを話そうか。 おいで。

[そう言って、少年をベッドの上へと招く。
 自身を跨るように座る少年は、女の病のことは知らないのだから、嬉しそうに小さな瞳を輝かせる。]

 一人ぼっちになった狼は、淋しいって泣いたの。
 でも死にたくなかったから、生きるために人間を襲ったの。
 皆から愛されていた人間をね。
 羨ましかったんじゃないかなって、私は思うんだぁ。

 その後、その狼は……

[そこで言葉を切ったのは、荒い息を整えるわけではない。]

(82) hiiragi 2010/03/01(Mon) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

 また新しい仲間をもらったの。
 でもね、もう人を襲うことはなかったのよ。
 きっと、新しい仲間のおかげだね。

 その後、狼は二人の人間と幸せに暮らしました。

[お終い、と軽く頭を叩く。
 少年は「もっと」と駄々を捏ねるのだが、これ以上語るのは無理だろう―――そう思って、「また、明日ね」と口癖を音にした。

 再び一人になった後、今までにない発作に襲われた
 酸素マスクを口に宛がい、それでも苦しそうに肩を揺らす。
 
 もう長くはない。
 そう察した女は、震える手に羽を持ち、メモを取った。]

 アぁチ、おねがい……これを、マぁゴに、……

[面会謝絶の中、窓からの訪問者の足に、メモを括りつける。
 小さく一つ鳴き声を上げるも、鸚鵡は決して暴れない。
 主亡き今でも、言いつけを守っていたのだった。]

(83) hiiragi 2010/03/01(Mon) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

[蒼い空を翔ける極鮮色に、黒檀を細める。
 鸚鵡は、無事届けてくれるだろうか。
 
 
 
 『 ―――親愛なるマーゴへ。
 
  明日、フィリップのお墓参りに行きたい。
  朝早くだったら、内緒で部屋抜け出せると思う。

  迎えにきてくれる…? 』
 
 
 もう生きることが叶わぬのなら、最後の無理は彼のために。
 まだ見ぬ彼の墓を思い続け……]

(84) hiiragi 2010/03/01(Mon) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

[そして、翌朝。]
 
 
 
       ……迎えに、………
 
 
 

[薄く開けた黒檀は、ぼんやりと緑を映す。
 窓から吹き込む春風は香染を揺らし、手にしていた極鮮色をふわりと浮かすのだった。*]

(85) hiiragi 2010/03/01(Mon) 20時半頃

病人 キャサリンは、掃除夫 ラルフをハリセンで殴った。

hiiragi 2010/03/01(Mon) 22時頃


【人】 病人 キャサリン

―エンドロール 春・林檎の丘―

[車椅子に身を預け、久しぶりにその揺れを感じながら、ゆっくり、ゆっくりとなだらかな坂を上っていく。
 時折吹く風は、香染の髪を靡かせ、そして緑の香りを漂わせる。
 思わず、閉じたままの目許が緩んだ。

 女の息は弱い。
 けれど、もう少し……もう少しだけと、言い聞かせるように、深く、ゆっくりと繰り返す。
 そして坂を上りきれば、まるで訪れを歓迎するような風が舞い、双眸は震えながらも、薄く開けられる。

 そこには、一面の花畑。
 かすみ草と雪割草は小鳥が囀るように揺れ、その合間から伸びるチューリップは、競うように咲き誇っていた。]

(111) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃

【人】 病人 キャサリン

[墓の前に辿り着くと、白く細った右手が震えながらも伸びる。
 届かないそれは次第に腰を浮かし、女を車椅子から離す。
 倒れたような身を、最後の力を振り絞い、寄り添うように整えた。
 ……浮かぶは小さな笑み。 ]
 
 
 今まで、来れなくて、ごめん、ね、
 
 
[久しぶりの語りかけ。
 今までずっと我慢してきたもの。
 語れば、語るだけ……彼は現世に捕らわれて、彷徨ってしまうのでは、そう思っていたのだから。
 けれど今は、今だけは嬉しそうに声を震わせて微笑む。
 深緑が二つに見えたのは、視界がぼやけていたからだろうか。]
 
 
 本当は、もうすこし、

 
[途切れ途切れの言葉、その先は続かない。]

(112) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃

【人】 病人 キャサリン

[黒檀が覆われる前、微笑みをその深緑に向ける。
 一つしか違わない友人。
 時に妹で、時に姉で―――常に大切な親友だった。]
 
 
 
 
 ありが、と、マぁ、……ゴ、
 
 
 
 
[震える手を首元に。
 お守りがなければ、迎えは親友ではなく、彼だったのではと。
 親友の”護り”は、確かに一度、女の命を引き止めていた。]

(113) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃

【人】 病人 キャサリン

 
 
 
 
 マぁ、……ゴ、
 
 
 
 ともだち、に、なれ、て  よ   か……っ
 
 
 
 
 
[丘の頂きにある、一本の林檎の木。
 その白い花々に身を顰めていた極鮮色は騒がしく飛び立ち、丘の上を旋回する。
 温かな陽差しは、柔らかく光を注いでいた。*]

(114) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃

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